「このゲーム、今どのくらいの人が遊んでるんだろう?」
Steamでゲームを買おうか迷っているとき、こんな疑問を感じたことはありませんか?
特にマルチプレイヤーゲームの場合、プレイヤー数が少ないとマッチングに時間がかかったり、対戦相手が見つからなかったりする可能性があります。せっかくお金を払って買ったのに、誰もプレイしていなかったら悲しいですよね。
そんなときに役立つのが「同接(同時接続者数)」の確認です。
実は、Steamには公式の統計ページがあるだけでなく、より詳しい情報を見られる便利なサイトも複数存在します。この記事では、Steam初心者の方でも簡単に使えるリアルタイムの同接確認方法を、わかりやすく解説していきます。
ゲーム購入前のチェックや、今遊んでいるゲームの人気度を知りたいときに、ぜひ活用してください!
Steamの「同接」って何?基本を理解しよう

同接の正式な意味
同接(どうせつ)とは、「同時接続者数」の略語です。英語では「concurrent players(コンカレント・プレイヤーズ)」と呼ばれています。
簡単に言えば、今この瞬間に、そのゲームをプレイしている人の数のことです。
例えば「Counter-Strike 2の同接が100万人を超えた!」という情報があれば、今まさに世界中で100万人以上が同時にこのゲームをプレイしているということになります。
同接が重要な理由
同接数を確認することには、いくつかのメリットがあります:
マルチプレイの快適さがわかる
オンライン対戦やCo-opゲームの場合、プレイヤー数が多いほどマッチングがスムーズです。逆に、同接が少ないゲームだと「対戦相手が見つからない」「待ち時間が長い」といった問題が起きやすくなります。
ゲームの人気度を把握できる
同接数が多いゲームは、それだけ多くの人が楽しんでいる証拠です。購入前の判断材料として非常に有用な情報になります。
アップデートの影響を確認できる
大型アップデートやDLC配信後に同接が急増していれば、そのアップデートが好評だったと判断できます。
コミュニティの活発さがわかる
同接数が安定して高いゲームは、コミュニティも活発な傾向があります。攻略情報やプレイヤー同士の交流も盛んでしょう。
Steam同接のリアルタイム確認方法【全体像】
Steamの同接数を確認する方法は、大きく分けて3つのパターンがあります。
1. Steam公式サイトで確認する
特徴: 最も信頼性が高く、リアルタイム性も抜群
向いている人: 人気ゲームのランキングを知りたい人
制限: トップ100のゲームしか表示されない
2. 外部サイトで確認する(Steam Charts、SteamDBなど)
特徴: 個別ゲームの詳細データ、過去の推移グラフも見られる
向いている人: 特定のゲームを詳しく調べたい人
制限: データ更新に若干の遅延がある場合も
3. ブラウザ拡張機能を使う
特徴: Steamストアページで直接同接を表示できる
向いている人: 頻繁に同接をチェックしたい人
制限: Google Chromeなど対応ブラウザが必要
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
【方法1】Steam公式統計ページでリアルタイム確認
アクセス方法
Steam公式の統計ページは、以下の手順で簡単にアクセスできます:
- Steamストアページを開く
- 上部メニューの「ストア」にカーソルを合わせる
- ドロップダウンメニューから「データ」を選択
もしくは、直接URLにアクセスすることもできます:
https://store.steampowered.com/stats/
確認できる情報
Steam公式統計ページでは、以下の情報が表示されます:
現在のSteam全体の同時接続ユーザー数
過去48時間のグラフで、Steam利用者全体の推移を確認できます。通常、2,500万人前後が常時ログインしています。
最もプレイされたゲームトップ100
現在、最も多くのプレイヤーが遊んでいるゲームのランキングが表示されます。各ゲームの現在のプレイヤー数とピーク時の人数を確認できます。
メリットとデメリット
メリット:
- Steam運営会社のValveが直接提供する公式データなので最も正確
- リアルタイム更新なので最新の状況がわかる
- 人気ゲームの全体的な傾向を把握しやすい
デメリット:
- トップ100に入らない中小規模のゲームは表示されない
- 過去の推移やグラフ分析はできない
- 個別ゲームの詳細データは見られない
おすすめの使い方:
「今Steamで一番人気のゲームは何?」「どんなゲームが流行ってるの?」といった、全体的なトレンドを知りたいときに最適です。
【方法2】Steam Chartsで過去の推移も確認

Steam Chartsとは
Steam Chartsは、Steamの同時接続プレイヤー数を継続的に分析している非公式サイトです。Valveとは関係のない有志が運営していますが、多くのゲーマーや開発者が利用している信頼性の高いサービスです。
公式サイト: https://steamcharts.com/
使い方
トップページから人気ゲームを確認
Steam Chartsのトップページには、最近プレイヤー数の変動が大きかったゲームがトレンドとして表示されます。
特定のゲームを検索
画面右上の検索ボックスに、調べたいゲームの名前を入力してください。日本語のゲーム名でも検索できますが、英語タイトルの方が確実です。
グラフで推移を確認
検索結果から目当てのゲームをクリックすると、専用ページに移動します。そこでは:
- Current Players(現在のプレイヤー数):今プレイしている人数
- Peak Players(ピークプレイヤー数):その日の最高同接数
- 30-Day Avg(30日平均):過去30日間の平均プレイヤー数
これらの情報が、視覚的にわかりやすいグラフで表示されます。
表示期間の変更
グラフは以下の期間で表示を切り替えられます:
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 1年
- 全期間
長期的な人気の推移を知りたいときは「全期間」、最近の動向を知りたいときは「1週間」や「1ヶ月」を選ぶと便利です。
メリットとデメリット
メリット:
- ほぼすべてのSteamゲームの同接数を確認できる
- 過去のデータも含めた長期的な推移がわかる
- グラフが見やすく、視覚的に理解しやすい
- アップデートやセールの影響も一目瞭然
デメリット:
- 日本語に対応していない(ただし、グラフなので英語が苦手でも理解しやすい)
- データ更新にやや遅延がある場合がある
おすすめの使い方:
「このゲーム、最近人気が落ちてきてる?」「アップデート後に人が増えた?」といった、ゲームの人気トレンドを分析したいときに最適です。
【方法3】SteamDBで詳細データをチェック
SteamDBとは
SteamDBは、Steamのデータベース情報を詳しく表示する外部サイトです。非公式サイトですが、ゲーム開発者や熱心なゲーマーから高い信頼を得ています。
公式サイト: https://steamdb.info/
使い方
トップページから人気ランキングを見る
SteamDBのトップページでは、現在の同接数ランキングが表示されます。
特定のゲームを検索
画面上部の検索ボックスから、調べたいゲームを検索できます。
グラフページで推移を確認
https://steamdb.info/graph/ にアクセスすると、トップ600のゲームの同接推移がグラフで表示されます。グラフは5分ごと(トップ600)もしくは10分ごと(それ以外)に更新されています。
同接以外の情報も豊富
SteamDBの強みは、同接数だけでなく様々な情報が見られることです:
- ゲームの価格履歴(過去のセール情報)
- アップデート履歴
- ユーザーレビューの統計
- DLCの情報
- 地域別の価格差
ゲーム購入を検討している場合、「セール待ちをするべきか?」「このゲームは頻繁にアップデートされているか?」といった判断材料が得られます。
メリットとデメリット
メリット:
- 同接数以外の情報も豊富で総合的な分析ができる
- 価格推移やセール情報も確認できる
- データの更新頻度が高い(トップゲームは5分ごと)
- ゲーム開発者にも人気の高い信頼性
デメリット:
- 情報量が多いため、初心者にはやや使いづらい
- 英語表記のみ
おすすめの使い方:
ゲームの同接数だけでなく、「セール情報」や「アップデート頻度」も含めて総合的に判断したいときに最適です。
【方法4】ブラウザ拡張機能で手軽にチェック

Steam Inventory Helperとは
「Steam Inventory Helper」は、Google Chrome向けの拡張機能です。この拡張機能をインストールすると、Steamストアページを見るだけで、自動的にそのゲームの同接数が表示されるようになります。
インストール方法
- Google Chromeで「Chrome ウェブストア」を開く
- 検索バーに「Steam Inventory Helper」と入力
- 検索結果から拡張機能を見つけて「Chromeに追加」をクリック
使い方
インストール後は、特別な操作は必要ありません。
Steamストアで気になるゲームのページを開くと、ゲームタイトルの近くに現在の同接数が自動的に表示されるようになります。
メリットとデメリット
メリット:
- Steamストアを見るだけで同接がわかる手軽さ
- 外部サイトに移動する必要がない
- ゲームを探しながら自然に人口をチェックできる
デメリット:
- Google Chrome(またはChromium系ブラウザ)が必要
- 過去の推移グラフは見られない
- 拡張機能のインストールに抵抗がある人には不向き
おすすめの使い方:
頻繁にSteamストアを見る人、複数のゲームを比較検討する際に便利です。
確認方法の使い分けガイド
どの方法を使えばいいか迷ったときは、以下を参考にしてください。
「今人気のゲームを知りたい」とき
→ Steam公式統計ページがおすすめ
リアルタイムのトップ100ランキングが一目でわかります。
「特定のゲームの人気推移を知りたい」とき
→ Steam Chartsがおすすめ
過去のデータも含めた長期的なグラフで、ゲームの盛り上がりの変化が一目瞭然です。
「セール情報も一緒にチェックしたい」とき
→ SteamDBがおすすめ
同接数だけでなく、価格履歴やセールのタイミングも確認できます。
「ストアを見ながら手軽にチェックしたい」とき
→ Steam Inventory Helperがおすすめ
拡張機能をインストールすれば、ストアページで自動表示されます。
同接数を確認するメリットまとめ
最後に、同接数を確認することのメリットをまとめておきましょう。
ゲーム購入前の判断材料になる
マルチプレイヤーゲームを買おうとしているなら、同接数は最重要チェックポイントです。プレイヤーが少ないゲームを買ってしまうと、マッチングに困る可能性があります。
セール時期の見極めに使える
同接数が急増しているゲームは、セールやアップデートの影響かもしれません。SteamDBと組み合わせれば、「セールで安くなっているから人が増えた」といった分析もできます。
友達と遊ぶゲームを選ぶときに便利
「みんなで遊べるゲームを探している」というときも、同接数が多いゲームなら、コミュニティが活発で攻略情報も豊富です。
長く遊べるゲームかどうかの指標
発売から時間が経っても同接数が安定しているゲームは、長く遊べる良ゲームの可能性が高いです。逆に、発売直後は大人気だったのに急激に人が減ったゲームは、何か問題があったのかもしれません。
まとめ:同接確認を活用してSteamライフを快適に!
Steamの同接数をリアルタイムで確認する方法について解説してきました。
基本的な確認方法は以下の4つ:
- Steam公式統計ページ – 人気ゲームランキングをリアルタイムで確認
- Steam Charts – 個別ゲームの推移をグラフで分析
- SteamDB – 同接数+価格履歴などの詳細データ
- Steam Inventory Helper – ストアページで自動表示
それぞれに特徴があるので、目的に応じて使い分けるのがベストです。
ゲームを購入する前に同接数をチェックする習慣をつければ、「買ったのに誰もプレイしていなかった…」という失敗を防げます。特にマルチプレイヤーゲームやオンラインCo-opゲームでは、プレイヤー人口が重要な要素です。
Steam Chartsで過去の推移も確認すれば、そのゲームが「一時的なブーム」なのか「長く愛されている名作」なのかも判断できます。
ぜひこの記事で紹介した方法を活用して、より充実したSteamゲームライフを楽しんでください!

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