- ユーザーネームを変更しようとしたのにエラーが出る!
- ユーザーネームと名前の違いを理解しよう
- ユーザーネームが変更できない主な原因
- 原因1:使用できない文字や記号が含まれている
- 原因2:ピリオドの使い方が間違っている
- 原因3:すでに同じユーザーネームが使われている
- 原因4:14日間に2回以上変更しようとしている
- 原因5:30文字を超えている
- 原因6:アプリのバージョンが古い
- 原因7:ネット接続が不安定
- 原因8:キャッシュやデータの問題
- 原因9:Facebookと連携している(名前の場合)
- 原因10:アカウントが制限されている、または審査中
- Instagram側の不具合の可能性
- 変更前に知っておきたい注意点
- 注意点1:プロフィールURLが変わる
- 注意点2:QRコードも無効になる
- 注意点3:フォロワーが混乱する可能性
- 注意点4:古いユーザーネームは14日間保持される
- 変更できない時の最終手段
- まとめ:慎重に、計画的にユーザーネームを変更しよう
ユーザーネームを変更しようとしたのにエラーが出る!
Instagramで新しいユーザーネームに変更しようとしたら、「このユーザーネームは使用できません」「エラーが発生しました」というメッセージが表示されて困っていませんか?
気分転換でユーザーネームを変えたい、ビジネス用にもっとわかりやすい名前にしたい、など理由は様々ですよね。
でも、いざ変更しようとすると思わぬエラーが出て変更できないことがあります。
この記事では、Instagramのユーザーネームが変更できない原因と、それぞれの対処法について詳しく解説します。
ユーザーネームと名前の違いを理解しよう

まず、混同しやすい「ユーザーネーム」と「名前」の違いを確認しましょう。
ユーザーネーム(アカウント名)
プロフィール画面の最上部に表示される、@から始まる英数字の文字列です。
Instagram上であなたを識別するための固有のIDで、他のユーザーと重複できません。
プロフィールのURLにも使われます(例:https://www.instagram.com/ユーザーネーム)。
名前(表示名)
プロフィールアイコンの下に表示される名前です。
他のユーザーと重複しても問題なく、日本語、絵文字、特殊文字なども自由に使えます。
どちらを変更したいか確認しよう
この記事では「ユーザーネーム」の変更について解説していきます。
名前の変更で困っている場合は、原因や対処法が一部異なるので注意してください。
ユーザーネームが変更できない主な原因
ユーザーネームが変更できない理由は、主に以下の10個です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
原因1:使用できない文字や記号が含まれている
Instagramのユーザーネームには、使える文字に厳しい制限があります。
使用できる文字
- 半角英字(小文字のみ a-z)
- 半角数字(0-9)
- ピリオド(.)
- アンダーバー(_)
使用できない文字
- 大文字(A-Z)
- ひらがな、カタカナ、漢字
- スペース(空白)
- 特殊記号(@、#、$、%、&など)
- 絵文字
たとえば「Taro_Yamada」や「太郎」「taro yamada」などは使えません。
「taro_yamada」「taro.yamada」「taro123」のように、小文字英数字とピリオド、アンダーバーだけで構成する必要があります。
対処法
入力したユーザーネームをもう一度確認して、使えない文字が含まれていないかチェックしましょう。
大文字を使っている場合は、すべて小文字に変えてください。
日本語や特殊記号を使いたい場合は、「名前」欄に入力すればOKです。
原因2:ピリオドの使い方が間違っている
ピリオド(.)は使えますが、使い方にルールがあります。
ピリオドのルール
- ユーザーネームの最後には使えない
- ピリオドを連続して使えない(..や…など)
- ユーザーネームの最初には使えない
たとえば「taro.yamada.」「taro..yamada」「.taroyamada」などはすべてNGです。
「taro.yamada」「taro.yama.da」のように、単語の区切りとして1つずつ使うのはOKです。
対処法
ピリオドを最後に使っていないか、連続して使っていないか確認しましょう。
エラーメッセージに「ユーザーネームの最後の文字にピリオドは利用できない」と表示されたら、最後のピリオドを削除してください。
原因3:すでに同じユーザーネームが使われている
Instagramでは、同じユーザーネームを複数の人が使うことはできません。
よくあるケース
短くて覚えやすいユーザーネームほど、すでに誰かに使われている可能性が高いです。
「taro」「yuki」「photo」などのシンプルな名前は、ほぼ間違いなく取られています。
「このユーザーネームは使用できません。別のユーザーネームを使用してください」というメッセージが表示されたら、すでに使われているサインです。
アカウントが削除されていても使えない
たとえ以前のアカウントが削除されていたり、長期間使われていないように見えても、そのユーザーネームは使えません。
Instagramは、セキュリティ上の理由で古いユーザーネームも保持しているんです。
対処法
別のユーザーネームを考えましょう。以下のような工夫で、希望に近いユーザーネームを作れます。
- 数字を追加する(例:taro → taro123、taro_2024)
- アンダーバーで区切る(例:taroyamada → taro_yamada)
- 地域名を追加する(例:yuki → yuki_tokyo)
- 趣味や特技を組み合わせる(例:taro → taro_photo、taro_cooking)
- 略語を作る(例:photographer_ayaka → phtr_ayaka)
ユーザーネーム生成ツールを使うのも一つの手ですが、自分らしさが出るようにアレンジしましょう。
原因4:14日間に2回以上変更しようとしている
これは意外と知られていない制限です。
変更回数の制限
Instagramでは、セキュリティ対策として14日間に2回までしかユーザーネームを変更できません。
すでに2回変更している場合、3回目を試みるとエラーが出ます。
なぜこの制限があるの?
アカウントの乗っ取りや、なりすまし行為を防ぐためです。
頻繁にユーザーネームを変更されると、フォロワーが混乱したり、悪用される可能性があるんです。
対処法
14日間待ってから、再度変更してください。
カレンダーにメモしておくと忘れません。
どうしてもすぐに変更したい場合は、Instagram公式サポートに問い合わせることもできますが、基本的には待つしかありません。
裏ワザはある?
残念ながら、14日制限を回避する裏ワザはありません。
ユーザーネームは慎重に決めてから変更しましょう。
原因5:30文字を超えている

ユーザーネームには文字数制限があります。
制限
ユーザーネームは30文字以内でなければなりません。
31文字以上入力すると、変更できません。
対処法
文字数を数えて、30文字以内に収めましょう。
長すぎる場合は、略語を使ったり、不要な単語を削ったりして短くしてください。
原因6:アプリのバージョンが古い
古いバージョンのInstagramアプリを使っていると、不具合が起きることがあります。
なぜ古いバージョンだとダメなの?
Instagramは定期的にアップデートされており、新しいバージョンでしかサポートされない機能や仕様変更があるためです。
特に大きなアップデートの後は、古いバージョンでエラーが起きやすくなります。
対処法
App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)を開いて、Instagramに更新があるか確認してください。
「更新」ボタンが表示されていれば、必ずアップデートしましょう。
更新ボタンがない場合は、すでに最新版です。
自動更新をオンにしよう
今後のトラブルを防ぐために、アプリの自動更新をオンにしておくのがおすすめです。
原因7:ネット接続が不安定
意外と見落としがちなのが、インターネット接続の問題です。
接続不良だとどうなる?
ネット接続が不安定だと、Instagramのサーバーと正常に通信できず、変更処理が完了しないことがあります。
Wi-Fiの電波が弱い、モバイルデータの通信制限にかかっている、などが原因です。
対処法
- Wi-Fiとモバイルデータを切り替える:Wi-Fiがダメならモバイルデータ、その逆も試してみましょう
- 別の場所で試す:安定したネット環境がある場所に移動する
- 機内モードのオンオフ:一度機内モードにして、またオフにすると接続がリセットされます
- ルーターを再起動する:自宅のWi-Fiが不安定な場合は、ルーターを再起動してみましょう
原因8:キャッシュやデータの問題
アプリに溜まったキャッシュが原因で不具合が起きることもあります。
キャッシュとは?
アプリが一時的に保存しているデータのことです。
溜まりすぎると動作が重くなったり、エラーが起きやすくなります。
対処法(iPhone)
iPhoneの場合、Instagramアプリ自体のキャッシュは直接削除できません。
アプリを一度削除して再インストールするのが確実な方法です。
対処法(Android)
- スマホの「設定」を開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」をタップ
- 「Instagram」を選択
- 「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
アプリの再起動も有効
アプリを完全に終了して、もう一度起動するだけでも解決することがあります。
原因9:Facebookと連携している(名前の場合)
これは「名前」の変更で起きる問題ですが、混同する人が多いので紹介します。
Facebookと連携するとどうなる?
InstagramアカウントをFacebookと連携すると、Facebookの名前が自動的にInstagramに反映されます。
その場合、Instagramだけで名前を変更しようとしても変更できません。
対処法
- Instagramアプリを開く
- プロフィール画面右上の三本線メニューをタップ
- 「設定」をタップ
- 「アカウントセンター」をタップ
- 連携しているFacebookアカウントを選択
- 「アカウントセンターから削除」をタップして連携を解除
連携を解除すれば、Instagram側で自由に変更できるようになります。
原因10:アカウントが制限されている、または審査中
特定の状況では、ユーザーネームの変更が一時的に制限されることがあります。
アカウント制限
利用規約違反や、スパム行為が検出された場合、アカウントが制限されることがあります。
制限中は、ユーザーネーム変更を含む一部の機能が使えなくなります。
対処法
- Instagram公式からの通知を確認する
- アカウント制限の理由を確認する
- 指示に従って、本人確認やパスワード変更などを行う
- 異議申し立てができる場合は、手続きを進める
アカウント確認中の場合
著名人や企業など、認証バッジの取得を目指している場合、確認プロセス中はユーザーネーム変更が制限されることがあります。
確認プロセスが完了するまで待ちましょう。
また、ユーザーネームを変更すると、再度審査が必要になる場合があります。
影響力の大きいアカウント
フォロワーが多いインフルエンサーや企業アカウントの場合、ユーザーネーム変更に審査が必要になることがあります。
この場合、変更が即座に反映されず、数日かかることもあります。
Instagram側の不具合の可能性
上記のすべてを確認してもダメな場合、Instagram側のシステム不具合の可能性があります。
確認方法
- Twitterで検索:「Instagram 不具合」「Instagram エラー」などで検索して、同じ症状の人がいないか確認
- 公式アカウントをチェック:Instagram公式アカウントで障害情報が出ていないか確認
- 他のユーザーに聞く:友達や家族に、同じ問題が起きていないか聞いてみる
対処法
システム障害の場合は、Instagram側の対応を待つしかありません。
時間を置いてから、再度試してみましょう。
変更前に知っておきたい注意点
無事に変更できたとしても、いくつか注意すべき点があります。
注意点1:プロフィールURLが変わる
ユーザーネームを変更すると、プロフィールのURLも自動的に変わります。
影響を受けるもの
- 他のSNS(TwitterやFacebookなど)に貼っているリンク
- ブログやウェブサイトに掲載しているリンク
- メール署名に含めているURL
- 名刺やチラシに印刷したURL
- QRコード
対処法
変更後は、これらすべてを新しいURLに更新する必要があります。
古いURLにアクセスしても、エラー画面が表示されるだけで自動転送されません。
注意点2:QRコードも無効になる
Instagramのプロフィール用QRコードも、ユーザーネーム変更に伴って新しいものに変わります。
古いQRコードは使えなくなるので、新しいQRコードを作り直して配布し直す必要があります。
注意点3:フォロワーが混乱する可能性
フォロワー数は変わりませんが、フォロワーは混乱するかもしれません。
「フォローしていたアカウントが急に別の名前になった!」と驚く人もいるでしょう。
対処法
事前にストーリーズや投稿で「ユーザーネームを変更します」とアナウンスしておくと親切です。
注意点4:古いユーザーネームは14日間保持される

変更後、古いユーザーネームは14日間自動的に保持されます。
これは何のため?
間違えて変更してしまった場合に、14日以内なら元のユーザーネームに戻せるようにするためです。
注意点
この14日間は、他の誰も(あなたも別アカウントで)その古いユーザーネームを使えません。
14日経つと、誰でも使えるようになります。
対策
古いユーザーネームを保持したい場合は、別のアカウントで確保しておく方法もあります。
ただし、14日間待つ必要があります。
変更できない時の最終手段
どうしてもユーザーネームを変更できない場合、以下の最終手段を試してみましょう。
1. ブラウザ版から試す
アプリでダメな場合、PC版やスマホブラウザ版Instagramから変更できることがあります。
https://www.instagram.com にアクセスして、ログインしてから試してみましょう。
2. アプリを再インストールする
アプリを一度削除して、再インストールしてみてください。
これでキャッシュが完全にクリアされ、多くの問題が解決します。
3. Instagramサポートに問い合わせる
それでもダメな場合は、公式サポートに問い合わせましょう。
- プロフィール画面右上の三本線メニューをタップ
- 「設定」をタップ
- 「ヘルプ」をタップ
- 「問題を報告」をタップ
- 状況を詳しく説明して送信
返信には1〜7日程度かかることがあります。
4. 新しいアカウントを作る(最終手段)
どうしても変更できず、新しいユーザーネームが必須の場合は、新しいアカウントを作ることも検討しましょう。
ただし、フォロワーや投稿はゼロからやり直しになるので、慎重に判断してください。
まとめ:慎重に、計画的にユーザーネームを変更しよう
Instagramのユーザーネームが変更できない原因は、主に以下の10個です。
- 使用できない文字や記号が含まれている
- ピリオドの使い方が間違っている
- すでに同じユーザーネームが使われている
- 14日間に2回以上変更しようとしている
- 30文字を超えている
- アプリのバージョンが古い
- ネット接続が不安定
- キャッシュやデータの問題
- Facebookと連携している(名前の場合)
- アカウントが制限されている、または審査中
ほとんどの場合、使える文字の確認、ユーザーネームの重複確認、14日制限の確認で解決します。入力するユーザーネームは、半角英小文字、数字、ピリオド、アンダーバーのみで構成し、30文字以内に収めましょう。ピリオドは最後や連続使用ができないので注意が必要です。
変更後はプロフィールURLやQRコードも変わるため、他のサイトやSNSに貼っているリンクをすべて更新する必要があります。また、14日間に2回までしか変更できないので、よく考えてから変更しましょう。
どうしても解決しない場合は、アプリの再起動、アップデート、キャッシュ削除、そして最終的にはInstagram公式サポートへの問い合わせを試してみてください。この記事で紹介した対処法を一つずつ試せば、ほとんどの問題は解決できるはずです。あなたの理想のユーザーネームに無事変更できることを願っています!

コメント