Microsoft Edgeのネットワークアクセス問題を解決【完全ガイド】「インターネットアクセスがブロックされています」の対処法

「ファイアウォールまたはウイルス対策の設定で、Microsoft Edge によるネットワークへのアクセスを許可してください」

こんなメッセージが表示されて、Edgeでインターネットに接続できなくなったことはありませんか？

他のブラウザ（ChromeやFirefox）は普通に使えるのに、なぜかEdgeだけがネットワークに接続できない——こんな不思議な状況に困惑している方も多いはずです。

今回は、Edgeのネットワークアクセス問題の原因と、その解決方法を初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

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Microsoft Edgeのネットワークアクセスエラーとは？

まず、どんなエラーメッセージが表示されるのか確認しておきましょう。

よくあるエラーメッセージ

Microsoft Edgeでネットワークアクセスに関する問題が発生すると、以下のようなメッセージが表示されます：

パターン1：「インターネットアクセスがブロックされています」

申し訳ございません。
インターネット アクセスがブロックされています

ファイアウォールまたはウイルス対策の設定で、
Microsoft Edge によるネットワークへのアクセスを
許可してください。

パターン2：「接続されていません」

接続されていません

ネットワークに接続できません
設定を確認してください

パターン3：エラーコード表示

ERR_NETWORK_ACCESS_DENIED

ネットワークへのアクセスが拒否されました

なぜEdgeだけが接続できないのか？

不思議なことに、こうした問題が起きても、ChromeやFirefoxなど他のブラウザは正常に動作することが多いんです。

これは、ファイアウォールやウイルス対策ソフトがEdgeだけをブロックしていることが主な原因です。Windowsのセキュリティシステムやサードパーティのセキュリティソフトが、何らかの理由でEdgeを脅威と判断してしまっているんですね。

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ネットワークアクセス問題の主な原因

トラブルを解決する前に、原因を理解しておきましょう。

原因1：Windowsファイアウォールの設定

Windowsに標準搭載されているファイアウォール（Windows Defender ファイアウォール）がEdgeをブロックしているケースです。

通常、Edgeは自動的にファイアウォールの許可リストに追加されますが、Windowsの更新やEdgeのアップデート後に設定が外れてしまうことがあります。

原因2：サードパーティのセキュリティソフト

Norton、McAfee、ウイルスバスター、カスペルスキーなど、別途インストールしているセキュリティソフトがEdgeをブロックしている可能性があります。

これらのソフトウェアは、独自のファイアウォール機能を持っているため、Windows標準のファイアウォールとは別に設定が必要なんです。

原因3：プロキシ設定の問題

プロキシサーバーの設定が間違っていたり、自動検出設定が悪さをしていたりすると、Edgeだけがネットワークに接続できなくなることがあります。

特に会社のパソコンを自宅に持ち帰った場合や、VPNを使用している場合に起こりやすい問題です。

原因4：ネットワークアダプターの問題

ネットワークアダプター（Wi-FiやLANの接続を管理する部分）の設定やドライバーに問題があると、特定のアプリケーションだけが接続できなくなることがあります。

原因5：DNS設定の不具合

DNS（Domain Name System）は、ウェブサイトのアドレスをコンピューターが理解できる形式に変換する仕組みです。この設定に問題があると、Edgeでページが表示できなくなります。

原因6：Edgeのバージョン問題

古いバージョンのEdgeを使っていると、セキュリティソフトが「安全でない」と判断してブロックすることがあります。

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対処法1：WindowsファイアウォールでEdgeを許可する

最も効果的で一般的な解決方法です。まずはこれを試してみましょう。

手順：ファイアウォールの設定を確認・変更する

ステップ1：Windowsセキュリティを開く

1. スタートメニューを開く
2. 検索バーに「Windowsセキュリティ」と入力
3. 「Windowsセキュリティ」アプリをクリックして開く

ステップ2：ファイアウォール設定に移動

1. 左側のメニューから「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリック
2. 画面下部にある「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」をクリック

ステップ3：設定を変更する

1. 右上の「設定の変更」ボタンをクリック（管理者権限が必要）
2. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか？」と表示されたら「はい」をクリック
3. アプリの一覧から「Microsoft Edge」を探す
4. Microsoft Edgeの左側にチェックボックスがあるので確認する
5. 「プライベート」と「パブリック」の両方にチェックを入れる

ステップ4：Edgeが見つからない場合

リストにMicrosoft Edgeが表示されていない場合は、手動で追加します：

1. 「別のアプリの許可」ボタンをクリック
2. 「参照」をクリック
3. 以下のフォルダに移動：

   C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application

4. 「msedge.exe」を選択
5. 「開く」→「追加」をクリック
6. 追加されたMicrosoft Edgeの「プライベート」と「パブリック」両方にチェックを入れる
7. 「OK」をクリック

ステップ5：Edgeを再起動

設定を変更したら、必ずEdgeを完全に閉じてから再度開いてください。

注意点

• 両方のネットワーク（プライベートとパブリック）にチェックを入れることが重要です
• 片方だけだと、接続先のネットワークによっては動作しないことがあります

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対処法2：サードパーティのセキュリティソフトを確認

Norton、McAfeeなどのセキュリティソフトを使用している場合の対処法です。

Nortonの場合

手順：

1. Nortonを開く
2. 「設定」をクリック
3. 「ファイアウォール」を選択
4. 「プログラム制御」または「アプリケーション制御」を開く
5. 一覧から「Microsoft Edge」を探す
6. アクセスが「許可」または「自動」になっているか確認
7. ブロックされている場合は「許可」に変更

McAfeeの場合

手順：

1. McAfeeを開く
2. 「ウェブとメールの保護」をクリック
3. 「ファイアウォール」を選択
4. 「インターネット接続設定」を開く
5. 「プログラムのアクセス権」から「Microsoft Edge」を探す
6. アクセスが許可されているか確認し、必要に応じて変更

ウイルスバスターの場合

手順：

1. ウイルスバスターのメイン画面を開く
2. 「設定」（歯車アイコン）をクリック
3. 「例外設定」を選択
4. 「プログラムの例外設定」を開く
5. 「追加」をクリックしてMicrosoft Edgeを追加

一時的な確認方法

どのセキュリティソフトが原因か特定するために、一時的にセキュリティソフトを無効化してみる方法もあります。

注意： セキュリティソフトを無効にしている間は、コンピューターが脅威にさらされる可能性があります。確認後はすぐに有効に戻してください。

手順：

1. セキュリティソフトを一時的に無効化
2. Edgeでインターネットに接続できるか確認
3. 接続できた場合、そのセキュリティソフトが原因
4. セキュリティソフトをすぐに有効に戻す
5. 上記の手順でEdgeを許可リストに追加

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対処法3：プロキシ設定をリセットする

プロキシ設定が原因の場合の対処法です。

自動プロキシ検出を無効にする

手順：

1. スタートメニューを開く
2. 「設定」（歯車アイコン）をクリック
3. 「ネットワークとインターネット」を選択
4. 左側のメニューから「プロキシ」をクリック
5. 「設定を自動的に検出する」のスイッチをオフにする
6. Edgeを再起動して確認

手動プロキシ設定を確認する

手順：

1. 同じ画面の「手動プロキシ セットアップ」セクションを確認
2. 「プロキシ サーバーを使う」がオンになっている場合：

• 会社や学校のネットワークを使っている場合は、IT管理者に設定を確認
• 自宅で使っている場合は、通常はオフにする

1. オフにする場合は、スイッチをオフに切り替え
2. 「保存」をクリック

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対処法4：ネットワーク設定をリセットする

ネットワーク関連の設定に問題がある場合の対処法です。

ネットワークアダプターをリセット

手順：

1. スタートメニューを開く
2. 「設定」→「ネットワークとインターネット」
3. 左側のメニューから「状態」を選択
4. 右側を下にスクロールして「ネットワークのリセット」をクリック
5. 「今すぐリセット」をクリック
6. 確認画面で「はい」をクリック
7. パソコンが自動的に再起動する

注意点：

• この操作を行うと、Wi-Fiのパスワードなどが削除されます
• 再起動後、Wi-Fiに再接続する必要があります

コマンドプロンプトでネットワークをリセット

より詳細なリセットを行いたい場合は、コマンドプロンプトを使用します。

手順：

1. スタートメニューを右クリック
2. 「Windows PowerShell（管理者）」または「ターミナル（管理者）」を選択
3. 以下のコマンドを順番に入力し、それぞれEnterキーを押す：

netsh winsock reset
netsh int ip reset
ipconfig /release
ipconfig /renew
ipconfig /flushdns

4. すべてのコマンドを実行したらパソコンを再起動

これらのコマンドは以下の役割を果たします：

• netsh winsock reset: ネットワーク接続の設定をリセット
• netsh int ip reset: IPアドレス設定をリセット
• ipconfig /release: 現在のIPアドレスを解放
• ipconfig /renew: 新しいIPアドレスを取得
• ipconfig /flushdns: DNSキャッシュをクリア

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対処法5：DNS設定を変更する

DNSサーバーの問題が原因の場合の対処法です。

Google Public DNSに変更する

GoogleのパブリックDNSは信頼性が高く、多くの場合で問題を解決できます。

手順：

1. スタートメニューを開く
2. 「設定」→「ネットワークとインターネット」
3. 使用している接続（Wi-Fiまたはイーサネット）をクリック
4. 「ハードウェアのプロパティ」をクリック
5. 「IP設定」の下にある「編集」をクリック
6. ドロップダウンメニューから「手動」を選択
7. 「IPv4」をオンにする
8. 以下の値を入力：

• 優先DNS: 8.8.8.8
• 代替DNS: 8.8.4.4

1. 「保存」をクリック
2. Edgeを再起動

Edge内でDNS設定を変更する

Edge自体のDNS設定を変更することもできます。

手順：

1. Microsoft Edgeを開く
2. 右上の「…」→「設定」
3. 左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」を選択
4. 下にスクロールして「セキュリティ」セクションを見つける
5. 「セキュリティで保護されたDNSを使用する」の設定を確認
6. 「サービス プロバイダーを選択する」を選択
7. ドロップダウンから「Google (Public DNS)」を選択
8. Edgeを再起動

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対処法6：Microsoft Edgeを更新する

古いバージョンのEdgeは、セキュリティソフトにブロックされやすくなります。

更新の確認と実行

手順：

1. Microsoft Edgeを開く（開けない場合はスキップ）
2. 右上の「…」→「ヘルプとフィードバック」
3. 「Microsoft Edgeについて」をクリック
4. 自動的に更新プログラムがチェックされる
5. 更新がある場合は自動的にダウンロード・インストールされる
6. 「更新を完了するにはMicrosoft Edgeを再起動してください」と表示されたら再起動

Edgeが開けない場合

Edgeがまったく開けない場合は、別のブラウザから最新版をダウンロードします。

手順：

1. ChromeやFirefoxなど、別のブラウザを開く
2. 以下のURLにアクセス：

   https://www.microsoft.com/edge

3. 「ダウンロード」をクリック
4. ダウンロードしたインストーラーを実行
5. 画面の指示に従ってインストール

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対処法7：Edgeの設定をリセットする

Edgeの設定が原因の場合、初期状態に戻すことで解決することがあります。

設定リセットの手順

手順：

1. Microsoft Edgeを開く
2. 右上の「…」→「設定」
3. 左側のメニューから「設定のリセット」を選択
4. 「設定を復元して既定値に戻します」をクリック
5. 確認画面で「リセット」をクリック

リセットされる内容：

• スタートページ
• 新しいタブページ
• 検索エンジン
• ピン留めされたタブ
• 拡張機能（すべて無効化）
• 一時データ

保持される内容：

• お気に入り
• 保存されたパスワード
• 自動入力データ

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対処法8：Windowsを更新する

Windowsのバージョンが古いと、Edgeとの互換性に問題が生じることがあります。

Windows Updateの実行

手順：

1. スタートメニューを開く
2. 「設定」→「Windows Update」
3. 「更新プログラムのチェック」をクリック
4. 利用可能な更新があれば「ダウンロードとインストール」をクリック
5. インストールが完了したらパソコンを再起動

特にセキュリティ更新プログラムは重要なので、必ず適用してください。

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対処法9：ネットワークトラブルシューティングを実行する

Windowsに標準搭載されている自動修復ツールを使用します。

トラブルシューティングの実行

手順：

1. スタートメニューを開く
2. 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」
3. 「その他のトラブルシューティング ツール」をクリック
4. 「インターネット接続」の「実行する」をクリック
5. 画面の指示に従って診断を進める
6. 問題が見つかった場合は「この修正を適用する」をクリック

トラブルシューティングツールは、一般的な問題を自動的に検出して修正してくれます。

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よくあるケースと対処法

実際に起こりがちな特定のシチュエーションと、その対処法をまとめました。

ケース1：Windowsアップデート後に接続できなくなった

原因：
Windowsの更新によってファイアウォール設定が変更されたか、Edgeとの互換性に問題が発生した可能性があります。

対処法：

1. まずEdgeも最新版に更新
2. ファイアウォール設定を確認してEdgeを許可
3. 必要に応じてネットワーク設定をリセット

ケース2：会社のパソコンを自宅に持ち帰ったら接続できない

原因：
会社のネットワーク用のプロキシ設定が残っているか、ドメイン環境の設定が影響しています。

対処法：

1. プロキシ設定を確認して自動検出をオフに
2. 手動プロキシ設定をオフにする
3. VPN接続を切断してから試す

注意： 会社支給のパソコンの場合、設定変更が制限されていることがあります。その場合はIT部門に相談してください。

ケース3：特定のサイトだけアクセスできない

原因：
そのサイトがローカルネットワークアクセスを要求している可能性があります。

対処法：

1. Edgeを開く
2. 右上の「…」→「設定」
3. 「プライバシー、検索、サービス」→「サイトのアクセス許可」
4. 「すべてのアクセス許可」→「ローカル ネットワーク アクセス」
5. 該当するサイトを許可リストに追加

ケース4：拡張機能が原因で接続できない

原因：
一部の拡張機能がネットワーク接続を妨げている可能性があります。

対処法：

1. すべての拡張機能を無効化
2. Edgeで接続できるか確認
3. 一つずつ拡張機能を有効に戻して原因を特定
4. 問題の拡張機能を削除または無効のまま

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予防策：今後のトラブルを防ぐために

問題を解決したら、今後同じトラブルが起きないように予防策を講じましょう。

定期的な更新を心がける

Edgeの自動更新を確認：

1. Edge設定の「Microsoft Edgeについて」で更新状況を定期的に確認
2. 「Microsoft Edgeは最新です」と表示されているか確認

Windowsの自動更新を有効に：

1. Windows Update設定で自動更新が有効になっているか確認
2. 月に一度は手動で更新を確認

セキュリティソフトの設定を保存

セキュリティソフトでEdgeを許可リストに追加したら、その設定をエクスポートして保存しておきます。

メリット：

• ソフトウェアの再インストール時に設定を復元できる
• 別のパソコンでも同じ設定を適用できる

ファイアウォール設定のバックアップ

Windowsファイアウォールの設定をバックアップしておくと安心です。

手順：

1. スタートメニューで「Windows Defender ファイアウォール」を検索
2. 「詳細設定」をクリック
3. 左側の「Windows Defender ファイアウォール」を右クリック
4. 「ポリシーのエクスポート」を選択
5. わかりやすい場所に保存

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トラブルシューティングの順序

どの方法から試せばいいか迷った時のために、おすすめの順序をまとめました。

【初級】まずはこれを試す（所要時間：5〜10分）

1. Edgeを完全終了して再起動
2. パソコンを再起動
3. WindowsファイアウォールでEdgeを許可

【中級】それでもダメなら（所要時間：10〜20分）

4. セキュリティソフトの設定を確認
5. プロキシ設定をリセット
6. Edgeを最新バージョンに更新

【上級】さらに試す（所要時間：20〜40分）

7. DNS設定を変更
8. ネットワーク設定をリセット
9. Edgeの設定をリセット

【最終手段】（所要時間：30分〜）

10. Windowsを更新
11. ネットワークトラブルシューティングを実行
12. Edgeを再インストール

上から順番に試していけば、ほとんどの場合は解決できます。

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よくある質問（Q&A）

実際のトラブル時によく聞かれる質問をまとめました。

Q1. 他のブラウザは使えるのに、なぜEdgeだけ接続できないのですか？

ファイアウォールやセキュリティソフトは、アプリケーションごとに個別に接続を管理しています。Edgeだけが許可リストから外れているか、ブロックリストに入っている可能性が高いです。

Q2. ファイアウォールでEdgeを許可したのに接続できません

以下を確認してください：

• プライベートとパブリック両方のネットワークで許可されているか
• サードパーティのセキュリティソフトも確認したか
• Edgeを完全に再起動したか

Q3. 会社のパソコンで設定変更ができません

会社のパソコンは、IT部門によって管理されていることが多く、一般ユーザーには設定変更の権限がない場合があります。IT部門に問い合わせてください。

Q4. ネットワークリセットを実行すると、Wi-Fiのパスワードも消えますか？

はい、消えます。ネットワークリセットを実行すると、保存されているWi-Fiのパスワードもすべて削除されます。事前にパスワードを確認しておきましょう。

Q5. Edgeを修復しても再インストールしても直りません

この場合、問題はEdge自体ではなく、Windowsのネットワーク設定やセキュリティソフトにある可能性が高いです。以下を試してください：

• セキュリティソフトを一時的に完全無効化して確認
• Windows Updateを実行
• システムの復元で、問題が起きる前の状態に戻す

Q6. 設定を変更した後、どのくらい待てばいいですか？

ファイアウォールやネットワーク設定を変更した後は：

• Edgeを完全に終了して再起動（すぐに効果が出る）
• パソコンを再起動した場合は、起動完了から1〜2分待つ

それ以上待っても改善しない場合は、別の原因が考えられます。

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まとめ：落ち着いて一つずつ対処しよう

Microsoft Edgeのネットワークアクセス問題について、たくさんの対処法を紹介してきました。最後にポイントをまとめましょう。

主な原因：

• Windowsファイアウォールの設定
• サードパーティのセキュリティソフト
• プロキシ設定の問題
• ネットワークアダプターの不具合
• DNS設定の問題
• Edgeのバージョンが古い

効果的な対処法（推奨順）：

1. WindowsファイアウォールでEdgeを許可
2. セキュリティソフトの設定確認
3. プロキシ設定のリセット
4. Edgeの更新
5. ネットワーク設定のリセット
6. DNS設定の変更
7. Edgeの設定リセット
8. Windowsの更新

重要なポイント：

• ファイアウォールでは「プライベート」と「パブリック」両方で許可する
• セキュリティソフトを一時無効化して原因を特定する（確認後はすぐ有効化）
• 設定変更後は必ずEdgeを再起動する
• 複数の対処法を組み合わせる必要がある場合もある

予防策：

• EdgeとWindowsを常に最新の状態に保つ
• セキュリティソフトの設定をバックアップ
• 定期的にネットワーク接続を確認

ネットワークアクセスのエラーは、最初は難しく感じるかもしれません。でも、この記事で紹介した方法を一つずつ試していけば、ほとんどの場合は解決できます。

焦らず、順番に対処していきましょう。それでも解決しない場合は、Microsoftの公式サポートやパソコンの製造元のサポートに問い合わせることも検討してくださいね。

快適なEdgeブラウジングを取り戻して、スムーズにインターネットを楽しみましょう！