Slackアプリが開けない!原因別の解決方法を徹底解説

プログラミング・IT

仕事の連絡に使っているSlackが突然開けなくなると、本当に焦りますよね。「昨日まで普通に使えていたのに」「重要なメッセージが確認できない」と不安になる気持ちはよくわかります。

この記事では、Slackアプリが開けない原因を整理し、それぞれの対処法を順番に解説していきます。ほとんどの問題は自分で解決できるので、落ち着いて試してみましょう。

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  1. まず確認すべき基本事項
    1. インターネット接続は正常ですか?
    2. Slackのサーバーは正常ですか?
  2. 【Windows版】Slackアプリが開けない場合の対処法
    1. 方法1:タスクマネージャーで完全終了する
    2. 方法2:キャッシュをクリアする
    3. 方法3:再インストールする
    4. 方法4:管理者として実行する
  3. 【Mac版】Slackアプリが開けない場合の対処法
    1. 方法1:強制終了して再起動
    2. 方法2:キャッシュを削除する
    3. 方法3:再インストールする
    4. 方法4:macOSを最新版にアップデート
  4. 【スマホ版】Slackアプリが開けない場合の対処法
    1. iPhone(iOS)の場合
    2. Android(アンドロイド)の場合
  5. 特定のエラーメッセージ別の対処法
    1. 「インターネット接続がありません」と表示される
    2. 「サインインできません」と表示される
    3. 「このワークスペースには参加していません」と表示される
    4. 「アップデートが必要です」と表示される
  6. Web版Slackを代替手段として使う
    1. Web版Slackの使い方
    2. Web版のメリット
    3. Web版のデメリット
  7. それでも解決しない場合の最終手段
    1. ファイアウォールやセキュリティソフトを確認
    2. Slack公式サポートに問い合わせ
    3. 別のデバイスで試す
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:Slackアプリを再インストールすると、過去のメッセージは消えますか?
    2. Q2:複数のワークスペースを使っていますが、すべて開けなくなりました。
    3. Q3:昨日のアップデート後から開けなくなりました。
    4. Q4:会社のPCだけSlackが開けません。自宅のPCでは問題ないです。
    5. Q5:「ワークスペースが見つかりません」と表示されます。
  9. 予防策:Slackをスムーズに使い続けるために
    1. 定期的にアップデートする
    2. 複数のデバイスにインストールしておく
    3. Web版をブックマークしておく
    4. 通知設定を最適化する
  10. まとめ:落ち着いて順番に試そう

まず確認すべき基本事項

トラブルシューティングを始める前に、以下の点を確認してください。

インターネット接続は正常ですか?

Slackはオンラインで動作するサービスです。インターネットに接続できていないと、アプリを開いても何も表示されません。

確認方法:

  • 他のWebサイトが開けるか試す
  • 他のアプリ(LINEやメールなど)が使えるか確認
  • Wi-Fiやモバイルデータ通信がオンになっているか確認

Slackのサーバーは正常ですか?

あなたの端末に問題がなくても、Slack側でサーバー障害が起きている可能性があります。

確認方法:
ブラウザで「Slack 障害」や「Slack status」と検索し、現在障害が発生していないか確認しましょう。Slack公式のステータスページ(status.slack.com)でも確認できます。

障害が発生している場合は、復旧を待つしかありません。多くの場合、数時間以内に解決します。

【Windows版】Slackアプリが開けない場合の対処法

Windows PCでSlackアプリが起動しない、または開けない場合の解決方法です。

方法1:タスクマネージャーで完全終了する

Slackが裏で動いたままフリーズしている可能性があります。

手順:

  1. キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を同時押し
  2. タスクマネージャーが開いたら「プロセス」タブを確認
  3. 「Slack」という名前のプロセスを探す
  4. 見つけたら右クリック→「タスクの終了」をクリック
  5. すべてのSlackプロセスを終了させる
  6. Slackアプリを再起動

これで開けるようになることが多いです。

方法2:キャッシュをクリアする

古いキャッシュファイルが原因で、アプリが正常に動作しないことがあります。

手順:

  1. Slackを完全に終了する(タスクマネージャーでも確認)
  2. エクスプローラーを開く
  3. アドレスバーに以下を入力してEnterキー:
   %appdata%\Slack
  1. 開いたフォルダ内の「Cache」「Code Cache」「GPUCache」フォルダを削除
  2. 次に、アドレスバーに以下を入力してEnterキー:
   %localappdata%\slack
  1. 同様に「Cache」関連のフォルダを削除
  2. Slackアプリを再起動

方法3:再インストールする

上記の方法で解決しない場合は、アプリを一度削除して再インストールしましょう。

手順:

  1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  2. 一覧から「Slack」を探す
  3. 「…」メニューをクリック→「アンインストール」を選択
  4. 確認画面で「アンインストール」をクリック
  5. Slack公式サイト(slack.com/downloads)から最新版をダウンロード
  6. ダウンロードしたファイルを実行してインストール

再インストール後は、ワークスペースに再度サインインする必要があります。

方法4:管理者として実行する

権限の問題でアプリが起動できないことがあります。

手順:

  1. デスクトップまたはスタートメニューのSlackアイコンを右クリック
  2. 「管理者として実行」を選択
  3. ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリック

これで開けるようになったら、権限の問題だった可能性が高いです。

【Mac版】Slackアプリが開けない場合の対処法

MacでSlackアプリに問題がある場合の解決方法です。

方法1:強制終了して再起動

Slackが応答しない状態になっている可能性があります。

手順:

  1. キーボードの「Command + Option + Esc」を同時押し
  2. 「アプリケーションの強制終了」ウィンドウが開く
  3. 「Slack」を選択
  4. 「強制終了」ボタンをクリック
  5. Slackアプリを再起動

方法2:キャッシュを削除する

Mac版でもキャッシュが原因で問題が起きることがあります。

手順:

  1. Slackを完全に終了する
  2. Finderを開く
  3. メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択
  4. 以下を入力してEnterキー:
   ~/Library/Application Support/Slack
  1. 「Cache」「Code Cache」「GPUCache」フォルダを削除
  2. 次に、以下のフォルダも確認:
   ~/Library/Caches/com.tinyspeck.slackmacgap
  1. このフォルダ内のファイルも削除
  2. Slackアプリを再起動

方法3:再インストールする

手順:

  1. アプリケーションフォルダからSlackをゴミ箱にドラッグ
  2. ゴミ箱を空にする
  3. Slack公式サイトから最新版をダウンロード
  4. ダウンロードした.dmgファイルを開く
  5. Slackアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグ
  6. インストールが完了したらSlackを起動

方法4:macOSを最新版にアップデート

古いバージョンのmacOSでは、最新のSlackアプリが正常に動作しないことがあります。

手順:

  1. Appleメニュー→「システム設定」を開く
  2. 「一般」→「ソフトウェアアップデート」を選択
  3. アップデートがあれば「今すぐアップデート」をクリック

アップデート後、Slackが正常に動くようになる可能性があります。

【スマホ版】Slackアプリが開けない場合の対処法

iPhoneやAndroidでSlackが開けない場合の解決策です。

iPhone(iOS)の場合

方法1:アプリを完全終了して再起動

  1. ホームボタンをダブルクリック(またはiPhone Xシリーズ以降は画面下から上にスワイプして途中で止める)
  2. Slackのプレビュー画面を上にスワイプして終了
  3. Slackアプリを再度開く

方法2:iPhoneを再起動

  1. 電源ボタンと音量ボタンを同時に長押し(機種により異なる)
  2. 「スライドで電源オフ」を右にスライド
  3. 完全に電源が切れたら、電源ボタンを長押しして起動
  4. Slackアプリを開く

方法3:Slackアプリを再インストール

  1. ホーム画面でSlackアイコンを長押し
  2. 「Appを削除」をタップ
  3. 「Appを削除」で確認
  4. App Storeを開く
  5. 「Slack」を検索してダウンロード
  6. インストール完了後、ワークスペースにサインイン

方法4:iOSをアップデート

  1. 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く
  2. アップデートがあればインストール

Android(アンドロイド)の場合

方法1:アプリを強制停止

  1. 「設定」→「アプリ」を開く
  2. 一覧から「Slack」を探してタップ
  3. 「強制停止」をタップ
  4. Slackアプリを再度開く

方法2:キャッシュとデータを削除

  1. 「設定」→「アプリ」→「Slack」を開く
  2. 「ストレージ」をタップ
  3. 「キャッシュを削除」をタップ
  4. 改善しない場合は「データを削除」もタップ(※再ログインが必要)
  5. Slackアプリを再起動

方法3:Androidを再起動

  1. 電源ボタンを長押し
  2. 「再起動」をタップ
  3. 端末が再起動したらSlackを開く

方法4:Slackアプリを再インストール

  1. 「設定」→「アプリ」→「Slack」を開く
  2. 「アンインストール」をタップ
  3. Google Play Storeを開く
  4. 「Slack」を検索してインストール
  5. インストール完了後、サインイン

特定のエラーメッセージ別の対処法

Slackを開いたときに表示されるエラーメッセージによって、対処法が異なります。

「インターネット接続がありません」と表示される

原因:
ネットワーク接続の問題です。

対処法:

  1. Wi-Fiやモバイルデータ通信がオンになっているか確認
  2. 機内モードになっていないか確認
  3. ルーターを再起動してみる
  4. 別のWi-Fiネットワークに接続してみる
  5. VPNを使っている場合は一時的に切断してみる

「サインインできません」と表示される

原因:
ログイン情報が間違っているか、アカウントに問題があります。

対処法:

  1. メールアドレスとパスワードを再確認
  2. 大文字・小文字が正しいか確認
  3. パスワードを忘れた場合は「パスワードをリセット」をクリック
  4. ワークスペースのURLが正しいか確認
  5. ワークスペースの管理者に、アカウントが有効か確認してもらう

「このワークスペースには参加していません」と表示される

原因:
招待が取り消されたか、ワークスペースから削除された可能性があります。

対処法:

  1. ワークスペースの管理者に連絡
  2. 再度招待してもらう
  3. 別のメールアドレスで招待を受けていないか確認

「アップデートが必要です」と表示される

原因:
古いバージョンのSlackアプリを使用しています。

対処法:

  1. アプリストア(App Store、Google Play、公式サイト)で最新版を確認
  2. 「更新」または「アップデート」をクリック
  3. アップデート完了後、Slackを開く

Web版Slackを代替手段として使う

アプリがどうしても開けない場合、一時的にWeb版を使う方法があります。

Web版Slackの使い方

手順:

  1. ブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)を開く
  2. 「slack.com」にアクセス
  3. 右上の「サインイン」をクリック
  4. ワークスペースのURLまたはメールアドレスを入力
  5. パスワードを入力してサインイン

Web版でも、アプリ版とほぼ同じ機能が使えます。緊急時の連絡手段として覚えておくと便利ですよ。

Web版のメリット

  • アプリをインストールする必要がない
  • ブラウザさえあれば使える
  • 複数のワークスペースを同時に開ける

Web版のデメリット

  • 通知機能がアプリより弱い
  • ブラウザを閉じると使えなくなる
  • オフライン時は使用不可

それでも解決しない場合の最終手段

上記の方法を試してもSlackが開けない場合は、以下を検討してください。

ファイアウォールやセキュリティソフトを確認

企業のPCやセキュリティソフトが、Slackをブロックしている可能性があります。

確認方法:

  1. セキュリティソフトの設定を開く
  2. Slackが許可リストに入っているか確認
  3. 企業PCの場合はIT部門に相談

Slack公式サポートに問い合わせ

どうしても解決しない場合は、Slack公式サポートに連絡しましょう。

問い合わせ方法:

  1. Slackヘルプセンター(slack.com/help)にアクセス
  2. 画面右下のチャットアイコンをクリック
  3. 問題の詳細を説明

具体的なエラーメッセージ、使用しているOS、試した対処法などを伝えると、スムーズに解決できます。

別のデバイスで試す

スマホアプリがダメなら、PCで試してみる。PCがダメなら、スマホやタブレットで試してみる。

別のデバイスで正常に動作すれば、特定のデバイス固有の問題だとわかります。

よくある質問(FAQ)

Q1:Slackアプリを再インストールすると、過去のメッセージは消えますか?

A:いいえ、消えません。

Slackのメッセージはすべてサーバー上に保存されています。再インストールしても、サインインすれば過去のメッセージをすべて見られます。

Q2:複数のワークスペースを使っていますが、すべて開けなくなりました。

A:アプリ自体に問題がある可能性が高いです。

特定のワークスペースだけでなく、すべてが開けない場合は、アプリの再インストールを試してください。それでもダメなら、デバイスの再起動も効果的です。

Q3:昨日のアップデート後から開けなくなりました。

A:アップデートに不具合があった可能性があります。

Slack公式のステータスページやTwitterで、同様の報告がないか確認してください。多くの人が同じ問題を抱えている場合、Slack側が修正版をリリースするまで待つことになります。

Q4:会社のPCだけSlackが開けません。自宅のPCでは問題ないです。

A:企業のセキュリティポリシーが原因かもしれません。

IT部門に、Slackが許可されているか確認してください。ファイアウォールやプロキシ設定でブロックされている可能性があります。

Q5:「ワークスペースが見つかりません」と表示されます。

A:ワークスペースのURLが間違っているか、ワークスペースが削除された可能性があります。

正しいURLを確認するか、ワークスペースの管理者に連絡してください。

予防策:Slackをスムーズに使い続けるために

トラブルを未然に防ぐために、日頃から以下を心がけましょう。

定期的にアップデートする

アプリの更新通知が来たら、なるべく早めにアップデートしましょう。古いバージョンは不具合が多くなります。

複数のデバイスにインストールしておく

PCとスマホの両方にSlackを入れておけば、片方が使えなくても困りません。

Web版をブックマークしておく

緊急時に備えて、Web版Slackのログインページをブラウザのブックマークに保存しておくと便利です。

通知設定を最適化する

通知が多すぎるとアプリが重くなり、動作が不安定になることがあります。必要な通知だけに絞りましょう。

まとめ:落ち着いて順番に試そう

Slackアプリが開けないトラブルは、ほとんどの場合、簡単な手順で解決できます。

まず試すべきこと:

  1. インターネット接続を確認
  2. Slackのサーバー状況を確認
  3. アプリを完全終了して再起動
  4. デバイスを再起動

それでもダメなら:

  1. キャッシュをクリア
  2. アプリを再インストール
  3. Web版Slackで一時的に代替

最終手段:

  1. セキュリティソフトを確認
  2. Slack公式サポートに問い合わせ

焦らず、この順番で試していけば、ほとんどの問題は解決するはずです。Slackは仕事に欠かせないツールなので、いざというときの対処法を知っておくと安心ですね。

どうしても解決できない場合は、同僚や上司に相談して、別の連絡手段を確保することも忘れずに。大切なのは、コミュニケーションが途切れないようにすることです。

この記事が、あなたのSlackトラブル解決の助けになれば幸いです。

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