iPhoneの電源の切り方を完全解説!モデル別の手順と困ったときの対処法

プログラミング・IT

「iPhoneの電源ってどうやって切るの?」って友達に聞かれたこと、ありませんか?

実は、iPhoneのモデルによって電源の切り方が違うんです。ホームボタンがあるかないかで操作方法が変わるので、初めて新しいiPhoneを使う人は戸惑ってしまうことも多いですよね。

この記事では、あなたのiPhoneに合った電源の切り方を分かりやすく解説します。さらに、画面が反応しないときの強制終了の方法や、電源を切らずにスリープ状態にする方法も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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iPhoneの電源を切る前に知っておきたいこと

電源を切る前に、まず「スリープ」と「電源オフ」の違いを理解しておきましょう。

スリープ状態とは、画面が暗くなっているだけで、iPhoneの電源は入ったままの状態です。電話やメッセージを受け取ることができます。

一方、電源オフは完全にiPhoneをシャットダウンした状態。この状態では通知も届きません。

普段使いなら、サイドボタンを1回押すだけのスリープで十分なことが多いでしょう。完全に電源を切る必要があるのは、以下のような場面です。

  • 飛行機に乗るとき
  • iPhoneの動作が不安定なとき
  • 長期間使わないとき
  • 修理やメンテナンスをするとき

それでは、モデル別の具体的な電源の切り方を見ていきましょう。

【iPhone X以降】ホームボタンがないモデルの電源の切り方

iPhone X、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15シリーズなど、画面下部にホームボタンがないモデルは、この方法で電源を切ります。

基本の手順

ステップ1:ボタンを同時に長押し

サイドボタン(右側面)と音量ボタン(どちらか片方)を同時に長押ししてください。2秒ほど押し続けると、画面に変化が現れます。

ステップ2:スライダーを操作

「スライドで電源オフ」という表示が出てきたら、白い丸いアイコンを右にスライドさせましょう。これで電源が切れます。

ステップ3:電源が切れるのを待つ

画面が真っ暗になったら、電源オフの完了です。

注意ポイント

音量ボタンは「音量を上げる」「音量を下げる」のどちらでも大丈夫。片方だけを選んでサイドボタンと一緒に押してください。両方同時に押す必要はありません。

【iPhone SE・iPhone 8以前】ホームボタンがあるモデルの電源の切り方

iPhone SE(第1世代・第2世代・第3世代)、iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sなど、画面下部にホームボタンがあるモデルは、こちらの方法です。

基本の手順

ステップ1:サイドボタンを長押し

右側面(iPhone 5s以前は上部)にあるサイドボタン(またはスリープ/スリープ解除ボタン)を長押しします。

ステップ2:スライダーを操作

「スライドで電源オフ」の表示が出たら、白いスライダーを右に動かしてください。

ステップ3:電源オフを確認

画面が消えたら、無事に電源が切れた証拠です。

ホームボタンモデルの特徴

こちらのモデルは、ボタンを1つ押すだけなので、操作がシンプルですね。ただし、iPhone SE(第2世代・第3世代)は見た目にホームボタンがありますが、内部システムは新しいため、設定アプリからも電源を切ることができます。

【すべてのモデル共通】設定アプリから電源を切る方法

ボタン操作が苦手な方や、ボタンが故障している場合は、設定アプリからも電源を切れます。

手順

ステップ1:設定アプリを開く

ホーム画面から「設定」アプリ(歯車のアイコン)をタップしましょう。

ステップ2:一般を選択

設定メニューの中から「一般」を選んでください。

ステップ3:システム終了

一番下までスクロールすると「システム終了」という項目が見つかります。これをタップすると、電源オフのスライダーが表示されます。

ステップ4:スライドして電源オフ

あとは、スライダーを右に動かすだけ。これで電源が切れます。

この方法なら、どのiPhoneでも同じ手順で電源を切ることができるので便利ですよ。

iPhoneの電源を入れる方法

電源を切った後、再び使いたいときの電源の入れ方も覚えておきましょう。

電源オンの手順

サイドボタン(ホームボタンがあるモデルも同じ)を長押しするだけです。Appleのロゴマークが表示されたら、ボタンから指を離してOK。

起動には数秒から数十秒かかることがありますが、これは正常な動作なので焦らずに待ってください。

画面が反応しない!強制再起動の方法

iPhoneがフリーズして操作できなくなったときは、強制再起動を試してみましょう。通常の電源オフとは異なる手順になります。

iPhone 8以降の強制再起動

  1. 音量を上げるボタンを素早く押して離す
  2. 音量を下げるボタンを素早く押して離す
  3. サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し(10秒程度)

この3つの動作を連続して行うのがポイントです。

iPhone 7/7 Plusの強制再起動

音量を下げるボタンサイドボタンを同時に、Appleロゴが出るまで長押しします。

iPhone 6s以前の強制再起動

ホームボタンサイドボタン(または上部のボタン)を同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続けてください。

強制再起動は、あくまでも緊急時の対処法です。データが失われることは基本的にありませんが、できるだけ通常の方法で電源を切るようにしましょう。

AssistiveTouchを使った電源の切り方

身体的な理由でボタン操作が難しい方や、ボタンが壊れているときは、AssistiveTouch(画面上の仮想ボタン機能)を使う方法もあります。

AssistiveTouchの設定方法

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「アクセシビリティ」を選択
  3. 「タッチ」をタップ
  4. 「AssistiveTouch」をオンにする

画面に小さな丸いボタンが表示されたら、設定完了です。

AssistiveTouchで電源を切る

  1. 画面の丸いボタンをタップ
  2. 「デバイス」を選択
  3. 「画面をロック」を長押し
  4. 「スライドで電源オフ」が表示される

この方法なら、物理ボタンを一切使わずに電源を切ることができますね。

電源を切るべき?切らないべき?

「iPhoneって毎日電源を切った方がいいの?」という疑問を持つ人も多いでしょう。

基本的に、iPhoneは毎日電源を切る必要はありません。スリープ状態で十分です。

ただし、以下のような場合は定期的に再起動することをおすすめします。

  • 動作が遅くなってきた
  • アプリが頻繁に落ちる
  • バッテリーの減りが早い
  • 通信が不安定

週に1回程度、完全に電源を切って再起動すると、iPhoneのメモリがリフレッシュされて快適に使えることがあります。再起動は、電源を切った後にすぐ電源を入れ直すだけでOKです。

よくあるトラブルと対処法

スライダーが出てこない

ボタンを押す時間が短すぎる可能性があります。「スライドで電源オフ」が表示されるまで、しっかりと長押ししてください。

また、画面保護フィルムやケースがボタンを押しにくくしていることもあるので、確認してみましょう。

電源が切れない

何度試しても電源が切れない場合は、強制再起動を試してみてください。それでも解決しない場合は、バッテリーが完全に切れるまで待つか、Appleサポートに相談することをおすすめします。

電源が勝手に入る

電源を切ったはずなのにすぐ起動してしまう場合、充電ケーブルが接続されている可能性があります。iPhoneは充電中に自動的に電源が入る仕様なので、完全に電源を切りたいときは充電ケーブルを外しましょう。

まとめ:自分のiPhoneに合った方法で電源管理を

iPhoneの電源の切り方は、モデルによって少し違いますが、一度覚えてしまえば簡単です。

要点をおさらいしましょう

  • ホームボタンなし→サイドボタン+音量ボタン同時押し
  • ホームボタンあり→サイドボタン長押し
  • すべてのモデル→設定アプリの「システム終了」からも可能
  • 緊急時は強制再起動を活用

日常的には電源を切る必要はありませんが、調子が悪いときや長時間使わないときは、再起動や電源オフを試してみてください。

あなたのiPhoneライフがより快適になるよう、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。

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