Microsoft EdgeでGoogleにする方法|検索エンジンを簡単に切り替える完全ガイド

「EdgeでGoogle検索を使いたいのに、いつもBingになっちゃう…」そんな経験ありませんか?

Microsoft Edgeは、Microsoftが提供するブラウザなので、最初からBingという検索エンジンが設定されています。でも実は、設定を変えるだけで簡単にGoogleで検索できるようになるんです。

この記事では、EdgeでGoogleを使えるようにする方法を、画像付きでわかりやすく解説していきます。パソコンに詳しくない方でも、5分あれば設定完了できますよ。

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EdgeでGoogleを使う2つの設定ポイント

EdgeでGoogleを検索エンジンにするには、実は2つの設定が必要です。

ポイント1:アドレスバーの検索エンジンを変更

アドレスバーとは、画面上部にある「URLを入力する場所」のこと。ここに文字を入力して検索すると、最初はBingの結果が表示されます。

この設定を変更することで、Googleの検索結果が表示されるようになります。

ポイント2:新しいタブでの検索方法を設定

Edgeには「検索ボックス」という、画面中央にある検索窓もあります。実はこの検索ボックスは、設定を変えてもBingのまま。

そのため、「新しいタブではアドレスバーを使う」という設定も一緒に行う必要があるんです。

では、具体的な手順を見ていきましょう。

【パソコン版】EdgeでGoogleを設定する手順

Step1:Edgeの設定画面を開く

まず、Microsoft Edgeを起動してください。

画面右上にある「…」(3つの点)をクリックします。このボタンは「設定など」と呼ばれるメニューボタンです。

メニューが開いたら、「設定」を選択しましょう。

Step2:プライバシー設定に移動

設定画面が開いたら、左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。

画面を一番下までスクロールすると、「サービス」という項目が見つかります。

その中にある「アドレスバーと検索」をクリックしてください。

Step3:検索エンジンをGoogleに変更

「アドレスバーで使用する検索エンジン」という項目があります。

ここをクリックすると、検索エンジンの選択肢が表示されます:

  • Bing(デフォルト)
  • Google
  • Yahoo! JAPAN
  • DuckDuckGo
  • 百度(Baidu)

この中からGoogleを選択しましょう。

Step4:新しいタブの設定を変更(重要!)

次に、もう1つ重要な設定があります。

同じ画面にある「新しいタブでの検索、検索ボックスまたはアドレスバーを使用する」という項目を探してください。

ここを「アドレスバー」に変更します。

この設定をしないと、新しいタブを開いたときの検索ボックスではBingが使われてしまうので、忘れずに設定しましょう。

Step5:設定完了!動作確認してみよう

設定画面を閉じて、実際に検索してみましょう。

アドレスバーに何か言葉を入力して検索すると、Googleの検索結果が表示されるはずです。新しいタブを開いても、自動的にアドレスバーにカーソルが移動するようになります。

【スマホ版】AndroidでEdgeの検索エンジンを変更

スマホのEdgeでも、Googleに変更できます。

Android版Edgeの設定手順

  1. Microsoft Edgeアプリを開く
  2. 画面下部の「…」メニューをタップ
  3. 「設定」を選択
  4. 「全般」をタップ
  5. 「検索エンジンの選択」を開く
  6. Googleの横にある○をタップ

これでスマホでもGoogleで検索できるようになります。

iPhone版Edgeの設定手順

iPhoneでもほぼ同じ手順です。

  1. Microsoft Edgeアプリを開く
  2. 画面下部の「…」メニューをタップ
  3. 「設定」を選択
  4. 「全般」をタップ
  5. 「検索エンジンの選択」をタップ
  6. Googleを選択
  7. 右上の「完了」をタップ

スマホ版では、検索エンジンを追加することはできませんが、Google、Bing、Yahoo、DuckDuckGoから選べます。

検索エンジンが変更できないときの対処法

「設定したのにBingに戻ってしまう」「Googleが選択肢に出てこない」という場合、いくつか原因が考えられます。

原因1:Windows Sモードを使用している

Windows 10やWindows 11の「Sモード」では、セキュリティのために検索エンジンの変更が制限されています。

確認方法は以下の通りです:

  1. 「設定」を開く
  2. 「システム」→「バージョン情報」をクリック
  3. 「Windowsの仕様」を確認

ここに「Windows 10 in Sモード」または「Windows 11 in Sモード」と表示されていたら、それが原因です。

Sモードを解除すれば検索エンジンを変更できますが、一度解除すると元に戻せないので注意してください。

原因2:キャッシュの問題

ブラウザのキャッシュ(一時保存データ)が原因で、設定が反映されないことがあります。

キャッシュを削除する方法:

  1. Edgeを開いた状態で「Ctrl + Shift + Delete」キーを同時に押す
  2. 「閲覧データのクリア」画面が開く
  3. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
  4. 「今すぐクリア」をクリック

キャッシュを削除した後、もう一度検索エンジンの設定を行ってみてください。

原因3:Edgeのバージョンが古い

古いバージョンのEdgeでは、設定がうまく機能しないことがあります。

アドレスバーに「edge://settings/help」と入力して Enter キーを押すと、自動的に最新バージョンへの更新が始まります。

更新後、パソコンを再起動してから設定を試してみましょう。

原因4:会社や学校のパソコンを使用している

職場や学校のパソコンでは、管理者によって設定変更が制限されていることがあります。

この場合、システム管理者に確認する必要があります。個人で勝手に設定を変更できないようになっている可能性が高いです。

GoogleとBing、どちらを選ぶべき?

EdgeでGoogleが使えるようになりましたが、「実際のところ、どっちがいいの?」と思う方もいますよね。

Googleの特徴とメリット

Googleは世界で最も使われている検索エンジンです。

主な特徴:

  • 世界シェア約90%以上
  • 豊富な検索結果とデータベース
  • Googleアカウントとの連携が便利
  • YouTube、Gmail、マップなどのサービスと統合

Googleアカウントを使っている方なら、検索履歴や設定が他のデバイスとも同期されるので便利です。

Bingの特徴とメリット

BingはMicrosoftが提供する検索エンジン。EdgeやWindowsとの親和性が高いのが特徴です。

主な特徴:

  • Windowsアプリへの直接リンク
  • Copilot(AI機能)との統合
  • Microsoftアカウントとの連携
  • ビジュアル検索に強い

特に、Microsoft 365やTeamsを仕事で使っている方は、Bingを使うメリットが大きいかもしれません。

結論:自分に合った方を選ぼう

どちらが優れているというより、「どちらが自分の使い方に合っているか」で選ぶのがおすすめです。

  • Googleのサービスをよく使う → Google
  • Microsoft製品をよく使う → Bing
  • 検索精度を重視 → Google
  • AIチャット機能を使いたい → Bing(Copilot統合)

両方試してみて、使いやすい方を選んでくださいね。

よくある質問

Q1:GoogleをEdgeのホームページに設定できる?

はい、できます。

検索エンジンとは別に、新しいタブで開くページも設定できます。

設定方法:

  1. 「設定」→「スタート、ホーム、新しいタブ」を開く
  2. 「ホーム ボタンを表示する」をオンにする
  3. URLに「https://www.google.com」と入力

これで、ホームボタンを押すとGoogleのトップページが開きます。

Q2:検索エンジンを追加することはできる?

できます。

「アドレスバーと検索」画面で「検索エンジンの管理」をクリックすると、検索エンジンを追加できます。

ただし、追加したい検索エンジンのサイトで実際に検索を行ってからでないと、選択肢に表示されません。OpenSearchという技術に対応しているサイトなら追加可能です。

Q3:設定したのに勝手にBingに戻る場合は?

いくつか原因が考えられます。

  1. Edgeの更新通知で「Bingを推奨」を誤ってクリックした
  2. Windows UpdateでEdgeが更新され、設定がリセットされた
  3. 会社や学校のポリシーで制限されている

特に、「Microsoft推奨の検索エンジンに変更しますか?」というポップアップが出ることがあります。これを「今すぐ変更」で承認すると、Bingに戻ってしまうので注意しましょう。

Q4:新しいタブの検索ボックスもGoogleにできない?

残念ながら、新しいタブの検索ボックス自体をGoogleに変更することはできません。

この検索ボックスは常にBingと連携しています。

そのため、Step4で説明した「アドレスバーを使う」設定が重要になります。この設定をすることで、検索ボックスに入力しても自動的にアドレスバーでの検索に切り替わります。

Q5:Edgeを修復すれば直る?

設定がうまくいかない場合、Edgeの修復を試す価値があります。

修復方法(Windows 11の場合):

  1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  2. Microsoft Edgeを探す
  3. 「…」メニュー→「変更」をクリック
  4. 「修復」を選択

修復しても、ブックマークや保存したパスワードなどのデータは消えませんので、安心してください。

まとめ|EdgeでもGoogleで快適に検索しよう

Microsoft EdgeでGoogleを使う設定方法を解説してきました。

設定のポイントをおさらい:

  1. 「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「アドレスバーと検索」を開く
  2. 「アドレスバーで使用する検索エンジン」を「Google」に変更
  3. 「新しいタブでの検索…」を「アドレスバー」に変更

この2つの設定を行えば、EdgeでもGoogleで快適に検索できるようになります。

もし設定がうまくいかない場合は、キャッシュのクリアやEdgeの更新、Sモードの確認などを試してみてください。

あなたに合った検索エンジンで、より快適なブラウジングを楽しんでくださいね!

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