「新しいスマホが欲しいけど、AndroidとiPhone、どっちがいいの?」「今使ってるのと違うOSに変えようか迷ってる…」
スマホを選ぶとき、誰もが一度は悩む「AndroidかiPhoneか」問題。
この記事では、AndroidとiPhoneの違いを、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知って、自分に合ったスマホを選びましょう!
そもそもAndroidとiPhoneって何が違うの?

最大の違いは「OS」
OS(オペレーティングシステム)とは、スマホを動かすための基本ソフトウェアです。パソコンでいうWindowsやMacOSと同じようなものです。
- iPhone:iOS(アイオーエス)
- Apple社が独自開発
- iPhoneでしか使えない
- Android:Android OS(アンドロイドオーエス)
- Google社が開発
- 多くのメーカーのスマホで使われている
「Android」って実はOS名
実は、「Android」はスマホの名前ではなく、OS(基本ソフト)の名前です。
- iPhone:スマホの製品名
- Android:OS の名前(「Androidスマホ」と呼ぶのが正確)
でも、一般的には「Android」だけでスマホを指すことも多いので、この記事でも「Android」と表記します。
メーカーの違い
iPhone:
- Apple社のみが製造・販売
- すべてのiPhoneが同じiOSを搭載
Android:
- Google、Samsung、Sony、Sharp、OPPOなど多数のメーカーが製造
- 各メーカーが独自にカスタマイズ
- 機種によって操作感が異なる
世界と日本のシェア率
世界のシェア
- Android:約70%
- iPhone:約30%
世界的に見ると、Androidが圧倒的多数派です。
日本のシェア
- iPhone:約60〜67%
- Android:約33〜40%
日本ではiPhoneが主流!
特に10〜20代の若い世代では、iPhoneのシェアがさらに高くなります。
なぜ日本はiPhoneが多い?
- 大手キャリアが積極的に販売
- ブランド力・ステータス性
- 周りが使っているから
- 使い方を教えてもらいやすい
AndroidとiPhoneの比較表

まずは一目でわかる比較表をご覧ください。
| 項目 | iPhone | Android |
|---|---|---|
| OS | iOS(Apple独自) | Android OS(Google) |
| メーカー | Appleのみ | 多数(Samsung、Sony、Sharp、Google、OPPOなど) |
| 価格帯 | 約6万円〜20万円以上 | 約1万円〜20万円以上 |
| 機種数 | 少ない(毎年数モデル) | 非常に多い(数百種類) |
| カスタマイズ性 | 低い | 高い |
| 操作の統一性 | 全機種ほぼ同じ | 機種によって異なる |
| アプリストア | App Store(審査厳しい) | Google Play(審査あり) |
| セキュリティ | 非常に高い | 高い(機種による) |
| OSアップデート | 長期間サポート(5〜7年) | メーカーによる(2〜4年程度) |
| SDカード | 非対応 | 多くの機種で対応 |
| Apple製品連携 | 強力 | なし |
| ケース・アクセサリ | 豊富 | 機種による |
| ワンセグ/フルセグ | なし | 一部機種で対応 |
| 修理窓口 | Apple Store、正規プロバイダ(統一) | メーカー、キャリア(分散) |
| 修理のしやすさ | △(予約必須、拠点少ない、非正規不可) | ◎(予約不要、拠点多い、非正規可) |
| 電話サポート | 0120-993-993(統一窓口) | メーカーごとに異なる |
| 延長保証 | AppleCare+(有料) | キャリア補償、メーカー保証 |
| 保証外修理費 | 高額(4〜11万円) | 中〜高額(1.5〜4万円) |
iPhoneの特徴・メリット

メリット1:シンプルで使いやすい
iPhoneの最大の魅力は、直感的で使いやすい操作性です。
特徴:
- ホーム画面がシンプル
- アプリが一覧で並ぶだけ
- 設定項目も最小限
- 複雑な設定不要
こんな人におすすめ:
- スマホ初心者
- 機械が苦手な人
- シンプルが好きな人
メリット2:すべてのiPhoneで操作が同じ
どのiPhoneを選んでも、基本的な操作方法は同じです。
メリット:
- 機種変更しても迷わない
- 家族や友人に使い方を聞ける
- ネットで調べればすぐ解決
メリット3:Apple製品との連携が強力
連携できるもの:
- Mac:コピペを共有、ファイル同期
- iPad:同じアプリ、データ共有
- Apple Watch:健康管理、通知
- AirPods:自動接続、シームレスな切り替え
具体例:
- iPhoneでコピーした文字を、Macで貼り付け
- iPhoneで撮った写真が自動的にMacに同期
- AirDropで写真を一瞬で送信
メリット4:長期間のOSアップデート
iPhoneは、発売から5〜7年間OSアップデートが受けられます。
メリット:
- 長く使える
- 最新機能を追加できる
- セキュリティが保たれる
例:
iPhone X(2017年発売)は、2024年まで約7年間アップデートされました。
メリット5:セキュリティが非常に高い
App Storeの厳しい審査:
- すべてのアプリを事前審査
- 悪意のあるアプリが入りにくい
- 個人情報が保護されやすい
メリット6:リセールバリュー(下取り価格)が高い
iPhoneは中古市場でも人気があり、売却時に高く売れます。
2〜3年使ったiPhoneでも、元値の30〜50%程度で売れることがあります。
メリット7:ケース・アクセサリが豊富
街中の雑貨店でも、iPhoneケースは必ず売っています。
理由:
- 機種が少ないので作りやすい
- 需要が高い
iPhoneのデメリット
デメリット1:価格が高い
新品の価格帯:
- iPhone SE(第3世代):約6万円〜
- iPhone 15:約12万円〜
- iPhone 15 Pro Max:約20万円〜
低価格モデルが少ないため、予算が限られている場合は選択肢が少なくなります。
デメリット2:カスタマイズ性が低い
できないこと:
- ホーム画面のレイアウトを自由に変更
- デフォルトアプリの変更(一部のみ可能)
- ウィジェットの自由配置(iOS 14以降は改善)
- ランチャーアプリの使用
自分好みに細かくカスタマイズしたい人には物足りないかもしれません。
デメリット3:SDカードが使えない
iPhoneはSDカードに非対応です。
影響:
- ストレージを後から増やせない
- 購入時に容量を決める必要がある
- 大容量モデルは高額
デメリット4:ワンセグ/フルセグが見られない
iPhoneにはテレビ視聴機能がありません。
別売りのチューナーを買えば見られますが、追加費用が必要です。
デメリット5:選択肢が少ない
毎年発売されるiPhoneは数モデルのみ。
自分の好みに完全に合った機種が見つからないこともあります。
デメリット6:修理がしにくい・高額
iPhoneの修理には大きなハードルがあります。
修理の難しさ:
- Apple Store直営店は大都市のみ
- 東京、大阪、名古屋、福岡など限定
- 地方在住者は遠方まで行く必要
- 予約が取りにくい
- Genius Barは予約必須
- 土日は数週間先まで埋まっていることも
- 当日予約はほぼ不可能
- 非正規修理店を使えない
- 非正規店で修理すると、Apple保証が完全に切れる
- 以降、Appleでの修理を拒否される可能性
- Androidより厳しい制限
修理費用が非常に高額:
保証なしの場合(AppleCare+未加入):
- 画面修理:42,800円〜60,800円
- その他修理:68,800円〜108,800円
修理中の不便:
- データは基本的に初期化される
- 事前にバックアップ必須
- 配送修理は5〜7営業日
- 代替機は基本的に提供なし(配送修理のみ)
Androidの特徴・メリット

メリット1:機種の選択肢が圧倒的に多い
価格帯別:
- エントリーモデル:1〜3万円
- ミドルレンジ:3〜8万円
- ハイエンド:8〜20万円以上
特徴別:
- カメラ重視:Xperia、Galaxy
- ゲーム重視:ASUS ROG Phone
- コスパ重視:Google Pixel、OPPO
- 大画面:Galaxy、Xiaomi
- 小型:Xperia Compact、AQUOS R Compact
メリット2:カスタマイズ性が非常に高い
できること:
- ホーム画面を自由にカスタマイズ
- ウィジェットを好きな場所に配置
- ランチャーアプリで見た目を変更
- デフォルトアプリを変更
- 着信音・通知音を自由に設定
例:
- 天気や予定をホーム画面に常に表示
- アプリアイコンのデザインを変更
- ジェスチャー操作をカスタマイズ
メリット3:低価格でも性能が良い機種がある
例:
- Google Pixel 7a:約6万円(高性能カメラ)
- OPPO Reno9 A:約4万円(バランス型)
- Xiaomi Redmi Note:約2万円(エントリー)
iPhoneの半額以下で、十分な性能のスマホが手に入ります。
メリット4:SDカードでストレージ拡張
多くのAndroidスマホはSDカードに対応しています。
メリット:
- 後からストレージを増やせる
- 写真や動画を外部保存
- 本体容量が少なくても大丈夫
メリット5:最新技術の導入が早い
Androidは多数のメーカーが競争しているため、最新技術がいち早く搭載されます。
例:
- 折りたたみスマホ:Galaxy Z Fold、OPPO Find N
- 画面内指紋認証:多数の機種で採用
- 高速充電:100W超の超高速充電
- 望遠カメラ:10倍光学ズームなど
メリット6:ワンセグ/フルセグ対応機種がある
対応機種:
- AQUOS
- Arrowsなど
外出先でもテレビが見られます。
メリット7:指紋認証と顔認証の両方
多くのAndroidスマホは、指紋認証と顔認証の両方に対応しています。
便利なシーン:
- マスク着用時:指紋認証
- 手袋着用時:顔認証
- 状況に応じて使い分け
メリット8:修理の選択肢が多く、しやすい
Androidは修理面でiPhoneより柔軟性があります。
修理の選択肢:
- メーカー公式修理
- 純正部品使用
- 保証対応
- キャリアショップ
- 全国どこでも対応
- キャリア補償が使える
- 非正規修理店
- データそのまま修理
- 即日対応(数時間)
- 予約不要の店舗が多い
- 価格が安い
修理のしやすさ:
- 全国に修理拠点が分散
- 予約なしでも対応してくれる店が多い
- 非正規修理してもメーカー保証への影響が少ない機種もある
- 部品単位での修理が可能(コストを抑えられる)
例:画面が割れた場合
- 非正規店:即日修理、データそのまま、15,000円〜
- キャリア補償:数日〜1週間、3,000円〜8,000円
- メーカー修理:1〜2週間、15,000円〜40,000円
Androidのデメリット

デメリット1:機種選びが難しい
選択肢が多すぎて、どれを選べばいいか迷います。
対策:
- 予算を決める
- 重視する機能を決める(カメラ、ゲーム、バッテリーなど)
- 人気機種から選ぶ
デメリット2:機種によって操作が異なる
メーカーによって独自のUI(ユーザーインターフェース)があるため、機種変更時に操作方法が変わることがあります。
例:
- Galaxyの「One UI」
- XperiaとAQUOSでは設定の場所が違う
デメリット3:OSアップデート期間が短い
Androidのサポート期間はメーカーによって異なり、iPhoneより短い傾向があります。
一般的な期間:
- Google Pixel:7年(最新モデル)
- Samsung Galaxy:4〜5年
- その他メーカー:2〜3年
デメリット4:セキュリティリスクがやや高い
Google Playでもアプリ審査はありますが、App Storeより審査が緩いと言われています。
また、Google Play以外からもアプリをインストールできるため、不正アプリをインストールしてしまうリスクがあります。
対策:
- 公式ストア以外からアプリを入れない
- レビューを確認
- セキュリティアプリを使う
デメリット5:ケース・アクセサリが見つかりにくい
機種が多すぎて、人気機種以外はケースが見つかりにくいことがあります。
ネット通販なら見つかる可能性が高いですが、店頭では選択肢が少ないこともあります。
操作性の違い

ホーム画面の違い
iPhone:
- アプリが一覧で並ぶ
- すべてのアプリがホーム画面に表示
- iOS 14以降はウィジェット対応
Android:
- ホーム画面とアプリ一覧画面が別
- よく使うアプリだけをホーム画面に配置
- ウィジェットを自由に配置
ナビゲーションの違い
iPhone(iPhone X以降):
- ホームボタンなし
- ジェスチャー操作
- 画面下から上にスワイプでホーム画面
Android:
- 3ボタンナビゲーション:ホーム、戻る、アプリ履歴ボタン
- ジェスチャーナビゲーション:iPhoneに似た操作
- 好みで切り替え可能
戻るボタンの有無
Android:
- 「戻る」ボタンがある
- どんな画面でも一つ前に戻れる
- 操作が直感的
iPhone:
- 「戻る」ボタンなし
- アプリごとに戻り方が異なる
- 画面左端から右にスワイプで戻る
修理・サポート体制で比較
スマホが壊れたとき、修理やサポートをどこで受けられるかも重要なポイントです。
iPhoneの修理・サポート
修理窓口:
- Apple Store直営店(全国10店舗以上)
- Apple正規サービスプロバイダ(ビックカメラ、カメラのキタムラなど)
- 配送修理(自宅から発送、Apple指定の配送業者が引き取り)
AppleCare+(延長保証):
- 期間:2年間(または4年間プラン)
- 料金:機種により異なる(月額500円〜1,600円程度)
- 画面割れ修理:3,700円
- その他損傷:12,900円
- バッテリー交換:無料(容量80%未満の場合)
保証外修理料金(AppleCare+なし):
- 画面修理:約42,000円〜60,000円(機種による)
- その他修理:約68,000円〜110,000円
修理期間:
- 持ち込み修理:同日修理(2〜3時間)が可能な場合あり
- 配送修理:5〜7営業日
サポート窓口:
- 電話:0120-993-993(無料)
- チャット:Appleサポートアプリ
- メール:Appleサポートサイト
- 店頭:Genius Bar(要予約)
iPhoneのメリット:
- ✅ 全国どこでも同じ品質のサービス
- ✅ Apple純正部品を使用
- ✅ サポートが統一されている
- ✅ 修理拠点が多い
- ✅ 配送修理が無料
iPhoneのデメリット:
- ❌ 保証外修理は非常に高額(画面修理で4万円以上)
- ❌ 基本的にデータ初期化される(修理前にバックアップ必須)
- ❌ Genius Barは予約必須で混雑している(当日予約はほぼ不可能)
- ❌ Apple Store直営店は大都市のみ(地方在住者は遠方まで行く必要)
- ❌ 非正規修理店を使うとAppleの保証が完全に切れる
- ❌ 修理拠点が限られている(Androidより少ない)
- ❌ 部品交換ではなく本体交換が多い(コストが高い)
- ❌ 即日修理は限定的(持ち込みでも数時間〜数日かかる場合あり)
Androidの修理・サポート
修理窓口(複数):
- メーカーサポート(Sony、Samsung、Sharp、Googleなど)
- キャリアショップ(docomo、au、SoftBank)
- 家電量販店(一部機種)
- 非正規修理店
メーカー保証:
- 期間:通常1年間(自然故障のみ)
- 内容:初期不良、自然故障
- 対象外:落下、水没などの事故
キャリア補償サービス:
- docomo:ケータイ補償サービス(月額550円〜1,100円)
- au:故障紛失サポート(月額418円〜1,309円)
- SoftBank:あんしん保証パック(月額715円〜1,480円)
修理料金(補償加入時):
- 画面修理:3,000円〜8,000円程度
- その他修理:5,000円〜12,000円程度
- 補償なし:15,000円〜40,000円以上
修理期間:
- キャリアショップ:1〜2週間(預かり修理)
- メーカー修理:1〜3週間
- 非正規店:即日〜数日
サポート窓口(メーカーごとに異なる):
Google Pixel:
- 電話:0120-988-023
- 受付時間:9:00〜18:00(年中無休)
Samsung Galaxy:
- 電話:0120-363-905
- 受付時間:9:00〜20:00
Sony Xperia:
- 電話:050-3754-9577
- 受付時間:10:00〜19:00
Sharp AQUOS:
- 電話:0120-012-565
- 受付時間:10:00〜17:00(土日祝除く)
Androidのメリット:
- ✅ 選択肢が多い(メーカー、キャリア、非正規店)
- ✅ キャリア補償が比較的安い
- ✅ 非正規店はデータそのままで修理可能
- ✅ 即日修理できる場合がある(非正規店なら数時間)
- ✅ 修理拠点が全国に分散している
- ✅ 非正規修理してもメーカー保証への影響が少ない機種もある
- ✅ 部品単位での修理が可能(画面だけ、バッテリーだけなど)
- ✅ 予約なしで対応してくれる店舗が多い
Androidのデメリット:
- ❌ メーカーによってサポート体制が異なる
- ❌ 修理窓口が分散している
- ❌ 機種によっては修理受付終了が早い
- ❌ メーカー修理もデータ初期化が基本
修理・サポート比較まとめ
| 項目 | iPhone | Android |
|---|---|---|
| 窓口の統一性 | 統一(Apple) | 分散(メーカー・キャリアごと) |
| 全国対応 | どこでも同じサービス | メーカーや地域で差がある |
| 修理拠点 | 多い(Apple Store、正規プロバイダ) | 機種による(人気機種は多い) |
| 修理のしやすさ | △ 予約必須、大都市のみ、非正規不可 | ◎ 予約不要、全国対応、非正規可 |
| 延長保証 | AppleCare+(有料) | キャリア補償、メーカー保証 |
| 保証外修理費 | 高額(4万円〜11万円) | 中〜高額(1.5万円〜4万円) |
| データ | 基本的に初期化 | 基本的に初期化 |
| 代替機 | 配送修理時のみ | キャリア補償で提供あり |
| 電話サポート | 統一窓口 | メーカーごとに異なる |
| サポート期間 | 長い(5〜7年) | 機種による(2〜5年) |
どちらがサポート面で優れている?
iPhoneがおすすめの人:
- Apple製品の統一されたサポートを重視
- AppleCare+に加入する予定がある
- 純正部品での修理にこだわる
- 大都市在住でApple Storeが近い
- 修理頻度が低い(丁寧に使う)
iPhoneの修理デメリット:
- ❌ 地方では修理拠点まで遠い
- ❌ 予約が取りにくい
- ❌ 保証外は非常に高額(4万円〜11万円)
- ❌ 非正規店を使うと保証が切れる
Androidがおすすめの人:
- 修理の選択肢が多い方がいい
- データそのまま修理したい(非正規店利用)
- 即日修理を優先したい
- 月額の補償料金を抑えたい(キャリア補償)
- 地方在住で近くに修理店が欲しい
Androidの修理メリット:
- ✅ 全国どこでも修理拠点がある
- ✅ 非正規店で即日・データそのまま修理可能
- ✅ 予約なしで対応してくれる店が多い
- ✅ 修理費用がiPhoneより安い傾向
価格で比較

iPhone
| モデル | 価格(Apple公式) |
|---|---|
| iPhone SE(第3世代) | 約62,800円〜 |
| iPhone 15 | 約124,800円〜 |
| iPhone 15 Plus | 約139,800円〜 |
| iPhone 15 Pro | 約159,800円〜 |
| iPhone 15 Pro Max | 約189,800円〜 |
※価格は容量によって変動
Android(代表例)
| 価格帯 | 代表機種 | 特徴 |
|---|---|---|
| 〜3万円 | OPPO A79、Redmi Note 13 | エントリーモデル |
| 3〜6万円 | AQUOS sense8、Pixel 8a | ミドルレンジ |
| 6〜10万円 | Xperia 10 V、Galaxy A55 | ミドルハイ |
| 10万円〜 | Galaxy S24、Xperia 1 VI | ハイエンド |
こんな人にはiPhoneがおすすめ
1. スマホ初心者・機械が苦手な人
- 操作がシンプル
- 迷わず使える
- サポートが充実
2. Apple製品を使っている人
- Mac、iPad、Apple Watchを持っている
- データ連携がスムーズ
- AirDropが便利
3. 長く使いたい人
- OSアップデートが長期間
- 性能が長持ち
- 下取り価格が高い
4. セキュリティ重視の人
- App Storeの厳しい審査
- 個人情報保護が強力
- 安心して使える
5. 周りと同じものが良い人
- 日本ではシェアが高い
- 使い方を聞きやすい
- ケース・アクセサリが豊富
6. 修理を頻繁にしない人
- 修理費用が高額
- 修理拠点が限られている
- ケースやフィルムで保護して丁寧に使う人向け
こんな人にはAndroidがおすすめ
1. 価格を抑えたい人
- 1〜3万円台の機種がある
- コスパが良い
- 予算に合わせやすい
2. カスタマイズを楽しみたい人
- ホーム画面を自由に設定
- ウィジェット活用
- 自分好みにアレンジ
3. 機種の選択肢を重視する人
- 数百種類から選べる
- カメラ、ゲーム、音楽など目的別
- サイズや重さも選べる
4. 最新技術を試したい人
- 折りたたみスマホ
- 超高速充電
- 高倍率ズームカメラ
5. SDカードを使いたい人
- ストレージを後から拡張
- 写真や動画を大量保存
- 容量不足の心配なし
6. ワンセグでテレビを見たい人
- 外出先でテレビ視聴
- 災害時の情報収集
- 追加機器不要
7. 修理を気軽にしたい人
- 非正規店でデータそのまま修理可能
- 即日修理できる店が多い
- 修理費用がiPhoneより安い
- 予約なしで対応してくれる店が多い
- 全国どこでも修理拠点がある
乗り換え時の注意点
iPhoneからAndroidに変える場合
できなくなること:
- iMessage(青い吹き出し)
- FaceTime
- AirDrop
- Apple Pay(一部サービス)
データ移行:
- 「Google ドライブ」で写真・連絡先をバックアップ
- 「iOS に移行」アプリは使えない(逆はOK)
- LINEのトーク履歴は別途バックアップ
AndroidからiPhoneに変える場合
できなくなること:
- ウィジェットの自由配置
- SDカードでのストレージ拡張
- ワンセグ/フルセグ
- Google Pay(一部サービス)
データ移行:
- 「iOS に移行」アプリが便利
- 写真、連絡先、メッセージなど自動移行
- LINEは別途バックアップ
セキュリティ対策

iPhone
標準で高いセキュリティ:
- App Storeの厳しい審査
- サンドボックス(アプリの隔離)
- 定期的なセキュリティアップデート
追加対策:
- Face ID / Touch IDを有効化
- 2段階認証を設定
- 怪しいメールのリンクをクリックしない
Android
基本的なセキュリティ:
- Google Playの審査
- Google Play Protect
- 定期的なアップデート(機種による)
追加対策:
- 公式ストア以外からアプリを入れない
- セキュリティアプリを導入
- 生体認証を設定
- 定期的にOSアップデート
よくある質問
Q1:AndroidからiPhoneに変えるのは大変?
A:それほど大変ではありません。
「iOS に移行」アプリを使えば、写真、連絡先、メッセージなどは自動で移行できます。
ただし、操作方法が変わるので、最初は戸惑うかもしれません。
Q2:iPhoneの方がAndroidより優れている?
A:一概には言えません。
それぞれに長所と短所があり、使う人の目的や好みによって最適な選択が変わります。
Q3:どちらが壊れにくい?
A:どちらも品質は高いです。
iPhoneは統一された品質管理、Androidは機種によりますが、Samsung、Sony、Googleなど大手メーカーは信頼性が高いです。
Q4:ゲームをするならどっち?
A:どちらでも快適にプレイできます。
iPhone:
- 最適化されている
- 動作が安定
Android(ハイエンド):
- 冷却性能が高い機種がある
- 大画面モデルが多い
- リフレッシュレート120Hz以上
Q5:写真をきれいに撮りたいならどっち?
A:どちらも高品質です。
iPhone:
- 自然な色合い
- 動画も高品質
Android:
- 機種によって個性がある
- 高倍率ズームがある機種も
Q6:お年寄りにはどっちがおすすめ?
A:iPhoneの方がおすすめです。
理由:
- 操作がシンプル
- サポートが充実(Apple Store、電話サポート)
- 家族が教えやすい
Q7:学生にはどっちがおすすめ?
A:日本ではiPhoneを持っている学生が多いです。
理由:
- AirDropで友達と写真を共有しやすい
- 周りと同じで使い方を聞きやすい
- ステータス性
ただし、予算を抑えたいならAndroidでも十分です。
Q8:買い替え頻度はどれくらい?
A:一般的には2〜4年です。
iPhone:
- 5〜7年使える性能
- バッテリー交換すればさらに長持ち
Android:
- 機種による
- ハイエンドなら3〜5年
- エントリーモデルは2〜3年
Q9:修理はどちらが簡単?
A:Androidの方が修理しやすいです。
iPhone:
- ❌ Apple Store直営店は大都市のみ(地方は遠い)
- ❌ Genius Bar予約が必須で取りにくい
- ❌ 非正規店を使うと保証が切れる
- ❌ 保証外は非常に高額(4〜11万円)
- ✅ 品質は統一されている
Android:
- ✅ 全国どこでも修理拠点がある
- ✅ 非正規店でデータそのまま即日修理可能
- ✅ 予約なしで対応してくれる店が多い
- ✅ 修理費用が比較的安い
- ❌ メーカーによって対応が異なる
結論:
気軽に修理したいならAndroid、品質重視ならiPhone(ただし修理拠点が近い場合)
Q10:画面が割れたときの修理費は?
A:保証の有無で大きく変わります。
iPhone(保証なし):
- 約42,000円〜60,000円
iPhone(AppleCare+加入):
- 3,700円
Android(保証なし):
- 約15,000円〜40,000円
Android(キャリア補償加入):
- 3,000円〜8,000円
まとめ:自分に合ったスマホを選ぼう

AndroidとiPhone、どちらも素晴らしいスマホです。
この記事のポイント:
- 最大の違いはOS
- iPhone:iOS(シンプル、直感的)
- Android:Android OS(カスタマイズ自由)
- 価格帯
- iPhone:6万円〜20万円以上
- Android:1万円〜20万円以上(選択肢が多い)
- iPhoneのメリット
- 使いやすい、Apple製品連携、長期サポート、高セキュリティ
- iPhoneのデメリット
- 価格が高い、カスタマイズ性が低い、修理がしにくい・高額
- Androidのメリット
- 選択肢が多い、カスタマイズ自由、コスパ良い、最新技術、修理しやすい
- 選び方のポイント
- 予算
- 使用目的
- 他に持っているデバイス
- カスタマイズの好み
- 修理・サポート体制
- 修理・サポート
- iPhone:統一された窓口、高品質だが保証外は高額、修理がしにくい
- Android:選択肢が多い、修理しやすい、メーカーによって対応が異なる
迷ったら:
- シンプルに使いたい、Apple製品を持っている、修理頻度が低い → iPhone
- 自分好みにカスタマイズ、コスパ重視、修理しやすさ重視 → Android
特に重要:
- 地方在住で修理拠点が遠い → Android(修理拠点が全国に分散)
- 大都市在住でApple Storeが近い → iPhoneでもOK
最終的には、実際に店頭で触ってみるのが一番です。
見た目、持ちやすさ、画面の見やすさなど、実際に手に取ってみないとわからないこともたくさんあります。
自分に合ったスマホを見つけて、快適なスマホライフを楽しんでください!
おまけ:筆者はAndroid派

ちなみに、この記事を書いている私は完全にAndroid派です。
理由1:圧倒的にコストが安い
購入費用:
- 最低1万〜2万円で十分使えるスマホが手に入る
- iPhoneの最安でも6万円以上
- この価格差は大きい
修理費用:
- 非正規店なら即日・データそのままで修理可能
- iPhoneみたいに予約も不要
- 保証外でもiPhoneの半額以下で修理できる
理由2:スマホに高性能を求めていない
正直、私のスマホの使い方はこんな感じ:
- カメラ(記録程度)
- 連絡(LINE、メール、電話)
- 電子書籍(スキマ時間に読む)
- 音楽(Youtube Music、Amazon Musicなど)
スマホのゲームはほとんどしません。
必要な作業のほとんどはPCで完結します。
最低限の使い方なので、10万円以上するiPhoneを買う必要性、まったく感じないんですよね。
理由3:iPhoneだけでしかできないことがない
「iPhoneじゃないとできないこと」って、実は私にとってはほとんどありません。
- Apple製品との連携? → Androidでも問題なし(Macとも連携できる)
- iMessage? → LINEで十分
- AirDrop? → Google ドライブやクラウドで共有できる
- App Storeの限定アプリ? → 私が使うアプリは全部Androidにある
つまり、私にとってiPhoneはただ値段が高くて、修理がめんどくさいだけのスマホなんです。
理由4:カスタマイズ性が高く、自由度がある
Androidの魅力は、自分好みに自由にカスタマイズできること。
- ホーム画面を好きなように配置
- ウィジェットを自由に使える
- ランチャーアプリで見た目を変更
- ファイル管理が自由
iPhoneのシンプルさも良いと思いますが、私は「自分で好きにカスタマイズできる」方が性に合っています。
結論:自分の使い方に合ったものを選ぶべき
もちろん、iPhoneが悪いと言っているわけではありません。
Apple製品をたくさん持っている人、ゲームをバリバリやる人、デザインにこだわる人には、iPhoneが素晴らしい選択肢になりえます。
でも、私のように「スマホはあくまで道具」と割り切っている人間には、Androidの方が圧倒的にコスパが良いんです。
結局、大事なのは「自分の使い方に合っているか」です。
周りがiPhoneだから、みんながiPhoneだから、ではなく、自分にとって何が必要かを考えて選んでください。
私の場合は、その答えが「Android」だった、というだけの話です。

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