Slackの送信予約を確認・編集・削除する方法【完全ガイド】

「予約したメッセージ、ちゃんと設定できてるかな?」「送信前に内容を確認したい」そんな風に思ったことはありませんか?

Slackの送信予約機能は便利ですが、予約した後で「どこで確認できるの?」「編集や削除はできるの?」と疑問に感じる方も多いはずです。

この記事では、Slackで予約したメッセージの確認方法から、編集・削除の手順、さらによくある疑問まで、分かりやすく解説します。

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  1. 送信予約とは?基本をおさらい
    1. 送信予約機能とは
    2. どんなときに使う?
  2. 【PC版】送信予約の確認方法
    1. 方法1:サイドバーから確認
    2. 方法2:チャンネル内の通知から確認
    3. 一覧画面でできること
  3. 【スマホ版】送信予約の確認方法
    1. 確認手順
    2. スマホでの表示内容
  4. 予約メッセージの編集方法
    1. PC版での編集
    2. スマホ版での編集
    3. 編集時の注意点
  5. 送信日時の変更方法
    1. PC版での日時変更
    2. スマホ版での日時変更
    3. 変更可能な範囲
  6. 予約メッセージの削除(キャンセル)方法
    1. PC版での削除
    2. スマホ版での削除
    3. 削除の注意点
  7. 今すぐ送信する方法
    1. PC版での即時送信
    2. スマホ版での即時送信
  8. 予約メッセージに関するよくある質問
    1. Q1:予約投稿は相手にバレる?
    2. Q2:PCを閉じていても送信される?
    3. Q3:スレッドへの返信は予約できる?
    4. Q4:複数の予約を一度に確認できる?
    5. Q5:予約できる件数に制限はある?
    6. Q6:タイムゾーンはどうなる?
    7. Q7:予約メッセージの履歴は残る?
  9. 予約メッセージのトラブルシューティング
    1. 予約したメッセージが見つからない
    2. 予約メッセージが送信されない
    3. 編集できない
    4. 通知が表示されない
  10. 予約メッセージの活用テクニック
    1. テクニック1:定期的な確認を習慣化
    2. テクニック2:メッセージにメモを残す
    3. テクニック3:複数の予約を時間差で設定
    4. テクニック4:緊急度に応じて使い分け
  11. まとめ

送信予約とは?基本をおさらい

まず、Slackの送信予約機能について簡単におさらいしましょう。

送信予約機能とは

送信予約(スケジュール送信)は、メッセージを作成した後、指定した日時に自動的に送信できる機能です。

主な特徴

  • 最大120日先まで予約可能
  • 1分単位で送信時刻を指定できる
  • チャンネル、ダイレクトメッセージの両方で利用可能
  • 送信前なら編集・削除が可能

どんなときに使う?

  • 時差のあるチームへの連絡:相手の業務時間に合わせて送信
  • 深夜や早朝の作業時:相手を気遣って翌朝に送信予約
  • リマインダー:会議や締切前に自動通知
  • 定期的な連絡:毎週決まった時間の報告など

【PC版】送信予約の確認方法

デスクトップ版(Mac・Windows共通)での確認方法を説明します。

方法1:サイドバーから確認

最も一般的な確認方法です。

手順

  1. 左サイドバーの上部にある「下書き&送信済み」をクリック
  2. 「スケジュール済み」タブを選択
  3. 予約したメッセージの一覧が表示されます

表示される情報

  • メッセージの内容(一部)
  • 送信予定の日時
  • 送信先(チャンネル名またはユーザー名)

方法2:チャンネル内の通知から確認

予約設定直後に表示される方法です。

手順

  1. メッセージを予約すると、チャンネルの下部に通知が表示されます
  2. 「メッセージは、○月○日の○時○分に△△へ送信されます」というメッセージが出ます
  3. その下の「送信日時を設定したメッセージをすべて表示する」をクリック
  4. 予約メッセージの一覧画面に移動します

この通知は予約設定直後にのみ表示されるので、後から確認したい場合は方法1を使いましょう。

一覧画面でできること

「スケジュール済み」画面では、以下の操作が可能です:

  • 確認:メッセージ内容と送信予定時刻を確認
  • 編集:メッセージ内容を修正
  • 日時変更:送信予定時刻を変更
  • 今すぐ送信:予約をキャンセルして即座に送信
  • 削除:予約を完全に取り消す

【スマホ版】送信予約の確認方法

スマホアプリ(iOS・Android共通)での確認手順です。

確認手順

手順

  1. Slackアプリを開く
  2. 画面下部の「ホーム」タブをタップ
  3. 上部にある「下書き&送信済み」をタップ
  4. 「スケジュール済み」タブを選択
  5. 予約したメッセージの一覧が表示されます

または

  1. メッセージ予約直後に表示される通知をタップ
  2. 「スケジュール済みのメッセージすべてを表示する」をタップ

スマホでの表示内容

PC版と同様に、以下の情報が表示されます:

  • メッセージの本文(一部または全文)
  • 送信予定日時
  • 送信先

予約メッセージの編集方法

内容を変更したい場合の編集手順を解説します。

PC版での編集

手順

  1. 「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」を開く
  2. 編集したいメッセージにマウスカーソルを合わせる
  3. 右側に表示されるアイコンの中から「ペン」アイコンをクリック
  4. メッセージ編集画面が開きます
  5. 内容を修正
  6. 「変更を保存」をクリック

スマホ版での編集

手順

  1. 「ホーム」→「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」を開く
  2. 編集したいメッセージを長押し
  3. 「編集」をタップ
  4. 内容を修正
  5. 「保存」または「完了」をタップ

編集時の注意点

  • 送信予定時刻の5分前まで編集可能
  • 添付ファイルの追加・削除も可能
  • 絵文字やメンションも自由に変更できます

送信日時の変更方法

予定が変わって送信時刻を変更したい場合の手順です。

PC版での日時変更

手順

  1. 「スケジュール済み」画面を開く
  2. 変更したいメッセージにマウスカーソルを合わせる
  3. 「時計」アイコンをクリック
  4. 新しい送信日時を選択
  • プリセットの選択肢から選ぶ
  • 「カスタム時間」で細かく指定
  1. 「日時を変更」をクリック

スマホ版での日時変更

手順

  1. 「スケジュール済み」画面を開く
  2. 対象のメッセージを長押し
  3. 「日時を変更」をタップ
  4. カレンダーから新しい日時を選択
  5. 確定

変更可能な範囲

  • 最短:現在時刻から数分後
  • 最長:120日先まで
  • 時刻:1分単位で指定可能

予約メッセージの削除(キャンセル)方法

送信予約を完全に取り消したい場合の手順です。

PC版での削除

方法1:個別削除

  1. 「スケジュール済み」画面を開く
  2. 削除したいメッセージにマウスカーソルを合わせる
  3. 右端の「三点リーダー(…)」アイコンをクリック
  4. 「削除」を選択

方法2:送信を取り消して下書きに戻す

  1. 同じく三点リーダーアイコンをクリック
  2. 「予約を解除して下書きに保存」を選択
  3. メッセージは削除されず、下書きとして保存されます

スマホ版での削除

手順

  1. 「スケジュール済み」画面を開く
  2. 削除したいメッセージを長押し
  3. 「削除」または「キャンセル」をタップ
  4. 確認画面で「削除」を選択

削除の注意点

  • 送信予定時刻の5分前まで削除可能
  • 削除すると完全に消え、復元できません
  • 下書きに戻す場合は、後から再度予約設定が可能

今すぐ送信する方法

予約を待たずに、すぐに送信したい場合の手順です。

PC版での即時送信

手順

  1. 「スケジュール済み」画面を開く
  2. 対象のメッセージにマウスカーソルを合わせる
  3. 「紙飛行機」アイコンをクリック
  4. 確認画面で「今すぐ送信」を選択

メッセージは即座に送信され、予約は自動的に削除されます。

スマホ版での即時送信

手順

  1. 「スケジュール済み」画面を開く
  2. 対象のメッセージを長押し
  3. 「今すぐ送信」をタップ
  4. 確認して送信

予約メッセージに関するよくある質問

送信予約について、よくある疑問にお答えします。

Q1:予約投稿は相手にバレる?

A:バレません。

受信者側では、通常のメッセージとまったく同じように表示されます。

  • 予約投稿であることを示すマークや通知は一切表示されない
  • メッセージのタイムスタンプは送信された時刻(予約した時刻)
  • 相手が予約投稿かどうかを判断する方法はありません

安心して使えますね。

Q2:PCを閉じていても送信される?

A:送信されます。

予約メッセージはSlackのサーバー側で管理されているため:

  • PCの電源を切っていても送信されます
  • Slackアプリを閉じていても送信されます
  • インターネットに接続していなくても送信されます

予約した時刻になれば、自動的にメッセージが送信されます。

Q3:スレッドへの返信は予約できる?

A:できません。

現時点では、スレッド内への返信に予約投稿機能は使えません。

代替案

  • チャンネル本体に予約投稿してから、手動でスレッドに移動
  • リマインダー機能を併用
  • 通常のチャンネル投稿として予約

将来のアップデートで対応される可能性はあります。

Q4:複数の予約を一度に確認できる?

A:できます。

「スケジュール済み」画面では、すべての予約メッセージが一覧表示されます。

表示内容

  • 送信予定時刻順に並ぶ(近い順)
  • チャンネルやDMごとにフィルターはできない
  • 検索機能はない(スクロールして探す)

複数の予約がある場合は、送信日時を確認しながら管理しましょう。

Q5:予約できる件数に制限はある?

A:公式の制限数は明記されていませんが、実用上は問題ありません。

通常の使い方であれば、予約件数を気にする必要はないでしょう。

ただし、以下の制限があります:

  • 1つのメッセージは120日先まで予約可能
  • 同時に数十件程度なら問題なく予約できる

Q6:タイムゾーンはどうなる?

A:自分のタイムゾーンで設定されます。

予約設定時に表示される時刻は、自分のSlackアカウントに設定されているタイムゾーンに基づきます。

  • 日本にいる人が「午前9時」に設定→日本時間の午前9時に送信
  • 海外チームメンバーには、その人の現地時刻で時差分ずれて届く

異なるタイムゾーンのメンバーに送る場合は、相手の時刻を確認して予約しましょう。

Q7:予約メッセージの履歴は残る?

A:送信後は通常のメッセージと同じ扱いです。

予約メッセージが送信されると:

  • チャンネルやDMに通常通り表示される
  • 送信履歴として「送信済み」タブに記録される
  • 予約だった痕跡は一切残らない

後から「これは予約投稿だった」と確認する方法はありません。

予約メッセージのトラブルシューティング

よくあるトラブルと解決方法を紹介します。

予約したメッセージが見つからない

原因と対策

原因1:違うワークスペースで確認している

複数のワークスペースを使っている場合、予約したワークスペースと確認しているワークスペースが違う可能性があります。

対策:正しいワークスペースに切り替える

原因2:既に送信された

予約時刻が過ぎていて、既に送信済みかもしれません。

対策:「送信済み」タブを確認

原因3:誤って削除した

気づかないうちに削除してしまった可能性があります。

対策:残念ながら復元はできないので、再度作成が必要

予約メッセージが送信されない

原因と対策

原因1:時刻設定ミス

予約時刻が過去や、意図しない日時になっている。

対策:「スケジュール済み」で送信日時を再確認

原因2:ワークスペースの制限

管理者が予約機能を制限している可能性(まれ)。

対策:ワークスペース管理者に確認

原因3:Slackのサーバー障害

極めてまれですが、Slackのサービス障害の可能性。

対策:https://status.slack.com でサービス状況を確認

編集できない

原因と対策

原因1:送信5分前を過ぎた

送信予定時刻の5分前を過ぎると、編集・削除ができなくなります。

対策:送信を待つか、サポートに相談

原因2:アプリの不具合

アプリが一時的に不調の可能性。

対策

  1. Slackアプリを再起動
  2. デバイスを再起動
  3. アプリを最新版にアップデート

通知が表示されない

メッセージ予約後の確認通知が出ない場合:

対策

  1. 問題なく予約はされているので、「下書き&送信済み」から確認
  2. 通知設定を確認(Slack設定→通知)
  3. アプリを最新版にアップデート

予約メッセージの活用テクニック

より効果的に使うためのコツを紹介します。

テクニック1:定期的な確認を習慣化

おすすめ方法

  • 毎朝、「スケジュール済み」を確認する習慣をつける
  • 週の初めに、その週の予約メッセージを見直す
  • 予定変更があったら、すぐに予約も修正

これで送信ミスを防げます。

テクニック2:メッセージにメモを残す

予約メッセージの本文の最後に、自分用のメモを入れておく方法です。

明日の会議のリマインドです。
資料準備も忘れずに!

(※送信前にこのメモは削除)

送信前に編集してメモ部分を削除すればOKです。

テクニック3:複数の予約を時間差で設定

関連する複数のメッセージを時間差で予約すると効果的です。

例:プロジェクト進捗確認の場合

  • 1日目 午前9時:「今週の進捗確認をお願いします」
  • 3日目 午後3時:「進捗報告の締切は明日までです」
  • 4日目 午後5時:「ご報告ありがとうございました」

段階的なコミュニケーションが自動化できます。

テクニック4:緊急度に応じて使い分け

予約投稿が向いているケース

  • 定型的な連絡
  • リマインダー
  • 時差を考慮した連絡
  • 深夜・早朝の作業時

即座に送るべきケース

  • 緊急の連絡
  • すぐに返信が必要な質問
  • リアルタイムの会話

状況に応じて使い分けましょう。

まとめ

Slackの送信予約の確認・管理は、いくつかの簡単な手順で行えます。

確認方法

  • PC版:左サイドバー「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」
  • スマホ版:「ホーム」タブ→「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」

できること

  1. 予約メッセージの内容と送信日時を確認
  2. メッセージ内容の編集
  3. 送信日時の変更
  4. 予約の削除
  5. 今すぐ送信

重要なポイント

  • 予約投稿は相手にバレない
  • PCを閉じていても送信される
  • 送信5分前まで編集・削除可能
  • スレッドへの返信は予約不可
  • 120日先まで予約可能

トラブル対策

  • 定期的に「スケジュール済み」を確認
  • 送信日時を間違えないよう注意
  • アプリは常に最新版に保つ

送信予約機能を上手に活用して、より効率的なコミュニケーションを実現しましょう!

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