Slackで打ち消し線を使う方法|簡単3ステップで文字を訂正できる!

Slackでメッセージを送った後に「あ、間違えた!」って思ったこと、ありますよね。

そんな時に便利なのが打ち消し線(取り消し線)です。

打ち消し線を使えば、訂正前の文字を残したまま「ここを修正しましたよ」と相手に伝えられます。削除するだけだと何を間違えたのか分からないけど、打ち消し線なら修正の経緯が一目瞭然!

今回は、Slackで打ち消し線を使う方法を3つご紹介します。

どれも簡単なので、ぜひ試してみてください。

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【方法1】記号で囲む|一番シンプルな方法

最もシンプルなのが、チルダ記号(~)で文字を囲む方法です。

具体的な手順

打ち消し線を入れたい文字の前後に、半角のチルダ(~)を1つずつ入力します。

入力例:

~この文字に打ち消し線~

表示結果:
~この文字に打ち消し線~

チルダってどこにあるの?

チルダ(~)は、キーボードの右上あたりにあります。

  • 日本語キーボード:Shiftキーを押しながら「へ」のキーを押す
  • 英語キーボード:Shiftキーを押しながら「`」のキーを押す

使う時の注意点

必ず半角のチルダを使ってください。

全角の波線(〜)では打ち消し線になりません。これはSlackの仕様で、日本語の文章中で普通に使われる「〜」と区別するためです。

また、文章の途中で打ち消し線を使う場合は、チルダの前後に半角スペースを入れると確実に反映されます。

入力例:

今日の会議は ~15時~ 16時からです

【方法2】書式設定ツールバーを使う|視覚的に分かりやすい

記号を覚えるのが面倒な方には、書式設定ツールバーがおすすめです。

具体的な手順

  1. 打ち消し線を入れたい文字をドラッグして選択する
  2. メッセージ入力欄の下に表示される書式設定ツールバーの「S」ボタンをクリック

これだけで選択した文字に打ち消し線が入ります。

書式設定ツールバーが表示されない場合

メッセージ入力欄の右下にある「Aa」ボタンをクリックすると、書式設定ツールバーが表示されます。

もう一度クリックすれば非表示にもできるので、普段は隠しておいて必要な時だけ表示する、という使い方もできますよ。

他の書式設定も一緒に使える

書式設定ツールバーでは、打ち消し線以外にも以下の書式を簡単に設定できます。

  • 太字(Bボタン)
  • 斜体(Iボタン)
  • コード(ボタン)
  • > 引用(”ボタン)

複数の書式を組み合わせることもできるので、より表現力豊かなメッセージが作れます。

【方法3】ショートカットキーを使う|効率重視派におすすめ

キーボード操作が得意な方は、ショートカットキーが最速です。

具体的な手順

  1. 打ち消し線を入れたい文字を選択する
  2. 以下のショートカットキーを押す

Macの場合:

Command(⌘)+ Shift + X

Windows/Linuxの場合:

Ctrl + Shift + X

一瞬で打ち消し線が入ります!

他の便利なショートカットキー

覚えておくと作業が捗るショートカットをいくつかご紹介します。

書式MacWindows/Linux
太字⌘ + BCtrl + B
斜体⌘ + ICtrl + I
コード⌘ + Shift + CCtrl + Shift + C
リンク⌘ + Shift + UCtrl + Shift + U

ショートカット一覧は、Slack内で「⌘ + /」(Mac)または「Ctrl + /」(Windows/Linux)を押すといつでも確認できます。

打ち消し線と他の書式を組み合わせる

打ち消し線は、太字や斜体などの他の書式と組み合わせて使えます。

太字 + 打ち消し線

入力例:

*~重要な訂正事項~*

表示結果:
~重要な訂正事項~

斜体 + 打ち消し線

入力例:

_~訂正された部分~_

表示結果:
~訂正された部分~

実際の使用例

会議資料は ~明日~ 本日中に提出してください。
*~予算:50万円~* 予算:60万円に変更になりました。

このように組み合わせることで、訂正箇所がより目立って分かりやすくなります。

打ち消し線を使う場面とは?

打ち消し線は、以下のような場面で活躍します。

1. 情報の訂正

間違った情報を送ってしまった時、元の内容を残しながら訂正できます。

例:

次回の会議は ~来週月曜日~ 来週水曜日です。

メッセージを削除して送り直すよりも、何を間違えたのかが分かりやすいですね。

2. タスクの完了表示

完了したタスクに打ち消し線を入れると、進捗状況が一目で分かります。

例:

今日のタスク:
~資料作成~
~メール返信~
議事録作成

チェックリストのように使えて便利です。

3. 変更履歴の表示

プロジェクトの方針変更などを伝える際にも役立ちます。

例:

開発スケジュール:
~フェーズ1:3月末まで~
フェーズ1:4月中旬まで(変更)

変更前の情報も残るので、経緯が追いやすくなります。

打ち消し線が反映されない時のチェックポイント

「うまく打ち消し線にならない…」という時は、以下を確認してみてください。

チェック1:半角のチルダを使っているか?

NG例(全角):

〜この文字〜

OK例(半角):

~この文字~

全角の波線(〜)では打ち消し線になりません。必ず半角のチルダ(~)を使いましょう。

チェック2:前後にスペースを入れているか?

文章の途中で打ち消し線を使う場合、前後に半角スペースがないと反映されないことがあります。

反映されない例:

今日は~晴れ~曇りです

反映される例:

今日は ~晴れ~ 曇りです

スペースを入れることで、確実に打ち消し線が表示されます。

チェック3:古いバージョンのSlackを使っていないか?

古いバージョンのSlackでは、一部の書式設定が正しく表示されないことがあります。

最新版にアップデートすることで解決する場合が多いので、一度確認してみてください。

スマホ(モバイルアプリ)でも使える?

Slackのモバイルアプリでも、打ち消し線は問題なく使えます。

スマホでの入力方法

基本的にはPC版と同じで、チルダ(~)で文字を囲むだけです。

手順:

  1. メッセージ入力欄で文字を入力
  2. 打ち消し線を入れたい部分の前後に「~」を入力
  3. 送信

スマホのキーボードでチルダを入力するには、記号キーボードに切り替える必要があります。

モバイルでの注意点

書式設定ツールバーは、モバイル版にも実装されています。

文字を選択すると、太字や斜体などと一緒に打ち消し線のオプションも表示されるので、PC版と同じように使えますよ。

よくある質問(FAQ)

Q1. 打ち消し線を取り消すにはどうすればいい?

A. メッセージを編集して、チルダ(~)を削除するだけです。

メッセージの上にカーソルを合わせると「…」メニューが表示されるので、「メッセージを編集」を選択してください。

Q2. 複数行に打ち消し線を入れられる?

A. はい、できます。

それぞれの行でチルダを使えば、複数行に打ち消し線を入れられます。

~1行目に打ち消し線~
~2行目にも打ち消し線~
普通の文字

Q3. 絵文字にも打ち消し線を入れられる?

A. 絵文字自体には打ち消し線は入りませんが、絵文字を含む文章全体に打ち消し線を入れることは可能です。

~😊 この絵文字と文字に打ち消し線~

Q4. 打ち消し線の色を変えられる?

A. 残念ながら、Slackの標準機能では打ち消し線の色を変更することはできません。

文字色の変更もSlackの公式機能には含まれていないため、コードブロック(赤文字表示)以外での色の変更はできません。

Q5. 過去のメッセージにも打ち消し線を追加できる?

A. はい、過去のメッセージを編集して打ち消し線を追加できます。

ただし、メッセージを編集すると「(編集済み)」という表示が付くので、後から修正したことが分かるようになっています。

まとめ|打ち消し線で分かりやすいコミュニケーションを

Slackの打ち消し線は、情報の訂正やタスク管理に便利な機能です。

打ち消し線を入れる3つの方法:

  1. 記号で囲む~文字~(半角チルダ)
  2. 書式設定ツールバー:文字を選択して「S」ボタン
  3. ショートカットキー:Cmd/Ctrl + Shift + X

どの方法も簡単なので、自分に合ったやり方を選んでください。

太字や斜体と組み合わせれば、さらに表現力豊かなメッセージが作れます。ぜひ活用して、チーム内のコミュニケーションを円滑にしましょう!


関連する書式設定もチェック:

  • 太字*文字*またはCmd/Ctrl + B
  • 斜体_文字_またはCmd/Ctrl + I
  • コード`文字`またはCmd/Ctrl + Shift + C
  • 引用> 文字またはCmd/Ctrl + Shift + 9

これらを使いこなせば、Slackでのコミュニケーションがもっと効率的になりますよ!

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