Steam同接とは?ゲームの人気度が一目で分かる重要指標を完全解説

ゲーム

「このゲーム、同接すごいらしいよ!」

ゲーム配信やSNSで、こんな会話を聞いたことはありませんか?

でも、「同接」って一体何なのか、よく分からないという方も多いはず。Steam同接は、ゲームがどれくらい盛り上がっているかを知るための大切な指標なんです。

この記事では、Steam同接の意味から確認方法、歴代の記録まで分かりやすく解説します。ゲーム購入前の判断材料としても役立つ情報なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


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Steam同接とは?基本的な意味を理解しよう

「同接」の正式名称と意味

Steam同接とは、「同時接続数」を略した言葉です。

英語では「concurrent players」と呼ばれ、同じタイミングでそのゲームをプレイしている人の数を表しています。

例えば、ある人気ゲームの同接が50万人だった場合、その瞬間に世界中で50万人が同時にそのゲームを楽しんでいることになります。これは、ゲームがどれだけ多くの人に遊ばれているかを示す重要な数字なんです。

リアルタイムで変動する数字

同接数は時間帯によって大きく変わります。

日本時間の夜や週末は、多くの人がゲームをプレイする時間帯なので同接が増える傾向にあります。逆に、平日の昼間などは数字が下がることが多いです。

また、ピーク時の同接数(最高記録)も重要な指標として扱われます。これは「このゲームが最も盛り上がった瞬間に、どれだけの人が遊んでいたか」を示す数字です。


Steam同接が重要視される理由

ゲームの人気度が分かる

同接数が多いということは、それだけ多くのプレイヤーがそのゲームに夢中になっている証拠です。

新作ゲームが発売された直後の同接数は、そのタイトルの初動の成功を測る指標として注目されます。大型アップデートや有料DLCのリリース後も、同接数の変化から反響を読み取ることができます。

マルチプレイゲームでの重要性

オンラインマルチプレイがメインのゲームでは、同接数が特に重要になります。

プレイヤー数が多ければ、それだけマッチングがスムーズになり、快適にゲームを楽しめるからです。逆に同接が少なすぎると、対戦相手が見つからなかったり、マッチング時間が長くなったりする可能性があります。

コミュニティの活発さを判断できる

同接数が安定して高い数字を維持しているゲームは、アクティブなコミュニティが存在している証拠です。

フォーラムやDiscordサーバーが賑わっていたり、攻略情報が豊富だったりと、プレイヤー同士の交流が活発な傾向にあります。こうした環境は、特にオンラインゲームを長く楽しむ上で大切な要素になります。

購入判断の参考になる

「買おうか迷っている」というゲームがあれば、同接数をチェックしてみましょう。

同接が多いゲームは、それだけ多くの人が面白いと感じている可能性が高いです。ただし、同接数だけでゲームの質を判断するのは危険という点は後述します。


Steam同接の確認方法

方法1:Steam公式サイトで確認

最も基本的な方法は、Steamの公式統計ページを使うことです。

Steamクライアントを開いて、ストアタブの一番下にある「統計」をクリックすると、全体の同時接続ユーザー数が確認できます。また、各ゲームのストアページから「統計」ページにアクセスすると、そのゲームの現在のプレイヤー数が表示されることもあります。

ただし、すべてのゲームでこの情報が公開されているわけではないので、表示されない場合は別の方法を試す必要があります。

方法2:SteamDB(スチームディービー)を使う

SteamDBは、Steamのデータベース情報を詳しく見られる外部サイトです。

steamdb.infoにアクセスすると、同接数の上位ランキングやゲームごとの詳細な統計が確認できます。特定のゲームを調べたい場合は、サイト上部の検索バーにゲーム名を入力して、該当ページの「Charts」タブを開くと、グラフで過去の推移まで確認できます。

非公式サイトですが、多くのゲーマーや開発者が利用している信頼性の高いサービスです。

方法3:Steam Charts(スチームチャーツ)を使う

Steam Charts(steamcharts.com)も、同接数を確認できる人気の外部サイトです。

「Current Players」が現在のプレイヤー数、「Peak Players」が同接の最高記録を示しています。このサイトは日本語には対応していませんが、グラフが分かりやすいので英語が苦手な方でも直感的に使えます。

月別・年別の推移も確認できるため、ゲームの人気の長期的な変化を追うのに便利です。

方法4:ゲーム内で確認

一部のゲームでは、ゲーム内のメニューや統計画面で現在のオンラインプレイヤー数を表示しています。

表示方法はゲームによって異なるため、設定メニューや統計画面を探してみてください。特にマルチプレイ重視のタイトルでは、この機能が用意されていることが多いです。


Steam史上の記録的な同接数

Steamプラットフォーム全体の記録

2025年3月2日、Steamの同時オンラインユーザー数が4,000万人を突破しました。

これはSteamのサービス開始以降、過去最大の記録です。このうち、実際にゲームをプレイしていた人数は1,200万人以上とされています。Steamは2013年の時点では同接約660万人でしたが、約10年で6倍以上に成長したことになります。

個別ゲームの歴代トップ記録

PUBG: BATTLEGROUNDS(325万人)

2018年に記録された同接325万人は、現在でもSteam史上最高の数字です。バトルロイヤルゲームのブームを牽引した作品として、圧倒的な人気を誇りました。

黒神話:悟空(241万人)

2024年8月20日にリリースされた中国発のアクションRPGで、発売直後に241万人という驚異的な同接を記録しました。これはシングルプレイゲームとしては史上最高の数字です。

Counter-Strike 2(186万人)

2025年4月12日に186万人を記録。長年愛され続けているFPSシリーズの最新作として、根強い人気を維持しています。

モンスターハンターワイルズ(138万人)

2025年2月28日の発売直後に記録。シリーズ最大のヒットとなり、Steam史上5番目の同接数を達成しました。


同接数を見る際の注意点

シングルプレイゲームでは参考程度に

ストーリー重視の一人用ゲームでは、同接数はあまり重要ではありません。

ある日は1,000人が遊んでいて、次の日は50人だったとしても、それはゲームが「死んだ」わけではなく、単にプレイヤーの生活リズムやスケジュールの違いを反映しているだけです。新しいDLCが出た日に同接が跳ね上がるのも、こうした理由からです。

同接が全てではない

同接数は確かに便利な指標ですが、ゲームの商業的成功や質を完全に表すものではありません

例えば、Steamではなく専用のランチャーで配信されているゲームや、コンソール(PS5やNintendo Switch)で人気のタイトルは、Steamの同接数には反映されません。また、発売時期やマーケティング、配信者の影響なども同接数に大きく影響します。

プラットフォームの違いを考慮する

同じゲームでも、Steam版の他にEpic Games Store版、Xbox版、PlayStation版などが存在することがあります。

Steamの同接数だけを見ても、そのゲームの本当のプレイヤー総数は分かりません。クロスプラットフォーム対応のタイトルであれば、実際の総プレイヤー数はもっと多い可能性があります。


まとめ

Steam同接(同時接続数)は、その瞬間にゲームをプレイしている人の数を示す重要な指標です。

ゲームの人気度やコミュニティの活発さを知る手がかりになり、特にマルチプレイゲームを選ぶ際には参考になります。確認方法は公式のSteam統計ページの他、SteamDBやSteam Chartsなどの外部サイトが便利です。

ただし、同接数だけでゲームの良し悪しを判断するのは避けましょう。シングルプレイゲームでは重要性が低く、プラットフォームによってはカウントされないプレイヤーも多く存在します。

同接数を一つの参考情報として活用しながら、レビューやゲームプレイ動画なども合わせてチェックして、自分に合ったゲームを見つけてくださいね!

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