「せっかくいいところまで進んだのに、画面が真っ暗になってゲームが中断された!」
こんな経験、ありませんか?
Windowsでゲームをプレイしていると、勝手にスリープモードに入ってしまって困ることがあります。特に、放置系のゲームや長時間のダウンロード中、ムービーシーンを見ているときなどに起こりやすい現象です。
この記事では、ゲーム中にWindowsがスリープしないようにする設定方法を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Windows 10でもWindows 11でも使える方法をたくさん紹介するので、あなたに合った解決策が必ず見つかります。
スリープモードとは?

まず、「スリープモード」って何なのか、簡単に説明しておきましょう。
スリープモードの基本
スリープモードとは、パソコンを省電力状態にする機能です。
スリープ中のパソコンの状態:
- 画面が真っ暗になる
- ハードディスクやSSDの動作が止まる
- ファンの音が静かになる(または止まる)
- 電力消費が大幅に減る
- 作業内容はメモリに保存されている
マウスを動かしたりキーボードを押したりすると、すぐに復帰できるのが特徴です。電源を切る(シャットダウン)よりも復帰が早いので、一時的に席を離れるときなどに便利な機能なんです。
スリープとシャットダウンの違い
スリープ:
- 数秒で復帰できる
- 作業内容がそのまま残っている
- 少しだけ電力を消費する
- 長時間放置すると自動的にシャットダウンされることもある
シャットダウン:
- 完全に電源が切れる
- 起動に時間がかかる(30秒〜1分程度)
- 作業内容は保存していないと消える
- 電力をほとんど消費しない
なぜスリープ機能があるのか
Windowsには、以下の理由でスリープ機能が用意されています。
電気代の節約
パソコンをつけっぱなしにしておくと、1日あたり数十円〜数百円の電気代がかかります。スリープにすれば、電気代を大幅に減らせるんです。
環境への配慮
電力消費を減らすことは、二酸化炭素の排出を減らすことにもつながります。
パソコンの寿命を延ばす
ずっと動かし続けるより、適度に休ませた方がパソコンの部品が長持ちします。
通常は便利な機能なのですが、ゲームをプレイしているときには邪魔になってしまうんですね。
なぜゲーム中にスリープしてしまうのか
ゲームをプレイしているのに、なぜパソコンはスリープしてしまうのでしょうか?
Windowsの判断基準
Windowsは、以下の条件で「使っていない」と判断します。
キーボードやマウスの入力がない
一定時間、キーボードやマウスの操作がないと、「もう使わないのかな」と判断してスリープに入ります。
画面の変化が少ない
同じ画面がずっと表示されていると、スリープに入りやすくなります。
ゲーム中にスリープしやすい状況
ムービーシーン・カットシーンを見ているとき
ゲームの物語を進める映像が流れている間は、キーボードやマウスを操作しません。Windowsは「操作していない」と判断して、スリープに入ってしまうことがあります。
放置系ゲーム・自動周回中
最近人気の放置系ゲームや、自動で戦闘を繰り返す「周回」機能を使っているとき、プレイヤーは操作しません。でも、ゲームは動き続けているので、スリープされると困りますよね。
ゲームのダウンロード中・アップデート中
Steamなどでゲームをダウンロードしている間も、キーボードやマウスを触らないことが多いです。スリープに入ると、ダウンロードが中断されてしまいます。
コントローラー(ゲームパッド)でプレイしているとき
実は、コントローラーの操作は「キーボードやマウスの操作」として認識されないことがあります。そのため、コントローラーでずっと遊んでいても、Windowsは「操作していない」と判断してしまう場合があるんです。
読み込み画面・ロード画面が長いとき
オープンワールド系のゲームなど、読み込みに時間がかかるゲームでは、ロード画面を待っている間にスリープしてしまうことがあります。
【基本編】Windows設定からスリープを無効にする
最も簡単な方法は、Windowsの「設定」アプリからスリープ時間を変更することです。
Windows 11での設定方法
Windows 11をお使いの方は、以下の手順で設定できます。
手順1:設定アプリを開く
- 画面左下の「スタート」ボタンをクリック
- 「設定」(歯車のアイコン)をクリック
または、キーボードで「Windowsキー + I」を同時に押すと、一発で設定アプリが開きます。
手順2:電源とバッテリーを開く
- 左側のメニューから「システム」を選択(最初から選ばれていることが多い)
- 右側の一覧から「電源とバッテリー」をクリック
手順3:画面とスリープの設定を変更する
- 「電源とバッテリー」の画面を下にスクロール
- 「画面とスリープ」という項目を見つけてクリック
- 以下の設定を変更します:
画面の設定:
- 「電源に接続時に、次の時間が経過した後にデバイスの画面をオフにする」→「なし」
- 「バッテリー駆動時に、次の時間が経過した後にデバイスの画面をオフにする」→「なし」(ノートPCのみ)
スリープの設定:
- 「電源に接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」→「なし」
- 「バッテリー駆動時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」→「なし」(ノートPCのみ)
これで設定完了です。
Windows 10での設定方法
Windows 10の場合も、ほぼ同じ流れで設定できます。
手順1:設定アプリを開く
- 画面左下の「スタート」ボタンをクリック
- 「設定」(歯車のアイコン)をクリック
手順2:システムを開く
- 設定画面の中から「システム」をクリック
- 左側のメニューから「電源とスリープ」をクリック
手順3:スリープ設定を変更する
「画面」と「スリープ」それぞれのドロップダウンメニューから「なし」を選択します。
デスクトップPCの場合:
- 画面:「なし」
- スリープ:「なし」
ノートPCの場合:
- 電源に接続時:「なし」
- バッテリー駆動時:「なし」
両方とも「なし」に設定しておけば、ゲーム中にスリープする心配がなくなります。
【応用編】コントロールパネルから詳細設定する

Windowsの「設定」アプリでは変更できない、より細かい設定を行いたい場合は、「コントロールパネル」を使います。
コントロールパネルの開き方
Windows 11の場合:
- スタートボタンをクリック
- 検索ボックスに「コントロールパネル」と入力
- 表示された「コントロールパネル」をクリック
または、
- スタートボタンをクリック
- 「すべてのアプリ」をクリック
- 下の方にある「Windowsツール」をクリック
- 「コントロールパネル」を探してダブルクリック
Windows 10の場合:
- スタートボタンを右クリック
- メニューから「コントロールパネル」を選択
または、検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開けます。
電源オプションの設定
コントロールパネルが開いたら、以下の手順で進めます。
手順1:電源オプションを開く
- コントロールパネルの表示方法を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更
- 「電源オプション」をクリック
または、
- 表示方法を「カテゴリ」のままにしておく
- 「ハードウェアとサウンド」をクリック
- 「電源オプション」をクリック
手順2:プラン設定の変更
現在使用している電源プラン(「バランス」や「高パフォーマンス」など)の横にある「プラン設定の変更」をクリックします。
手順3:詳細な電源設定の変更
「詳細な電源設定の変更」をクリックすると、小さなウィンドウが開きます。
手順4:スリープ設定を変更
- 一覧から「スリープ」を探してクリックして展開
- 「次の時間が経過後スリープする」を展開
- 「設定(分)」の数値を「0」(ゼロ)に変更
- ノートPCの場合は「バッテリ駆動」と「電源に接続」両方を「0」に変更
手順5:ディスプレイの設定も変更
- 「ディスプレイ」の項目を展開
- 「次の時間が経過後、ディスプレイの電源を切る」を展開
- こちらも「0」に変更
手順6:設定を保存
「OK」ボタンをクリックして、変更を保存します。
高パフォーマンスプランの活用
ゲームをプレイするなら、「高パフォーマンス」プランを選ぶのもおすすめです。
高パフォーマンスプランとは:
- パソコンの性能を最大限に引き出すモード
- 省電力機能を抑えて、スリープしにくくなる
- ゲームの動作が快適になる
- その代わり、電気代は少し高くなる
設定方法:
- 電源オプションの画面で、「追加プランの表示」をクリック
- 「高パフォーマンス」にチェックを入れる
- 「プラン設定の変更」から、スリープを「なし」にする
【ノートPC向け】蓋を閉じてもスリープしない設定
ノートPCでゲームをプレイする場合、外部モニターにつないで画面を閉じることもありますよね。
でも、デフォルト設定では、蓋を閉じるとスリープしてしまいます。
カバーを閉じたときの動作を変更する
手順1:電源オプションを開く
先ほどと同じように、コントロールパネルから「電源オプション」を開きます。
手順2:カバーを閉じたときの動作を選択
左側のメニューにある「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。
手順3:設定を変更
「カバーを閉じたときの動作」という項目で、以下のように変更します:
- 電源に接続:「何もしない」
- バッテリ駆動:「何もしない」(またはお好みで「スリープ状態」のまま)
手順4:変更を保存
「変更の保存」ボタンをクリックします。
これで、ノートPCの蓋を閉じても、ゲームが中断されることはありません。
スリープ設定が効かない場合の対処法
「設定を変更したのに、まだスリープしてしまう!」という場合は、以下の原因が考えられます。
原因1:タスクスケジューラで自動スリープが設定されている
Windowsには、「タスクスケジューラ」という機能があり、特定の時間に自動的にスリープさせる設定が入っていることがあります。
確認方法:
- スタートボタンを右クリック
- 「コンピューターの管理」を選択
- 「タスクスケジューラ」をクリック
- 「タスクスケジューラライブラリ」を確認
- スリープに関するタスクがあれば、無効にする
原因2:ゲームパッドが認識されていない
先ほども触れましたが、コントローラーの操作が「アクティブな操作」として認識されない場合があります。
対処法:
- Xboxコントローラーなど、公式ドライバがあるものを使う
- 時々マウスやキーボードに触れて、スリープを防ぐ
- 後述する「スリープ防止ツール」を使う
原因3:グラフィックボードの省電力機能
NVIDIAやAMDのグラフィックボードには、独自の省電力機能があります。
NVIDIA GeForce Experienceの設定:
- GeForce Experienceアプリを開く
- 設定(歯車アイコン)をクリック
- 「バッテリーブースト」や「Whisper Mode」がオンになっていたらオフにする
AMD Radeon設定:
- Radeon Softwareを開く
- 省電力関連の設定を確認し、必要に応じてオフにする
原因4:Windows Updateで設定がリセットされた
大型のWindows Updateの後、電源設定が初期化されることがあります。
対処法:
アップデート後は、もう一度スリープ設定を確認しましょう。
原因5:メーカー製PCの独自ユーティリティ
Dell、HP、Lenovo、ASUSなどのメーカー製PCには、独自の電源管理ソフトが入っていることがあります。
確認方法:
スタートメニューから、メーカー名のついたアプリ(例:「ASUS Battery Health Charging」など)を探して、省電力設定を確認します。
原因6:熱暴走によるシャットダウン
実は「スリープ」ではなく、「熱暴走」が原因で勝手にシャットダウンしている可能性もあります。
確認方法:
- パソコンが熱くなっていないか確認
- ファンの音が異常に大きくないか確認
- 温度監視ソフト(HWMonitorなど)で温度をチェック
対処法:
- パソコンの通風孔(空気の出入り口)を掃除する
- 冷却台(クーリングパッド)を使う
- ゲームの画質設定を下げる
【便利ツール】スリープを防ぐフリーソフト
「設定を変更するのが面倒」「一時的にスリープを防ぎたい」という場合は、専用のツールを使うのも手です。
1. Microsoft PowerToys Awake(無料・公式)
MicrosoftがWindows向けに提供している公式ツール集「PowerToys」の中に、「Awake」という機能があります。
特徴:
- Microsoft公式なので安心
- スリープを一時的に無効にできる
- 時間指定で自動的に元に戻せる
- 無料で使える
使い方:
- Microsoftの公式サイトからPowerToysをダウンロード
- インストールする
- PowerToysを起動して「Awake」タブを開く
- 「Awakeを有効にする」をオンにする
- モードを選択:
- 「無期限で起動状態を維持」
- 「一定時間起動状態を維持」(時間を指定)
システムトレイ(画面右下)にアイコンが表示されるので、そこから簡単にオン・オフを切り替えられます。
注意点:
- ロック画面(Windowsキー + L)を表示すると、Awakeは機能しなくなります
- あくまで一時的な使用を想定しているので、ずっとつけっぱなしにするより、電源設定を変更する方がおすすめ
2. Insomnia(無料)
シンプルで軽量なスリープ防止ツールです。
特徴:
- 起動するだけで使える
- インストール不要
- ウィンドウを開いている間だけ有効
- 完全無料
使い方:
- 公式サイトからダウンロード
- 実行ファイルをダブルクリック
- 「This computer can not go to sleep while this window is open」というメッセージが表示される
- ウィンドウを最小化しておけばOK
- 終了したいときはウィンドウを閉じる
デメリット:
画面のオフまでは防げないので、画面も消したくない場合は他のツールを使いましょう。
3. Don’t Sleep(無料)
より多機能なスリープ防止ツールです。
特徴:
- スリープだけでなく、シャットダウンや再起動も防げる
- 画面のオフも防げる
- タイマー機能付き
- ポータブル版あり(インストール不要)
使い方:
- 公式サイトからダウンロード
- 起動する
- 「Please Don’t Sleep」にチェックを入れる
- 必要に応じて他のオプションもチェック:
- Block Standby(スタンバイをブロック)
- Block Hibernate(休止状態をブロック)
- Block Turn Off Monitor(モニターオフをブロック)
- Block Shutdown(シャットダウンをブロック)
メリット:
日本語にも対応していて、初心者でも使いやすいです。
4. Caffeine(無料)
マウスカーソルを定期的に動かすことで、スリープを防ぐツールです。
特徴:
- 非常にシンプル
- システムトレイに常駐
- クリックするだけでオン・オフ
- マウスを少しだけ動かすので、画面も消えない
使い方:
- ダウンロードしてインストール
- システムトレイ(タスクバーの右端)のコーヒーカップアイコンをクリック
- アイコンが「満杯のカップ」になれば有効
もう一度クリックすると、「空のカップ」になって無効になります。
ゲーム中にスリープさせない設定の注意点
スリープを無効にすることには、いくつか注意すべき点があります。
1. 電気代が上がる
パソコンをつけっぱなしにすると、当然電気代がかかります。
電気代の目安:
- デスクトップPC(通常):1時間あたり約5〜15円
- ゲーミングPC(高性能):1時間あたり約15〜30円
- ノートPC:1時間あたり約2〜5円
1日8時間ゲームをプレイした場合、月に数千円の電気代がかかることもあります。
2. パソコンの寿命が短くなる可能性
ずっと動かし続けると、パーツの劣化が早まる可能性があります。
特に以下の部品に影響があります:
- ファン(冷却装置)
- ハードディスク(HDDの場合)
- 電源ユニット
- 液晶画面
適度に休ませることも大切です。
3. セキュリティリスク
スリープせずに席を離れると、他の人に勝手にパソコンを操作されるリスクがあります。
対策:
- 席を離れるときは、手動でロック(Windowsキー + L)をかける
- スクリーンセーバーにパスワード保護をかける
- ゲーム中だけスリープを無効にして、普段は有効にしておく
4. 熱の問題
長時間動かし続けると、パソコン内部に熱がこもります。
対策:
- 部屋の温度を適度に保つ
- パソコンの周りに物を置かない
- 定期的に掃除する
- 冷却台を使う(ノートPCの場合)
5. 環境への影響
電力消費が増えると、二酸化炭素の排出も増えます。
できるだけ、本当に必要なときだけスリープを無効にするようにしましょう。
ゲームごとの対処法

ゲームの種類によって、最適な対処法が異なります。
オンラインゲーム・MMORPGの場合
オンラインゲームでは、接続が切れると困りますよね。
おすすめ設定:
- スリープを完全に「なし」にする
- または、スリープ時間を「4〜5時間」など長めに設定
- ゲーム側の「自動ログアウト防止」機能も確認
放置系ゲーム・クリッカーゲームの場合
プレイヤーが操作しなくても進むゲームは、特にスリープ対策が重要です。
おすすめ設定:
- スリープを「なし」にする
- または、Insomniaなどの簡単なツールを使う
- 長時間放置する場合は、発熱に注意
Steamなどのゲームダウンロード中
大容量のゲームをダウンロードするときも、スリープは邪魔です。
おすすめ設定:
- ダウンロード中だけPowerToys Awakeを使う
- ダウンロード完了後に自動でシャットダウンする設定を使う
- または、スリープを「4時間」など長めに設定して、ダウンロード完了を待つ
Steamの設定:
Steamには「ダウンロード完了後にシャットダウン」という機能があります。
- Steamを開く
- 左上の「Steam」メニュー→「設定」
- 「ダウンロード」タブを開く
- 「すべてのダウンロードが完了したらコンピューターをシャットダウンする」にチェック
ムービーが長いゲームの場合
RPGやアドベンチャーゲームなど、長いムービーシーンがあるゲームの場合。
おすすめ設定:
- ムービー中だけマウスを少し動かす
- スリープ時間を「30分」など、ムービーより長めに設定
- または、スリープを「なし」にしておく
よくある質問(FAQ)
Q1. ゲーム中だけスリープを無効にできますか?
A. PowerToys Awakeのような一時的なツールを使うか、ゲームを起動する前に手動でスリープ設定を変更する方法があります。完全に自動化したい場合は、プログラミングの知識が必要になります。
Q2. バッテリー駆動時もスリープを無効にして大丈夫?
A. ノートPCでバッテリー駆動時にスリープを無効にすると、バッテリーがすぐに切れてしまいます。充電しながらゲームをプレイするか、バッテリー駆動時はスリープを有効にしておくことをおすすめします。
Q3. スリープ設定を戻すのを忘れそうです
A. PowerToys Awakeなら、時間指定で自動的に元に戻せます。また、システムトレイにアイコンが表示されるので、忘れにくくなっています。
Q4. 勝手にスリープするのがゲームの問題か、Windowsの問題か分かりません
A. まず、ゲーム以外のソフト(動画プレイヤーなど)を長時間動かして、スリープするか確認してみましょう。それでもスリープするなら、Windows側の設定に問題がある可能性が高いです。
Q5. スリープではなく画面だけ消したい場合は?
A. Windows設定で「画面」だけを「なし」にして、「スリープ」は時間を設定しておけば、画面は消えるけどパソコンは動き続ける状態になります。
Q6. コントローラーでプレイしているとスリープしやすい気がします
A. その通りです。コントローラーの入力が「アクティブな操作」として認識されない場合があります。時々マウスに触れるか、スリープ防止ツールを使いましょう。
まとめ
Windowsのゲーム中にスリープさせない方法について、重要なポイントをおさらいしましょう。
スリープとは
- パソコンを省電力状態にする機能
- 電気代節約のために自動的に発動する
- ゲーム中は邪魔になることが多い
スリープしやすい状況
- ムービーシーンを見ているとき
- 放置系ゲームをプレイ中
- コントローラーで操作しているとき
- ゲームのダウンロード中
基本的な設定方法
- Windows設定アプリを開く
- 「システム」→「電源とバッテリー」(または「電源とスリープ」)
- 画面とスリープを「なし」に設定
詳細な設定方法
- コントロールパネルを開く
- 「電源オプション」を開く
- 「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」
- スリープとディスプレイを「0」に設定
ノートPC特有の設定
- カバーを閉じたときの動作を「何もしない」に変更
- バッテリー駆動時の設定に注意
便利なツール
- PowerToys Awake(Microsoft公式、無料)
- Insomnia(シンプル、無料)
- Don’t Sleep(多機能、無料)
- Caffeine(マウス操作型、無料)
注意点
- 電気代が上がる
- パソコンの寿命への影響
- セキュリティリスク
- 発熱の問題
- 環境への配慮
設定が効かない場合
- タスクスケジューラを確認
- グラフィックボードの設定を確認
- メーカー製ユーティリティを確認
- 熱暴走の可能性をチェック
ゲーム別の対策
- オンラインゲーム:スリープを完全に無効化
- 放置系ゲーム:ツールを活用
- ダウンロード中:時間指定でスリープ防止
- ムービーが長いゲーム:スリープ時間を長めに設定
ゲームの種類や自分のプレイスタイルに合わせて、最適な方法を選んでください。
一時的にスリープを防ぎたい場合はツールを使い、長期的に使う場合はWindows設定を変更するのがおすすめです。
また、ゲームをプレイしないときは、節電のためにスリープ設定を元に戻すことも忘れずに。
これで、ゲーム中にスリープして困ることはなくなります。快適なゲームライフを楽しんでください!

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