Slack Connect招待の完全ガイド【画像付き】外部組織とチャンネル・DMを共有する方法

「取引先とSlackで直接やり取りしたい」「外部パートナーとチャンネルを共有したい」

Slack Connectを使えば、異なる会社間でSlackチャンネルやDMを共有できます。メールのやり取りを減らし、スムーズなコラボレーションが可能になります。

この記事では、Slack Connectで外部組織を招待する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。

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  1. Slack Connectとは?
    1. できること
    2. ゲストアカウントとの違い
  2. プラン別の利用条件
    1. 無料プランでできること
    2. 有料プランでできること
  3. DM(ダイレクトメッセージ)で招待する方法
    1. 招待の送り方(所要時間:2分)
    2. 招待を承諾する方法
  4. チャンネルで招待する方法
    1. 前提条件
    2. 新しいチャンネルを作って招待(所要時間:5分)
    3. 既存のチャンネルに招待
  5. 招待を承諾する(チャンネル)
    1. 承諾手順(所要時間:3分)
  6. 招待の管理
    1. 送った招待を確認
    2. 招待を取り消す
    3. 受け取った招待を確認
    4. 招待を拒否・ブロック
  7. 権限の変更
    1. チャンネル参加後の権限変更
  8. 実際の活用シーン
    1. 取引先とのプロジェクト管理
    2. パートナー企業との定期連絡
    3. フリーランスとのコラボレーション
  9. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:無料プランでも使えますか?
    2. Q2:招待メールが届きません
    3. Q3:招待を承諾できません
    4. Q4:何人まで招待できますか?
    5. Q5:接続を解除したい
    6. Q6:履歴はどうなりますか?
    7. Q7:費用はかかりますか?
    8. Q8:セキュリティは大丈夫ですか?
  10. トラブルシューティング
    1. 問題1:「招待を送信できません」エラー
    2. 問題2:相手が招待を見つけられない
    3. 問題3:チャンネルが表示されない
    4. 問題4:権限を変更できない
  11. 管理者向け:招待の設定
    1. 招待権限の管理
    2. 承認プロセスの設定
  12. まとめ:Slack Connectで効率的なコラボレーション

Slack Connectとは?

Slack Connectは、異なる組織間でSlackを共有できる機能です。

できること

2種類の共有方法

  1. DM(ダイレクトメッセージ):1対1のメッセージ
  2. チャンネル:グループでの会話

メリット

  • メールの往復が不要
  • ファイル共有が簡単
  • リアルタイムでのコミュニケーション
  • 会話履歴が残る
  • 複数の会社をまたいでコラボレーション

ゲストアカウントとの違い

Slack Connect

  • 相手は自分の組織のSlackから参加
  • 相手の組織の設定を維持
  • 接続解除後も双方に履歴が残る
  • 複数チャンネルに自由に招待可能

ゲストアカウント

  • 自分の組織に直接招待
  • 自分の組織のルールに従う
  • アカウント削除で履歴にアクセス不可
  • 料金がかかる(マルチチャンネルゲスト)

プラン別の利用条件

無料プランでできること

DM(ダイレクトメッセージ)

  • ⭕ 送信可能
  • ⭕ 受信・承諾可能
  • 制限なく利用できる

チャンネル共有

  • ❌ 自分からは招待できない
  • ⭕ 招待を受けることは可能
  • 招待されたチャンネルには参加できる

有料プランでできること

Pro、Business+、Enterprise Grid

  • ⭕ DMの送受信
  • ⭕ チャンネルへの招待
  • ⭕ 複数組織との接続(最大250組織)

招待時の特典

  • Enterprise Gridから招待:相手が無料プランでも参加可能
  • Pro/Business+から招待:相手は90日間の無料トライアルで参加可能

DM(ダイレクトメッセージ)で招待する方法

招待の送り方(所要時間:2分)

ステップ1:新規メッセージを開く

デスクトップ

  1. 「ホーム」タブを開く
  2. 「ディレクトリ」をクリック
  3. ページ上部の「外部」をクリック
  4. 右上の「DMを始める」をクリック

モバイル

  1. 画面下の「新規メッセージ」ボタンをタップ
  2. 「外部の人とのメッセージ」を選択

ステップ2:メールアドレスを入力

  1. 招待したい相手のメールアドレスを入力
  2. 任意でメッセージを追加
  3. 「招待を送信」をクリック

ステップ3:相手の承諾を待つ

  • 相手にメールが届く
  • 相手が承諾すると、DMができる状態になる

招待を承諾する方法

招待メールが届いたら

ステップ1:メールを確認

  1. 招待メールを開く
  2. 「招待を表示する」をクリック

ステップ2:招待の詳細を確認

  1. 送信者のメールアドレスを確認
  2. 所属組織を確認
  3. メッセージがあれば読む

ステップ3:承諾する

  1. 「承諾する」をクリック
  2. 使用するSlackアカウントを選択
  3. 「会話を開始」をクリック

完了

  • サイドバーに相手の名前が表示される
  • すぐにメッセージを送れる

チャンネルで招待する方法

前提条件

必要なプラン

  • 招待する側:Pro以上の有料プラン
  • 招待される側:無料プランでもOK(一部制限あり)

新しいチャンネルを作って招待(所要時間:5分)

ステップ1:チャンネルを作成

  1. サイドバーの「+」ボタンをクリック
  2. 「チャンネル」を選択
  3. チャンネル名を入力
  4. プライバシー設定を選択(公開 or 非公開)
  5. 「作成」をクリック

ステップ2:外部組織を招待

  1. 作成したチャンネルを開く
  2. 上部のチャンネル名をクリック
  3. 「設定」タブを選択
  4. 「Slack Connect」の下の「他社と連携する」をクリック

ステップ3:招待の詳細を設定

  1. 相手のメールアドレスを入力
  2. 「追加」をクリック
  3. 「外部のオーガナイゼーション」を選択
  4. 「次へ」をクリック

ステップ4:権限を選択

以下のいずれかを選択:

「投稿と招待」(おすすめ):

  • メッセージの投稿が可能
  • 自分の組織のメンバーを追加可能
  • アプリやワークフローの使用が可能
  • 接続解除後も履歴を保持

「投稿のみ」

  • メッセージの投稿のみ可能
  • メンバーの追加は不可
  • アプリやワークフローは使用不可

ステップ5:招待を送信

  1. 任意でメッセージを追加
  2. 「招待を送信する」をクリック

注意事項

  • 管理者の承認が必要な場合がある
  • 招待は14日間有効
  • 期限切れの場合は再送信が必要

既存のチャンネルに招待

ステップ1:チャンネルを開く

  1. 招待したいチャンネルを開く
  2. 右上のプロフィール写真の集まりをクリック
  3. 「メンバーを追加」をクリック

ステップ2:外部メンバーを追加

  1. メールアドレスまたは名前を入力
  2. 「追加」をクリック
  3. 「外部のオーガナイゼーション」を選択
  4. 権限を選択(投稿と招待 or 投稿のみ)
  5. 「招待を送信する」をクリック

招待を承諾する(チャンネル)

承諾手順(所要時間:3分)

方法1:メールから

  1. 招待メールを開く
  2. 「始める」をクリック

方法2:Slack内から

  1. 「ホーム」→「ディレクトリ」→「外部」
  2. 「招待を表示」をクリック
  3. 該当する招待を選択

承諾の流れ

ステップ1:招待の詳細を確認

  • 送信者を確認
  • チャンネル名を確認
  • メッセージがあれば読む

ステップ2:承諾する

  1. 「承諾する」をクリック
  2. チャンネルを追加するワークスペースを選択
  3. チャンネル設定を確認
  4. 「承諾してチャンネルに参加する」をクリック

ステップ3:参加完了

  • サイドバーの「外部とのつながり」セクションに表示
  • チャンネルに二重ダイヤモンドアイコンが付く
  • すぐにメッセージを送信可能

注意

  • 管理者の承認が必要な場合は待機
  • 承認されるとSlackから通知が届く

招待の管理

送った招待を確認

手順

  1. 「ホーム」→「ディレクトリ」→「外部」
  2. 「招待を表示」をクリック
  3. 「送信済みの招待」タブを選択

確認できる情報

  • 招待先のメールアドレス
  • チャンネル名
  • 送信日時
  • ステータス(承諾待ち、承諾済み)

招待を取り消す

未承諾の招待のみ取り消し可能

手順

  1. 「送信済みの招待」タブを開く
  2. 取り消したい招待にカーソルを合わせる
  3. 取り消しアイコン(×)をクリック
  4. 「無効にする」をクリック

一括取り消し

  • 最大25件まで選択可能
  • 「選択した招待を取り消す」をクリック

受け取った招待を確認

手順

  1. 「ホーム」→「ディレクトリ」→「外部」
  2. 「招待を表示」をクリック
  3. 未承諾の招待一覧が表示される

招待を拒否・ブロック

招待を拒否

  1. 招待の横にある「無視」をクリック

特定の人をブロック

  1. 招待の横にある「無視」をクリック
  2. 「この人からの招待をブロックする」を選択
  3. 「招待をブロックする」をクリック

ブロックされた人の確認

  1. プロフィール写真→「環境設定」
  2. 「プライバシーと公開設定」
  3. 「ブロックした招待」で確認

権限の変更

チャンネル参加後の権限変更

招待時に設定した権限は、後から変更できます。

手順

  1. チャンネルを開く
  2. チャンネル名をクリック
  3. 「オーガナイゼーション」セクションを確認
  4. 変更したい組織の横の「…」(3つの点)をクリック
  5. 「権限を管理」を選択
  6. 権限を選択(投稿と招待 or 投稿のみ)
  7. 「次へ」をクリック

注意

  • 権限を変更できるのは、自分の組織のメンバーのみ
  • 相手の組織の権限は相手側で管理

実際の活用シーン

取引先とのプロジェクト管理

使い方

  • プロジェクト専用チャンネルを作成
  • 取引先の担当者を招待
  • ファイル共有、進捗報告、質問などをすべてチャンネル内で完結

メリット

  • メールの往復が不要
  • 関係者全員が情報を共有
  • 過去のやり取りを簡単に検索

パートナー企業との定期連絡

使い方

  • DMで1対1のコミュニケーション
  • 緊急時の連絡手段として活用

メリット

  • メールより迅速
  • カジュアルなコミュニケーションが可能

フリーランスとのコラボレーション

使い方

  • プロジェクトごとにチャンネルを作成
  • フリーランサーを「投稿のみ」権限で招待
  • 完了後は接続解除

メリット

  • セキュリティを保ちつつ協力
  • プロジェクト終了後も履歴が残る

よくある質問(FAQ)

Q1:無料プランでも使えますか?

A:部分的に使えます

使える機能

  • DMの送受信(完全に利用可能)
  • チャンネルへの招待を受ける(参加のみ)

使えない機能

  • チャンネルへの招待を送る(有料プランが必要)

Q2:招待メールが届きません

A:以下を確認してください。

  1. スパムフォルダを確認
  2. メールアドレスが正しいか確認
  3. 14日以内か確認(期限切れの場合は再送信)
  4. 相手の組織で制限されていないか確認

Q3:招待を承諾できません

A:以下の原因が考えられます。

管理者による制限

  • 管理者に承認を依頼
  • 管理者に招待の承諾権限をもらう

プランの問題

  • チャンネル共有には有料プランが必要
  • DMなら無料プランでもOK

Q4:何人まで招待できますか?

A:チャンネルごとに最大250組織まで招待可能です。

各組織からは無制限にメンバーを追加できます。

Q5:接続を解除したい

A:以下の手順で解除できます。

チャンネルの場合

  1. チャンネル名をクリック
  2. 「オーガナイゼーション」セクション
  3. 削除したい組織の「…」をクリック
  4. 「チャンネルから削除」を選択

DMの場合

  • DMを削除すると接続も解除される

Q6:履歴はどうなりますか?

A:接続解除後も双方に残ります

  • 自分の組織のワークスペースに履歴が保存
  • 相手の組織にも同様に保存
  • 接続解除後は新しいメッセージの送受信のみ不可

Q7:費用はかかりますか?

A:基本的に追加費用はかかりません

  • 自分の組織のプラン料金のみ
  • 相手の組織にも追加費用なし
  • 無料プランから招待された場合、90日間トライアル

Q8:セキュリティは大丈夫ですか?

A:以下のセキュリティ機能があります。

  • 管理者による承認設定
  • 招待の取り消し機能
  • 権限の細かい設定
  • ブロック機能
  • 接続の解除が可能

トラブルシューティング

問題1:「招待を送信できません」エラー

原因

  • 権限がない
  • 管理者が制限している

解決策

  1. 管理者に連絡
  2. Slack Connect権限をもらう
  3. 管理者に代わりに送ってもらう

問題2:相手が招待を見つけられない

解決策

  1. スパムフォルダを確認してもらう
  2. 招待リンクを直接共有(Business+以上)
  3. Slack内から確認してもらう
  • 「ホーム」→「ディレクトリ」→「外部」→「招待を表示」

問題3:チャンネルが表示されない

原因

  • 管理者の承認待ち
  • 招待が期限切れ

解決策

  1. 承認を待つ
  2. 招待を再送信してもらう
  3. サイドバーの「外部とのつながり」を確認

問題4:権限を変更できない

原因

  • 自分に権限がない
  • 相手側の設定

解決策

  • チャンネル管理権限を持つ人に依頼
  • 相手の組織の権限は相手側で変更が必要

管理者向け:招待の設定

招待権限の管理

設定できる項目

  • 誰が招待を送信できるか
  • どの種類の招待を許可するか
  • 自動承認の設定

手順(Organization Owners/Admins)

  1. サイドバーの組織名をクリック
  2. 「ツールと設定」→「オーガナイゼーションの設定」
  3. 「Slack Connect」→「設定」
  4. 「チャンネル」タブ
  5. 「チャンネル招待の送信」で設定

承認プロセスの設定

デフォルト設定

  • すべての招待を承認する
  • 特定のドメインのみ承認する
  • すべて手動承認

推奨設定

  • 信頼できるパートナーは自動承認
  • 新規の相手は手動承認
  • スパム対策として制限を設ける

まとめ:Slack Connectで効率的なコラボレーション

Slack Connectの招待方法をご紹介しました。

基本の招待方法

  1. DM:「ホーム」→「ディレクトリ」→「外部」→「DMを始める」
  2. チャンネル:チャンネル名→「設定」→「他社と連携する」

重要なポイント

  • 無料プランでもDMは利用可能
  • チャンネル共有には有料プランが必要
  • 招待は14日間有効
  • 権限は2種類(投稿と招待 or 投稿のみ)
  • 接続解除後も履歴は残る

活用シーン

  • 取引先とのプロジェクト管理
  • パートナー企業との定期連絡
  • フリーランスとのコラボレーション
  • ベンダーとの情報共有

ゲストアカウントとの使い分け

  • 長期的な協力:Slack Connect
  • 一時的なアクセス:ゲストアカウント
  • 複数チャンネル共有:Slack Connect
  • 自社ルール適用:ゲストアカウント

Slack Connectを活用して、外部組織とのスムーズなコラボレーションを実現しましょう!

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