「会社からSlackを使うように言われたけど、どうやってログインするの?」
「パスワードを忘れてしまった…」
「ログインできなくて困っている」
こんな悩みを抱えていませんか?
Slack(スラック)は、世界中の企業で使われているビジネスチャットツールです。メールよりも手軽にコミュニケーションが取れるため、多くの会社で導入が進んでいます。
この記事では、Slackのログイン方法を初心者の方にも分かりやすく解説。パソコン、スマホ、タブレットそれぞれでのログイン手順や、ログインできない時の対処法まで詳しくお伝えします。
初めてSlackを使う方も、トラブルで困っている方も、ぜひ参考にしてください。
Slackとは何か

ビジネスチャットツールの定番
Slackは、仕事で使うチャットツールです。LINEのビジネス版のようなものと考えると分かりやすいでしょう。
Slackでできること
- チームメンバーとのリアルタイムなメッセージのやり取り
- ファイルの共有
- ビデオ通話や音声通話
- 他のツール(Google DriveやZoomなど)との連携
複数のプロジェクトごとに「チャンネル」という部屋を作って、情報を整理しながらコミュニケーションできるのが特徴です。
ワークスペースという考え方
Slackを理解する上で重要なのが「ワークスペース」という概念。
ワークスペースとは、あなたの会社やチーム専用のSlack空間のこと。例えるなら、マンションの一室のようなものですね。
一つの会社に一つのワークスペースがあり、社員全員がそこに参加する形が一般的。フリーランスの方なら、複数のクライアントのワークスペースに参加することもあります。
ログインする際は、このワークスペースを指定する必要があるんです。
Slackにログインする前に準備するもの
必要な情報を確認
Slackにログインするには、以下の情報が必要です。
必ず必要な情報
- ワークスペースのURL(例:yourcompany.slack.com)
- メールアドレス
- パスワード
場合によって必要な情報
- 2段階認証コード
- サインインマジックリンク(パスワードレスログインの場合)
会社の管理者からこれらの情報が送られてきているはずなので、事前に確認しておきましょう。
アカウント作成が先
まだSlackアカウントを持っていない場合は、先にアカウント作成が必要です。
通常、会社の管理者があなたのメールアドレス宛てに招待メールを送ります。そのメール内のリンクをクリックして、パスワードを設定すればアカウント作成完了。
招待メールが届いていない場合は、管理者に確認してみてください。
パソコンでのログイン方法
ブラウザ版でログインする手順
ブラウザ(ChromeやSafariなど)からSlackを使う方法です。アプリをインストールせずに使えるので、一番手軽ですね。
ログイン手順
- Slackの公式サイト(slack.com)にアクセス
- 右上の「サインイン」をクリック
- ワークスペースのURLまたはメールアドレスを入力
- 「続ける」をクリック
- パスワードを入力してログイン
ワークスペースのURLが分からない場合は、メールアドレスを入力すれば、参加しているワークスペースの一覧が表示されます。
デスクトップアプリでログインする手順
デスクトップアプリを使うと、ブラウザを開かなくてもSlackが使えて便利です。
アプリのダウンロードとログイン
- Slackの公式サイトから、Windows版またはMac版のアプリをダウンロード
- ダウンロードしたファイルをインストール
- アプリを起動
- 「ワークスペースにサインイン」をクリック
- ブラウザと同じ手順でログイン
一度ログインすれば、次回からは自動的にログインされます。複数のワークスペースに参加している場合も、アプリ内で簡単に切り替えられますよ。
複数のワークスペースに同時ログイン
デスクトップアプリなら、複数のワークスペースに同時にログインできます。
追加ワークスペースへのログイン方法
- アプリの左上にあるワークスペース名をクリック
- 「ワークスペースを追加する」を選択
- 新しいワークスペースのログイン情報を入力
左側のサイドバーにワークスペースのアイコンが並び、クリックするだけで切り替えられます。複数のプロジェクトを掛け持ちしている方には特に便利な機能です。
スマホ・タブレットでのログイン方法
アプリのダウンロード
スマホやタブレットで使う場合は、専用アプリが必要です。
アプリの入手先
- iPhone/iPad:App Store
- Android:Google Play ストア
「Slack」と検索して、公式アプリをダウンロードしましょう。青い背景に「#」マークのアイコンが目印です。
初回ログインの手順
アプリをダウンロードしたら、以下の手順でログインします。
ログイン手順
- Slackアプリを起動
- 「サインイン」をタップ
- ワークスペースのURLまたはメールアドレスを入力
- 「次へ」をタップ
- パスワードを入力
- 「サインイン」をタップ
パソコン版と同じように、メールアドレスから参加しているワークスペースを探すこともできます。
通知の設定
スマホでSlackを使う際は、通知設定も一緒に行っておくと便利です。
おすすめの通知設定
- 重要なメッセージのみ通知する
- 勤務時間外は通知をオフにする
- 特定のキーワードが含まれるメッセージだけ通知する
通知が多すぎるとストレスになるため、自分に必要な通知だけを受け取る設定にしましょう。
ログインできない時の対処法

パスワードを忘れた場合
「パスワードが思い出せない…」という時も安心してください。簡単にリセットできます。
パスワードリセットの手順
- ログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」をクリック
- 登録しているメールアドレスを入力
- 送られてきたメールのリンクをクリック
- 新しいパスワードを設定
メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認してみましょう。
ワークスペースのURLが分からない
ワークスペースのURLを忘れてしまった場合の対処法です。
URL確認の方法
- ログイン画面でメールアドレスを入力
- 参加しているワークスペースの一覧が表示される
- 目的のワークスペースを選択
または、会社の管理者や同僚に確認するのも確実な方法ですね。招待メールにもURLが記載されているはずです。
メールアドレスを変更した場合
「会社のメールアドレスが変わった」という場合は、管理者に連絡が必要です。
Slackのアカウントは基本的にメールアドレスと紐付いているため、自分で勝手に変更できません。会社の管理者に新しいメールアドレスを伝えて、アカウント情報を更新してもらいましょう。
2段階認証でログインできない
2段階認証を設定している場合、認証コードがないとログインできません。
2段階認証のトラブル対処
- 認証アプリ(Google Authenticatorなど)でコードを確認
- バックアップコードを使用する
- どうしても無理なら管理者に連絡して解除してもらう
セキュリティのために重要な機能ですが、認証コードは必ず控えておきましょう。
アカウントがロックされた
何度もログインに失敗すると、セキュリティのためアカウントがロックされることがあります。
ロック解除の方法
- 数時間待つと自動的に解除される場合がある
- パスワードリセットを試みる
- 会社の管理者に連絡して解除してもらう
焦らず、落ち着いて対処してください。
Slackログインのセキュリティ対策
2段階認証を設定しよう
セキュリティを高めるなら、2段階認証の設定がおすすめです。
2段階認証とは、パスワードに加えて、もう一つの確認方法を使う仕組み。たとえパスワードが漏れても、スマホの認証アプリがないとログインできないため安全性が高まります。
2段階認証の設定方法
- Slackにログイン
- 右上のプロフィール写真をクリック
- 「環境設定」を選択
- 「アカウント」タブを開く
- 「2要素認証」を設定
会社によっては2段階認証が必須になっている場合もあります。
共有パソコンでは自動ログインをオフに
会社の共有パソコンや、他の人も使うパソコンでSlackを使う場合は注意が必要です。
セキュリティのポイント
- 使用後は必ずログアウトする
- 「ログイン状態を保持」のチェックを外す
- パスワードを保存しない
自分専用のパソコンなら自動ログインでも問題ありませんが、共有環境では毎回ログアウトする習慣をつけましょう。
パスワードの管理
強固なパスワードを使うことも重要です。
良いパスワードの条件
- 8文字以上
- 大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる
- 他のサービスと同じパスワードを使わない
- 推測されやすい単語(誕生日や名前など)は避ける
パスワードマネージャーを使って管理すると、複雑なパスワードも忘れずに済みますよ。
よくある質問
会社のパソコンとスマホで同時にログインできる?
はい、できます。
Slackは複数のデバイスから同時にログインできる仕組みです。会社のパソコン、自宅のパソコン、スマホ、タブレットなど、いくつのデバイスからでも同時に使えます。
どのデバイスでも同じ内容が表示され、リアルタイムで同期されるので便利ですね。
ログアウトする必要はある?
基本的には、ログアウトしなくても問題ありません。
自分専用のデバイスなら、ログインしたままにしておく方が便利。ただし、以下の場合はログアウトをおすすめします。
ログアウトすべき場面
- 共有パソコンを使った後
- 長期間使わない予定がある時
- パソコンを譲渡・廃棄する時
セキュリティを考えると、状況に応じて判断しましょう。
無料で使える?
Slackには無料プランと有料プランがあります。
無料プラン(フリープラン)でできること
- メッセージの送受信(直近90日分のみ)
- 1対1の音声・ビデオ通話
- 10個までのアプリ連携
有料プランの追加機能
- すべてのメッセージ履歴を保存
- グループ音声・ビデオ通話
- 無制限のアプリ連携
- より多くのストレージ容量
個人や小規模チームなら無料プランでも十分使えます。会社で導入する場合は、必要に応じて有料プランを検討すると良いでしょう。
アカウントは複数作れる?
一つのメールアドレスにつき、一つのSlackアカウントが基本です。
ただし、複数のワークスペースには同じアカウントで参加できます。つまり、アカウント自体は一つでも、いろいろな会社やチームのSlackに参加可能。
もし完全に別のアカウントが必要なら、別のメールアドレスを用意する必要があります。
まとめ
Slackのログイン方法と、トラブル時の対処法について解説しました。
この記事のポイント
- Slackはワークスペース単位で管理されるビジネスチャットツール
- パソコンでもスマホでも、複数デバイスから同時ログイン可能
- パスワード忘れやURLが分からない時も、簡単に解決できる
- 2段階認証の設定でセキュリティを強化できる
- 共有パソコンでは必ずログアウトする
初めてSlackを使う方は、まずブラウザ版で試してみるのがおすすめ。慣れてきたら、デスクトップアプリやスマホアプリを導入すると、さらに便利に使えますよ。
ログインでつまずいても焦らず、この記事を参考に一つずつ確認していけば、必ず解決できます。Slackを活用して、快適なコミュニケーションを楽しんでください。


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