「メールの返信だけで午前中が終わってしまった…」
「マウスとキーボードを何度も行き来して疲れる…」
ビジネスパーソンにとって、メール処理は毎日の重要な仕事です。しかし、メールはあくまで手段であって目的ではありません。できるだけ効率よく処理して、本来の業務に集中したいですよね。
そこで活躍するのが「キーボードショートカット」です。マウスを使わずにキーボードだけで操作できれば、作業スピードが劇的に向上します。
この記事では、Gmail、Outlook、Thunderbirdの主要なキーボードショートカットを網羅的に紹介します。すべて覚える必要はありません。まずは自分がよく使う操作のショートカットから覚えていきましょう。
キーボードショートカットを使うメリット

まず、なぜキーボードショートカットが重要なのかを理解しておきましょう。
時間の節約効果が大きい
1つのショートカットで節約できる時間は、わずか1〜5秒程度です。しかし、これが積み重なると大きな効果になります。
計算例
- 1日に50通のメールを処理
- 1通あたり3秒の節約
- 合計:150秒(2分30秒)の節約
- 1年間(営業日250日):625分(約10時間)の節約
たった数秒の積み重ねが、1年で丸1日以上の時間を生み出すのです。
マウスとキーボードの往復がなくなる
メール作業では、次のような動作を何度も繰り返します。
- マウスでメールをクリック
- キーボードで返信内容を入力
- マウスで送信ボタンをクリック
- マウスで次のメールを選択
この往復動作が実は大きなストレスと時間のロスになっています。ショートカットを使えば、すべての操作をキーボードだけで完結できます。
体への負担が減る
マウスを頻繁に使うと、手首や肩に負担がかかります。反復性ストレス障害(RSI)と呼ばれる症状の原因にもなります。
キーボードショートカットを活用することで、マウスの使用頻度が減り、体への負担も軽減されます。
集中力が維持できる
マウス操作は意外と注意力を必要とします。
- ボタンの位置を目で確認
- カーソルを移動
- 正確にクリック
これらの動作が、メール内容の理解や文章作成の集中を妨げています。ショートカットなら考える流れを止めずに操作できます。
Gmail のキーボードショートカット一覧
Gmailは豊富なショートカットが用意されています。ただし、一部のショートカットは設定で有効にする必要があります。
Gmailでショートカットを有効にする方法
手順
- Gmailを開く
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「すべての設定を表示」を選択
- 「キーボードショートカット」セクションを探す
- 「キーボードショートカット ON」を選択
- ページ下部の「変更を保存」をクリック
設定後は、「?」キーを押すとショートカット一覧が表示されます。
有効化不要で使えるGmailショートカット
これらは設定なしで使えます。
メール作成・送信
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| C | 新規メール作成 |
| Ctrl + Enter | メール送信(作成画面で) |
| Cmd + Enter | メール送信(Mac) |
書式設定
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| Ctrl + B | 太字 |
| Ctrl + I | 斜体 |
| Ctrl + U | 下線 |
| Ctrl + K | リンク挿入 |
| Ctrl + Shift + 7 | 番号付きリスト |
| Ctrl + Shift + 8 | 箇条書きリスト |
基本操作
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| Ctrl + F | メール内検索 |
| Cmd + F | メール内検索(Mac) |
| / | 受信トレイ全体を検索 |
有効化が必要なGmailショートカット
以下は設定で有効にしないと使えません。
メール選択・移動
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| J | 次のメールへ移動(下) |
| K | 前のメールへ移動(上) |
| N | 次の未読メールへ |
| P | 前の未読メールへ |
| O または Enter | メールを開く |
| U | 受信トレイに戻る |
メール操作
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| E | アーカイブ |
| # | メールを削除 |
| R | 返信 |
| A | 全員に返信 |
| F | 転送 |
| Shift + I | 既読にする |
| Shift + U | 未読にする |
| S | スター(重要マーク)を付ける |
| ! | 迷惑メールに報告 |
ラベル・移動
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| L | ラベルを付ける |
| V | フォルダに移動 |
| G + I | 受信トレイに移動 |
| G + S | スター付きに移動 |
| G + T | 送信済みに移動 |
| G + D | 下書きに移動 |
| G + A | すべてのメールに移動 |
複数選択
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| X | メールを選択 |
| * + A | すべて選択 |
| * + N | すべて選択解除 |
| * + R | 既読メールを選択 |
| * + U | 未読メールを選択 |
| * + S | スター付きメールを選択 |
その他の便利機能
| ショートカット | 操作内容 |
|---|---|
| B | メールをスヌーズ(一時的に非表示) |
| M | スレッドをミュート(通知オフ) |
| Shift + 3 | メールを削除(ゴミ箱へ) |
| Z | 直前の操作を取り消す |
| ? | ショートカット一覧を表示 |
Outlook のキーボードショートカット一覧
Outlookは、新しいOutlook、クラシックOutlook、Outlook on the webなど、複数のバージョンがあります。ここでは共通して使える主要なショートカットを紹介します。
メール作成・送信
新規作成と返信
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + N | Cmd + N | 新規メール作成 |
| Ctrl + R | Cmd + R | 返信 |
| Ctrl + Shift + R | Cmd + Shift + R | 全員に返信 |
| Ctrl + F | Cmd + F | 転送 |
| Ctrl + Enter | Cmd + Enter | メール送信 |
| Alt + S | Cmd + Shift + D | メール送信(別の方法) |
ファイル添付
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + C → Ctrl + V | Cmd + C → Cmd + V | ファイルをコピー&ペーストで添付 |
エクスプローラーでファイルをコピーして、メール本文にペーストすると添付できます。
メール操作
メールの整理
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Delete | Delete | メールを削除 |
| Ctrl + Q | Cmd + Q | 既読にする |
| Ctrl + U | Cmd + Shift + U | 未読にする |
| Shift + Delete | Shift + Delete | 完全に削除(削除済みアイテムをスキップ) |
フラグとカテゴリ
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Insert | ⌘ + Shift + L | フラグを付ける |
| Ctrl + Shift + G | Ctrl + Shift + G | カテゴリを設定 |
画面移動・フォーカス
アプリケーション切り替え
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + 1 | Cmd + 1 | メール画面に切り替え |
| Ctrl + 2 | Cmd + 2 | 予定表に切り替え |
| Ctrl + 3 | Cmd + 3 | 連絡先に切り替え |
| Ctrl + 4 | Cmd + 4 | タスクに切り替え |
画面内の移動
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + Tab | Ctrl + Tab | フォーカスを移動(メニュー→フォルダ→メール一覧→メール内容) |
| ↑ ↓ | ↑ ↓ | メール一覧で上下に移動 |
| Enter | Enter | 選択したメールをウィンドウで開く |
| Esc | Esc | 開いたメールを閉じる |
| Shift + 方向キー | Shift + 方向キー | 複数メールを連続選択 |
検索機能
検索関連
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + E または F3 | Cmd + Option + F | 検索欄にフォーカス |
| Ctrl + Shift + F | Cmd + Shift + F | 高度な検索を開く |
書式設定
メール作成中に使える書式設定のショートカットです。
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + B | Cmd + B | 太字 |
| Ctrl + I | Cmd + I | 斜体 |
| Ctrl + U | Cmd + U | 下線 |
| Ctrl + K | Cmd + K | ハイパーリンク挿入 |
| Ctrl + L | Cmd + L | 左揃え |
| Ctrl + E | Cmd + E | 中央揃え |
| Ctrl + R | Cmd + R | 右揃え |
| Ctrl + Shift + L | Cmd + Shift + L | 箇条書き |
予定表のショートカット
予定表を開いている時に使えます。
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + N | Cmd + N | 新しい予定を作成 |
| Ctrl + Shift + Q | Cmd + Shift + Q | 会議出席依頼を作成 |
| Alt + 1〜9 | Cmd + 1〜9 | 指定した日数を表示(1=日、7=週など) |
| Ctrl + → | Cmd + → | 次の日/週/月に移動 |
| Ctrl + ← | Cmd + ← | 前の日/週/月に移動 |
Thunderbird のキーボードショートカット一覧

Thunderbirdも多くのショートカットが用意されています。
メール作成・送信
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + N | Cmd + N | 新規メッセージ作成 |
| Ctrl + Enter | Cmd + Return | メール送信 |
| Ctrl + R | Cmd + R | 返信 |
| Ctrl + Shift + R | Cmd + Shift + R | 全員に返信 |
| Ctrl + L | Cmd + Shift + L | 転送 |
メール操作
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Delete | Delete | メール削除 |
| M | M | 既読にする |
| Shift + M | Shift + M | 未読にする |
| S | S | スターを付ける |
| A | A | メールをアーカイブ |
| J | J | 迷惑メールとしてマーク |
| Shift + J | Shift + J | 迷惑メールでないとマーク |
画面移動・検索
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| F または Ctrl + F | F または Cmd + F | メッセージ内検索 |
| Ctrl + Shift + F | Cmd + Shift + F | メッセージを検索(検索ダイアログ) |
| Ctrl + K | Cmd + K | グローバル検索 |
| Ctrl + Shift + K | Cmd + Shift + K | クイックフィルター表示 |
| N | N | 次の未読メッセージ |
| P | P | 前の未読メッセージ |
| F8 | F8 | メッセージペイン表示切り替え |
書式設定
| Windows | Mac | 操作内容 |
|---|---|---|
| Ctrl + B | Cmd + B | 太字 |
| Ctrl + I | Cmd + I | 斜体 |
| Ctrl + U | Cmd + U | 下線 |
| Ctrl + K | Cmd + K | リンク挿入 |
主要メールソフト共通のショートカット
メールソフトが違っても、基本的な操作のショートカットは共通していることが多いです。
どのメールソフトでも使える基本ショートカット
新規作成・返信
- Ctrl + N(Cmd + N):新規メール作成
- Ctrl + R(Cmd + R):返信
- Ctrl + Shift + R(Cmd + Shift + R):全員に返信
これらは、ほぼすべてのメールソフトで共通です。
書式設定
文字装飾のショートカットは、WordやExcelなど他のアプリケーションとも共通です。
- Ctrl + B(Cmd + B):太字
- Ctrl + I(Cmd + I):斜体
- Ctrl + U(Cmd + U):下線
- Ctrl + K(Cmd + K):リンク挿入
基本的な編集操作
- Ctrl + C(Cmd + C):コピー
- Ctrl + X(Cmd + X):切り取り
- Ctrl + V(Cmd + V):貼り付け
- Ctrl + Z(Cmd + Z):元に戻す
- Ctrl + Y(Cmd + Y):やり直し
- Ctrl + A(Cmd + A):すべて選択
覚えやすいショートカットの法則
ショートカットには規則性があります。それを理解すると覚えやすくなります。
頭文字から連想できるもの
- N = New:新規作成
- R = Reply:返信
- F = Forward:転送
- S = Star / Send:スター付け / 送信
- B = Bold:太字
- I = Italic:斜体
- U = Underline:下線
- K = linK:リンク(Lが左揃えで使われるため、Kを使用)
Shiftキーで意味が広がるもの
- Ctrl + R:返信 → Ctrl + Shift + R:全員に返信
- M:既読 → Shift + M:未読
- Delete:削除 → Shift + Delete:完全削除
Shiftキーを加えることで、より広い範囲や強い動作になる傾向があります。
実際に使える!おすすめショートカット7選
すべてのショートカットを覚える必要はありません。まずは頻繁に使う7つだけを覚えましょう。
初心者向け:これだけは覚えたい
1. Ctrl + N(Cmd + N):新規メール作成
最も使用頻度が高いショートカットです。メール画面を開いている時に押すと、すぐに新規メール作成画面が開きます。
2. Ctrl + R(Cmd + R):返信
メールを開いている状態で押すと、返信画面が開きます。ビジネスメールでは返信が最も多い操作なので、これを覚えるだけでかなりの時短になります。
3. Ctrl + Shift + R(Cmd + Shift + R):全員に返信
複数人でのメールのやり取りでは、全員に返信することが多いです。Shiftキーを加えるだけで覚えやすいです。
4. Ctrl + Enter(Cmd + Enter):メール送信
メール作成後、マウスで送信ボタンを探す必要がなくなります。ただし、誤送信に注意してください。
5. ↑ ↓ キー:メール一覧の移動
矢印キーでメール一覧を上下に移動できます。マウスでクリックするより確実で速いです。
6. Enter:メールを開く
メール一覧でメールを選択した状態でEnterキーを押すと、そのメールが開きます。
7. Esc:メールを閉じる
開いたメールをEscキーで閉じて、メール一覧に戻ります。これだけでマウスを使わずにメールを次々と確認できます。
中級者向け:効率をさらに上げる
Gmail向け
- E:アーカイブ(受信トレイから削除せずに整理)
- J / K:次 / 前のメールに移動(マウス不要で高速移動)
- G + I:受信トレイに戻る
Outlook向け
- Ctrl + 1 / 2:メールと予定表を切り替え
- Ctrl + Q:既読にする
- Ctrl + E:検索
ショートカットを覚えるコツ
1. 一度に7つだけ覚える
研究によると、人間が一度に覚えられる情報は7±2個と言われています。まずは7つに絞って、完璧に使えるようになってから次に進みましょう。
2. チートシートを作る
よく使うショートカットをメモして、モニターの横に貼っておきます。最初の1週間だけでも見ながら使うと、自然に覚えられます。
3. 毎日意識して使う
新しいショートカットを覚えたら、その日は意識してそのショートカットだけを使うようにします。3日続ければ体が覚えます。
4. マウスを遠ざける
少し極端ですが、練習期間中はマウスを利き手と反対側に置いてみてください。自然とキーボードを使うようになります。
Outlook on the webでGmailショートカットを使う方法
Gmailに慣れている人がOutlookを使い始めると、ショートカットの違いに戸惑います。実は、Outlook on the webなら、Gmailのショートカットに切り替えられます。
設定方法
手順
- Outlook on the web(ブラウザ版Outlook)を開く
- 右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「すべてのOutlook設定を表示」を選択
- 「全般」→「アクセシビリティ」を選択
- 「キーボードショートカット」セクションを見つける
- 「Gmail」を選択
- 「保存」をクリック
これで、Gmailと同じショートカットが使えるようになります。
注意点
- この機能は「Outlook on the web」でのみ利用可能
- デスクトップ版のOutlookアプリでは使えません
- Yahoo MailやOutlook.comのショートカットにも切り替え可能
ショートカットが効かない時の対処法

ショートカットキーを押しても反応しない場合があります。よくある原因と対処法を紹介します。
Gmail:ショートカットが有効になっていない
Gmailの一部のショートカットは、設定で有効にする必要があります。
確認方法
- 設定(歯車アイコン)→「すべての設定を表示」
- 「キーボードショートカット」で「ON」になっているか確認
Outlook:ショートカットキーの設定確認
Outlookのショートカットは、バージョンによって動作が異なることがあります。
確認ポイント
- 新しいOutlookを使っているか、クラシックOutlookを使っているか
- Web版かデスクトップ版か
- Macの場合、Cmdキーを使っているか
ブラウザ拡張機能の干渉
Chromeなどのブラウザ拡張機能が、ショートカットを上書きしていることがあります。
対処方法
- ブラウザをシークレットモード(プライベートブラウジング)で開く
- 拡張機能が無効な状態でショートカットが動くか確認
- 動く場合は、拡張機能を一つずつ無効にして原因を特定
日本語入力がオンになっている
日本語入力(IME)がオンの状態では、一部のショートカットが機能しません。
対処方法
- 半角英数モードに切り替える
- Windowsなら「半角/全角」キー、Macなら「英数」キーを押す
よくある質問
Q1: ショートカットを覚えるのに何日くらいかかりますか?
個人差がありますが、7つのショートカットなら1週間程度で体が覚えます。
おすすめの習得期間
- 1週目:基本の7つを意識して使う
- 2週目:無意識に使えるようになる
- 3週目:次の7つを追加
焦らず、少しずつ増やしていくのがコツです。
Q2: MacとWindowsでショートカットは違いますか?
基本的な考え方は同じですが、キーが異なります。
主な違い
- Windows:Ctrlキー → Mac:Cmdキー(⌘)
- Windows:Altキー → Mac:Optionキー(⌥)
例えば、コピーは:
- Windows:Ctrl + C
- Mac:Cmd + C
Q3: ショートカットを自分でカスタマイズできますか?
メールソフトによって異なります。
Gmail
- 設定の「詳細」タブで「カスタムキーボードショートカット」を有効にすると可能
Outlook
- 基本的にカスタマイズ不可
- ただし「クイックステップ」機能で独自のショートカットを作成可能
Thunderbird
- アドオンを使えばカスタマイズ可能
Q4: スマートフォンでもショートカットは使えますか?
残念ながら、スマートフォン版のメールアプリでは、キーボードショートカットは基本的に使えません。
ただし、以下の方法はあります。
- Bluetoothキーボードを接続すれば、一部のショートカットが使える
- スワイプ操作(左にスワイプで削除など)が代替手段になる
Q5: ショートカットを使うと本当に速くなりますか?
はい、確実に速くなります。統計によると、キーボードショートカットを習得することで、年間8日分の時間を節約できるという研究結果もあります。
体感的な効果
- マウスとキーボードの往復がなくなる
- 操作の迷いがなくなる
- 集中力が維持できる
最初は覚えるのに時間がかかりますが、1〜2週間で投資した時間は回収できます。
Q6: ショートカットを忘れてしまった時は?
各メールソフトには、ショートカット一覧を表示する機能があります。
確認方法
- Gmail:「?」キーを押す
- Outlook:公式サポートページを参照
- Thunderbird:メニューの「ヘルプ」から確認
また、この記事をブックマークして、必要な時に見返してください。
まとめ:まずは7つから始めよう
メールのキーボードショートカットは、毎日の業務効率を大きく改善する強力なツールです。
この記事のポイント
- ショートカットで年間8日分の時間を節約できる
- 一度に覚えるのは7つまで
- 共通するショートカットを優先的に覚える
- Gmail、Outlook、Thunderbirdそれぞれに特徴的なショートカットがある
- 設定で有効化が必要なショートカットもある
今日から始める3ステップ
- まず基本の7つを選ぶ(新規作成、返信、全員に返信、送信、矢印移動、Enter、Esc)
- チートシート(メモ)を作って目に見える場所に貼る
- 1週間、意識してショートカットを使う
おすすめの最初の7つ
- Ctrl + N / Cmd + N(新規メール作成)
- Ctrl + R / Cmd + R(返信)
- Ctrl + Shift + R / Cmd + Shift + R(全員に返信)
- Ctrl + Enter / Cmd + Enter(送信)
- ↑ ↓(メール選択)
- Enter(メール開く)
- Esc(メール閉じる)
これだけ覚えれば、マウスをほとんど使わずにメール処理ができるようになります。
すべてを一度に覚える必要はありません。まずは自分がよく使う操作から、少しずつショートカットを取り入れていってください。1ヶ月後には、驚くほどメール処理が速くなっているはずです。
効率的なメールライフを楽しんでくださいね!


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