Edgeの拡張機能を削除したいのに、うまくいかない…
GitHub関連の拡張機能やその他のアドオンを追加したものの、必要なくなったり動作が不安定になったりして、削除したいことってありますよね。
通常は簡単に削除できるはずの拡張機能ですが、「削除ボタンがグレーアウトしている」「組織によって管理されています」と表示されるなど、スムーズに削除できないケースもあります。
この記事では、Microsoft Edgeの拡張機能を削除する基本的な方法から、削除できない場合の対処法まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。
Microsoft Edgeの拡張機能とは?

まず、拡張機能の基礎知識を理解しましょう。
拡張機能(アドオン)の役割
拡張機能は、Edgeに追加機能を追加するための小さなプログラムです。
代表的な拡張機能の例:
- GitHub関連:GitHub Pull Requests、GitHub Repository Size、Octotree
- 開発ツール:React Developer Tools、JSON Viewer
- 広告ブロック:Adblock Plus、uBlock Origin
- 翻訳ツール:Google翻訳
- パスワード管理:LastPass、1Password
- その他:Evernote Web Clipper、Grammarly
これらの拡張機能は便利ですが、使わなくなったものや動作が不安定なものは、削除することでEdgeの動作を軽快に保つことができます。
なぜ拡張機能を削除する必要があるの?
拡張機能を削除すべき理由:
- 動作が遅くなる:拡張機能が多いとEdgeの起動や動作が遅くなる
- セキュリティリスク:古い拡張機能や怪しい拡張機能は危険
- 互換性の問題:他の拡張機能やEdge本体と競合することがある
- 不要になった:使わなくなった機能は削除してスッキリさせる
【基本】拡張機能を削除する通常の方法
まずは、最も基本的な削除方法から説明します。
方法1:拡張機能アイコンから削除
最も簡単で速い方法です。
- Edgeの画面右上にある「拡張機能」アイコン(パズルのピース)をクリック
- 削除したい拡張機能を探す
- 拡張機能のアイコンを右クリック
- 「Microsoft Edgeから削除」を選択
- 確認画面で「削除」をクリック
これで削除完了です。
方法2:拡張機能管理画面から削除
より詳細な管理ができる方法です。
手順:
- Edgeの右上「…」(三点リーダー)をクリック
- 「拡張機能」を選択
- 「拡張機能の管理」をクリック
または、アドレスバーに以下を入力して直接開くこともできます:
edge://extensions/
- 削除したい拡張機能を見つける
- 「削除」ボタンをクリック
- 確認画面で「削除」をクリック
注意点:
- 拡張機能によっては、削除後にアンケートページが表示されることがあります
- 重要なデータがある場合は、削除前にバックアップを取っておきましょう
GitHub関連の拡張機能を削除する
GitHub関連の拡張機能も、通常の方法で削除できます。
よくあるGitHub拡張機能
- GitHub Pull Requests and Issues:プルリクエストやイシューを管理
- Octotree:GitHubのコードをツリー表示
- Enhanced GitHub:GitHubの機能を拡張
- GitHub Repository Size:リポジトリのサイズを表示
- Sourcegraph:コード検索とナビゲーション
削除手順
上記の「基本的な削除方法」と全く同じです。
- 「拡張機能」アイコンをクリック
- GitHub関連の拡張機能を右クリック
- 「Microsoft Edgeから削除」→「削除」
または、拡張機能管理画面(edge://extensions/)から削除してください。
拡張機能を削除できない場合の対処法
「削除ボタンがグレーアウトしている」「組織によって管理されています」と表示される場合があります。
原因1:「組織によって管理されています」と表示される
会社のパソコンや、何らかのポリシー設定がされている場合に表示されます。
確認方法:
- Edgeのアドレスバーに以下を入力
edge://policy/
- ポリシーが設定されているか確認
対処法:
会社のパソコンの場合:
- IT部門に相談して、ポリシーを解除してもらう必要があります
- 個人で勝手に削除すると、会社の規定違反になる可能性があります
個人のパソコンの場合:
- レジストリ編集で解決できる可能性があります(次の項目を参照)
原因2:マルウェアや悪質な拡張機能
知らないうちに追加された怪しい拡張機能は、削除ボタンが表示されないことがあります。
対処法:
- ウイルススキャンを実行
- Windows セキュリティでフルスキャン
- サードパーティのウイルス対策ソフトも使用
- Edgeをセーフモードで起動
- すべての拡張機能を無効化した状態で起動
- その状態で削除を試みる
- 手動で削除(後述)
原因3:拡張機能の不具合
拡張機能自体にバグがある場合、正常に削除できないことがあります。
対処法:
- Edgeを再起動して再度試す
- パソコンを再起動して再度試す
- 手動で削除する(次のセクションで詳しく説明)
レジストリ編集で「組織によって管理」を解除する方法
警告:レジストリ編集は慎重に行ってください。間違えるとWindowsが正常に動作しなくなる可能性があります。
手順
- レジストリエディタを開く
- 「Win」+「R」キーを押す
- 「regedit」と入力してEnterキーを押す
- ユーザーアカウント制御で「はい」をクリック
- 該当のレジストリキーに移動
以下のパスに移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
または
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
- Edgeキーを削除または名前変更
- 「Edge」キーを右クリック
- 「削除」を選択(念のため「名前の変更」でバックアップも可)
- 確認画面で「はい」をクリック
- パソコンを再起動
- Edgeを開いて確認
- 「組織によって管理されています」が消えているか確認
- 拡張機能の削除ボタンが有効になっているか確認
拡張機能を手動で削除する方法【上級者向け】

通常の方法で削除できない場合、フォルダから直接削除する方法があります。
事前準備:プロファイルと拡張機能IDを確認
1. プロファイルのパスを確認
アドレスバーに以下を入力:
edge://version/
「プロファイル パス」の項目をメモします。
例:C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Default
2. 拡張機能IDを確認
- 拡張機能管理画面を開く(edge://extensions/)
- 画面右上の「開発者モード」をオンにする
- 削除したい拡張機能の「ID」をメモする
- 例:
ghbmnnjooekpmoecnnnilnnbdlolhkhi
手動削除の手順
1. Edgeを完全に終了する
- すべてのEdgeウィンドウを閉じる
- タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開く
- 「Microsoft Edge」のプロセスをすべて終了
2. エクスプローラーでフォルダを開く
- エクスプローラーを開く
- アドレスバーに以下を入力(ユーザー名は自分の名前に置き換え):
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Default\Extensions
- Enterキーを押す
3. 拡張機能のフォルダを削除
- 先ほどメモした「拡張機能ID」と同じ名前のフォルダを探す
- そのフォルダを右クリック→「削除」
4. Edgeを起動して確認
- Edgeを起動
- 拡張機能管理画面(edge://extensions/)を開く
- 削除した拡張機能が消えているか確認
注意点:
- フォルダを削除すると、その拡張機能の設定もすべて消えます
- 元に戻したい場合は、Microsoft Edgeアドオンストアから再インストールが必要です
拡張機能を無効化する(削除せずに停止)
完全に削除したくない場合は、一時的に無効化することもできます。
無効化と削除の違い
- 無効化:拡張機能は残るが、動作を停止。設定も保持される
- 削除:拡張機能とそのデータをすべて削除
無効化の手順
- 拡張機能管理画面(edge://extensions/)を開く
- 無効化したい拡張機能のスイッチをクリック
- 青色(オン)→白色(オフ)に変更
これで、拡張機能は停止しますが、いつでも再度有効化できます。
トラブルシューティング
削除に関するよくある問題と解決方法です。
削除後も拡張機能のアイコンが表示される
原因:Edgeのキャッシュが残っている
対処法:
- Edgeを完全に終了
- タスクマネージャーでEdgeのプロセスをすべて終了
- パソコンを再起動
- Edgeを起動して確認
削除した拡張機能が勝手に復活する
原因:Edgeの同期機能が有効になっている
対処法:
- Edgeの「設定」→「プロファイル」→「同期」を開く
- 「拡張機能」の同期をオフにする
- 他のデバイスでも同じ拡張機能を削除
拡張機能を削除したらEdgeが起動しなくなった
原因:削除した拡張機能がEdgeの動作に必要だった
対処法:
- Edgeの修復を実行
- 「設定」→「アプリ」→「Microsoft Edge」→「変更」→「修復」
- それでもダメなら、Edgeをリセット
- 「設定」→「設定のリセット」→「設定を復元して既定値に戻します」
Edgeの設定をリセットする(最終手段)
どうしても解決しない場合は、Edgeの設定を初期化することができます。
リセットの手順
- Edgeの右上「…」→「設定」を開く
- 左側のメニューから「設定のリセット」を選択
- 「設定を復元して既定値に戻します」をクリック
- 確認画面で「リセット」をクリック
リセットされるもの:
- スタートページ
- 新しいタブページ
- 検索エンジン
- ピン留めされたタブ
- すべての拡張機能(削除される)
- Cookieと一時データ
リセットされないもの:
- お気に入り
- 履歴
- 保存されたパスワード
拡張機能を安全に管理するためのヒント
今後トラブルを避けるための予防策です。
1. 必要な拡張機能だけをインストール
「とりあえず入れてみよう」ではなく、本当に必要なものだけを厳選しましょう。
2. 定期的に見直す
月に1回程度、使っていない拡張機能を確認して削除する習慣をつけましょう。
3. 信頼できるソースからのみインストール
- Microsoft Edge アドオンストア(公式)から入手
- Chrome ウェブストアからも追加可能だが、慎重に
- 怪しいサイトから直接インストールしない
4. レビューと評価を確認
拡張機能をインストールする前に:
- ユーザーレビューを読む
- ダウンロード数を確認
- 開発者の情報を確認
5. 権限を確認する
インストール時に表示される「アクセス許可」を必ず確認しましょう。
不必要に広範な権限を要求する拡張機能は避けるべきです。
まとめ
Microsoft Edgeの拡張機能削除は、基本的には簡単ですが、トラブルが起きた場合の対処法を知っておくと安心です。
重要なポイントをおさらい:
- 通常の削除:拡張機能アイコンを右クリック→「Microsoft Edgeから削除」
- 管理画面から:edge://extensions/ で一覧表示して削除
- 削除できない場合:
- レジストリ編集で「組織によって管理」を解除
- 手動でフォルダから削除
- ウイルススキャンを実行
- 一時的に停止:無効化を使えば、削除せずに機能を停止できる
- 最終手段:Edgeの設定をリセット
おすすめの管理方法:
- 使わない拡張機能は削除ではなく「無効化」
- 本当に不要なものだけ削除
- 定期的に見直して整理
拡張機能を適切に管理することで、Edgeを快適に使い続けることができます。GitHub関連の拡張機能も含め、不要なものは思い切って削除して、ブラウザをスッキリさせましょう!

コメント