会社やチームでSlackを使うことになったけど、どうやってダウンロードすればいいか分からない…そんな悩みはありませんか?
Slackはビジネスコミュニケーションツールとして世界中で使われていますが、初めての人にとってはダウンロードや設定が少し難しく感じるかもしれません。
この記事では、PC(Windows/Mac)とスマートフォン(iPhone/Android)それぞれのダウンロード方法を、初心者にも分かりやすく解説していきます。
Slackとは?

Slackの基本説明
Slack(スラック)は、チームでのコミュニケーションを効率化するビジネスチャットツールです。
主な特徴:
- チャンネルごとに会話を整理できる
- ファイル共有が簡単
- 他のツールと連携できる
- リモートワークに最適
- 検索機能が強力
メールよりも気軽に、LINEよりもビジネス向けという位置づけです。
どんな場面で使う?
Slackは、様々なビジネスシーンで活用されています。
利用例:
- 社内コミュニケーション
- プロジェクト管理
- リモートチームの情報共有
- お客様とのやり取り
- コミュニティ運営
多くの企業が、メールに代わる主要なコミュニケーション手段として採用しています。
無料で使える?
Slackには無料プランと有料プランがあります。
無料プラン(フリープラン):
- 基本的な機能は使える
- メッセージ履歴が90日間保存
- ファイルストレージに制限あり
- 他サービスとの連携は10個まで
小規模なチームや、お試しで使う場合は無料プランで十分です。
Windows版のダウンロード方法
公式サイトからダウンロード
Windowsパソコンにインストールする手順を説明します。
ステップ1: 公式サイトにアクセス
- ブラウザで「slack.com」と入力
- または「Slack ダウンロード」で検索
- 公式サイトのトップページが開く
ステップ2: ダウンロードページに移動
- 画面右上の「ダウンロード」をクリック
- 「Windows版をダウンロード」をクリック
- インストーラーのダウンロードが始まる
ダウンロードされるファイルは「SlackSetup.exe」という名前です。
ステップ3: インストール実行
- ダウンロードしたファイルをダブルクリック
- セキュリティ警告が表示されたら「実行」をクリック
- インストールが自動的に開始される
- 完了まで数分待つ
インストール中は、他の作業をしていても大丈夫です。
Microsoft Storeからダウンロード
Windows 10/11では、Microsoft Storeからもインストールできます。
インストール手順:
- スタートメニューから「Microsoft Store」を開く
- 検索窓に「Slack」と入力
- 検索結果から「Slack」を選択
- 「入手」ボタンをクリック
- 自動的にダウンロードとインストールが行われる
Microsoft Store版は、自動更新が有効になっているため便利です。
システム要件
Windows版Slackを使うには、次の環境が必要です。
必要な環境:
- Windows 10以降
- メモリ:4GB以上推奨
- 空き容量:500MB以上
- インターネット接続
古いWindowsバージョンでは動作しない場合があります。
Mac版のダウンロード方法
公式サイトからダウンロード
Macへのインストール手順も基本的には同じです。
ダウンロード手順:
- Safariやブラウザで「slack.com」にアクセス
- 「ダウンロード」をクリック
- 「Mac版をダウンロード」を選択
- 「Slack-○○○.dmg」ファイルがダウンロードされる
インストール手順:
- ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリック
- ディスクイメージが開く
- Slackアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ
- インストール完了
これで、Launchpadやアプリケーションフォルダから起動できるようになります。
App Storeからダウンロード
MacのApp Storeからもインストール可能です。
手順:
- Dock(画面下部)の「App Store」をクリック
- 検索窓に「Slack」と入力
- 「入手」ボタンをクリック
- Apple IDのパスワードまたはTouch IDで認証
- 自動的にインストールされる
App Store版は、macOSとの統合がスムーズです。
Intel Mac と Apple Silicon(M1/M2/M3)
現在のSlackは、両方のチップに対応しています。
対応状況:
- Intel Mac:完全対応
- Apple Silicon(M1/M2/M3):ネイティブ対応
どちらのMacでも、最適化されたパフォーマンスで動作します。
iPhone版のダウンロード方法
App Storeからダウンロード
iPhoneにSlackをインストールする手順です。
ダウンロード手順:
- ホーム画面の「App Store」をタップ
- 下部の「検索」タブをタップ
- 検索窓に「Slack」と入力
- 検索結果から「Slack」を選択
- 「入手」ボタンをタップ
- Face IDまたはTouch IDで認証
- ダウンロードとインストールが自動的に行われる
インストールが完了すると、ホーム画面にアイコンが表示されます。
システム要件
iPhone版Slackの動作環境です。
必要な環境:
- iOS 15.0以降
- iPhone 6s以降のモデル
- インターネット接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ通信)
古いiPhoneでは、最新版がインストールできない場合があります。
iPad版について
SlackはiPadにも対応しています。
iPad版の特徴:
- 大画面に最適化されたレイアウト
- マルチタスキング対応
- Apple Pencilにも対応
- iPadOSの機能をフル活用
iPadでも、App Storeから同じ手順でダウンロードできます。
Android版のダウンロード方法
Google Playからダウンロード
Android端末へのインストール手順です。
ダウンロード手順:
- ホーム画面またはアプリ一覧から「Google Play」を開く
- 検索窓に「Slack」と入力
- 検索結果から「Slack」を選択
- 「インストール」ボタンをタップ
- 必要な権限の許可を確認
- 自動的にダウンロードとインストールが行われる
インストールが完了すると、「開く」ボタンが表示されます。
システム要件
Android版Slackの動作環境です。
必要な環境:
- Android 8.0以降
- メモリ:2GB以上推奨
- 空き容量:100MB以上
- インターネット接続
古いAndroidバージョンでは動作しない場合があります。
タブレット版について
Android タブレットでも利用できます。
タブレット版の特徴:
- 大画面に最適化
- サイドバーが常に表示される
- マルチウィンドウに対応
- キーボードとマウスの操作に最適化
10インチ以上のタブレットでは、PC版に近い使い勝手になります。
Web版(ブラウザ版)について

Web版の特徴
アプリをダウンロードしなくても、ブラウザで使えます。
Web版のメリット:
- インストール不要
- どのパソコンからでもアクセス可能
- ストレージを消費しない
- 常に最新版を使える
Web版のデメリット:
- 通知機能が制限される
- オフラインで使えない
- 一部の機能が制限される
- 動作が若干遅い
出先のパソコンや、インストールができない環境では便利です。
Web版の使い方
ブラウザでSlackにアクセスする方法です。
アクセス手順:
- ブラウザで「slack.com」にアクセス
- 「Sign in」をクリック
- ワークスペースのURLを入力
- または「Continue with Google」でGoogleアカウントでログイン
- メールアドレスとパスワードを入力
ブックマークに保存しておくと、次回からすぐにアクセスできます。
推奨ブラウザ
Web版Slackは、次のブラウザで動作します。
対応ブラウザ:
- Google Chrome(推奨)
- Microsoft Edge
- Firefox
- Safari
最新版のブラウザを使うことをおすすめします。
初回起動と設定
ワークスペースへの参加
Slackを初めて起動した時の手順です。
初回設定の流れ:
- アプリを起動
- 「Sign in to Slack」をクリック
- ワークスペースのURLを入力
- または招待メールのリンクをクリック
- メールアドレスとパスワードを入力
- ログイン完了
招待メールに記載されているリンクから始めるのが最も簡単です。
アカウント作成の手順
新しくアカウントを作る場合の手順です。
アカウント作成:
- 「Create a new workspace」をクリック
- メールアドレスを入力
- 確認コードがメールで送られてくる
- コードを入力して認証
- 名前とパスワードを設定
- ワークスペース名を決める
- チームメンバーを招待(任意)
自分がチームのオーナーになる場合に使います。
通知設定の確認
インストール後は、通知設定を確認しましょう。
設定確認の手順:
- 左上のワークスペース名をクリック
- 「環境設定」を選択
- 「通知」タブを開く
- 通知のタイミングや方法を設定
適切な通知設定で、仕事の効率が大きく変わります。
ダウンロードできない時の対処法
インターネット接続を確認
ダウンロードできない場合、まずは接続を確認しましょう。
確認ポイント:
- Wi-Fiやモバイルデータ通信がオンか
- 他のサイトやアプリは使えるか
- 通信制限がかかっていないか
- ファイアウォールが邁進していないか
ネットワーク管理者に確認が必要な場合もあります。
ストレージ容量を確認
空き容量が不足していると、インストールできません。
確認方法:
Windows:
- エクスプローラー→PC
- Cドライブの空き容量を確認
Mac:
- Appleメニュー→このMacについて
- ストレージタブを確認
スマートフォン:
- 設定→ストレージ
- 空き容量を確認
500MB以上の空きを確保してから再度試してください。
セキュリティソフトを一時的に無効化
セキュリティソフトがダウンロードを妨げている可能性があります。
対処方法:
- セキュリティソフトを一時的に無効化
- ダウンロードを再試行
- 完了後、セキュリティソフトを有効化
無効化する際は、信頼できるサイトからのダウンロードであることを確認してください。
管理者権限で実行
Windowsの場合、管理者権限が必要な場合があります。
管理者として実行:
- ダウンロードしたファイルを右クリック
- 「管理者として実行」を選択
- ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」
これでインストールできることがあります。
複数のワークスペースを使う
複数アカウントの切り替え
Slackでは、複数のワークスペースを同時に使えます。
切り替え方法:
- 左側のサイドバーにワークスペースが表示される
- 切り替えたいワークスペースのアイコンをクリック
- 瞬時に切り替わる
一つのアプリで複数の会社やチームを管理できます。
ワークスペースの追加
新しいワークスペースを追加する手順です。
追加手順:
- 左下の「ワークスペースを追加」をクリック
- 「Sign in to another workspace」を選択
- ワークスペースのURLを入力
- ログイン情報を入力
- 追加完了
仕事用とプライベート用を分けて使うこともできます。
よくある質問
Q: 無料版と有料版の違いは何ですか?
A: 主な違いは、履歴の保存期間と機能制限です。
無料版の制限:
- メッセージ履歴が90日間のみ
- ファイルストレージが5GB
- 他サービス連携が10個まで
- ビデオ通話が1対1のみ
有料版では、これらの制限がなくなります。
Q: スマホとPCで同時に使えますか?
A: はい、同時に使えます。
同じアカウントで複数のデバイスにログインでき、メッセージはリアルタイムで同期されます。どのデバイスで見ても、同じ内容が表示されます。
Q: オフラインでも使えますか?
A: 限定的に使えます。
オフライン時の機能:
- 過去のメッセージを読める
- メッセージを下書きできる
- ただし送信はできない
- 新しいメッセージは受信できない
オンラインに戻ると、自動的に同期されます。
Q: アンインストールしたらデータは消えますか?
A: メッセージやファイルは消えません。
Slackのデータはクラウド上に保存されているため、アプリを削除してもデータは残ります。再インストールしてログインすれば、すべてのデータにアクセスできます。
Q: どのバージョンを使うのが一番いいですか?
A: 環境によって異なります。
推奨:
- 主にPC作業:デスクトップアプリ
- 外出先でも使う:デスクトップ + スマホアプリ
- たまにしか使わない:Web版
- インストール不可:Web版
基本的には、デスクトップアプリが最も快適です。
まとめ
Slackのダウンロードとインストールは、思ったより簡単です。
この記事のポイント:
- PC版は公式サイトまたはストアからダウンロード
- スマホ版はApp StoreまたはGoogle Playから
- Web版はインストール不要でブラウザで使える
- 複数のワークスペースを同時に使える
- 無料版でも基本機能は十分使える
- データはクラウド保存で安心
まずは無料版から始めて、使い方に慣れていきましょう。
Slackを使いこなせば、チームのコミュニケーションが格段にスムーズになります。この記事を参考に、快適なSlackライフを始めてくださいね!


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