Google Meetの画面共有を完全ガイド!パソコン・スマホ別に使い方を徹底解説

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「Google Meetで画面を共有したいけど、やり方がわからない」
「資料を見せながら説明したいのに、うまくいかない」
「スマホからでも画面共有できるの?」

こんな疑問を持っていませんか?

Google Meet(グーグルミート)は、Googleが提供するビデオ会議ツール。仕事の打ち合わせやオンライン授業で活躍していますが、「画面共有」機能を使いこなせていない方も多いんです。

画面共有ができれば、プレゼン資料を見せたり、作業画面を共有したりと、コミュニケーションがぐんと便利になります。この記事では、Google Meetの画面共有機能について、初心者の方にも分かりやすく解説します。パソコン・スマホそれぞれの方法や、便利な使い方まで詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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  1. Google Meetの画面共有とは
    1. 画面共有機能の基本
    2. 何が共有できるのか
    3. 無料版でも使える?
    4. 誰が画面共有できる?
  2. パソコンでの画面共有方法
    1. 基本的な共有手順
    2. 全画面を共有する
    3. 特定のウィンドウだけを共有
    4. Chromeのタブだけを共有
    5. 音声も一緒に共有する
  3. スマホ・タブレットでの画面共有方法
    1. Androidスマホでの共有
    2. iPhoneでの共有(制限あり)
    3. iPadでの共有
    4. スマホで資料を共有するコツ
  4. 画面共有を停止する方法
    1. 共有を終了する基本操作
    2. 他の人に共有を渡す
    3. 緊急時の強制停止
  5. 画面共有の便利な使い方
    1. プレゼンテーションでの活用
    2. ホワイトボード的な使い方
    3. YouTube動画の共有
    4. デモンストレーション
    5. 複数の資料を切り替える
  6. トラブルシューティング
    1. 画面共有ボタンが表示されない
    2. 画面が真っ黒に表示される
    3. 音声が共有されない
    4. 画面がカクカクする
    5. 共有が勝手に止まる
  7. セキュリティと注意点
    1. プライバシーへの配慮
    2. 機密情報の扱い
    3. 画面共有の記録
    4. 不適切な画面の共有
  8. 権限設定と管理
    1. 主催者による権限管理
    2. 参加者の権限確認
    3. ゲスト参加者の制限
  9. 他のビデオ会議ツールとの比較
    1. Zoomとの比較
    2. Microsoft Teamsとの比較
    3. どのツールを選ぶべきか
  10. よくある質問
    1. 画面共有は無料で使える?
    2. 複数人が同時に画面共有できる?
    3. スマホの画面をパソコンに共有できる?
    4. 画面共有中にカメラは映る?
    5. 画面共有を録画できる?
  11. まとめ

Google Meetの画面共有とは

画面共有機能の基本

画面共有とは、自分のパソコンやスマホの画面を、会議の参加者全員に見せる機能のことです。

例えば、こんな時に使います。

画面共有の活用シーン

  • PowerPointのスライドを見せながらプレゼン
  • Excelの表を共有しながら数字を確認
  • ウェブサイトを見せながら説明
  • デザインやイラストを共有して意見をもらう
  • アプリの使い方を実演

口頭で説明するより、実際の画面を見せた方が圧倒的に伝わりやすいですよね。

何が共有できるのか

Google Meetでは、いろいろなものを共有できます。

共有できるもの

  1. 画面全体:パソコンの画面すべて
  2. 特定のウィンドウ:開いているアプリの一つだけ
  3. Chromeのタブ:ブラウザの特定のタブのみ
  4. iPhone/iPadの画面:スマホの画面をパソコン経由で共有

用途に応じて、最適な共有方法を選べます。

無料版でも使える?

はい、無料版でも画面共有は使えます。

無料版でできること

  • 画面共有機能の利用
  • 音声付きでの共有(条件あり)
  • 複数人での視聴

Google Meetの無料プランでも、基本的な画面共有機能はすべて使えるので安心してください。

誰が画面共有できる?

会議の設定によって、共有できる人が変わります。

共有権限のパターン

  1. 全員が共有可能(デフォルト設定)
  2. 主催者のみ共有可能
  3. 主催者が許可した人のみ

会社の会議などでは、主催者が権限を制限している場合もあります。

パソコンでの画面共有方法

基本的な共有手順

まずは、最も基本的な画面共有の方法です。

画面共有の開始手順

  1. Google Meetの会議に参加する
  2. 画面下部のメニューを表示(マウスを動かす)
  3. 「画面を共有」ボタンをクリック
  • または「その他のオプション」(︙)>「画面を共有」
  1. 共有したい画面を選択
  2. 「共有」ボタンをクリック

これで、選択した画面が参加者全員に表示されます。

全画面を共有する

パソコンの画面全体を共有する方法です。

全画面共有の特徴

  • デスクトップに表示されているすべてが見える
  • ウィンドウを切り替えても見える
  • 通知やデスクトップのファイルも見える(注意!)

選択方法
「画面を共有」をクリック後、「あなたの全画面」または「全画面」を選択します。

注意点
デスクトップや通知がすべて見えるため、プライベートな情報が映らないよう整理しておきましょう。

特定のウィンドウだけを共有

開いている特定のアプリだけを共有します。

ウィンドウ共有の特徴

  • 選択したアプリだけが見える
  • 他のウィンドウに切り替えても見えない
  • プライバシーを保ちやすい

選択方法
「画面を共有」をクリック後、「ウィンドウ」タブから共有したいアプリを選択。

おすすめの使い方

  • PowerPointだけを共有
  • Excelだけを共有
  • PDFリーダーだけを共有

プレゼンに集中したい時に最適です。

Chromeのタブだけを共有

ブラウザの特定のタブのみを共有します。

タブ共有の特徴

  • 選択したタブの内容だけが見える
  • ブラウザの他のタブは見えない
  • ウェブサイトの説明に便利

選択方法
「画面を共有」をクリック後、「Chromeタブ」から共有したいタブを選択。

便利な点

  • ウェブサイトを見せながら説明できる
  • YouTube動画を共有できる
  • 複数のタブを用意しておき、切り替えながら説明

タブの音声も共有できるため、動画の音声も参加者に聞こえます。

音声も一緒に共有する

画面と一緒に音声も共有する方法です。

音声共有の手順

  1. 「画面を共有」をクリック
  2. 共有したい画面やタブを選択
  3. 下部の「タブの音声を共有」にチェックを入れる
  4. 「共有」をクリック

音声共有ができる条件

  • Chromeのタブを共有する場合のみ
  • 動画サイトの音声を共有したい時に便利

YouTube動画を見せながら説明する時などに活用できます。

スマホ・タブレットでの画面共有方法

Androidスマホでの共有

Androidスマホから画面共有する方法です。

Android共有手順

  1. Google Meetアプリで会議に参加
  2. 画面下部の「︙」(縦3点メニュー)をタップ
  3. 「画面を共有」をタップ
  4. 「今すぐ開始」をタップ
  5. スマホの画面全体が共有される

注意点

  • スマホ全体の画面が見える
  • 通知も表示される
  • プライベートな情報に注意

iPhoneでの共有(制限あり)

残念ながら、iPhoneの場合は制限があります。

iPhoneの現状

  • Google MeetアプリからiPhone画面の直接共有はできない
  • パソコンを経由する必要がある

代替方法

  1. iPhoneをパソコンに接続(有線またはワイヤレス)
  2. QuickTimeなどでiPhone画面をパソコンに表示
  3. パソコンのGoogle Meetでそのウィンドウを共有

少し複雑ですが、どうしても必要な場合はこの方法を使います。

iPadでの共有

iPadも基本的にはiPhoneと同じ制限があります。

iPad対応

  • Google MeetアプリからiPad画面の直接共有は基本的にできない
  • パソコン経由の方法が確実

ただし、Safariのブラウザ版Google Meetを使えば、一部の画面共有が可能な場合もあります。

スマホで資料を共有するコツ

スマホから効果的に画面共有するヒントです。

スマホでの共有のコツ

  1. 事前に資料を開いておく
  • 共有開始前に必要な画面を表示
  • アプリを切り替えておく
  1. 通知をオフにする
  • おやすみモードを有効に
  • プライベートな通知を防ぐ
  1. 横向きで画面共有
  • 見やすさが向上
  • プレゼン資料は横向きが最適
  1. 事前のテスト
  • 本番前に一度試す
  • 見え方を確認

画面共有を停止する方法

共有を終了する基本操作

画面共有を止める手順です。

停止方法(パソコン)

  1. 画面上部の「共有を停止」ボタンをクリック
  2. または会議画面に戻って「共有を停止」をクリック

停止方法(スマホ)

  1. Google Meetアプリに戻る
  2. 「共有を停止」をタップ

いつでも簡単に停止できます。

他の人に共有を渡す

自分の共有を止めて、他の人に共有してもらう方法です。

共有の受け渡し

  1. 自分の共有を停止
  2. 次の発表者が「画面を共有」をクリック
  3. 新しい共有が始まる

同時に複数人が画面共有することはできません。一人ずつ交代する形になります。

緊急時の強制停止

会議の主催者は、他人の画面共有を強制停止できます。

主催者の操作

  1. 共有中の参加者名をクリック
  2. 「共有を停止」を選択

誤って不適切な画面が共有された時などに使えます。

画面共有の便利な使い方

プレゼンテーションでの活用

PowerPointなどでプレゼンする時のコツです。

効果的なプレゼン方法

  1. スライドショーモードで共有
  • PowerPointをスライドショーで開始
  • そのウィンドウを共有
  • 全画面表示で見やすい
  1. 発表者ツールを使う
  • 自分だけに発表者ノートを表示
  • 参加者にはスライドのみ表示
  1. レーザーポインター機能
  • PowerPointのレーザーポインターを活用
  • 重要な箇所を指し示せる

ホワイトボード的な使い方

リアルタイムで書き込みながら説明したい時です。

おすすめのツール

  • Google Jamboard:Googleの無料ホワイトボード
  • Miro:オンライン共同作業ボード
  • Microsoft Whiteboard:Microsoftのホワイトボード

これらを開いて、画面共有しながら書き込めば、参加者とアイデアを共有できます。

YouTube動画の共有

動画を見せながら説明したい時です。

動画共有の手順

  1. YouTubeの動画を開く
  2. そのChromeタブを共有
  3. 「タブの音声を共有」にチェック
  4. 共有開始

音声も一緒に共有されるため、参加者も動画の音を聞けます。

デモンストレーション

ソフトウェアの使い方を実演する時に便利です。

デモのコツ

  • 操作する画面だけを共有
  • ゆっくり操作して見やすくする
  • 重要な操作は口頭でも説明
  • 参加者に質問する時間を作る

実際の操作を見せることで、理解が深まります。

複数の資料を切り替える

複数の資料を行き来しながら説明する方法です。

効率的な切り替え方

  1. タブで切り替え
  • 複数のタブを事前に開いておく
  • タブ共有なら、タブを切り替えるだけ
  1. ウィンドウで切り替え
  • 複数のウィンドウを用意
  • 一度共有を止めて、別のウィンドウを共有
  1. 画面分割
  • 画面を分割して複数のウィンドウを表示
  • 全画面共有で両方見せる

トラブルシューティング

画面共有ボタンが表示されない

画面共有ボタンが見つからない場合です。

確認ポイント

  1. 権限の確認
  • 主催者が画面共有を制限していないか
  • 会議の設定を確認
  1. ブラウザの確認
  • Google Chromeを使っているか
  • ブラウザが最新版か
  1. アカウントの確認
  • Googleアカウントでログインしているか
  • ゲストとして参加していないか

画面が真っ黒に表示される

共有しているのに、黒い画面しか見えない場合です。

原因と対処法

  1. ハードウェアアクセラレーションの問題
  • Chrome設定>詳細設定>システム
  • 「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフ
  1. グラフィックドライバーの更新
  • パソコンのグラフィックドライバーを最新に
  1. 別の共有方法を試す
  • 全画面ではなくウィンドウ共有
  • またはタブ共有

音声が共有されない

画面は共有されているのに、音声が聞こえない場合です。

対処方法

  1. タブの音声を共有にチェック
  • 共有時に「タブの音声を共有」を選択
  1. システム音量の確認
  • パソコンの音量がミュートになっていないか
  1. Chromeタブで共有
  • 音声共有はChromeタブ共有時のみ可能
  • 全画面やウィンドウ共有では音声は共有されない

画面がカクカクする

共有画面の動きが遅い、カクカクする場合です。

改善方法

  1. インターネット接続を確認
  • Wi-Fiの電波強度を確認
  • 有線LANに切り替える
  1. 他のアプリを閉じる
  • バックグラウンドで動いているアプリを終了
  • CPUとメモリの負荷を減らす
  1. 画質を下げる
  • Google Meet設定>動画
  • 送信画質を調整
  1. ウィンドウ共有に切り替え
  • 全画面よりウィンドウ共有の方が軽い

共有が勝手に止まる

画面共有が途中で切れてしまう場合です。

考えられる原因

  1. ネットワークの不安定
  • 接続が一時的に切れた
  • 再度共有を開始
  1. タイムアウト
  • 長時間操作がないと停止することがある
  • 再開すればOK
  1. 権限の変更
  • 主催者が途中で権限を変更した
  • 主催者に確認

セキュリティと注意点

プライバシーへの配慮

画面共有時のプライバシー保護です。

共有前のチェックリスト

  • [ ] デスクトップに個人的なファイルがないか
  • [ ] ブラウザのブックマークに私的なものがないか
  • [ ] 通知をオフにしたか
  • [ ] 余計なウィンドウを閉じたか
  • [ ] メールやチャットアプリを閉じたか

特に全画面共有の場合、十分な注意が必要です。

機密情報の扱い

ビジネスでの画面共有時の注意点です。

機密情報の保護

  1. 必要な画面だけを共有
  • ウィンドウ共有やタブ共有を活用
  • 全画面共有は避ける
  1. 資料を事前に確認
  • 機密情報が含まれていないか
  • 共有して問題ない範囲か
  1. 録画の有無を確認
  • 会議が録画されているか確認
  • 機密情報がある場合は共有を控える

画面共有の記録

会議の録画と画面共有の関係です。

録画時の注意

  • 画面共有の内容も録画される
  • 録画データに機密情報が残る
  • 録画の保存先と公開範囲に注意

録画される可能性がある場合は、特に慎重に共有しましょう。

不適切な画面の共有

誤って不適切な画面を共有してしまった時です。

緊急対処法

  1. すぐに「共有を停止」をクリック
  2. 参加者に謝罪
  3. 必要なら会議を一時中断

予防策

  • 共有前に必ず確認
  • 共有する画面を事前に準備
  • 不要なウィンドウは閉じておく

権限設定と管理

主催者による権限管理

会議の主催者は、画面共有の権限を管理できます。

権限設定の手順

  1. 会議画面の「︙」(詳細メニュー)をクリック
  2. 「ホストの管理」を選択
  3. 「画面の共有」の項目を確認
  • 全員が共有できる
  • 主催者のみ
  • 主催者が承認した人のみ

おすすめの設定

  • 小規模な内部会議:全員が共有可能
  • 大規模なウェビナー:主催者のみ
  • 講義やプレゼン:発表者のみ

参加者の権限確認

自分に画面共有の権限があるか確認する方法です。

確認方法
「画面を共有」ボタンが表示されているか確認します。

表示されていない場合は、権限がない可能性があります。主催者に確認しましょう。

ゲスト参加者の制限

Googleアカウントでログインしていない参加者の扱いです。

ゲストの制限

  • ゲスト参加者は画面共有できないことがある
  • 組織によって設定が異なる
  • セキュリティのための制限

外部の参加者を招く場合は、事前に権限を確認しておきましょう。

他のビデオ会議ツールとの比較

Zoomとの比較

Zoomの画面共有機能との違いです。

Google Meetの特徴

  • シンプルで使いやすい
  • Chromeタブの音声共有が便利
  • 複数人の同時共有はできない

Zoomの特徴

  • 注釈機能が充実(画面に書き込める)
  • ホワイトボード機能が標準搭載
  • リモート操作機能あり

基本的な画面共有はどちらも問題なくできます。

Microsoft Teamsとの比較

Teamsとの機能比較です。

Google Meet

  • 単純な画面共有に特化
  • 設定がシンプル
  • Googleサービスとの連携が強い

Teams

  • PowerPointをリアルタイム編集しながら共有可能
  • Officeアプリとの連携が強い
  • 会議後もファイルが共有される

どのツールを選ぶべきか

用途に応じた選び方です。

Google Meetがおすすめな人

  • Google Workspaceを使っている
  • シンプルな画面共有で十分
  • ブラウザベースで手軽に使いたい

Zoomがおすすめな人

  • 注釈機能を使いたい
  • 大規模なウェビナーを開催
  • ブレイクアウトルームが必要

Teamsがおすすめな人

  • Microsoft 365を使っている
  • Officeファイルの共同編集が必要
  • 社内チャットと統合したい

よくある質問

画面共有は無料で使える?

はい、無料版でも使えます。

Google Meetの無料プランでも、画面共有機能は制限なく利用できます。参加人数の制限はありますが、画面共有自体は問題ありません。

複数人が同時に画面共有できる?

いいえ、できません。

Google Meetでは、一度に一人しか画面共有できません。共有したい人が交代で行う必要があります。

スマホの画面をパソコンに共有できる?

条件付きで可能です。

Androidスマホなら直接共有可能。iPhoneはパソコンを経由すれば可能ですが、やや複雑です。

画面共有中にカメラは映る?

設定によります。

デフォルトでは、画面共有中も自分のカメラ映像が小窓で表示されます。カメラをオフにすることもできます。

画面共有を録画できる?

はい、できます。

会議の録画機能(有料プランまたは特定の組織アカウント)を使えば、画面共有の内容も録画されます。

まとめ

Google Meetの画面共有機能について、詳しく解説しました。

この記事のポイント

  • 画面共有は全画面、ウィンドウ、タブから選べる
  • パソコンからは簡単に共有可能
  • スマホはAndroidなら直接共有できる
  • 音声共有はChromeタブ共有時のみ
  • プライバシーとセキュリティに注意

画面共有機能を使いこなせば、オンライン会議がぐんと便利になります。プレゼンや資料の共有、デモンストレーションなど、様々な場面で活躍するはずです。

まずは小さな会議で練習してみて、徐々に慣れていきましょう。適切な画面共有で、効果的なコミュニケーションを実現してください!

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