Slack予約投稿完全ガイド!スマホ・PCで時間指定メッセージを送る方法

プログラミング・IT

「深夜に思いついたアイデアを、明朝に送りたい」「退勤後にメッセージを書いたけど、相手の業務時間に届けたい」「海外のチームメンバーに、彼らの朝に合わせて連絡したい」

そんなとき、Slackの予約投稿機能が大活躍します。

この記事では、Slackで予約投稿する方法を、PC版とスマホ版の両方で詳しく解説します。基本的な使い方から、編集・キャンセル方法、便利な活用術、よくあるトラブルの解決法まで、すべてカバーしています。

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  1. Slack予約投稿とは?
    1. 予約投稿機能の基本
    2. 予約投稿のメリット
    3. 予約投稿できる範囲
  2. PC(デスクトップ)での予約投稿方法
    1. 基本的な手順
  3. スマホアプリでの予約投稿方法
    1. iOS(iPhone/iPad)での手順
    2. Android での手順
  4. 予約済みメッセージの確認方法
    1. PC(デスクトップ)での確認
    2. スマホアプリでの確認
    3. 一覧画面で確認できる情報
  5. 予約メッセージの編集・変更方法
    1. PC(デスクトップ)での編集
    2. スマホアプリでの編集
  6. 予約メッセージのキャンセル・削除方法
    1. PC(デスクトップ)でのキャンセル
    2. スマホアプリでのキャンセル
  7. 実践的な活用シーン
    1. 1. 深夜・早朝の作業時に
    2. 2. 退勤後に思い出した連絡
    3. 3. タイムゾーンが異なるメンバーへの連絡
    4. 4. 会議のリマインダー
    5. 5. 週次報告の定期送信
    6. 6. 締め切り前日のリマインダー
    7. 7. お祝いメッセージ
    8. 8. 休暇中の重要な連絡
  8. 繰り返し予約投稿(定期送信)の方法
    1. /remind コマンドを使う方法
    2. ワークフロービルダーを使う方法(有料プラン)
  9. よくある質問とトラブルシューティング
    1. Q1:予約投稿が相手にバレますか?
    2. Q2:予約投稿ができません
    3. Q3:予約した時間に送信されませんでした
    4. Q4:スマホで送信ボタンを長押ししても反応しません
    5. Q5:予約投稿を編集したのに、古い内容が送信されました
    6. Q6:予約投稿の上限数はありますか?
    7. Q7:予約投稿したメッセージを、別の時間に変更できますか?
    8. Q8:自分宛に予約投稿できますか?
    9. Q9:間違えて送信ボタンを押してしまいました。取り消せますか?
    10. Q10:予約投稿できるメッセージの長さに制限はありますか?
  10. 予約投稿のマナーとベストプラクティス
    1. やるべきこと
    2. やってはいけないこと
  11. まとめ

Slack予約投稿とは?

予約投稿機能の基本

予約投稿(スケジュール送信)とは、メッセージを今すぐ送信するのではなく、指定した日時に自動的に送信される機能です。

通常の投稿との違い:

  • 通常の投稿:送信ボタンを押した瞬間に相手に届く
  • 予約投稿:指定した日時になってから相手に届く

予約投稿のメリット

1. 相手の業務時間を尊重できる
深夜や休日にメッセージを送ると、相手の通知を鳴らしてしまい、プライベートな時間を邪魔してしまいます。予約投稿なら、相手の就業時間内に届くよう設定できます。

2. 自分のペースで仕事ができる
思いついたときにメッセージを書いて、送信は相手の都合に合わせる。自分の作業時間と相手の都合を両立できます。

3. タイムゾーンの違いを気にしなくて済む
海外のチームメンバーと仕事をしている場合、時差を計算して適切な時間に届けられます。

4. 送信忘れを防げる
「明日の朝一で送ろう」と思っていて忘れてしまった経験はありませんか?予約投稿なら確実に送信できます。

5. リマインダー代わりに使える
会議の前日に参加者へリマインド、締め切り前日にタスクの確認など、チーム全体へのリマインダーとして活用できます。

6. 精神的に楽になる
「今送っていいのかな?」という気遣いから解放されます。思いついたときにメッセージを書いて、適切な時間に送信予約すれば、ストレスフリーです。

予約投稿できる範囲

期間:最大120日先まで予約可能
プラン:無料プランでも利用可能
対象:チャンネル、ダイレクトメッセージ(個人・グループ)

注意点

  • スレッド内の返信は予約投稿できません
  • 予約投稿したことは相手にバレません(通常のメッセージと区別がつかない)

PC(デスクトップ)での予約投稿方法

まずは、PC版Slackでの予約投稿方法を見ていきましょう。

基本的な手順

ステップ1:メッセージを入力

  1. 送信したいチャンネルまたはダイレクトメッセージを開く
  2. メッセージ入力欄に送りたい内容を入力
  3. 絵文字、メンション、ファイル添付なども通常通り使える

ステップ2:予約設定メニューを開く

送信ボタン(紙飛行機アイコン)の右にある「∨」(下向き矢印)をクリックします。

重要:間違えて送信ボタンを押さないように注意!

ステップ3:送信時刻を選択

メニューが表示されるので、送信したい時刻を選びます。

プリセットの選択肢

  • 30分後
  • 1時間後
  • 2時間後
  • 明日午前9時
  • 月曜午前9時
  • カスタム時間

カスタム時間の設定

「カスタム時間」をクリックすると、詳細な日時設定ができます。

  1. 日付を選択(カレンダーから)
  2. 時刻を選択(30分刻み、または手入力で1分単位)
  3. 「送信日時を設定する」をクリック

時刻の入力方法

  • デフォルトでは30分刻み(9:00、9:30、10:00…)
  • 時刻欄をクリックして手入力すれば、1分単位で指定可能(例:9:15、14:42)

ステップ4:予約完了

「送信日時を設定する」をクリックすると、予約投稿が完了します。

画面に「○月○日 ○時○分に送信予定」というメッセージが表示され、「スケジュール済みのメッセージすべてを表示する」というリンクが出ます。

スマホアプリでの予約投稿方法

外出先でも予約投稿したいときは、スマホアプリが便利です。基本的な流れはPC版と同じですが、操作方法が少し異なります。

iOS(iPhone/iPad)での手順

ステップ1:メッセージを入力

  1. Slackアプリを開く
  2. 送信したいチャンネルまたはダイレクトメッセージを開く
  3. メッセージ入力欄にメッセージを入力

ステップ2:送信アイコンを長押し

ここが重要:送信アイコン(紙飛行機)を長押しします。

普通にタップすると、すぐにメッセージが送信されてしまうので注意!

ステップ3:送信時刻を選択

長押しすると、送信時刻の選択画面が表示されます。

プリセットの選択肢

  • 30分後
  • 1時間後
  • 明日午前9時
  • カスタム時間

カスタム時間の設定

「カスタム時間」をタップすると、詳細設定画面が開きます。

  1. 日付を選択(スクロールまたはカレンダー)
  2. 時刻を選択(時間と分を個別にスクロール)
  3. 「送信を予約」をタップ

ステップ4:予約完了

予約が完了すると、メッセージ入力欄の上に「○月○日 ○時○分に送信予定」と表示されます。

「スケジュール済みのメッセージすべてを表示する」をタップすると、予約済みメッセージの一覧を確認できます。

Android での手順

Androidアプリでも操作方法は基本的にiOSと同じです。

手順

  1. メッセージを入力
  2. 送信アイコンを長押し
  3. 送信時刻を選択
  4. 「送信を予約」をタップ

予約済みメッセージの確認方法

予約したメッセージは、送信前に確認・編集・削除できます。

PC(デスクトップ)での確認

方法1:サイドバーから

  1. 画面左のサイドバーで「下書き&送信済み」をクリック
  2. 上部の「スケジュール済み」タブをクリック
  3. 予約済みメッセージの一覧が表示される

方法2:予約完了時のリンクから

予約投稿直後に表示される「スケジュール済みのメッセージすべてを表示する」をクリック

スマホアプリでの確認

iOS/Android共通の手順

  1. 「ホーム」タブを開く
  2. 上部の「下書き&送信済み」をタップ
  3. 「スケジュール済み」タブをタップ
  4. 予約済みメッセージの一覧が表示される

一覧画面で確認できる情報

  • メッセージの内容(プレビュー)
  • 送信先(チャンネル名またはユーザー名)
  • 送信予定日時
  • 編集・削除などの操作メニュー

予約メッセージの編集・変更方法

予約後に内容を変更したくなった場合も、簡単に編集できます。

PC(デスクトップ)での編集

内容を編集する場合

  1. 「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」を開く
  2. 編集したいメッセージにマウスを合わせる
  3. 右側に表示される「…」(3つのドット)をクリック
  4. 「メッセージを編集」を選択
  5. 内容を修正
  6. 「変更を保存」をクリック

送信日時を変更する場合

  1. 同様に「…」メニューを開く
  2. 「スケジュールを変更」を選択
  3. 新しい日時を設定
  4. 「スケジュールを変更」をクリック

今すぐ送信する場合

  1. 「…」メニューから「今すぐ送信」を選択
  2. すぐにメッセージが送信される

スマホアプリでの編集

iOS/Androidでの手順

  1. 「ホーム」→「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」
  2. 編集したいメッセージを長押し
  3. メニューが表示される

メニューの選択肢

  • 編集(メッセージ内容を変更)
  • スケジュールを変更(送信日時を変更)
  • 今すぐ送信
  • キャンセル(予約を取り消して削除)
  1. 希望する操作を選択

予約メッセージのキャンセル・削除方法

予約を取り消したい場合は、送信前なら簡単に削除できます。

PC(デスクトップ)でのキャンセル

方法1:個別に削除

  1. 「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」
  2. 削除したいメッセージの「…」メニューをクリック
  3. 「削除」を選択
  4. 確認画面で「削除」をクリック

方法2:一括削除

複数のメッセージを一度に削除したい場合:

  1. 「スケジュール済み」タブを開く
  2. 削除したいメッセージにチェックを入れる
  3. 「削除」ボタンをクリック

スマホアプリでのキャンセル

iOS での削除

  1. 「スケジュール済み」タブを開く
  2. 削除したいメッセージを左にスワイプ
  3. 「削除」をタップ

または:

  1. メッセージを長押し
  2. 「キャンセル」を選択

Android での削除

  1. メッセージを長押し
  2. 「削除」を選択
  3. 確認画面で「削除」をタップ

実践的な活用シーン

予約投稿機能は、さまざまな場面で活躍します。実際の活用例を見ていきましょう。

1. 深夜・早朝の作業時に

シチュエーション
夜遅くに作業していて、チームへの連絡事項を思いつきました。でも、今送ると相手の通知を鳴らしてしまいます。

解決方法
メッセージを書いて、翌朝9時に予約投稿。自分は今書けるし、相手の業務時間に届けられます。

【明日のミーティングについて】
皆さん、明日10時のミーティングですが、
議題を以下に整理しました。
・Q4の売上目標
・新プロジェクトの進捗
・人員配置の検討

事前に目を通していただけると助かります!

→ 翌朝8:30に送信予約

2. 退勤後に思い出した連絡

シチュエーション
帰宅途中の電車で、明日の朝一で伝えるべきことを思い出しました。明日になると忘れそう…

解決方法
スマホから予約投稿。今メモ代わりに書いておけば、翌朝確実に送信されます。

田中さん、おはようございます。
昨日の件、○○社から返答が来ました。
詳細はメールで送りますが、基本的にOKとのことです。
午後のミーティングで詳しく共有しますね。

→ 翌朝8:45に送信予約(スマホから)

3. タイムゾーンが異なるメンバーへの連絡

シチュエーション
アメリカの西海岸(PST)にいるチームメンバーに連絡したい。日本時間の午前中は、向こうはまだ深夜です。

解決方法
相手の業務時間(PST 9:00 = JST 翌日2:00)に合わせて予約投稿。

Hi Mike,
Hope you had a great weekend!
I've finished the design mockups for the new feature.
Could you review them when you have a chance?
Link: [URL]

→ 相手のPST 9:00(日本時間の翌日深夜2時)に送信予約

4. 会議のリマインダー

シチュエーション
重要な会議が明日の15時にあります。参加者全員に事前リマインドを送りたい。

解決方法
会議の30分前に届くよう予約投稿。

@channel
リマインダー:15:00から全体会議があります。

場所:会議室A
議題:Q4戦略会議
準備物:各自の進捗レポート

よろしくお願いします!

→ 明日14:30に送信予約

5. 週次報告の定期送信

シチュエーション
毎週月曜の朝に、先週の進捗報告をチームに共有しています。

解決方法
金曜日のうちに報告書を作成し、月曜朝に予約投稿。週末を挟んでも忘れません。

【先週の進捗報告】

✅ 完了したタスク:
- 顧客A社との契約締結
- 新機能のテスト完了

🔄 進行中:
- 機能Bの開発(80%完了)
- マーケティング資料の作成

📌 今週の予定:
- 機能Bのリリース
- 顧客B社との打ち合わせ

→ 月曜9:00に送信予約(金曜夕方に作成)

6. 締め切り前日のリマインダー

シチュエーション
プロジェクトの中間報告の締め切りが来週金曜です。メンバーに前日リマインドを送りたい。

解決方法
今のうちにメッセージを作成し、締め切り前日の朝に予約投稿。

@channel
リマインダー:明日(金曜)が中間報告の提出期限です!

提出先:#project-reports チャンネル
提出内容:
- 進捗状況
- 課題点
- 次週の計画

期限:明日17:00まで

よろしくお願いします🙏

→ 木曜9:00に送信予約

7. お祝いメッセージ

シチュエーション
同僚の誕生日が明日です。朝一でお祝いメッセージを送りたいけど、忘れそう。

解決方法
今のうちにメッセージを書いて、当日の朝に予約投稿。

@tanaka さん、お誕生日おめでとうございます!🎉🎂
素敵な一年になりますように✨
今日は早めに上がって、お祝いしてくださいね!

→ 誕生日当日の9:00に送信予約

8. 休暇中の重要な連絡

シチュエーション
明日から3日間休暇を取ります。でも、2日目に重要な会議があることを思い出しました。

解決方法
休暇前にメッセージを作成し、会議当日の朝に予約投稿。休暇中にSlackを開く必要がありません。

皆さん、今日は会議の日ですね!

本日13:00からの会議、私は休暇中で参加できませんが、
先日共有した資料をご確認の上、進めていただければと思います。

議決が必要な事項があれば、明日戻ってから対応します。
よろしくお願いします!

→ 会議当日の8:00に送信予約(休暇前に設定)

繰り返し予約投稿(定期送信)の方法

毎日・毎週など、定期的にメッセージを送りたい場合は、リマインダー機能またはワークフロービルダーを使います。

/remind コマンドを使う方法

Slackの/remindコマンドを使えば、繰り返し送信が設定できます。

基本構文

/remind [送信先] [メッセージ] [日時] [繰り返し]

具体例

毎日午前9時にチャンネルへ送信

/remind #general "おはようございます!今日も頑張りましょう!" at 9:00am every weekday

毎週月曜10時に送信

/remind #team-meeting "週次ミーティングは11時からです" at 10:00am every Monday

毎月1日に送信

/remind #sales "月次報告の提出をお願いします" at 9:00am on the 1st of every month

自分宛にリマインド

/remind me "タスクAの進捗を確認" at 3:00pm every Friday

ワークフロービルダーを使う方法(有料プラン)

より高度な定期送信には、ワークフロービルダーを使います。

手順

  1. 左サイドバーの「…」(その他)→「自動化」→「ワークフロービルダー」
  2. 「ワークフローを作成」をクリック
  3. 「スケジュールされた日時」をトリガーとして選択
  4. 送信したい曜日と時刻を設定
  5. 「ステップを追加」→「メッセージを送信」
  6. 送信先チャンネルとメッセージ内容を入力
  7. 「公開」をクリック

メリット

  • より複雑な繰り返しパターンを設定可能
  • 条件分岐も設定できる
  • メッセージにボタンやフォームを含められる

よくある質問とトラブルシューティング

Q1:予約投稿が相手にバレますか?

A:いいえ、バレません。

予約投稿で送られたメッセージは、通常のメッセージと全く同じように表示されます。

  • botマークなし
  • 「予約投稿」などの表示なし
  • タイムスタンプは送信時刻

相手が「これは予約投稿だな」と気づく方法はありません。安心して使ってください。

Q2:予約投稿ができません

A:いくつかの原因が考えられます:

原因1:スレッド内で試している
現在、スレッドへの返信は予約投稿できません。新規メッセージとして予約し、その後でスレッドに移動することも不可能なので、通常のメッセージとして送信するしかありません。

原因2:アプリの不具合
Slackアプリを再起動してみてください。

手順

  • PC:Slackを完全に終了して再起動
  • スマホ:アプリを強制終了して再起動

原因3:古いバージョン
Slackアプリが最新版か確認してください。予約投稿機能は比較的新しい機能なので、古いバージョンでは使えない可能性があります。

Q3:予約した時間に送信されませんでした

A:以下を確認してください:

確認1:デバイスの電源が入っているか
実は、予約投稿はSlackのサーバー側で管理されるので、自分のデバイスの電源が切れていても送信されます。

確認2:予約が削除されていないか
「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」で確認してください。

確認3:時刻設定のミス
午前・午後を間違えていませんか?または日付が翌日になっていませんか?

確認4:タイムゾーン
海外のチームに送る場合、タイムゾーンの計算ミスの可能性があります。Slackは自分のタイムゾーン基準で送信時刻を設定します。

Q4:スマホで送信ボタンを長押ししても反応しません

A:いくつかの対処法を試してください:

対処法1:長押し時間を長くする
0.5秒ほどしっかり長押ししてみてください。

対処法2:別の場所を長押し
送信アイコンの中心部分を長押ししてみてください。

対処法3:アプリを再起動
一度アプリを終了して、再起動してみてください。

対処法4:アップデート確認
App StoreまたはGoogle Playで、Slackアプリが最新版か確認してください。

Q5:予約投稿を編集したのに、古い内容が送信されました

A:編集後に「保存」を忘れていないか確認してください。

編集画面で内容を変更した後、必ず「変更を保存」または「スケジュールを変更」をクリック(タップ)する必要があります。

編集画面を閉じるだけでは保存されません。

Q6:予約投稿の上限数はありますか?

A:Slack公式には明確な上限数は記載されていませんが、一般的には問題なく複数のメッセージを予約できます。

ただし、あまりにも大量(数十件以上)の予約投稿を一度に設定すると、管理が大変になるので注意してください。

Q7:予約投稿したメッセージを、別の時間に変更できますか?

A:はい、送信前なら何度でも変更できます。

手順

  1. 「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」
  2. 変更したいメッセージを選択
  3. 「スケジュールを変更」
  4. 新しい日時を設定

Q8:自分宛に予約投稿できますか?

A:はい、できます。

自分自身とのダイレクトメッセージを開いて、通常通り予約投稿すればOKです。

活用例

  • 翌朝の自分へのリマインダー
  • 特定の時刻に確認したいメモ
  • 締め切り前の通知

注意点:自分宛のメッセージは、メンション扱いにならず未読にもなりません。

Q9:間違えて送信ボタンを押してしまいました。取り消せますか?

A:残念ながら、送信済みのメッセージは取り消せません。

対処法

  • すぐにメッセージを削除する
  • 編集機能で内容を訂正する
  • 次のメッセージで訂正内容を送る

予防策
予約投稿機能を使えば、こういった誤送信を防げます。習慣化しましょう。

Q10:予約投稿できるメッセージの長さに制限はありますか?

A:通常のメッセージと同じ制限が適用されます。

Slackのメッセージは最大40,000文字まで入力できますが、予約投稿でも同じ制限です。ただし、あまり長すぎるメッセージは読みにくいので、適度な長さに抑えることをおすすめします。

予約投稿のマナーとベストプラクティス

やるべきこと

1. 相手の業務時間を考慮する
一般的には、平日の9:00〜18:00の間に届くよう設定しましょう。特に重要なメッセージは、午前中早め(9:00〜10:00)がおすすめです。

2. 緊急性を明記する
緊急の場合は、メッセージ冒頭に「【緊急】」と付けましょう。緊急でない場合は、「確認は後ほどで大丈夫です」と一言添えると親切です。

3. タイムゾーンを確認する
海外メンバーに送る場合、必ず相手の現地時間を確認してから予約しましょう。

4. 定期的に予約一覧を確認する
時々「スケジュール済み」を確認して、不要になった予約を削除しましょう。

5. 重要な会議前のリマインダーに活用
参加者への事前リマインドを、会議の30分〜1時間前に予約すると効果的です。

やってはいけないこと

1. 深夜・早朝に届くよう設定する
午後11時〜翌朝7時は避けましょう。相手の通知設定によっては、睡眠を妨げる可能性があります。

2. 休日・祝日に仕事のメッセージを送る
緊急時を除き、土日祝日は避けるのがマナーです。どうしても送る必要がある場合は、「休日中の確認は不要です」と明記しましょう。

3. 予約を忘れて重複送信
同じ内容を予約投稿と通常送信で二重に送らないよう、予約一覧を定期的に確認しましょう。

4. 予約投稿に頼りすぎる
緊急の連絡や、すぐに返答が必要な内容は、予約投稿ではなく今すぐ送信しましょう。

5. 予約投稿したことを忘れる
予約後は、自分のカレンダーやタスク管理ツールにもメモしておくと安心です。

まとめ

Slackの予約投稿機能は、ワークライフバランスを保ちながら、効率的にコミュニケーションを取るための強力なツールです。

重要なポイントのおさらい

  1. 予約投稿の設定方法
  • PC:送信ボタン横の「∨」をクリック
  • スマホ:送信ボタンを長押し
  • 最大120日先まで予約可能
  1. 予約メッセージの管理
  • 「下書き&送信済み」→「スケジュール済み」で確認
  • 送信前なら編集・削除が可能
  • 今すぐ送信に変更することも可能
  1. 活用シーン
  • 深夜・早朝の作業時
  • タイムゾーンの異なるメンバーへの連絡
  • 会議のリマインダー
  • 定期的な報告・連絡
  1. 繰り返し送信
  • /remindコマンドで定期送信
  • ワークフロービルダーで高度な設定
  1. マナー
  • 相手の業務時間を尊重
  • 深夜・休日は避ける
  • 緊急度を明記

予約投稿機能を使いこなせば:

  • 自分のペースで仕事ができる
  • 相手の時間を尊重できる
  • 送信忘れを防げる
  • 精神的に楽になる

「今送っていいのかな?」という悩みから解放され、より快適にSlackを使えるようになります。ぜひ今日から活用してみてください!

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