iPhoneで動画を逆再生する方法|面白い効果を簡単に作るコツも解説

ライフハック

SNSを見ていると、プールから魔法のように飛び出してくる動画や、飲み物が口から逆流してコップに戻る不思議な映像を見かけたことはありませんか?

これらは「逆再生」という動画編集テクニックを使って作られています。実は、iPhoneさえあれば、誰でも簡単にこんな面白い動画を作れるんです。

この記事では、iPhoneで動画を逆再生する方法を、初心者の方でもわかるように丁寧に説明していきます。アプリを使う方法と、アプリなしでできる方法の両方を紹介しますよ。

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iPhoneの標準機能では逆再生できない?

まず知っておきたいのは、iPhoneに最初から入っている「写真」アプリや「iMovie」アプリでは、動画の逆再生ができないということです。

Appleの標準アプリには、動画を切り取ったり明るさを調整したりする機能はありますが、残念ながら逆再生機能は搭載されていません。

そのため、動画を逆再生するには、専用のアプリをダウンロードするか、ブラウザで使えるオンラインツールを利用する必要があります。

でも安心してください。無料で使えるアプリやツールがたくさんあるので、お金をかけずに逆再生動画を作ることができます。

逆再生動画ってどんな時に使うの?

逆再生を使うと、普通の動画では表現できない不思議な映像が作れます。

逆再生動画の活用例

  • プールや海に飛び込む映像を逆再生して、水から魔法のように飛び出す
  • ボールを投げる動作を逆再生して、手に吸い込まれるように戻ってくる
  • 飲み物を飲む様子を逆再生して、口からコップに液体が戻る
  • 走っている映像を逆再生して、バックで走っているように見せる
  • 料理を食べる映像を逆再生して、皿に戻っていく不思議な光景を作る
  • ジャンプする様子を逆再生して、宙に浮いているように見せる

InstagramやTikTok、YouTubeなどでよく見かける面白い動画の多くは、この逆再生テクニックを使っています。視聴者の注目を集めやすいので、SNSでバズりやすい動画を作りたい時にもおすすめです。

【アプリを使う方法】おすすめアプリと使い方

ここでは、iPhoneで逆再生動画を作るのに便利なアプリを紹介します。どれも無料でダウンロードできるので、試してみてください。

CapCut(キャップカット)

CapCutは、TikTokを運営している会社が提供している動画編集アプリです。逆再生機能だけでなく、テキスト追加やエフェクト、BGM挿入など、本格的な動画編集ができます。

CapCutで逆再生する手順

手順1:アプリをダウンロード

App Storeで「CapCut」を検索してダウンロードします。完全無料で使えるので安心です。

手順2:新しいプロジェクトを作成

アプリを開いて「編集」をタップし、「新しいプロジェクト」を選びます。

手順3:動画を選択

逆再生したい動画を選んで、「追加」をタップします。すると編集画面に移動します。

手順4:逆再生機能を選ぶ

画面下部のメニューを右にスクロールして、「逆再生」というアイコンを探してタップします。

手順5:処理を待つ

自動的に逆再生の処理が始まります。動画の長さによって時間がかかることがあるので、そのまま待ちましょう。

手順6:保存する

処理が完了したら、画面右上の「エクスポート」(または矢印マーク)をタップして、動画を保存します。

CapCutは処理速度が速く、操作もシンプルなので、初めての方にもおすすめです。

Filmora(フィモーラ)

Filmoraは、パソコン向けの有名な動画編集ソフトのスマホ版です。逆再生だけでなく、フィルターやエフェクトも豊富に用意されています。

Filmoraで逆再生する手順

手順1:アプリをダウンロード

App Storeで「Filmora」を検索してダウンロードします。

手順2:新しいプロジェクトを開始

アプリを開いて「新しいプロジェクト」をタップします。

手順3:動画を読み込む

逆再生したい動画を選んで、タイムライン(画面下部の編集エリア)に追加します。

手順4:逆再生を選択

タイムライン上の動画をタップすると、下部にメニューが表示されます。その中から「逆再生」を選びましょう。

手順5:エクスポートして保存

逆再生の処理が終わったら、「エクスポート」をタップして動画を保存します。

無料版では、保存した動画にFilmoraのロゴ(透かし)が入りますが、気にならなければそのまま使えます。

逆再生動画クリエイター

とにかくシンプルに、素早く逆再生動画を作りたい方には、この「逆再生動画クリエイター」がおすすめです。逆再生専用のアプリなので、操作がとても簡単です。

逆再生動画クリエイターの使い方

手順1:アプリをダウンロード

App Storeで「逆再生動画クリエイター」を検索してダウンロードします。

手順2:動画を選択

アプリを開いて「ライブラリから選択」をタップし、逆再生したい動画を選びます。

手順3:自動で逆再生

動画を選ぶと、自動的に逆再生された状態でプレビューが表示されます。

手順4:保存

画面下部の「作成」をタップしてから「保存」を選べば、逆再生動画が写真アプリに保存されます。

このアプリは余計な機能がないので、「とにかく逆再生だけできればいい」という方にぴったりです。

VN Video Editor

VN Video Editorは、透かし(ウォーターマーク)が入らない無料の動画編集アプリです。無料なのに高機能で、逆再生も簡単にできます。

VN Video Editorの使い方

手順1:アプリをダウンロード

App Storeで「VN Video Editor」を検索してダウンロードします。

手順2:写真へのアクセスを許可

初めて使う時は、写真へのアクセス許可を求められるので、「すべての写真へのアクセスを許可」または「制限付きアクセス」を選びます。

手順3:新しいプロジェクトを作成

「New Project」(新しいプロジェクト)をタップして、「Video-Based」を選びます。

手順4:動画をインポート

逆再生したい動画を選んで、右下の矢印ボタンをタップします。

手順5:逆再生ツールを選ぶ

画面下部のツールバーを左にスワイプして、「Reverse」(逆再生)ツールを探してタップします。

手順6:エクスポート

処理が完了したら、「Export」(エクスポート)をタップして保存します。

VN Video Editorは無料版でも100本まで動画を編集できるので、たくさん動画を作りたい方にもおすすめです。

【アプリなし】ブラウザで逆再生する方法

アプリをダウンロードしたくない場合は、ブラウザで使えるオンラインツールを利用する方法もあります。

Clideo(クリデオ)

Clideoは、ブラウザ上で動画編集ができる無料のオンラインツールです。アプリのダウンロードが不要なので、すぐに使えます。

Clideoで逆再生する手順

手順1:サイトにアクセス

SafariなどのブラウザでGoogleを開いて「Clideo 逆再生」と検索し、Clideoのサイトにアクセスします。

手順2:動画をアップロード

「ファイルを選択」をタップして、逆再生したい動画を選びます。

手順3:速度を選択

0.5倍速、1倍速、2倍速から好きな速度を選べます。通常は1倍速でOKです。

手順4:逆再生を実行

「Reverse」(逆再生)ボタンをタップすると、処理が始まります。

手順5:ダウンロード

処理が完了したら「Download」をタップして、逆再生した動画をiPhoneに保存します。

無料版では小さな透かしが入りますが、簡単に逆再生動画を作りたい時には便利なツールです。

HitPaw Online Video Editor

HitPaw Online Video Editorも、ブラウザで使える無料のオンライン動画編集ツールです。

HitPaw Online Video Editorの使い方

手順1:サイトにアクセス

ブラウザで「HitPaw Online Video Editor」と検索して、サイトにアクセスします。

手順2:動画をアップロード

「ファイルを選択」をタップして、動画をアップロードします。

手順3:逆再生を選択

画面下部のツールバーから「逆再生」ボタンを探してタップします。

手順4:設定して保存

速度や音声の設定を確認して、「保存」をタップします。

オンラインツールは、アプリをダウンロードする手間がない代わりに、インターネット接続が必要です。また、動画のアップロードに時間がかかることがあります。

逆再生動画をもっと面白くするコツ

ただ逆再生するだけでも面白いですが、少し工夫するともっと魅力的な動画になります。

撮影時のポイント

動きをはっきりさせる

逆再生にした時に面白く見えるよう、動きは大きくはっきりさせましょう。例えば、ジャンプする時は高く飛んだり、物を投げる時は勢いよく投げたりすると効果的です。

背景をシンプルに

背景がごちゃごちゃしていると、逆再生の面白さが伝わりにくくなります。できるだけシンプルな背景で撮影するのがおすすめです。

カメラを固定する

手持ちで撮影すると画面がブレてしまい、逆再生にした時に見づらくなります。三脚を使うか、どこかに置いてカメラを固定して撮影しましょう。

短めに撮る

長すぎる動画は処理に時間がかかります。また、視聴者も飽きてしまうので、5〜15秒くらいの短い動画がおすすめです。

編集時のポイント

速度を調整する

多くのアプリでは、逆再生の速度を変えられます。スローモーションの逆再生にすると、より不思議な雰囲気になりますよ。

音声をミュートにする

逆再生すると音声も逆になってしまい、不自然に聞こえることがあります。その場合は音声をミュートにして、BGMを追加するとよいでしょう。

通常再生と組み合わせる

通常再生→逆再生→通常再生と繰り返すと、リプレイ映像のような面白い効果が生まれます。

テキストやエフェクトを追加

CapCutやFilmoraなどの高機能アプリなら、テキストやエフェクトを追加できます。「マジック!」などの文字を入れると、より面白くなります。

よくある質問と回答

Q:逆再生すると動画の画質は落ちますか?

多くのアプリでは、元の動画と同じ画質で保存できます。ただし、無料のオンラインツールでは画質が少し落ちることがあります。高画質を保ちたい場合は、CapCutやFilmoraなどのアプリを使うのがおすすめです。

Q:長い動画でも逆再生できますか?

できますが、長い動画ほど処理に時間がかかります。また、iPhoneの容量も消費するので、できるだけ短くトリミングしてから逆再生するのがおすすめです。

Q:逆再生した動画に透かし(ウォーターマーク)が入らないアプリはありますか?

VN Video Editorは、無料でも透かしが入りません。CapCutも透かしなしで使えます。ただし、オンラインツールの多くは無料版だと透かしが入ります。

Q:音声も一緒に逆再生されますか?

はい、基本的には音声も逆再生されます。逆再生した音声が不自然な場合は、アプリの設定で音声をミュート(消音)にして、別のBGMを追加するとよいでしょう。

Q:逆再生した動画をInstagramやTikTokに投稿できますか?

もちろんできます。逆再生してiPhoneに保存した動画は、普通の動画と同じように各SNSにアップロードできます。

Q:処理に時間がかかるのですが、どうすればいいですか?

動画が長いほど、また解像度が高いほど処理に時間がかかります。不要な部分をトリミングして短くしたり、解像度を下げたりすると、処理が速くなります。また、iPhoneを充電しながら処理すると安心です。

Q:複数の動画をまとめて逆再生できますか?

アプリによっては可能ですが、一つずつ処理する方が確実です。複数の逆再生動画を一つにまとめたい場合は、それぞれ逆再生してから、動画編集アプリで結合しましょう。

まとめ:逆再生で動画をもっと楽しく

iPhoneで動画を逆再生する方法は、思ったより簡単です。専用のアプリを使えば、数タップで不思議で面白い動画を作ることができます。

逆再生動画作成の重要ポイント

  • iPhoneの標準機能では逆再生できないので、専用アプリが必要
  • CapCut、Filmora、VN Video Editorなどが使いやすい
  • アプリなしでも、ブラウザのオンラインツールで作れる
  • 撮影時は動きをはっきりさせ、カメラを固定するのがコツ
  • 短めの動画(5〜15秒)が処理も速く、視聴者にも見やすい

逆再生は、SNSで注目を集めやすい動画編集テクニックの一つです。友達や家族と面白い動画を撮って、逆再生で加工してみてください。きっと「どうやって撮ったの?」と聞かれますよ。

最初は簡単な逆再生から始めて、慣れてきたら速度調整やエフェクトを追加するなど、いろいろ試してみましょう。あなたならではのユニークな逆再生動画を作って、SNSでシェアしてみてくださいね!

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