Slackで改行する方法完全ガイド!誤送信を防ぐ設定とショートカット徹底解説

プログラミング・IT

Slackでメッセージを入力中、改行しようとEnterキーを押したら、途中のメッセージがそのまま送信されてしまった経験はありませんか?

「あれ?まだ書いてる途中なのに…」と焦って、慌てて続きを送る羽目になったこと、きっとありますよね。

実は、Slackでは初期設定でEnterキーが「送信」に割り当てられているため、改行のつもりで押すと誤送信してしまうんです。

でも安心してください。Slackには改行する方法がちゃんとあります。

この記事では、Slackで改行する方法から、Enterキーの設定変更、デバイス別の操作方法まで、誤送信を防ぐテクニックを分かりやすく解説していきます。


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Slackで改行する基本的な方法

Shift + Enterで改行できる

一番簡単な改行方法は、Shift + Enter キーを同時に押すことです。

この方法なら、設定を変更しなくてもすぐに改行できます。

操作手順:

  1. メッセージを入力する
  2. 改行したい位置で「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを押す
  3. 改行されて次の行に移動する
  4. そのまま入力を続ける

Shiftキーを押しながらEnterキーを押すことで、メッセージを送信せずに改行だけができるんです。

この方法は、Windows、Mac、Linuxのどのパソコンでも共通して使えます。

なぜEnterキーだけで改行できないのか

多くの人がWordやメモ帳などの文書作成ソフトに慣れているため、「Enter = 改行」という感覚が染み付いています。

しかし、Slackのようなチャットツールは、メールや文書作成とは違う性質を持っています。

チャットツールの特徴:

  • 短いメッセージを素早くやり取りする
  • リアルタイムでのコミュニケーションを重視する
  • 一度に送る文章量が比較的少ない

そのため、Slackではデフォルトで「Enter = 送信」に設定されているんです。

これは、特に英語圏のユーザーにとって便利な設定なのですが、日本語入力では変換確定にEnterキーを使うため、誤送信しやすくなってしまうという問題があります。


Enterキーの設定を変更する方法

PC(デスクトップアプリ・ブラウザ版)での設定変更

毎回Shift + Enterを押すのが面倒な場合は、Enterキーの動作を「改行」に変更できます。

設定変更の手順:

手順1:環境設定を開く
画面左上のワークスペース名をクリックし、メニューから「環境設定」を選択します。

手順2:詳細設定を選択
左側のメニューから「詳細設定」をクリックします。

手順3:Enterキーの動作を変更
「メッセージ作成画面でEnterを押した時:」という項目を探します。

ここで以下の2つから選べます:

  • 「メッセージを送信する」 → Enterで送信、Shift+Enterで改行
  • 「改行する(送信する時はCtrl・Enterを押す)」 → Enterで改行、Ctrl+Enter(またはCmd+Enter)で送信

「改行する」の方を選択すれば、Enterキーを押しても改行だけされて送信されなくなります。

手順4:設定を確認
設定を変更したら、実際にメッセージ入力欄で試してみましょう。Enterキーを押して改行されれば、設定成功です。

設定変更後の送信方法

Enterキーを「改行」に設定した場合、メッセージの送信方法が変わります。

送信する方法:

Windows・Linux:
Ctrl + Enter キーを同時に押す

Mac:
Command(⌘)+ Enter キーを同時に押す

または、マウスで画面右下の「送信」ボタンをクリックします。

最初は慣れないかもしれませんが、使っているうちに自然と体が覚えていきますよ。


言語設定で改行できるようになる場合も

日本語設定にすると自動的に改行モードになる

実は、Slackの言語設定を日本語にすると、自動的にEnterキーが改行に変わるという仕組みがあります。

これは、日本語入力では漢字変換にEnterキーを使うため、誤送信を防ぐための配慮なんです。

もし英語設定のままSlackを使っていて、Enterキーで誤送信してしまう場合は、言語設定を確認してみましょう。

言語設定を日本語に変更する方法

手順1:環境設定を開く
画面左上のワークスペース名をクリックし、「環境設定」を選択します。

手順2:言語と地域を選択
左側のメニューから「言語と地域」をクリックします。

手順3:日本語を選択
「言語」のプルダウンメニューから「日本語」を選びます。

すると、すぐに画面が日本語表示に切り替わり、同時にEnterキーの動作も改行に変更されます。

言語設定を変えるだけで自動的に改行モードになるので、とても簡単ですね。


スマホアプリでの改行方法

スマホでは最初から改行できる

実は、スマホアプリ版のSlackでは、最初からEnterキーが改行に設定されています

PCとは違い、スマホでは誤送信の心配が少ないんです。

スマホでの改行手順

iPhone・iPad(iOS)の場合:

  1. メッセージ入力欄をタップする
  2. キーボードの「改行」ボタン(または「return」ボタン)をタップする
  3. 改行されて次の行に移動する

Android端末の場合:

  1. メッセージ入力欄をタップする
  2. キーボードの「改行」アイコン(矢印マーク)をタップする
  3. 改行されて次の行に移動する

スマホでは、送信するときは画面右下の「送信」ボタンをタップします。

改行ボタンと送信ボタンが別々になっているので、PCよりも誤送信しにくい設計になっているんですね。


改行を使ったメッセージの書き方のコツ

読みやすいメッセージは改行が命

改行を適切に使うと、メッセージが格段に読みやすくなります。

悪い例(改行なし):

会議の件ですが、明日の14時から会議室Aで開催します。参加者は田中さん、佐藤さん、鈴木さんです。議題は新プロジェクトの進捗確認と来月のスケジュール調整です。資料は事前に共有しますので確認お願いします。

良い例(改行あり):

会議の件ですが、以下の通り開催します。

日時:明日14時〜
場所:会議室A
参加者:田中さん、佐藤さん、鈴木さん

議題:
・新プロジェクトの進捗確認
・来月のスケジュール調整

資料は事前に共有しますので、確認をお願いします。

改行を使うだけで、同じ内容でもずっと読みやすくなりますね。

箇条書きで情報を整理する

Slackには、箇条書き(リスト機能)も用意されています。

箇条書きの作り方:

  1. 書式設定ツールバーの「・」アイコンをクリック
  2. または、手動で「* 」(アスタリスク+スペース)を入力

番号付きリストの作り方:

  1. 書式設定ツールバーの「1.」アイコンをクリック
  2. または、手動で「1. 」(数字+ピリオド+スペース)を入力

箇条書きを使うことで、情報がさらに整理されて見やすくなります。

段落を分けて読みやすくする

長文を送るときは、適度に段落を分けましょう。

段落分けのコツ:

  • 話題が変わるタイミングで改行を入れる
  • 3〜4行ごとに空行を入れる
  • 重要なポイントの前後には空行を入れる

空行を入れるには、改行を2回連続で行います

Shift + Enter(またはEnter)を2回押せば、1行空けて次の段落を始められます。


誤送信してしまったときの対処法

メッセージは削除・編集できる

もし改行のつもりで誤送信してしまっても、慌てる必要はありません。

Slackでは送信後のメッセージを削除・編集できます。

メッセージを編集する方法

手順1:メッセージにカーソルを合わせる
編集したいメッセージにマウスカーソルを合わせます。

手順2:「その他」メニューを開く
メッセージの右側に表示される「…」(3点リーダー)アイコンをクリックします。

手順3:「メッセージを編集」を選択
メニューから「メッセージを編集」を選びます。

手順4:編集して保存
テキストを編集し、続きを書き加えたり、改行を入れたりします。編集が終わったら「変更を保存」をクリックします。

編集したメッセージには「(編集済み)」という表示が追加されます。

メッセージを削除する方法

どうしても削除したい場合は、同じく「その他」メニューから「メッセージを削除」を選択できます。

ただし、削除したメッセージは復元できないので注意してください。

また、ワークスペースの設定によっては、メンバーがメッセージを削除できないようになっている場合もあります。


よくある改行トラブルと解決方法

Enterキーで改行できない

原因:設定が「メッセージを送信する」になっている

環境設定の「詳細設定」で、Enterキーの動作が「メッセージを送信する」になっていると、Enterキーで改行できません。

解決方法:
設定を「改行する」に変更するか、Shift + Enterを使いましょう。

言語を日本語にしても改行できない

原因:Enterキーの詳細設定が優先されている

言語設定を日本語にしても、詳細設定で「メッセージを送信する」が選ばれていると、そちらが優先されます。

解決方法:
環境設定の「詳細設定」で、Enterキーの動作を確認してください。

改行が反映されない

原因:アプリの不具合またはキャッシュの問題

まれに、Slackアプリの一時的な不具合で改行が反映されないことがあります。

解決方法:

  1. Slackアプリを再起動する
  2. ブラウザのキャッシュをクリアする
  3. アプリを最新版にアップデートする

それでも解決しない場合は、一度ログアウトして再度ログインしてみましょう。

他の人が送ったメッセージに改行が見えない

原因:表示の問題またはコピペの影響

他の人が送ったメッセージに改行が表示されない場合、表示の問題か、外部からコピペしたテキストの影響が考えられます。

解決方法:

  • 画面を更新してみる
  • デスクトップアプリとブラウザ版の両方で確認する
  • メッセージの送信者に確認する

改行を使いこなして快適なSlackライフを

設定は一度変えれば終わり

Enterキーの設定は、一度変更すればその後ずっと有効です。

最初に自分の好みに合わせて設定しておけば、あとは快適にSlackを使えます。

おすすめの設定:

  • 日本語で長文を書くことが多い → Enterキーを「改行」に設定
  • 短いメッセージを素早く送ることが多い → Enterキーを「送信」に設定(初期設定のまま)

自分の使い方に合わせて選びましょう。

チーム全体で統一するのも一案

チームで使う場合、全員で同じ設定にしておくと、操作ミスが減ります。

特に新しくSlackを導入する場合は、最初に「Enterキーは改行に設定しましょう」とルールを決めておくと良いでしょう。

改行を意識して読みやすいメッセージを

改行は単なる見た目の問題ではありません。

適切に改行されたメッセージは:

  • 読む時間が短縮される
  • 内容が正確に伝わる
  • 相手への配慮が伝わる

ビジネスコミュニケーションでは、相手の時間を尊重することも大切です。

読みやすいメッセージを心がけることで、チーム全体の生産性が向上します。


まとめ:Slackの改行は簡単にマスターできる

Slackで改行する方法は、主に2つあります。

方法1:Shift + Enter を使う
設定を変えなくても、すぐに改行できる方法です。

方法2:Enterキーの設定を変更する
環境設定から「改行する」を選べば、Enterキーだけで改行できます。

日本語設定にすると自動的に改行モードになるという仕組みもあるので、まずは言語設定を確認してみましょう。

スマホアプリでは最初から改行ボタンが用意されているので、誤送信の心配はほとんどありません。

誤送信してしまっても、メッセージの編集や削除ができるので、焦らず対処できます。

改行を上手に使って、読みやすく伝わりやすいメッセージを送りましょう。

Slackでのコミュニケーションがもっと快適になりますよ!


よくある質問(FAQ)

Q1. Shift + Enterとは、どのキーですか?

「Shift」キーは、キーボードの左右にある上向き矢印のキーです。「Enter」キーと同時に押すことで、改行できます。左右どちらのShiftキーを使っても同じです。

Q2. 設定を変えても元に戻ってしまいます

ブラウザのキャッシュが原因の可能性があります。一度ログアウトしてから再度ログインし、設定を変更してみてください。また、複数のデバイスでSlackを使っている場合、それぞれのデバイスで個別に設定が必要です。

Q3. スマホとPCで設定は連動しますか?

いいえ、Enterキーの設定はデバイスごとに独立しています。PCで「改行」に設定しても、スマホ版には影響しません。ただし、スマホ版は元々改行ボタンが別になっているので、設定する必要はありません。

Q4. コードブロックを使うとEnterキーの動作が変わりますか?

はい、コードブロック(“`で囲まれた部分)内では、Enterキーの動作が通常と逆になります。つまり、普段「送信」に設定していても、コードブロック内ではEnterキーで改行できます。

Q5. 改行と空行の違いは何ですか?

改行は次の行に移ることで、空行は改行を2回行って1行空けることです。段落を分けたいときは空行を入れると読みやすくなります。Shift + Enter(またはEnter)を2回押せば空行が入ります。

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