Chatwork「表示するメッセージはありません」の原因と解決方法を徹底解説!

「Chatworkでチャットを開いたら『表示するメッセージはありません』って出てきた…」

「さっきまで見えていたメッセージが消えてしまった!どうして?」

Chatworkを使っていると、突然「表示するメッセージはありません」という表示が出て、過去のやり取りが見られなくなることがあります。

実は、この現象にはいくつかの原因があり、それぞれ対処法が異なります。

この記事では、「表示するメッセージはありません」と表示される7つの原因と、それぞれの具体的な解決方法を詳しく解説していきます。

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  1. 「表示するメッセージはありません」が表示される7つの原因
    1. 【原因1】フリープランで40日以前のメッセージを見ようとしている(最も多い原因)
    2. 【原因2】チャットが新規作成されたばかりでメッセージがない
    3. 【原因3】すべてのメッセージが削除された
    4. 【原因4】データの読み込みエラー
    5. 【原因5】グループチャットから退出させられた
    6. 【原因6】相手がコンタクトを削除した
    7. 【原因7】チャット一覧が非表示になっている
  2. 原因別の解決方法
    1. 【解決法1】フリープランの制限に対処する
    2. 【解決法2】データの読み込みエラーを解消する
    3. 【解決法3】削除されたメッセージを諦める
    4. 【解決法4】グループチャットに再参加する
    5. 【解決法5】コンタクトを再追加する
    6. 【解決法6】チャット一覧を表示する
  3. よくある質問と回答
    1. Q1:「表示するメッセージはありません」と「これより過去のメッセージは表示できません」は違いますか?
    2. Q2:有料プランにアップグレードしたら、40日以前のメッセージも見られるようになりますか?
    3. Q3:グループチャットで一部のメンバーだけが「表示するメッセージはありません」になることはありますか?
    4. Q4:メッセージを削除したのは誰か確認できますか?
    5. Q5:スマホでは見られないのに、パソコンでは見られるのはなぜですか?
    6. Q6:ダイレクトチャットが突然「表示するメッセージはありません」になりました。どうしてですか?
    7. Q7:エラーなのか、フリープランの制限なのか、どうやって見分けられますか?
  4. まとめ:まずは原因を特定しよう

「表示するメッセージはありません」が表示される7つの原因

まず、どんな原因でこの表示が出るのかを見ていきましょう。

【原因1】フリープランで40日以前のメッセージを見ようとしている(最も多い原因)

これが最も多い原因です。

Chatworkのフリープラン(無料版)には、メッセージの閲覧制限があります。

フリープランの制限:

  • 閲覧可能期間: 直近40日以内のメッセージのみ
  • 閲覧可能件数: 最新5,000件まで

つまり、40日より前のメッセージは、たとえ送受信していても見ることができません。

こんな表示が出ます:

チャットを開くと、古いメッセージ部分に「表示するメッセージはありません」または「これより過去のメッセージは表示できません」といった表示が出ます。

誰に影響があるか:

フリープランのユーザーだけでなく、グループチャットにフリープランユーザーが1人でも含まれている場合、全員が影響を受けます

例えば:

  • あなた:ビジネスプラン(有料)
  • 取引先:フリープラン(無料)

この場合、あなたは有料プランでも、そのチャットでは40日以前のメッセージが見られなくなります。

【原因2】チャットが新規作成されたばかりでメッセージがない

新しく作成したグループチャットや、新しくコンタクト追加した相手とのダイレクトチャットでは、当然ながらまだメッセージがありません。

この場合、「表示するメッセージはありません」と表示されるのは正常な状態です。

メッセージを送信すれば、表示は消えます。

【原因3】すべてのメッセージが削除された

チャット内のすべてのメッセージが削除された場合、当然ながら「表示するメッセージはありません」と表示されます。

削除されるケース:

  • 自分または相手が、すべてのメッセージを手動で削除した
  • グループチャットの管理者がメッセージを一括削除した

注意:

Chatworkでは、削除されたメッセージを復元することはできません。一度削除すると、二度と見ることができなくなります。

【原因4】データの読み込みエラー

一時的なエラーでメッセージが表示されないことがあります。

よくあるエラーの原因:

  • インターネット接続が不安定
  • ブラウザのキャッシュが溜まっている
  • アプリの不具合
  • Chatworkサーバーの一時的な障害

この場合は、再読み込みや再ログインで解決することが多いです。

【原因5】グループチャットから退出させられた

グループチャットの管理者によって、あなたがチャットから削除(キック)された場合、そのチャットは見られなくなります。

ただし、この場合は「表示するメッセージはありません」ではなく、チャット一覧自体からそのチャットが消えることが多いです。

【原因6】相手がコンタクトを削除した

ダイレクトチャット(1対1のチャット)の場合、相手があなたのコンタクトを削除すると、そのチャットが完全に削除されます。

この場合、チャット一覧からもそのチャットが消えます。

【原因7】チャット一覧が非表示になっている

メッセージ自体は存在するのに、画面の設定でチャット一覧や概要欄が非表示になっていることがあります。

この場合、「表示するメッセージはありません」ではなく、チャット一覧自体が見えなくなります。

原因別の解決方法

それでは、原因ごとの具体的な解決方法を見ていきましょう。

【解決法1】フリープランの制限に対処する

フリープランで40日以前のメッセージが見られない場合、以下の対処法があります。

方法1:有料プランにアップグレードする(根本的な解決)

最も確実な方法は、有料プランに切り替えることです。

Chatworkの料金プラン:

プラン料金(月額)メッセージ閲覧制限
フリー無料直近40日、最新5,000件まで
ビジネス840円/ユーザー(年払い)制限なし
エンタープライズ1,200円/ユーザー(年払い)制限なし

アップグレード方法:

  1. Chatworkにログインします
  2. 画面右上の自分の名前をクリック
  3. 「プラン」をクリック
  4. 希望するプランの「このプランを選択」をクリック
  5. 支払い情報を入力して完了

方法2:重要なメッセージは40日以内に保存しておく

有料プランに切り替えられない場合は、重要なメッセージを定期的に保存しましょう。

保存方法:

  • 重要なメッセージをコピーしてメモ帳やExcelに貼り付ける
  • スクリーンショットを撮る
  • 重要なファイルは事前にダウンロードしておく
  • Google DriveやDropboxなど、別の場所にバックアップを取る

方法3:グループチャットメンバー全員を有料プランにする

グループチャットで40日制限がかかるのは、フリープランユーザーが1人でもいる場合です。

取引先などの外部メンバーにも有料プランを使ってもらえるよう、交渉してみましょう。

【解決法2】データの読み込みエラーを解消する

一時的なエラーの場合は、以下の方法を試してください。

方法1:ページを再読み込みする(最も簡単)

パソコン(ブラウザ版):

  • Windowsの場合:「Ctrl + R」キーを押す、または「F5」キーを押す
  • Macの場合:「Command + R」キーを押す

スマホアプリ:

  1. チャット一覧画面を下にスワイプ(引っ張る)
  2. 「再読み込み」が表示される
  3. 指を離すと再読み込みされる

方法2:データを再読み込みする(スマホアプリ)

Chatworkアプリには「データを再読み込み」という機能があります。

手順:

  1. Chatworkアプリを開く
  2. 画面下部の「アカウント」(人型アイコン)をタップ
  3. 「設定」をタップ
  4. 「データを再読み込み」をタップ
  5. 確認画面で「再読み込み」をタップ

これで、サーバーから最新のデータを取得し直します。

方法3:ブラウザのキャッシュをクリアする(パソコン)

古いキャッシュが原因でエラーが起きている場合があります。

Google Chromeの場合:

  1. 画面右上の「︙」(三点リーダー)をクリック
  2. 「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」をクリック
  3. 「期間」で「全期間」を選択
  4. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
  5. 「データを削除」をクリック
  6. Chatworkに再ログインする

方法4:アプリを再インストールする(スマホ)

アプリの不具合が疑われる場合は、再インストールが効果的です。

手順:

  1. Chatworkアプリをアンインストール(削除)
  2. App StoreまたはGoogle Playから再度ダウンロード
  3. インストール後、ログインする

注意:

アプリをアンインストールしても、サーバー上のデータは消えません。安心して再インストールできます。

方法5:インターネット接続を確認する

他のWebサイトやアプリが正常に動作するか確認してください。

確認すること:

  • Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が接続されているか
  • 通信速度が遅くなっていないか
  • ファイアウォールやセキュリティソフトがChatworkをブロックしていないか

方法6:別のブラウザで試す

使っているブラウザが原因の可能性もあります。

  • Google Chromeで開かない場合 → Firefoxや Edgeで試す
  • Safariで開かない場合 → Chromeで試す

方法7:Chatworkの障害情報を確認する

Chatwork側のサーバー障害の可能性もあります。

確認方法:

  • Chatwork公式サイトの「お知らせ」をチェック
  • Chatwork公式Twitterアカウント(@chatwork_ja)を確認
  • 「Chatwork 障害」でTwitter検索する

障害が発生している場合は、復旧を待つしかありません。

【解決法3】削除されたメッセージを諦める

残念ながら、削除されたメッセージを復元する方法は基本的にありません。

Chatwork公式も、「ユーザーの操作により削除されたデータについては、データ復旧は行っておりません」と明言しています。

唯一の例外:エンタープライズプランのチャットログ・エクスポート

エンタープライズプランを契約している場合、「チャットログ・エクスポート」機能を使って定期的にバックアップを取っていれば、過去のログから復元できる可能性があります。

ただし、削除される前にバックアップを取っていた場合のみ有効です。

今後の対策:

  • 重要なメッセージは定期的にコピーして保存する
  • 削除する前に、本当に削除して大丈夫か確認する
  • チーム内で「重要なメッセージは削除しない」というルールを作る

【解決法4】グループチャットに再参加する

グループチャットから削除された場合は、管理者に再度招待してもらう必要があります。

手順:

  1. チャットの管理者または他のメンバーに連絡する
  2. 「グループチャットから削除されてしまったようです。再度招待していただけますか?」と依頼する
  3. 招待を受け取ったら承認する

注意:

ただし、意図的に削除された場合(例:プロジェクト終了など)は、再参加できないこともあります。

【解決法5】コンタクトを再追加する

相手がコンタクトを削除した場合は、再度コンタクト申請を送る必要があります。

手順:

  1. Chatworkの画面右上にある「コンタクト管理」(人型アイコン)をクリック
  2. 「コンタクト追加」をクリック
  3. 相手のメールアドレスまたはChatwork IDを入力
  4. 「追加」をクリック
  5. 相手が承認すれば、再びコンタクトに追加される

重要な注意点:

コンタクトを再追加しても、過去のダイレクトチャットの履歴は復元されません。新しいダイレクトチャットが作成されるだけです。

【解決法6】チャット一覧を表示する

チャット一覧が非表示になっている場合の表示方法です。

パソコン版(ブラウザ・デスクトップアプリ):

チャット一覧が消えた場合:

  • 画面左下にある「>」ボタンをクリックすると、チャット一覧が表示されます

概要欄やタスクが消えた場合:

  • 画面右下にある「<」ボタンをクリックすると、概要欄とタスクが表示されます

メッセージ入力欄を広げる:

  • メッセージ入力欄の横にある「<」「>」ボタンで、表示エリアの幅を調整できます

これらは不具合ではなく、Chatworkの仕様による表示・非表示の切り替え機能です。

よくある質問と回答

Q1:「表示するメッセージはありません」と「これより過去のメッセージは表示できません」は違いますか?

A: 基本的には同じ意味ですが、表示される状況が少し異なります。

  • 「表示するメッセージはありません」: チャット内に全くメッセージがない場合
  • 「これより過去のメッセージは表示できません」: フリープランの40日制限で、それ以前のメッセージが見られない場合

どちらも「メッセージが表示できない」という点では同じです。

Q2:有料プランにアップグレードしたら、40日以前のメッセージも見られるようになりますか?

A: はい、見られるようになります。

ただし、完全に削除されたメッセージは復元できません

40日制限で「見られないだけで存在はしている」メッセージは、有料プランにアップグレードした瞬間から閲覧可能になります。

Q3:グループチャットで一部のメンバーだけが「表示するメッセージはありません」になることはありますか?

A: はい、あります。

例:

  • メンバーA(ビジネスプラン):すべてのメッセージが見られる
  • メンバーB(フリープラン):40日以前のメッセージが見られない

同じグループチャットでも、プランによって見られるメッセージの範囲が異なります。

Q4:メッセージを削除したのは誰か確認できますか?

A: いいえ、確認できません。

Chatworkには「誰がメッセージを削除したか」を確認する機能はありません。

ただし、メッセージを削除すると、そのメッセージがあった場所に「メッセージが削除されました」という表示が残ります(設定によります)。

Q5:スマホでは見られないのに、パソコンでは見られるのはなぜですか?

A: 以下の原因が考えられます:

  1. アプリとブラウザのキャッシュの違い: スマホアプリのキャッシュが古い可能性
  2. 同期のタイミング: スマホアプリとブラウザ版で同期のタイミングがずれている
  3. アプリのバージョン: スマホアプリが古いバージョンの可能性

対処法:

  • スマホアプリで「データを再読み込み」を実行する
  • アプリを最新バージョンにアップデートする
  • アプリを再起動する

Q6:ダイレクトチャットが突然「表示するメッセージはありません」になりました。どうしてですか?

A: 最も可能性が高いのは、相手があなたのコンタクトを削除したことです。

コンタクトを削除されると:

  • ダイレクトチャットが完全に削除される
  • チャット一覧からも消える
  • 過去のメッセージもすべて見られなくなる

相手に確認するか、再度コンタクト申請を送ってみましょう。

Q7:エラーなのか、フリープランの制限なのか、どうやって見分けられますか?

A: 以下の方法で判断できます:

フリープランの制限の場合:

  • 直近40日以内のメッセージは見られる
  • 古いメッセージだけが見られない
  • 「これより過去のメッセージは表示できません」という表示が出る

エラーの場合:

  • すべてのメッセージが見られない
  • 再読み込みすると直ることがある
  • 他のチャットは正常に表示される

削除の場合:

  • 特定のメッセージまたは特定のチャット全体が見られない
  • 再読み込みしても戻らない

まとめ:まずは原因を特定しよう

「表示するメッセージはありません」と表示される原因と解決方法をまとめます。

7つの主な原因:

  1. フリープランで40日以前のメッセージを見ようとしている ← 最も多い
  2. チャットが新規作成されたばかり
  3. すべてのメッセージが削除された
  4. データの読み込みエラー
  5. グループチャットから退出させられた
  6. 相手がコンタクトを削除した
  7. チャット一覧が非表示になっている

まず試すべき3つの対処法:

  1. ページを再読み込みする(F5キーまたは画面を下にスワイプ)
  2. フリープランかどうか確認する(40日制限の可能性)
  3. チャット一覧の表示・非表示を確認する(左下・右下の「>」「<」ボタン)

根本的な解決方法:

  • フリープランの制限が原因の場合 → 有料プランにアップグレード
  • エラーが原因の場合 → データを再読み込み、キャッシュをクリア、アプリ再インストール
  • 削除が原因の場合 → 残念ながら復元不可。今後は定期的にバックアップを取る

重要な注意点:

  • Chatworkでは削除されたメッセージは復元できない
  • フリープランでは40日以前のメッセージは見られない
  • グループチャットにフリープランユーザーが1人でもいると、全員が40日制限を受ける

「表示するメッセージはありません」と表示されても、慌てずに原因を特定して、適切な対処法を試してみてください。

多くの場合、再読み込みや設定の確認で解決できますよ!

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