WindowsでGoogleカレンダーをウィジェット表示する方法!デスクトップで常に予定を確認できる完全ガイド

Windows

「Windowsのデスクトップに、Googleカレンダーをいつも表示しておきたい」「スマホみたいに、ウィジェットで予定を確認したい」「いちいちブラウザを開かずに、予定をチェックしたい」…。

パソコンで作業していると、予定を確認するためにわざわざGoogleカレンダーを開くのは面倒ですよね。

実は、Windowsでもスマートフォンのウィジェットのように、デスクトップ上にGoogleカレンダーを常駐させることができるんです。Windows 11の標準機能や専用アプリ、ブラウザの機能など、いくつかの方法があります。

この記事では、WindowsでGoogleカレンダーをウィジェット的に使う方法を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

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  1. Windowsでウィジェットを使う基本知識
    1. ウィジェットとは
    2. Windows 11のウィジェット機能
    3. Windows 10の場合
    4. Googleカレンダーを表示する選択肢
  2. Windows 11でGoogleカレンダーを使う方法
    1. OutlookカレンダーとGoogleカレンダーを同期
    2. Googleカレンダーをブラウザでピン留め
    3. 常に手前に表示する設定
  3. Windows 10でGoogleカレンダーを使う方法
    1. Windows 10カレンダーアプリとの連携
    2. デスクトップガジェットアプリの使用
  4. サードパーティ製アプリの活用
    1. OneCale(おすすめ)
    2. Outlook デスクトップアプリ
    3. Thunderbird with Lightning
  5. デスクトップに常駐させる方法
    1. 小さいウィンドウで表示
    2. デュアルモニターを活用
    3. スナップ機能を使う
  6. 通知設定で予定を逃さない
    1. Windows通知センターの設定
    2. Googleカレンダーの通知設定
    3. Chromeの通知設定
  7. キーボードショートカットで効率化
    1. よく使うショートカット
    2. Windowsのショートカットと組み合わせ
    3. AutoHotKeyで自動化(上級者向け)
  8. ウィジェット的な表示を実現するその他の方法
    1. ブラウザのサイドバーを活用
    2. デスクトップの壁紙に表示
    3. タスクバーのカレンダーをカスタマイズ
  9. トラブルシューティング
    1. Windowsカレンダーに予定が表示されない
    2. 通知が来ない
    3. アプリが重い・遅い
    4. Outlookとの同期がうまくいかない
  10. おすすめの使い方とヒント
    1. 複数のカレンダーを色分け
    2. 定期的に見直す習慣
    3. タスク管理と統合
  11. まとめ

Windowsでウィジェットを使う基本知識

まずは、Windowsのウィジェット機能について理解していきましょう。

ウィジェットとは

ウィジェットとは、デスクトップやタスクバーに配置できる、小さなアプリの表示パネルのことです。

時計、天気予報、ニュース、カレンダーなどを、常に画面上で確認できるようになります。

Windows 11のウィジェット機能

Windows 11には、標準でウィジェット機能が搭載されています。

タスクバーの左側にあるウィジェットアイコンをクリックすると、画面左側にウィジェットパネルが開きます。

表示できるウィジェット

  • 天気予報
  • ニュース
  • カレンダー(Outlook)
  • To Do
  • 株価
  • スポーツ情報

ただし、残念ながら公式のGoogleカレンダーウィジェットは提供されていません

Windows 10の場合

Windows 10には、標準のウィジェット機能がありません。

ただし、いくつかの方法でGoogleカレンダーをデスクトップに表示できます。

Googleカレンダーを表示する選択肢

Windowsで使える主な方法は以下の通りです。

方法Windows 11Windows 10難易度
OutlookカレンダーにGoogle同期
サードパーティアプリを使う
ブラウザをピン留め
専用ウィジェットアプリ

Windows 11でGoogleカレンダーを使う方法

Windows 11でGoogleカレンダーを快適に使う方法を見ていきましょう。

OutlookカレンダーとGoogleカレンダーを同期

Windows 11のウィジェットには、Outlookカレンダーが表示できます。

GoogleカレンダーをOutlookと同期させれば、ウィジェットでGoogleの予定を確認できるんです。

ステップ1:Googleカレンダーの設定画面を開く

  1. ブラウザでGoogleカレンダー(calendar.google.com)を開く
  2. 画面左側のカレンダー一覧から、同期したいカレンダーの横の三点リーダー(︙)をクリック
  3. 「設定と共有」を選択

ステップ2:非公開アドレスを取得

  1. 下にスクロールして「カレンダーの統合」セクションを探す
  2. 「非公開アドレス(iCal 形式)」のURLをコピー

ステップ3:Outlookに追加

  1. Outlook.comをブラウザで開く(またはOutlookアプリを起動)
  2. 左下のカレンダーアイコンをクリック
  3. 「カレンダーの追加」→「インターネットから購読」を選択
  4. コピーしたURLを貼り付け
  5. カレンダー名を入力(例:Googleカレンダー)
  6. 「インポート」をクリック

ステップ4:Windowsカレンダーアプリで確認

  1. Windowsの「カレンダー」アプリを開く
  2. 左下の設定(歯車アイコン)をクリック
  3. 「アカウントの管理」を選択
  4. Microsoftアカウントが追加されていることを確認

ステップ5:ウィジェットで表示

  1. タスクバーのウィジェットアイコンをクリック
  2. カレンダーウィジェットが表示される
  3. Googleカレンダーの予定も一緒に表示される

注意点

この方法では、同期に少し時間がかかります(数時間程度)。

また、Googleカレンダー側で予定を変更しても、すぐには反映されないことがあります。

Googleカレンダーをブラウザでピン留め

もっと手軽な方法は、ブラウザのピン留め機能を使うことです。

Microsoft Edgeの場合

  1. Edgeブラウザを開く
  2. Googleカレンダー(calendar.google.com)にアクセス
  3. アドレスバーの右端にある「…」をクリック
  4. 「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」を選択
  5. アプリ名を確認して「インストール」をクリック

これで、Googleカレンダーが独立したウィンドウで開き、タスクバーにピン留めできます。

Google Chromeの場合

  1. Chromeブラウザを開く
  2. Googleカレンダーにアクセス
  3. アドレスバー右端の「インストール」アイコンをクリック
  4. または、右上の「︙」→「その他のツール」→「ショートカットを作成」を選択
  5. 「ウィンドウとして開く」にチェックを入れる
  6. 「作成」をクリック

デスクトップにアイコンが作成され、タスクバーにもピン留めできます。

常に手前に表示する設定

カレンダーを常に最前面に表示したい場合は、専用ツールを使います。

PowerToysを使う方法

  1. Microsoft公式の「PowerToys」をダウンロード(無料)
  2. インストール後、PowerToysを起動
  3. 左側のメニューから「Always On Top」を選択
  4. 有効化する
  5. カレンダーのウィンドウを表示
  6. Win + Ctrl + T キーを押す

これで、カレンダーが常に他のウィンドウの手前に表示されます。

Windows 10でGoogleカレンダーを使う方法

Windows 10には標準のウィジェット機能がないので、別の方法を使います。

Windows 10カレンダーアプリとの連携

Windows 10にも、標準のカレンダーアプリがあります。

ステップ1:Googleアカウントを追加

  1. Windowsの「カレンダー」アプリを開く
  2. 左下の設定(歯車アイコン)をクリック
  3. 「アカウントの管理」を選択
  4. 「アカウントの追加」をクリック
  5. 「Google」を選択

ステップ2:Googleにサインイン

  1. Googleのログイン画面が表示される
  2. Gmailアドレスとパスワードを入力
  3. Windowsからのアクセスを許可

ステップ3:同期の確認

  1. カレンダーアプリに戻る
  2. Googleカレンダーの予定が表示されているか確認
  3. 表示されていない場合は、左側のカレンダー一覧でチェックボックスを確認

ステップ4:タスクバーにピン留め

  1. カレンダーアプリのアイコンを右クリック
  2. 「タスクバーにピン留め」を選択

これで、タスクバーからワンクリックでカレンダーにアクセスできます。

デスクトップガジェットアプリの使用

Windows 10では、サードパーティ製のガジェットアプリが便利です。

Rainmeter(レインメーター)

デスクトップをカスタマイズできる人気ツールです。

インストール手順

  1. Rainmeter公式サイトから無料ダウンロード
  2. インストーラーを実行
  3. インストール完了後、自動的に起動

Googleカレンダースキンの追加

  1. Rainmeterのスキン配布サイトで「Google Calendar」を検索
  2. 人気のスキンをダウンロード(例:「gcal」スキン)
  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール
  4. Rainmeterマネージャーでスキンを有効化

設定方法

  1. スキンを右クリック→「設定」を選択
  2. Googleカレンダーの認証情報を入力
  3. 表示するカレンダーを選択
  4. デザインやサイズを調整

Rainmeterは少し設定が複雑ですが、自由度が高くておすすめです。

サードパーティ製アプリの活用

専用のカレンダーアプリを使うと、より便利に使えます。

OneCale(おすすめ)

WindowsでGoogleカレンダーを使うなら、最もおすすめのアプリです。

特徴

  • Googleカレンダーと完全同期
  • 美しいデザイン
  • 週表示、月表示、予定表示など複数のビュー
  • ライブタイルに対応(Windows 10)
  • デスクトップ通知

ダウンロード

Microsoft Storeから無料でダウンロードできます。

使い方

  1. Microsoft Storeで「OneCalendar」を検索
  2. 「入手」をクリックしてインストール
  3. アプリを起動
  4. 「アカウントを追加」からGoogleを選択
  5. Googleアカウントでログイン

タスクバーにピン留め

  1. スタートメニューでOneCalendarを右クリック
  2. 「その他」→「タスクバーにピン留めする」を選択

Outlook デスクトップアプリ

Microsoft Office(Microsoft 365)を使っている方は、Outlookアプリがおすすめです。

Googleカレンダーの追加

  1. Outlookアプリを開く
  2. 「ファイル」→「アカウント設定」→「アカウント設定」を選択
  3. 「新規」をクリック
  4. Gmailアドレスを入力
  5. Googleの認証画面でログイン

Outlookは、メールとカレンダーを一元管理できて便利です。

Thunderbird with Lightning

無料のメールクライアント「Thunderbird」でも、カレンダー機能が使えます。

インストール

  1. Mozilla公式サイトからThunderbirdをダウンロード
  2. インストール後、Googleアカウントを追加
  3. 「Provider for Google Calendar」アドオンをインストール
  4. Googleカレンダーと同期

無料で多機能なので、コストを抑えたい方におすすめです。

デスクトップに常駐させる方法

カレンダーをデスクトップに常時表示しておく方法です。

小さいウィンドウで表示

ブラウザやアプリのウィンドウを小さくして、デスクトップの隅に配置します。

手順

  1. Googleカレンダーをブラウザまたはアプリで開く
  2. ウィンドウサイズを小さくする(縦長がおすすめ)
  3. デスクトップの右上や左上に配置
  4. Win + → キーで画面の右半分に固定
  5. または Win + ← キーで左半分に固定

デュアルモニターを活用

2台目のモニターがある場合、サブモニターにカレンダーを常駐させると便利です。

配置のコツ

  1. メインモニター:作業用
  2. サブモニター:カレンダー、メール、チャットなどの常時監視用

スナップ機能を使う

Windows 11の「スナップレイアウト」機能で、効率的にウィンドウを配置できます。

使い方

  1. カレンダーのウィンドウのタイトルバーにマウスを合わせる
  2. 最大化ボタンにカーソルを合わせる
  3. レイアウトの候補が表示される
  4. 好きなレイアウトを選択

画面を複数分割して、カレンダーと他のアプリを並べて表示できますよ。

通知設定で予定を逃さない

デスクトップ通知を設定すれば、予定を見逃しません。

Windows通知センターの設定

通知を有効にする

  1. Windowsの「設定」を開く
  2. 「システム」→「通知」を選択
  3. 「通知」がオンになっているか確認
  4. 下にスクロールして「カレンダー」を探す
  5. カレンダーの通知をオンにする

Googleカレンダーの通知設定

Googleカレンダー側でも通知を設定する必要があります。

ブラウザ通知の許可

  1. Googleカレンダーをブラウザで開く
  2. 右上の設定(歯車アイコン)をクリック
  3. 「設定」を選択
  4. 左側のメニューから「予定の設定」を選択
  5. 「デスクトップ通知」をオンにする
  6. ブラウザの通知許可を求められたら「許可」をクリック

デフォルトの通知タイミング

  1. 同じ設定画面で「通知」セクションを確認
  2. デフォルトの通知タイミングを設定
  • 10分前
  • 1時間前
  • 1日前
    など、複数設定可能

Chromeの通知設定

Google Chromeでは、バックグラウンドでも通知を受け取れます。

設定方法

  1. Chromeの設定を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」を選択
  3. 「サイトの設定」をクリック
  4. 「通知」を選択
  5. calendar.google.comが「許可」になっているか確認

バックグラウンド実行の許可

  1. Chromeの設定を開く
  2. 「詳細設定」を展開
  3. 「システム」を選択
  4. 「Google Chromeを閉じた際にバックグラウンドアプリの処理を続行する」をオンにする

これで、Chromeを閉じていても通知が届きます。

キーボードショートカットで効率化

Googleカレンダーには、便利なショートカットがあります。

よく使うショートカット

ショートカット機能
C新しい予定を作成
E選択した予定を編集
Delete選択した予定を削除
K前の期間に移動
J次の期間に移動
T今日に戻る
D日表示
W週表示
M月表示
A予定表示
/検索
?ショートカット一覧を表示

これらを覚えると、マウスを使わずに操作できて効率的です。

Windowsのショートカットと組み合わせ

カレンダーをすぐに開く

  1. カレンダーをタスクバーの特定位置にピン留め
  2. Win + 数字キーで起動
  • 左から1番目なら Win + 1
  • 左から2番目なら Win + 2

アプリの切り替え

  • Alt + Tab:開いているアプリを切り替え
  • Win + Tab:タスクビューを表示

AutoHotKeyで自動化(上級者向け)

AutoHotKeyというツールを使えば、独自のショートカットを作成できます。

例:Ctrl + Alt + C でカレンダーを開く

^!c::Run "https://calendar.google.com"

このスクリプトを保存して実行すれば、どこからでもカレンダーを開けます。

ウィジェット的な表示を実現するその他の方法

工夫次第で、さまざまな表示方法があります。

ブラウザのサイドバーを活用

Microsoft Edgeのサイドバー

  1. Edgeブラウザを開く
  2. 右上の「サイドバーを開く」アイコンをクリック
  3. サイドバーにGoogleカレンダーを追加(要拡張機能)

デスクトップの壁紙に表示

Rainmeterなどを使えば、壁紙の上にカレンダーを重ねて表示できます。

透明度を調整すれば、邪魔にならずに常時表示できますよ。

タスクバーのカレンダーをカスタマイズ

タスクバーの時計をクリックすると、小さなカレンダーが表示されます。

これだけでも、日付の確認には便利です。

トラブルシューティング

よくある問題と解決方法です。

Windowsカレンダーに予定が表示されない

原因1:同期設定がオフ

  1. 「設定」→「アカウント」→「メールとアカウント」を開く
  2. Googleアカウントをクリック
  3. 「メールボックスの同期設定を変更」をクリック
  4. 「カレンダー」がオンになっているか確認

原因2:同期のタイムラグ

Googleカレンダーからの同期には、少し時間がかかることがあります。

手動で同期を実行してみましょう。

  1. カレンダーアプリを開く
  2. 画面下部の「同期」アイコンをクリック

通知が来ない

チェックポイント

  1. Windows通知がオンになっているか
  2. Googleカレンダーの通知設定がオンか
  3. ブラウザの通知が許可されているか
  4. 集中モードがオフになっているか

集中モードの確認

  1. Windowsの「設定」→「システム」→「集中モード」
  2. 「オフ」または「重要な通知のみ」に設定

アプリが重い・遅い

対処法

  1. ブラウザのキャッシュをクリア
  2. 不要な拡張機能を無効化
  3. パソコンを再起動
  4. 表示するカレンダー数を減らす

Outlookとの同期がうまくいかない

対処法

  1. iCalフィードのURLを再確認
  2. Outlookでカレンダーを削除して再追加
  3. Googleカレンダー側で「非公開アドレス」をリセット

おすすめの使い方とヒント

より効果的にGoogleカレンダーを使うコツです。

複数のカレンダーを色分け

仕事用、プライベート用など、複数のカレンダーを色分けすると見やすくなります。

  • 青:仕事の予定
  • 緑:プライベート
  • 赤:重要な予定
  • 黄色:リマインダー

定期的に見直す習慣

朝一番にカレンダーを確認する習慣をつけましょう。

  1. パソコンを起動
  2. カレンダーで今日の予定を確認
  3. 必要な準備をする

タスク管理と統合

GoogleカレンダーにはGoogle Tasksも統合できます。

予定だけでなく、やるべきことも一緒に管理すると効率的ですよ。

まとめ

WindowsでGoogleカレンダーをウィジェット的に使う方法について解説してきました。

重要なポイント

  • Windows 11ではOutlookとの同期でウィジェット表示が可能
  • ブラウザのピン留め機能で独立したアプリとして使える
  • Windows 10ではカレンダーアプリにGoogleを追加できる
  • OneCalendarなどのサードパーティアプリが便利
  • PowerToysで常に手前に表示できる
  • デスクトップ通知を設定すれば予定を逃さない
  • キーボードショートカットで効率的に操作できる
  • デュアルモニターやスナップ機能を活用すると便利

Windowsには公式のGoogleカレンダーウィジェットはありませんが、工夫次第でスマホのように快適に使えます。

自分の作業スタイルに合った方法を選んで、デスクトップで効率的に予定管理をしていきましょう!

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