「有線イヤホンを挿しても音が出ない…」
「イヤホンを挿しているのに、スマホ本体のスピーカーから音が出る」
「昨日まで使えていたのに、急に認識されなくなった」
そんな悩みを抱えていませんか?
Androidスマホで有線イヤホンが認識されない問題は、接続不良やソフトウェアの設定など、様々な原因で起こります。でも、ほとんどの場合は簡単な対処法で解決できるんです。
この記事では、有線イヤホンが認識されない原因と、すぐに試せる解決方法を分かりやすく説明します。
この記事で分かること:
- 有線イヤホンが認識されない主な原因
- すぐに試せる7つの基本対処法
- イヤホンジャックの掃除方法
- USB Type-C接続の問題解決法
- 故障の見分け方と修理の判断基準
それでは、順番に見ていきましょう!
有線イヤホンが認識されない主な原因

まず、なぜ有線イヤホンが認識されないのか、主な原因を理解しましょう。
原因1:イヤホンジャックの接触不良(最多)
これが最も多い原因です。
イヤホンジャックの中にホコリやゴミが溜まっていると、イヤホンプラグとの接触が悪くなり、認識されません。
なぜホコリが溜まる?
- ポケットやカバンの中で、繊維やホコリが入り込む
- 使わない時、イヤホンジャックが露出している
- 長期間使っていると自然に溜まる
原因2:イヤホンプラグの差し込み不足
プラグが奥までしっかり差し込まれていないと、正しく認識されません。
よくあるパターン:
- プラグを途中までしか挿していない
- スマホケースが厚くて、最後まで挿せない
- プラグが汚れていて、途中で引っかかる
原因3:イヤホン自体の故障
イヤホンのケーブルが断線していたり、プラグ部分が劣化していると、認識されません。
断線しやすい場所:
- プラグの根本(最も多い)
- リモコンやマイク部分の周辺
- 折り曲げて持ち運んでいる箇所
原因4:Bluetoothデバイスが優先接続されている
Androidスマホは、Bluetoothイヤホンやスピーカーに自動接続されていると、有線イヤホンを挿しても音がBluetoothデバイスから出ます。
こんな状況で起こります:
- カバンの中のBluetoothイヤホンの電源が入っている
- 車のBluetoothスピーカーに接続されたまま
- 以前ペアリングしたデバイスが近くにある
原因5:音量設定が0になっている
スピーカーの音量とイヤホンの音量は、別々に設定されています。
スピーカーでは音が出ていても、イヤホンの音量が0になっていることがあります。
原因6:スマホのソフトウェアの不具合
一時的なシステムエラーやアプリの干渉で、イヤホンが認識されないことがあります。
原因7:USB Type-C変換アダプタの問題
イヤホンジャックがないスマホで変換アダプタを使っている場合、アダプタの故障や互換性の問題で認識されないことがあります。
USB Type-Cとは?
- 最近のAndroidスマホの充電口の形
- イヤホンジャックがない機種が増えている
- 変換アダプタを使って3.5mmイヤホンを接続する
原因8:イヤホンジャック/USB Type-Cポートの故障
スマホ本体のイヤホンジャックやUSB Type-Cポートが故障していると、どんなイヤホンを挿しても認識されません。
原因9:アプリの干渉
特定のアプリ(通話アプリ、音楽アプリなど)が音声出力を制御していて、イヤホンへの音声が届かないことがあります。
原因10:スマホケースの干渉
厚みのあるスマホケースが、イヤホンプラグを奥まで挿すのを邪魔していることがあります。
【すぐ試せる】基本の7つの対処法
まずは、これらの基本対処法をすべて試してみましょう。
対処法1:イヤホンを抜き差しする
最も簡単で効果的な方法です。
手順:
- イヤホンプラグを完全に抜く
- 5秒ほど待つ
- プラグをまっすぐに、奥までしっかり差し込む
- 「カチッ」と手応えがあるまで押し込む
- 斜めにならないように注意
- 音が出るか確認
ポイント:
- 何度か抜き差しを繰り返す
- 差し込む角度を変えてみる
- ゆっくり、確実に差し込む
対処法2:スマホを再起動する
一時的なシステムエラーが原因の場合、再起動で解決します。
手順:
- 電源ボタンを長押し
- 「再起動」または「電源を切る」をタップ
- 完全に電源が切れるまで待つ
- もう一度電源ボタンを長押しして起動
- イヤホンを挿して確認
対処法3:音量を上げる
イヤホンの音量が0になっていないか確認します。
手順:
- イヤホンを挿した状態で、音楽や動画を再生
- 音量ボタン(+)を押す
- 音量バーが表示される
- 音量を最大まで上げてみる
確認ポイント:
- 「メディア音量」が上がっているか確認
- 「通話音量」ではなく「メディア音量」を調整
対処法4:Bluetooth接続を切る
Bluetoothデバイスが優先接続されていないか確認します。
手順:
- 画面上部から下にスワイプ
- クイック設定パネルを表示
- 「Bluetooth」アイコンをタップしてオフ
- イヤホンから音が出るか確認
または:
- 「設定」アプリを開く
- 「接続済みのデバイス」または「Bluetooth」をタップ
- 接続されているBluetoothデバイスを確認
- 「切断」または「接続を解除」をタップ
対処法5:別のイヤホンで試す
問題がイヤホン側にあるのか、スマホ側にあるのか切り分けます。
手順:
- 別の有線イヤホンを用意
- 家族や友人のイヤホンを借りる
- 家にある他のイヤホンを試す
- スマホに挿してみる
- 音が出れば、元のイヤホンが故障
音が出なければ、スマホ側の問題
対処法6:スマホケースを外す
スマホケースが邪魔をしていないか確認します。
手順:
- スマホケースを外す
- イヤホンを挿す
- 奥まで差し込めるか確認
- 音が出れば、ケースが原因
ケースが原因だった場合:
- イヤホンジャック部分の穴が大きいケースに変更
- または、ケースなしで使用
対処法7:他のアプリを終了する
他のアプリが音声出力を制御していないか確認します。
手順:
- 画面下部の「□」ボタン(タスクボタン)をタップ
- 起動中のアプリ一覧が表示される
- 各アプリを上にスワイプして終了
- 特に通話アプリ(Zoom、Discord、LINEなど)を終了
- イヤホンから音が出るか確認
イヤホンジャックを掃除する方法

ホコリやゴミが原因の場合、掃除することで解決します。
準備するもの
- 綿棒(細いもの)
- エアダスター(あれば)
- 爪楊枝(使用する場合は注意)
- 懐中電灯またはスマホのライト
掃除の手順
ステップ1:イヤホンジャックの中を確認
- スマホのライトやライトを使う
- イヤホンジャックの穴の中を覗く
- ホコリやゴミが見えないか確認
ステップ2:エアダスターで吹き飛ばす(おすすめ)
- エアダスターをイヤホンジャックに向ける
- 短く2〜3回吹く
- 強く吹きすぎない(内部を傷める可能性)
- イヤホンを挿して確認
ステップ3:綿棒で優しく拭く
エアダスターがない場合や、汚れがひどい場合:
- 綿棒の綿の部分を少しほぐして細くする
- イヤホンジャックに優しく挿入
- 奥まで無理に押し込まない
- 回転させながら優しく
- ゆっくり引き抜く
- 綿棒にホコリが付いていたら、新しい綿棒で繰り返す
- イヤホンを挿して確認
ステップ4:爪楊枝を使う(最終手段)
注意:慎重に行う必要があります。
- 爪楊枝の先端を使う
- イヤホンジャックの壁面に沿って、優しくホコリをかき出す
- 内部の端子を傷つけないよう細心の注意を払う
- 取れたホコリをエアダスターで吹き飛ばす
掃除する際の注意点
やってはいけないこと:
- 水や液体を使う(故障の原因)
- 金属製のピンや針を使う(端子を傷める)
- 強く押し込む(内部を破損する)
- 掃除機で吸う(吸引力が強すぎる)
安全な方法:
- エアダスター(最も安全)
- 綿棒(優しく使えば安全)
- 専用のクリーニングキット
USB Type-C接続の問題解決法
イヤホンジャックがない機種で、USB Type-C接続を使っている場合の対処法です。
問題1:USB Type-C変換アダプタが認識されない
対処法:
ステップ1:変換アダプタを確認
- 変換アダプタを抜き差しする
- 奥までしっかり差し込む
- 別の変換アダプタがあれば試す
ステップ2:USB Type-Cポートを掃除
- エアダスターでホコリを吹き飛ばす
- 綿棒で優しく拭く
- 完全に乾燥させてから接続
ステップ3:互換性を確認
一部の変換アダプタは、特定のスマホでしか使えません。
- スマホのメーカー公式の変換アダプタを使う
- または、「全機種対応」と明記された製品を選ぶ
問題2:USB Type-Cイヤホンが認識されない
USB Type-C端子のイヤホンを直接挿している場合:
対処法:
- イヤホンを抜き差しする
- スマホを再起動する
- USB Type-Cポートを掃除する
- イヤホンが「デジタル出力対応」か確認
- 一部のUSB Type-Cイヤホンは、対応していないスマホがあります
問題3:充電中はイヤホンが使えない
USB Type-C端子が一つしかない場合、充電とイヤホンを同時に使えません。
解決方法:
方法1:分岐ケーブルを使う
「USB Type-C 2in1」「充電&イヤホン同時使用」と書かれた分岐ケーブルを購入します。
- USB Type-C入力×1
- USB Type-C出力×1(充電用)
- 3.5mmイヤホン出力×1
方法2:Bluetoothイヤホンに切り替える
有線にこだわらないなら、Bluetoothイヤホンを使えば充電しながら音楽を聴けます。
音声出力先を切り替える方法
Androidスマホでは、音声出力先を手動で切り替えることができます。
方法1:通知パネルから切り替え
手順:
- 音楽や動画を再生中に、画面上部から下にスワイプ
- 通知パネルを表示
- 再生中の音楽プレーヤーの通知を探す
- 出力先アイコン(スピーカーやイヤホンのマーク)をタップ
- 「有線イヤホン」「スマートフォンのスピーカー」などから選択
- 選択した出力先に音が切り替わる
方法2:設定アプリから切り替え
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「音」または「サウンド」をタップ
- 「メディア」または「詳細設定」をタップ
- 「メディア出力」「オーディオ出力」などをタップ
- 使用したいデバイス(有線イヤホン)を選択
機種によって表示が異なります:
- Samsung:設定→サウンド→詳細設定→個別のアプリの音量
- Google Pixel:設定→接続済みのデバイス→メディア
- OPPO:設定→サウンドとバイブレーション
それでも解決しない場合の対処法
上記の方法をすべて試しても解決しない場合は、以下を試してみましょう。
対処法1:セーフモードで起動
他のアプリが干渉していないか、セーフモードで確認します。
セーフモードとは?
- 自分でインストールしたアプリを一時的に無効化するモード
- 最初から入っているアプリだけで起動する
セーフモードの起動方法(一般的な手順):
- 電源ボタンを長押し
- 「電源を切る」を長押し
- 「セーフモードで再起動」と表示される
- 「OK」をタップ
- セーフモードで起動する
- 画面左下に「セーフモード」と表示される
- イヤホンが正常に動作するか確認
セーフモードで正常に動作した場合:
- インストールしたアプリが原因
- 最近インストールしたアプリを削除
- 一つずつ削除して原因を特定
通常モードに戻す:
- もう一度再起動すれば、通常モードに戻ります
対処法2:システムアップデートを確認
Android OSが古いと、イヤホンが正常に動作しないことがあります。
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」または「端末情報」をタップ
- 「システムアップデート」「ソフトウェア更新」をタップ
- 「更新をチェック」をタップ
- 利用可能な更新があれば、インストール
注意:
- Wi-Fi接続環境で行う
- バッテリー残量が50%以上あることを確認
- アップデート中はスマホを使わない
対処法3:キャッシュをクリア
音楽アプリやシステムのキャッシュをクリアします。
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」をタップ
- 音楽アプリ(Spotify、YouTube Music など)を選択
- 「ストレージとキャッシュ」をタップ
- 「キャッシュを消去」をタップ
システムキャッシュをクリア(一部機種):
- スマホの電源を切る
- 電源ボタンと音量ボタンを同時長押し
- リカバリーモードで起動
- 「Wipe cache partition」を選択
- 実行後、再起動
注意:
- 機種によって操作方法が異なります
- 不安な場合は、この操作はスキップしてください
対処法4:開発者向けオプションを確認(上級者向け)
注意:この設定は慎重に行ってください。
開発者向けオプションには、USB オーディオルーティングなどの詳細設定があります。
開発者向けオプションを有効にする:
- 「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」を7回連続タップ
- 「開発者向けオプション」が表示される
- 「設定」に戻り、「開発者向けオプション」をタップ
- 「USBオーディオルーティングを無効にする」がオフになっているか確認
故障の見分け方と修理の判断

どこが故障しているのか、見分ける方法と修理の判断基準です。
イヤホンの故障を確認
確認方法:
- 別のスマホやPC、タブレットに挿してみる
- 音が出れば、スマホ側の問題
音が出なければ、イヤホンの故障
イヤホンが故障している場合:
- 新しいイヤホンを購入
- 修理はコストが合わないことが多い
スマホ側の故障を確認
確認方法:
- 別のイヤホンを挿してみる
- 複数のイヤホンで試しても音が出なければ、スマホの故障
故障箇所の特定:
イヤホンジャックの故障:
- どんなイヤホンを挿しても認識されない
- イヤホンを挿すとノイズが入る
- イヤホンを動かすと音が途切れる
USB Type-Cポートの故障:
- 変換アダプタを挿しても認識されない
- 充電もできない(完全に故障)
- 充電はできるが、イヤホンは認識されない(一部故障)
修理に出すべきか判断
修理に出すべき場合:
- 複数のイヤホンで試しても認識されない
- イヤホンジャックやUSB Type-Cポートの故障が疑われる
- スマホ本体を長く使いたい
買い替えを検討すべき場合:
- スマホが古い(3年以上使用)
- 修理費用が高額(1万円以上)
- 他にも不具合が多い
修理費用の目安
イヤホンジャック修理:
- 5,000円〜15,000円程度
- 機種や修理店によって異なる
USB Type-Cポート修理:
- 8,000円〜20,000円程度
- 正規店は高額、非正規店は安い
修理の選択肢:
- メーカーの正規サービスセンター(保証期間内なら無料の場合も)
- 携帯ショップ(ドコモ、au、ソフトバンク)
- スマホ修理専門店(街の修理店)
トラブルを防ぐための予防策
有線イヤホンの認識トラブルを防ぐための日頃の対策です。
予防策1:イヤホンジャックを保護する
方法:
- イヤホンジャック用のキャップやプラグを使う
- 使わない時はホコリが入らないようにする
- 定期的に掃除する(月1回程度)
おすすめアイテム:
- イヤホンジャックキャップ
- イヤホンジャックカバー
- 防塵プラグ
予防策2:イヤホンを丁寧に扱う
イヤホンの寿命を延ばす扱い方:
正しい抜き方:
- プラグの根本を持って、まっすぐ抜く
- ケーブルを引っ張らない
正しい保管方法:
- ケーブルを束ねすぎない
- 8の字に巻いて保管
- 強く折り曲げない
避けるべき行動:
- スマホ本体にケーブルをグルグル巻きにする
- ポケットにぐちゃぐちゃに入れる
- 濡れたまま使用・保管する
予防策3:耐久性の高いイヤホンを選ぶ
おすすめの特徴:
- 断線防止コードが付いている
- プラグ部分が金メッキ
- ケーブルが絡みにくい素材
- L字プラグ(負担が少ない)
予防策4:スマホケースを適切に選ぶ
イヤホンジャック部分の穴が大きいケースを選ぶ:
- イヤホンプラグが奥まで挿せる
- 様々な形状のプラグに対応
予防策5:定期的に動作確認
月に1回程度、イヤホンが正常に動作するか確認しましょう。
確認項目:
- 音が左右両方から出るか
- ノイズが入っていないか
- プラグを動かすと音が途切れないか
異常を早期発見することで、大きなトラブルを防げます。
よくある質問(FAQ)
Q1. イヤホンを挿すと自動で音楽アプリが起動するのを止めたい
A. アプリの自動再生設定をオフにします。
手順:
- 音楽アプリ(Spotify、YouTube Musicなど)を開く
- 設定を開く
- 「自動再生」「イヤホン接続時に起動」などの設定を探す
- オフにする
または:
- 「設定」→「アプリ」→音楽アプリを選択
- 「デフォルトで開く」「デフォルトアプリ」をタップ
- 「デフォルトをクリア」をタップ
Q2. 片方の耳からしか音が出ない
A. イヤホンの断線またはバランス設定が原因です。
確認方法:
ステップ1:別のデバイスで試す
- PCやタブレットに挿して確認
- 片方しか聞こえなければ、イヤホンの断線
ステップ2:バランス設定を確認
- 「設定」→「ユーザー補助」をタップ
- 「オーディオ」または「聞こえ」をタップ
- 「左右のバランス」を確認
- 中央に設定されているか確認
Q3. イヤホンを挿すとノイズ(ブツブツ音)が入る
A. 接触不良またはプラグの汚れが原因です。
対処法:
- イヤホンジャックを掃除する
- イヤホンプラグを掃除する
- 乾いた布で拭く
- アルコールウェットティッシュで拭く(完全に乾燥させてから使用)
- プラグを奥までしっかり差し込む
- それでも直らない場合は、イヤホンジャックの故障の可能性
Q4. USB Type-C変換アダプタは純正品じゃないとダメ?
A. 必ずしも純正品でなくても大丈夫ですが、相性があります。
選び方のポイント:
- できれば純正品または公式推奨品
- レビューで「(自分の機種名)で使えた」と確認
- 「全機種対応」「DAC内蔵」と書かれている製品
- 安すぎる製品は避ける(500円以下)
おすすめ:
- メーカー公式の変換アダプタ
- Anker、エレコムなど信頼できるメーカーの製品
Q5. ワイヤレスイヤホンに変えた方がいい?
A. 状況によって判断しましょう。
有線イヤホンのメリット:
- 充電不要
- 音質が良い(同価格帯で比較)
- 音の遅延がない
- なくしにくい
Bluetoothイヤホンのメリット:
- ケーブルがなくて快適
- 充電しながら音楽を聴ける(USB Type-C機種)
- 断線の心配がない
どちらを選ぶべき?
- 音質重視、充電が面倒 → 有線イヤホン
- 快適性重視、充電は気にならない → Bluetoothイヤホン
- 両方持っておくのもおすすめ
Q6. イヤホンジャックがないスマホでも有線イヤホンは使える?
A. はい、変換アダプタを使えば使えます。
方法は3つ:
方法1:USB Type-C変換アダプタを使う
- 3.5mmイヤホン → 変換アダプタ → スマホ
方法2:USB Type-C端子のイヤホンを使う
- USB Type-Cプラグのイヤホンを購入
方法3:Bluetoothイヤホンを使う
- 無線接続なので変換不要
Q7. イヤホンジャックの掃除は自分でやっても大丈夫?
A. 正しい方法で行えば大丈夫です。
安全な掃除方法:
- エアダスターで吹く(最も安全)
- 綿棒で優しく拭く
- 専用クリーニングキットを使う
危険な掃除方法(やめましょう):
- 金属製の針やピンを使う
- 水や液体を入れる
- 掃除機で吸う
- 強く押し込む
不安な場合は、携帯ショップや修理店でクリーニングしてもらいましょう(500円〜1,000円程度)。
まとめ:有線イヤホンが認識しない時はまず接続確認!
Android有線イヤホンが認識されない問題と、その解決方法について詳しく説明してきました。
この記事の重要ポイント
有線イヤホンが認識されない主な原因:
- イヤホンジャックの接触不良(ホコリ、ゴミ)
- イヤホンプラグの差し込み不足
- イヤホン自体の故障(断線)
- Bluetoothデバイスが優先接続
- 音量設定が0
- スマホのソフトウェアの不具合
- USB Type-C変換アダプタの問題
- イヤホンジャック/USB Type-Cポートの故障
- アプリの干渉
- スマホケースの干渉
すぐ試せる基本対処法:
- イヤホンを抜き差しする
- スマホを再起動する
- 音量を上げる
- Bluetooth接続を切る
- 別のイヤホンで試す
- スマホケースを外す
- 他のアプリを終了する
イヤホンジャックの掃除方法:
- エアダスターで吹く(最も安全)
- 綿棒で優しく拭く
- 定期的に掃除する(月1回)
USB Type-C接続の対処法:
- 変換アダプタを抜き差しする
- USB Type-Cポートを掃除する
- 互換性のある変換アダプタを使う
- 純正品または信頼できるメーカーの製品を選ぶ
故障の見分け方:
- 別のイヤホンで試す(イヤホンの故障か確認)
- 別のデバイスで試す(スマホの故障か確認)
- 複数試しても認識されない → 修理または買い替えを検討
トラブル予防策:
- イヤホンジャックを保護する
- イヤホンを丁寧に扱う
- 耐久性の高いイヤホンを選ぶ
- スマホケースを適切に選ぶ
- 定期的に動作確認する
最後に
有線イヤホンが認識されない問題は、ほとんどの場合、接触不良やソフトウェアの一時的なエラーが原因です。
まずは「イヤホンの抜き差し」と「スマホの再起動」という最もシンプルな方法を試してみてください。それでも解決しない場合は、イヤホンジャックの掃除やBluetooth接続の確認を行いましょう。
日頃から、イヤホンジャックの保護やイヤホンの丁寧な扱いを心がけることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
それでも問題が解決しない場合は、スマホ本体やイヤホンの故障が疑われますので、修理または買い替えを検討してくださいね。
この記事が、あなたの有線イヤホンのトラブル解決に役立てば幸いです!

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