Steamでゲームを買ったけど「思っていたのと違った…」「間違えて購入してしまった」という経験はありませんか?
実はSteamには返金システムがあって、条件を満たせばお金が戻ってくるんです。でも気になるのが「返金されるまでにどれくらいかかるのか」ですよね。
今回は、Steamの返金申請から実際にお金が戻ってくるまでの日数について、詳しく解説していきます。
返金申請の承認までは最短1時間、最大7日間

Steamで返金リクエストを送信してから、承認されるまでの時間は状況によって変わります。
一般的なケース
- 最短:1時間程度
- 通常:数時間~24時間以内
- 最大:7日間
多くの場合、返金申請は24時間以内に処理されます。Steamの自動システムが働いているため、条件を満たしていればスムーズに承認されるんですね。
ただし、セール期間中や年末年始などSteamが混雑している時期は、通常より時間がかかることもあります。
実際にお金が戻ってくるまでの時間は支払い方法で違う
返金申請が承認されても、すぐにお金が使えるようになるわけではありません。どこに返金されるかによって、待ち時間が変わってきます。
Steamウォレットへの返金:24~48時間
Steamウォレットに返金する場合、承認後24~48時間でウォレットに追加されます。
ただし、すぐに使えるわけではなく「Pending(保留中)」という表示が出るんです。この間は一時的に使えない状態になっていますが、12~48時間経てば通常のクレジットに戻って使えるようになります。
Steamウォレットに返金される支払い方法
- Webmoney
- Steamプリペイドカード
- コンビニ払い
- 銀行振込
- ペイジー
- nanacoギフト
- その他プリペイド決済
これらの方法で購入した場合は、元の支払い方法に返金できないため、自動的にSteamウォレットへ返金されます。
クレジットカードや外部決済への返金:最大7日間
クレジットカードやPayPalなどの外部決済方法に返金する場合、時間がかかります。
返金までの目安
- 通常:3~5日程度
- 最大:7日間(国際取引の場合は最大14日間)
これは、Steamから決済会社を経由して処理されるため、Steamウォレットへの返金より時間がかかるんですね。
銀行の営業日によっても変わってくるので、週末を挟むとさらに遅れることもあります。
返金が承認されるための2つの条件
そもそも返金を受けるには、Steamが定める条件を満たす必要があります。
条件1:購入から14日以内
ゲームを購入してから2週間(14日)以内である必要があります。
この期間を過ぎてしまうと、基本的には返金申請が通りません。
条件2:プレイ時間が2時間未満
ゲームのプレイ時間が2時間未満である必要があります。
2時間というのは、ゲームが自分に合うかどうかを判断するのに十分な時間ということで設定されているんですね。
この2つの条件を両方満たしていれば、理由を問わず返金が受けられます。
予約購入やDLCの返金はどうなる?
予約購入は発売日前ならいつでもOK
ゲームを予約購入した場合、発売日前であればいつでも返金リクエストができます。
発売日を迎えた後は、通常の14日間・2時間未満のルールが適用されます。
ただし、アーリーアクセスやアドバンスドアクセスで発売前にプレイできるゲームの場合は注意が必要です。プレイ時間が2時間を超えてしまうと、発売日前でも返金が難しくなります。
DLCも同じ条件で返金可能
追加コンテンツ(DLC)も、購入から14日以内で本体ゲームのプレイ時間が2時間未満なら返金できます。
ただし、DLCの内容によっては返金不可の場合もあるので、購入前にストアページで確認しておきましょう。
返金申請の手順は簡単3ステップ
返金申請は、誰でも簡単にできます。英語を読む必要もなく、日本語で完結します。
手順
- Steamクライアントの「ヘルプ」→「Steamサポート」を開く
- 返金したいゲームを選択する
- 返金理由を選んで「リクエストを提出」をクリック
たったこれだけで申請完了です。あとは承認を待つだけですね。
返金申請が却下されることはある?
条件を満たしていれば基本的には承認されますが、以下のような場合は却下される可能性があります。
却下されるケース
- プレイ時間が2時間を超えている
- 購入から14日以上経過している
- 返金を何度も繰り返している(濫用とみなされる)
- Steam以外で購入したCDキーやウォレットカード
- VAC(不正対策システム)でBANされたゲーム
特に注意したいのが「返金の濫用」です。短期間に何度も返金リクエストを送ると、Steamから警告が来たり、返金機能が使えなくなったりすることもあります。
返金システムは、あくまで購入のリスクを減らすためのもので、無料でゲームを試すための仕組みではありません。
セール後に値下がりした場合も返金できる
実は、購入直後にセールで値下がりした場合も、条件を満たしていれば返金できます。
Steamの公式ルールでも「セール前に購入した製品を返金し、セール価格で再購入することは濫用とはみなさない」と明記されているんです。
ただし、プレイ時間が2時間を超えていると難しくなるので、気づいたら早めに申請しましょう。
まとめ:返金は1~2日、遅くても1週間で完了
Steamの返金にかかる日数をまとめると、こうなります。
申請の承認
- 通常:数時間~24時間
- 最大:7日間
実際の入金
- Steamウォレット:承認後24~48時間
- クレジットカードなど:承認後3~7日(最大14日)
つまり、トータルで見ると1~2日程度、遅くても1週間あればお金が戻ってくるということですね。
Steamの返金システムは、ユーザーにとって安心できる制度です。ただし、濫用すると利用できなくなる可能性もあるので、本当に必要なときだけ使うようにしましょう。
購入前にレビューをチェックしたり、無料デモ版があれば試してみたりすることも大切ですね。


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