「ボタンを押しても画面が開かない!」「ポップアップがブロックされましたって表示される…」
今まさにこの問題で困っていませんか?大丈夫です。この記事を読めば、たった3秒で解決できます。
銀行のログイン、オンライン決済、会員登録など、ポップアップブロックが原因で進めない作業を、今すぐ解決する方法をお伝えします。
【緊急対応】今すぐ3秒で解除する最速の方法

まずは、今この瞬間にポップアップがブロックされて困っている方のために、最速の解決法をご紹介します。
アドレスバーのアイコンをクリックするだけ
ポップアップがブロックされると、Edgeのアドレスバー(URL入力欄)の右端に、ウィンドウに斜線が入ったアイコンが表示されます。
解除手順:
- そのアイコンをクリック
- 「このサイトのポップアップを常に許可する」を選択
- 「完了」をクリック
これだけです!もう一度ボタンを押せば、ポップアップウィンドウが正常に開くはずです。
アイコンが表示されない場合
アドレスバーにアイコンが見当たらない?そんな時は、以下の設定から解除しましょう。
方法1:特定のサイトだけブロックを解除する【安全】
信頼できるサイトだけブロックを解除する、最も安全な方法です。銀行サイトやショッピングサイトなど、日常的に使うサイトはこの方法で設定しておくと便利です。
設定手順(所要時間:1分)
ステップ1:設定を開く
- Edgeの右上にある「…」(3つの点)をクリック
- 「設定」を選択
ステップ2:ポップアップ設定へ移動
- 左メニューの「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリック
- 下にスクロールして「ポップアップとリダイレクト」をクリック
ステップ3:サイトを追加
- 「ポップアップの送信とリダイレクトの使用を許可しました」の横にある「サイトの追加」をクリック
- URLを入力(例:
https://www.mizuhobank.co.jp) - 「追加」をクリック
完了です!登録したサイトでは、今後ポップアップが自動的に開くようになります。
URLの正しい入力方法
間違えやすいポイントなので、注意してください。
正しい入力例:
https://www.example.com(https://を含める)[*.]rakuten.co.jp(すべてのサブドメインを許可)
間違った入力例:
www.example.com(https://が抜けている)example(ドメイン名だけ)
直接アクセスできる便利なURL
毎回メニューを辿るのは面倒ですよね。アドレスバーに以下を入力すれば、一発で設定画面が開きます。
edge://settings/content/popups
このURLをブックマークしておくと、次回からすぐに設定できますよ。
方法2:すべてのサイトでブロックを解除する【非推奨】
どうしても必要な場合の方法です。ただし、セキュリティリスクが高いので注意してください。
全解除の手順
- 「…」→「設定」を開く
- 「プライバシー、検索、サービス」をクリック
- 「サイトのアクセス許可」をクリック
- 「すべてのアクセス許可」をクリック
- 「ポップアップとリダイレクト」をクリック
- 「ブロック(推奨)」のスイッチをオフ(白色)にする
これで、すべてのサイトでポップアップが表示されるようになります。
必ず作業後は元に戻す
全解除は一時的な対応にとどめてください。
作業が終わったら、必ず「ブロック(推奨)」をオン(青色)に戻しましょう。そのままにしておくと、悪質な広告やウイルスのリスクが高まります。
方法3:ページ更新後に即座に許可する
一度きりの作業で、設定を残したくない場合に便利です。
操作手順
- ポップアップがブロックされたら、アドレスバーのアイコンをクリック
- ブロックされたポップアップのリンクが表示される
- そのリンクをクリック
- 必要な操作を完了する
この方法なら、次回アクセス時には通常通りブロックされるので、セキュリティを保てます。
ブロック解除できない時の原因と対処法
設定したのにポップアップが開かない?そんな時の原因と解決策を、優先度順にご紹介します。
原因1:拡張機能が干渉している【最多】
AdGuard、AdBlock Plus、uBlock Originなどの広告ブロック系の拡張機能が、Edgeの設定よりも優先されることがあります。
解決策:
- 「…」→「拡張機能」→「拡張機能の管理」を開く
- すべての拡張機能をオフにする
- ポップアップが開くか確認
- 開いたら、拡張機能を一つずつオンにして原因を特定
- 問題の拡張機能は、そのサイトでだけ無効にする
原因2:キャッシュの不具合
古いキャッシュデータが残っていると、設定が反映されないことがあります。
解決策:
- 「Ctrl + Shift + Delete」キーを同時押し
- 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
- 「今すぐクリア」をクリック
- Edgeを再起動する
原因3:URLの入力ミス
意外と見落としがちなのが、登録したURLの間違いです。
確認ポイント:
edge://settings/content/popupsを開く- 「許可」リストに登録したサイトを確認
- URLが完全一致しているか確認(
https://の有無など) - 間違っていたら、一度削除して再登録
原因4:JavaScriptが無効になっている
ポップアップの多くはJavaScriptで動作します。これが無効だと開きません。
解決策:
- 「設定」→「Cookieとサイトのアクセス許可」を開く
- 「JavaScript」をクリック
- 「許可(推奨)」がオンになっているか確認
- オフなら、オンに切り替える
原因5:組織によってブラウザが管理されている
会社や学校のパソコンでは、管理者によって設定が制限されていることがあります。
確認方法:
- アドレスバーに
edge://policyと入力 - 「組織によって管理されています」と表示されるか確認
解決策:
- 表示された場合:IT管理者に連絡して、必要なサイトのポップアップ許可を依頼
- 表示されない場合:他の原因を確認
原因6:サイト側の仕様変更
設定は正しいのに開かない場合、サイト側が仕様を変更した可能性があります。
解決策:
- ページを完全に再読み込み(「Ctrl + F5」)
- Edgeを最新版にアップデート(「…」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」)
- それでもダメなら、サイトの問い合わせ窓口に連絡
状況別:よくあるトラブルと解決法

具体的なシチュエーション別に、解決策をまとめました。
ケース1:銀行のログイン画面が開かない
多くの銀行では、セキュリティのためにポップアップウィンドウでログインします。
解決手順:
- 銀行のトップページURLを確認(例:
https://www.mizuhobank.co.jp) edge://settings/content/popupsを開く- 「サイトの追加」で銀行のURLを登録
- ワイルドカード
[*.]を使って、すべてのページを許可
登録例:
- みずほ銀行:
[*.]mizuhobank.co.jp - 三菱UFJ銀行:
[*.]bk.mufg.jp
ケース2:ショッピングサイトの決済画面が表示されない
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなどで、決済画面がポップアップで開くことがあります。
解決手順:
- 決済ボタンを押す
- アドレスバーのアイコンをクリック
- 「このサイトのポップアップを常に許可する」を選択
- もう一度決済ボタンを押す
ケース3:電子申請システムが動かない
マイナポータル、e-Tax、電子入札などの官公庁システムは、ポップアップ必須のことが多いです。
解決手順:
- 利用するシステムのヘルプページで推奨設定を確認
- 指定されたURLをすべて許可リストに追加
- ブラウザを再起動してから再度アクセス
よくある登録先:
- マイナポータル:
[*.]myna.go.jp - e-Tax:
[*.]e-tax.nta.go.jp
ケース4:PDF表示や画像拡大ができない
一部のサイトでは、PDFや画像をポップアップで表示します。
解決手順:
- そのページのURLを許可リストに追加
- Adobe Acrobat拡張機能を確認(無効になっていないか)
- PDFビューアーの設定を確認
ポップアップの種類を見分ける
実は、ポップアップにはブロックされるものと、されないものがあります。
ブロックされるポップアップ
- ページを開いた瞬間に自動的に表示されるもの
- タイマーで一定時間後に表示されるもの
- スクロールに反応して表示されるもの
これらは悪質な広告に多いため、Edgeが自動的にブロックします。
ブロックされないポップアップ
- ボタンやリンクをクリックした結果として開くもの
- フォーム送信後に表示されるもの
ユーザーが意図的に操作した場合は、ポップアップブロックの対象外です。だから、ログイン画面など必要なポップアップは、ボタンを押した時だけ開くように作られているんですね。
広告とポップアップの違い
Edgeのポップアップブロックでは、サイト内の広告は止められません。
ページ内に埋め込まれた広告やバナーは、厳密には「ポップアップ」ではないので、別の方法でブロックする必要があります。広告をブロックしたい場合は、専用の拡張機能を使いましょう。
モバイル版Edgeでの解除方法
スマホやタブレットでもポップアップブロックは解除できます。
iPhone・iPadの場合
- Edgeアプリを開く
- 画面下部の「…」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「ポップアップとリダイレクト」をタップ
- スイッチをオフにする
Androidの場合
- Edgeアプリを開く
- 画面下部の「…」(3本線)をタップ
- 「設定」をタップ
- 「サイトの設定」をタップ
- 「ポップアップとリダイレクト」をタップ
- 「ポップアップとリダイレクト」をオンにする
スマホ版でも、基本的な考え方はPC版と同じです。全解除ではなく、必要なサイトだけ許可する方が安全ですよ。
企業・組織での一括設定方法
IT管理者向けに、グループポリシーでの設定方法もご紹介します。
グループポリシーでの設定
複数のパソコンに一括で設定を適用できます。
設定パス:
「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Microsoft Edge」→「コンテンツの設定」→「特定のサイトでポップアップウィンドウを許可する」
ここで許可するURLを登録すれば、社員全員のEdgeに自動的に設定が反映されます。
レジストリでの設定
より細かい制御が必要な場合は、レジストリから設定することも可能です。
レジストリキー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge\PopupsAllowedForUrls
ただし、レジストリ操作は非常に危険です。間違えるとシステムが起動しなくなる可能性があるため、詳しくない方は触らないでください。
セキュリティを保ちながら使うコツ
ポップアップブロックを解除すると便利ですが、安全性は確保したいですよね。
信頼できるサイトだけ登録する
絶対に許可すべきでないサイト:
- 初めて訪れるサイト
- 怪しい広告をクリックして開いたサイト
- HTTPのサイト(HTTPSではない)
- URLが不自然に長いサイト
許可して良いサイト:
- 大手銀行や金融機関
- 有名なショッピングサイト
- 官公庁のWebサイト
- 会社や学校の公式システム
定期的にリストを見直す
月に一度、許可リストをチェックする習慣をつけましょう。
チェック項目:
- もう使っていないサイトはないか
- 間違ったURLが登録されていないか
- 不審なURLが追加されていないか(マルウェア感染の可能性)
不要なものは削除してください。リストが短いほど、セキュリティリスクは下がります。
セキュリティソフトと併用する
Edgeのポップアップブロックだけでは完璧ではありません。
併用を推奨:
- Windows標準の「Windows セキュリティ」
- 信頼できる有料セキュリティソフト
- 定期的なWindowsアップデート
多層防御が、最も安全な使い方です。
こんな時はポップアップブロックのせいじゃない

ポップアップが開かない原因は、ブロック設定以外にもあります。
原因:ネットワークの問題
症状:ページ自体が重い、他の要素も読み込まれない
解決策:
- インターネット接続を確認
- Wi-Fiを一度切って再接続
- ルーターを再起動
原因:Cookieの問題
症状:ログイン状態が保持されない、何度も同じ画面が表示される
解決策:
- 「設定」→「Cookieとサイトのアクセス許可」→「Cookieとサイトデータの管理と削除」
- 問題のサイトのCookieを削除
- ブラウザを再起動
原因:サイト側の不具合
症状:他のブラウザでも開かない
解決策:
- サイトの公式TwitterやFacebookで障害情報を確認
- 時間をおいてから再度アクセス
- サイトの問い合わせ窓口に連絡
よくある質問(FAQ)
最後に、よくある質問をまとめました。
Q1:ポップアップブロックを解除すると危険?
A:すべてのサイトで解除すると危険ですが、信頼できる特定のサイトだけなら問題ありません。銀行や大手ショッピングサイトなど、実績のあるサイトに限定しましょう。
Q2:会社のPCで設定できない場合は?
A:組織によって管理されている可能性が高いです。IT部門に「業務で○○サイトのポップアップが必要」と説明して、設定してもらいましょう。
Q3:設定したのに次回また開かなくなる
A:Edgeを「InPrivateブラウズ」で使っていませんか?InPrivateモードでは、設定が保存されません。通常モードで使ってください。
Q4:スマホとPCで設定は同期される?
A:同じMicrosoftアカウントでサインインしていれば、同期されません。デバイスごとに個別に設定が必要です。
Q5:ポップアップブロックを一時的に解除できる?
A:できます。アドレスバーのアイコンから、その場限りで許可できます。ブラウザを閉じれば設定は残りません。
まとめ:状況に応じた解除方法を使い分けよう
Microsoft Edgeのポップアップブロック解除方法を詳しく解説してきました。
ポイントのおさらい:
- 今すぐ解除したいなら、アドレスバーのアイコンをクリック
- 日常的に使うサイトは、許可リストに登録
- すべて解除は最終手段、作業後は必ず元に戻す
- 解除できない時は、拡張機能やキャッシュを確認
- セキュリティのため、信頼できるサイトだけ許可する
状況に応じて、適切な方法を選んでください。セキュリティと利便性のバランスを取りながら、快適なブラウジング環境を作りましょう。
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