「新しいiPhoneが欲しいけど、どのサイズが自分に合っているかわからない…」
iPhoneは画面サイズや本体サイズが異なる複数のモデルが販売されており、選択肢が多い分、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
この記事では、iPhone 17シリーズから過去のモデルまで、画面サイズ、本体サイズ、重量を一覧表で比較します。サイズ別の選び方や、用途に合ったおすすめモデルも紹介しますので、iPhone選びの参考にしてください。
iPhoneのサイズ区分
まず、iPhoneのサイズを大きく3つに分類してみましょう。
小型モデル(コンパクトサイズ)
画面サイズ: 4.7インチ〜5.4インチ
重量: 約133g〜約148g
代表機種: iPhone SE、iPhone 12 mini、iPhone 13 mini
特徴:
- 片手で楽に操作できる
- ポケットやバッグに入れやすい
- 軽量で持ち運びが楽
- 価格が比較的安い
向いている人:
- 片手操作を重視する人
- 小さいスマホが好みの人
- 通話やメールが中心の人
中型モデル(標準サイズ)
画面サイズ: 5.8インチ〜6.3インチ
重量: 約160g〜約206g
代表機種: iPhone 16、iPhone 17、iPhone 15 Pro
特徴:
- 画面の見やすさと持ちやすさのバランスが良い
- 現在の標準的なサイズ(6.1インチが主流)
- ほとんどの用途に対応できる
- 選択肢が最も多い
向いている人:
- バランス重視の人
- 初めてiPhoneを買う人
- 迷ったらこのサイズ
大型モデル(大画面サイズ)
画面サイズ: 6.5インチ〜6.9インチ
重量: 約199g〜約240g
代表機種: iPhone 16 Plus、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air
特徴:
- 大画面で見やすい
- 動画視聴やゲームに最適
- バッテリー持ちが良い傾向
- 高性能モデルが多い
向いている人:
- 動画をよく見る人
- ゲームをする人
- 大画面で作業したい人
- バッテリー持ちを重視する人
最新モデルのサイズ比較
iPhone 17シリーズ(2025年9月発売)
iPhone 17シリーズは、Plusモデルが廃止され、新たにAirモデルが登場しました。
iPhone 17:
- 画面サイズ:6.3インチ
- 本体サイズ:149.9×71.5×7.8mm
- 重量:170g
iPhone 17 Air:
- 画面サイズ:6.5インチ
- 本体サイズ:159.0×77.0×5.6mm
- 重量:165g
- 特徴: iPhone史上最薄(5.6mm)最軽量の大画面モデル
iPhone 17 Pro:
- 画面サイズ:6.3インチ
- 本体サイズ:149.6×71.5×8.25mm
- 重量:199g
iPhone 17 Pro Max:
- 画面サイズ:6.9インチ
- 本体サイズ:163.0×77.6×8.25mm
- 重量:227g
- 特徴: 歴代最大画面サイズ
iPhone 17シリーズの特徴:
- 全モデルでProMotion(120Hz)とAlways-On Display搭載
- Airモデルは薄さと軽さを追求
- 無印とProが同じ6.3インチで統一
- Pro Maxが6.9インチで歴代最大
iPhone 16シリーズ(2024年9月発売)
iPhone 16:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:147.6×71.6×7.8mm
- 重量:170g
iPhone 16 Plus:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:160.9×77.8×7.8mm
- 重量:199g
iPhone 16 Pro:
- 画面サイズ:6.3インチ
- 本体サイズ:149.6×71.5×8.25mm
- 重量:199g
iPhone 16 Pro Max:
- 画面サイズ:6.9インチ
- 本体サイズ:163.0×77.6×8.25mm
- 重量:227g
iPhone 16シリーズの特徴:
- 新機能「カメラコントロール」ボタン追加
- Pro/Pro Maxが画面サイズアップ
- 4モデル全てで画面サイズが異なる
iPhone 16e(2025年2月発売)
iPhone 16e:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:147.6×71.6×7.8mm
- 重量:164g
特徴:
- SEシリーズの後継
- ホームボタンなし、ノッチ採用
- シングルカメラ
- 価格を抑えた普及モデル
iPhone 15シリーズ(2023年9月発売)
iPhone 15:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:147.6×71.6×7.8mm
- 重量:171g
iPhone 15 Plus:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:160.9×77.8×7.8mm
- 重量:201g
iPhone 15 Pro:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:146.6×70.6×8.25mm
- 重量:187g
iPhone 15 Pro Max:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:159.9×76.7×8.25mm
- 重量:221g
iPhone 15シリーズの特徴:
- 全モデルでUSB-Cコネクタ採用
- Proモデルはチタニウム素材で軽量化
- ダイナミックアイランド搭載
iPhone 14シリーズ(2022年9月発売)
iPhone 14:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:146.7×71.5×7.8mm
- 重量:172g
iPhone 14 Plus:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:160.8×78.1×7.8mm
- 重量:203g
- 特徴: Plusモデル初登場
iPhone 14 Pro:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:147.5×71.5×7.85mm
- 重量:206g
iPhone 14 Pro Max:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:160.7×77.8×7.85mm
- 重量:240g
- 注: 歴代最重量
iPhone 13シリーズ(2021年9月発売)
iPhone 13 mini:
- 画面サイズ:5.4インチ
- 本体サイズ:131.5×64.2×7.65mm
- 重量:140g
iPhone 13:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:146.7×71.5×7.65mm
- 重量:173g
iPhone 13 Pro:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:146.7×71.5×7.65mm
- 重量:203g
iPhone 13 Pro Max:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:160.8×78.1×7.65mm
- 重量:238g
iPhone 12シリーズ(2020年10月発売)
iPhone 12 mini:
- 画面サイズ:5.4インチ
- 本体サイズ:131.5×64.2×7.4mm
- 重量:133g
- 注: 歴代最軽量(miniシリーズ)
iPhone 12:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:146.7×71.5×7.4mm
- 重量:162g
iPhone 12 Pro:
- 画面サイズ:6.1インチ
- 本体サイズ:146.7×71.5×7.4mm
- 重量:187g
iPhone 12 Pro Max:
- 画面サイズ:6.7インチ
- 本体サイズ:160.8×78.1×7.4mm
- 重量:226g
iPhone SEシリーズ
iPhone SE(第3世代)2022年発売
- 画面サイズ:4.7インチ
- 本体サイズ:138.4×67.3×7.3mm
- 重量:144g
特徴:
- ホームボタン搭載の最終モデル
- コンパクトで扱いやすい
- Touch ID対応
- 価格が安い
iPhone SE(第2世代)2020年発売
- 画面サイズ:4.7インチ
- 本体サイズ:138.4×67.3×7.3mm
- 重量:148g
特徴:
- iPhone 8とほぼ同じサイズ
- ホームボタン搭載
- コスパが良い
サイズ比較一覧表
画面サイズ順
6.9インチ:
- iPhone 17 Pro Max
- iPhone 16 Pro Max
6.7インチ:
- iPhone 16 Plus
- iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro Max
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12 Pro Max
6.5インチ:
- iPhone 17 Air
6.3インチ:
- iPhone 17、iPhone 17 Pro
- iPhone 16 Pro
6.1インチ:
- iPhone 16、iPhone 16e
- iPhone 15、iPhone 15 Pro
- iPhone 14、iPhone 14 Pro
- iPhone 13、iPhone 13 Pro
- iPhone 12、iPhone 12 Pro
5.4インチ:
- iPhone 13 mini
- iPhone 12 mini
4.7インチ:
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone SE(第2世代)
重量順(軽い順)
軽量(140g以下):
- iPhone 12 mini:133g
- iPhone 13 mini:140g
軽量(150g以下):
- iPhone SE(第3世代):144g
- iPhone SE(第2世代):148g
標準(170g前後):
- iPhone 16e:164g
- iPhone 17 Air:165g
- iPhone 17:170g
- iPhone 16:170g
- iPhone 15:171g
やや重い(200g前後):
- iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro:199g
- iPhone 17 Pro:199g
- iPhone 15 Plus:201g
重い(220g以上):
- iPhone 15 Pro Max:221g
- iPhone 16 Pro Max、iPhone 17 Pro Max:227g
- iPhone 14 Pro Max:240g(歴代最重量)
用途別おすすめサイズ
片手操作重視の方
おすすめ: iPhone SE(第3世代)、miniシリーズ(中古)
理由:
- 片手で画面全体に指が届く
- 軽量で長時間持っても疲れない
- ポケットに入れやすい
注意点:
- 画面が小さいので動画視聴には不向き
- バッテリー持ちがやや短い
動画視聴・ゲーム重視の方
おすすめ: iPhone 17 Pro Max、iPhone 16 Pro Max、Plusシリーズ
理由:
- 大画面で迫力ある映像
- ゲームがしやすい
- バッテリー持ちが良い
注意点:
- 重いので長時間手に持つと疲れる
- 片手操作は難しい
バランス重視の方
おすすめ: iPhone 17、iPhone 16、6.1インチモデル全般
理由:
- 画面サイズと持ちやすさのバランスが良い
- ほとんどの用途に対応
- 選択肢が多い
注意点:
- 特になし(万人向け)
写真・動画撮影重視の方
おすすめ: Proシリーズ(17 Pro、16 Pro、15 Pro)
理由:
- カメラ性能が最高
- ProRAW、ProRes対応
- 望遠カメラ搭載
サイズの選び方:
- Pro:持ちやすさ重視(6.3インチ)
- Pro Max:画面の大きさ重視(6.9インチ)
価格重視の方
おすすめ: iPhone 16e、iPhone SE(第3世代)、型落ちモデル
理由:
- 価格が安い
- 基本性能は十分
- コスパが良い
選択肢:
- 新品・最新:iPhone 16e(6.1インチ)
- コンパクト:iPhone SE(4.7インチ)
- 大画面:iPhone 14 Plus(中古/整備済品)
軽さ重視の方
おすすめ: iPhone 17 Air、miniシリーズ(中古)
理由:
- 軽量で持ち運びが楽
- 長時間使用でも疲れない
選択肢:
- 大画面×軽量:iPhone 17 Air(165g、6.5インチ)
- 小型×軽量:iPhone 12 mini(133g、5.4インチ)
サイズ選びのポイント
ポイント1:実際に店頭で触ってみる
重要度:★★★★★
カタログのサイズ表を見るだけでなく、実際に店頭で手に取ってみることを強くおすすめします。
確認すべきこと:
- 片手で持った時の感覚
- ポケットに入るかどうか
- 重さの感じ方
- 画面サイズの印象
ポイント2:主な用途を考える
質問例:
- 動画をよく見ますか?→大画面がおすすめ
- 片手で操作したいですか?→小型がおすすめ
- ゲームをしますか?→大画面がおすすめ
- 電話とメールが中心ですか?→小型で十分
ポイント3:持ち運び方を考える
バッグ派:
- サイズは気にしなくてOK
- 大画面モデルも選択肢
ポケット派:
- ポケットに入るサイズを選ぶ
- 中型以下がおすすめ
小さいバッグ派:
- コンパクトモデルが便利
- 小型〜中型がおすすめ
ポイント4:重さの許容範囲を確認
重さの感じ方:
- 170g以下:軽い
- 170〜200g:標準
- 200g以上:重い
確認方法:
同じくらいの重さのものを持ってみて、許容できるか確認してみましょう。
ポイント5:ケースを付けることを考慮
注意点:
ケースを付けると、サイズも重さも増します。
目安:
- 薄型ケース:+20〜30g
- 普通のケース:+30〜50g
- 頑丈なケース:+50〜80g
実際に使うサイズ・重さは、ケース込みで考えましょう。
ケースの互換性について
基本ルール:
画面サイズが同じでも、基本的にシリーズが違うとケースは使えません。
互換性がある例外
iPhone SE(第2世代)とiPhone SE(第3世代):
- サイズが完全に同じ
- スイッチ類の位置も同じ
- ケースを流用可能
iPhone 8とiPhone SE(第2世代/第3世代):
- サイズがほぼ同じ
- 一部のケースは流用可能
- ただし完全な互換性は保証されない
互換性がない例
iPhone 16シリーズ:
- カメラコントロールボタンが追加
- 旧モデルのケースは使えない
iPhone 15シリーズ:
- USB-Cポートに変更
- カメラユニットの位置が微妙に異なる
- 14シリーズのケースは使えない
iPhone 14シリーズ:
- カメラユニットのサイズ変更
- 13シリーズのケースは使えない
注意:
「対応機種」の表記を必ず確認してください。サイズが似ているからといって流用するのは避けましょう。
よくある質問と回答
画面サイズは大きい方がいいですか?
場合によるが答えです。
大画面のメリット:
- 動画や写真が見やすい
- ゲームがしやすい
- 文字が大きく表示される
- 作業効率が上がる
大画面のデメリット:
- 重い
- 片手操作が難しい
- ポケットに入りにくい
- 価格が高い傾向
あなたの用途と好みで決めましょう。
一番人気のサイズは?
6.1インチモデルが最も人気です。
理由:
- 画面の見やすさと持ちやすさのバランスが良い
- 標準サイズとして定着
- 選択肢が豊富(無印、Pro両方ある)
迷ったら6.1インチを選ぶのが無難です。
miniシリーズはもう買えない?
新品では買えません。
経緯:
- iPhone 12 mini(2020年)
- iPhone 13 mini(2021年)
- iPhone 14以降は廃止
理由:
販売実績が乏しく、需要が少なかったため。
今後:
miniシリーズの復活は期待薄です。
代替案:
- iPhone SE(第3世代):4.7インチ
- 中古・整備済品でminiを探す
女性におすすめのサイズは?
手の大きさや用途次第ですが、一般的には:
おすすめ1:iPhone 16e / iPhone SE
- 軽量で持ちやすい
- 片手操作しやすい
- 価格も手頃
おすすめ2:iPhone 17 Air
- 大画面だけど軽い
- 薄くてスタイリッシュ
- 見た目も美しい
おすすめ3:標準モデル(6.1インチ)
- バランスが良い
- 万人向け
男性におすすめのサイズは?
用途次第ですが、選択肢は広がります:
ビジネス利用:
- Proシリーズ(6.3インチ)
- 仕事に十分な画面サイズ
エンタメ重視:
- Pro Max(6.9インチ)
- Plus(6.7インチ)
- 大画面で迫力
バランス重視:
- 標準モデル(6.1インチ)
高齢者におすすめのサイズは?
大画面×軽量がおすすめです。
理由:
- 文字が大きく見やすい
- ボタンをタップしやすい
- ただし重いと持ちにくい
おすすめモデル:
- iPhone 17 Air(6.5インチ、165g)
- 大画面なのに軽い
- 見やすさと持ちやすさを両立
- iPhone 16 Plus(6.7インチ、199g)
- 非常に大きい画面
- やや重いが慣れれば問題なし
- 標準モデル(6.1インチ、170g前後)
- バランスが良い
- 無難な選択
設定のコツ:
- 文字サイズを大きくする
- ズーム機能を活用
- 音声アシスタント(Siri)を使う
サイズが大きいとバッテリー持ちも良い?
傾向として、その通りです。
理由:
- 本体が大きいほど、大容量バッテリーを搭載できる
- 特にPro MaxとPlusは長時間駆動
具体例:
- iPhone 17 Pro Max:最大37時間の動画再生
- iPhone 16 Pro Max:最大33時間の動画再生
- iPhone 16:最大22時間の動画再生
ただし:
- 大画面は電力消費も大きい
- 使い方次第でバッテリー持ちは変わる
まとめ
iPhoneのサイズについて、まとめると以下のようになります。
iPhoneのサイズ展開:
- 小型:4.7インチ〜5.4インチ(コンパクト、片手操作向け)
- 中型:5.8インチ〜6.3インチ(バランス型、万人向け)
- 大型:6.5インチ〜6.9インチ(大画面、エンタメ向け)
最新モデルの傾向:
- 6.1インチが標準サイズ
- miniシリーズは廃止
- Pro Maxは6.9インチで最大
- Airモデルは薄型・軽量を追求
サイズ選びのポイント:
- 実際に店頭で触ってみる
- 主な用途を考える
- 持ち運び方を考える
- 重さの許容範囲を確認
- ケースを付けたサイズを想定
用途別おすすめ:
- 片手操作:小型モデル(SE、mini)
- 動画・ゲーム:大型モデル(Pro Max、Plus)
- バランス:中型モデル(6.1インチ全般)
- 写真撮影:Proシリーズ
- 価格重視:iPhone 16e、SE
- 軽さ重視:iPhone 17 Air、mini
ケースの互換性:
- 基本的にシリーズが違うと使えない
- SEシリーズ内は互換性あり
- 購入前に対応機種を必ず確認
重量の目安:
- 軽量:140g以下
- 標準:170g前後
- 重い:200g以上
iPhoneのサイズ選びは、スペックや価格と同じくらい重要な要素です。自分の手の大きさ、使い方、持ち運び方を考慮して、最適なサイズを選びましょう。
迷ったら、まずは標準的な6.1インチモデルを検討するのがおすすめです。その上で、もっと小さい方が良いか、もっと大きい方が良いかを考えてみてください。
また、可能であれば店頭で実機を触ってみることを強くおすすめします。実際に手に取ってみると、カタログでは分からないサイズ感や重量感が実感できます。
自分にぴったりのサイズのiPhoneを見つけて、快適なスマホライフを送りましょう!


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