Steamの自動アップデートを無効化する完全ガイド!ゲーム更新を自分で管理する方法

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「ゲームを起動したら、いきなり大容量アップデートが始まった」「遊びたいのに更新待ちで時間がかかる」そんな経験はありませんか?

Steamには、ゲームを自動的に最新版にアップデートする便利な機能があります。でも、通信量が気になる人や、好きなタイミングで更新したい人には、かえって不便なこともありますよね。

今回は、Steamの自動アップデートを無効化する方法を、全体設定から個別ゲームの設定まで詳しく解説します。この記事を読めば、アップデートを自分でコントロールできるようになりますよ!

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  1. Steamの自動アップデートとは
    1. 自動アップデート機能の仕組み
    2. なぜ自動アップデートがあるのか
    3. 自動アップデートのデメリット
  2. Steam全体の自動アップデート設定
    1. ダウンロード設定の変更
    2. ダウンロードスケジュールの設定
    3. 帯域幅の制限
    4. Steamクライアント自体の自動アップデート
  3. 個別ゲームの自動アップデートを無効化
    1. ライブラリからの設定変更
    2. 「自動更新を無効にする」の動作
    3. 「ゲーム起動時のみ更新」の活用
  4. 複数のゲームを一括設定する方法
    1. ライブラリビューでの一括選択
    2. フィルターとカテゴリーの活用
  5. アップデート中のゲームを一時停止
    1. ダウンロードの一時停止
    2. ダウンロード順の変更
    3. すべてのダウンロードを停止
  6. MODを使用している場合の注意点
    1. MODの互換性問題
    2. MOD使用時の推奨設定
    3. バージョンのロールバック
  7. モバイルホットスポット使用時の設定
    1. 通信量を抑える設定
    2. モバイル回線時の完全停止
    3. バックグラウンドダウンロードの無効化
  8. よくある質問と回答
    1. Q1: 自動更新を止めると、ゲームが遊べなくなる?
    2. Q2: 完全に更新を止めることはできる?
    3. Q3: 設定しても勝手に更新される
    4. Q4: アップデートを後でまとめて行いたい
  9. トラブルシューティング
    1. 設定が反映されない
    2. 一部のゲームだけ設定が効かない
    3. アップデートが途中で止まる
  10. オフラインモードの活用
    1. オフラインモードとは
    2. オフラインモードへの切り替え
    3. オンラインモードへの復帰
  11. 外出先や旅行時の設定
    1. ノートPCでの推奨設定
    2. Steam Deckでの設定
  12. まとめ:アップデートを賢くコントロール

Steamの自動アップデートとは

自動アップデート機能の仕組み

Steamは、インストールされているゲームを自動的に最新版に保つ機能を持っています。

デフォルトでは、Steamクライアントを起動すると、インストール済みのゲームに更新があるかチェックして、見つかり次第ダウンロードとインストールを開始します。バックグラウンドで行われるので、気づかないこともあるんです。

なぜ自動アップデートがあるのか

この機能には、開発者とプレイヤー双方にメリットがあります。

自動アップデートの目的

  • バグ修正を素早くユーザーに届ける
  • セキュリティの脆弱性を修正
  • 新機能やコンテンツを追加
  • オンラインゲームのバージョンを統一
  • マルチプレイの互換性を維持

特にオンラインゲームでは、全員が同じバージョンでないと遊べないことが多いです。

自動アップデートのデメリット

便利な反面、困ることもあります。

よくある問題

  • 予期しない大容量ダウンロードが始まる
  • 通信速度が遅くなる
  • 回線の通信量制限に達してしまう
  • アップデート後にMODが動かなくなる
  • 古いバージョンの方が安定していた
  • すぐに遊びたいのに待たされる

特にMODを使っている人は、アップデートで互換性が失われるのが困りますね。

Steam全体の自動アップデート設定

ダウンロード設定の変更

Steam全体の動作を制御します。

設定変更の手順

  1. Steamクライアントを起動
  2. 左上の「Steam」メニューをクリック
  3. 「設定」を選択
  4. 左側のメニューから「ダウンロード」をクリック
  5. 「ゲームアップデート」セクションを確認

ここで全体的な動作を調整できます。

ダウンロードスケジュールの設定

特定の時間帯だけアップデートを許可する方法です。

スケジュール設定の手順

  1. 「ダウンロード」設定画面を開く
  2. 「ダウンロード制限」を見つける
  3. 時間帯を設定:
  • 「次の時間帯にのみアップデートをダウンロード」にチェック
  • 開始時刻と終了時刻を指定
  1. 「OK」をクリック

例えば、深夜2時~6時だけ更新するように設定できます。

帯域幅の制限

ダウンロード速度を制限して、他の通信への影響を減らします。

速度制限の設定

  1. 「ダウンロード」設定を開く
  2. 「ダウンロード速度を制限する」にチェック
  3. 上限速度を設定(KB/s単位)
  4. 設定を保存

完全に止めるわけではありませんが、影響を最小限にできますね。

Steamクライアント自体の自動アップデート

Steamアプリ本体の更新も制御できます。

クライアント更新の設定

  1. Steam設定を開く
  2. 「インターフェース」をクリック
  3. 「Steamクライアントベータへの参加」を確認
  4. 「なし」を選択すれば、頻繁な更新を避けられる

ベータ版だと更新が多いので、安定版を選びましょう。

個別ゲームの自動アップデートを無効化

ライブラリからの設定変更

最も一般的で簡単な方法です。

個別設定の手順

  1. Steamライブラリを開く
  2. アップデートを止めたいゲームを探す
  3. ゲーム名を右クリック
  4. 「プロパティ」を選択
  5. 「更新」タブをクリック
  6. 「自動更新」のドロップダウンメニューを開く
  7. 以下から選択:
  • 常に最新の状態に保つ(デフォルト)
  • ゲーム起動時のみ更新
  • 高優先度:常に自動更新する
  • 自動更新を無効にする

おすすめ設定

  • MOD使用時:自動更新を無効にする
  • オンラインゲーム:ゲーム起動時のみ更新
  • シングルゲーム:自動更新を無効にする

用途に応じて選びましょう。

「自動更新を無効にする」の動作

完全に自動更新が止まるわけではありません。

実際の動作

  • 自動的なダウンロードは行われない
  • ゲームを起動しようとすると更新が要求される
  • 手動で「更新」を選ばない限り、古いバージョンのまま

注意点

  • オンラインマルチプレイは最新版が必要
  • 古いバージョンのままでは接続できないことも
  • セキュリティパッチも適用されない

シングルプレイ専用ゲームには最適です。

「ゲーム起動時のみ更新」の活用

良いバランスの設定です。

この設定のメリット

  • 遊ばないゲームは更新されない
  • 起動時に最新版を確認できる
  • 必要な時だけ更新が行われる
  • ストレージ容量の無駄使いを防ぐ

デメリット

  • 遊びたい時に待たされることがある
  • 大型アップデートだと時間がかかる

普段遊ばないゲームには、この設定がおすすめです。

複数のゲームを一括設定する方法

ライブラリビューでの一括選択

複数のゲームをまとめて設定できます。

一括設定の手順

  1. Steamライブラリを「リスト表示」にする
  2. Ctrlキーを押しながら、設定を変更したいゲームをクリック
  3. 複数選択した状態で右クリック
  4. 「プロパティ」→「更新」を選択
  5. 自動更新の設定を変更

注意点

  • すべてのゲームが同じ設定になる
  • 個別に細かく調整したい場合は不向き

大量のゲームを持っている人に便利な機能ですね。

フィルターとカテゴリーの活用

ゲームを整理してから設定すると効率的です。

整理方法

  1. ライブラリでゲームを右クリック
  2. 「管理」→「コレクションに追加」
  3. カテゴリを作成:
  • 「MOD使用中」→自動更新オフ
  • 「オンラインゲーム」→起動時更新
  • 「完結済み」→自動更新オフ
  1. カテゴリごとに設定を変更

用途別に分けると管理しやすいです。

アップデート中のゲームを一時停止

ダウンロードの一時停止

急いでいる時の対処法です。

一時停止の手順

  1. Steamクライアント下部のダウンロード進捗を確認
  2. 進捗バーをクリック
  3. ダウンロードマネージャーが開く
  4. 一時停止したいゲームを探す
  5. 右クリックして「一時停止」を選択

または、ダウンロード進捗の横にある「||」ボタンをクリックでも停止できます。

ダウンロード順の変更

優先順位を変えられます。

優先度変更の手順

  1. ダウンロードマネージャーを開く
  2. ゲームをドラッグ&ドロップで並び替え
  3. 上にあるものが優先的にダウンロードされる

先に遊びたいゲームを上に持っていきましょう。

すべてのダウンロードを停止

一時的に全部止める方法です。

全停止の手順

  1. ダウンロードマネージャーを開く
  2. 上部の「すべて一時停止」ボタンをクリック
  3. または Steam設定 → ダウンロード → 「すべてのダウンロードを一時停止」

回線を他の用途に使いたい時に便利です。

MODを使用している場合の注意点

MODの互換性問題

アップデートでMODが動かなくなることがあります。

よくある問題

  • ゲームバージョンとMODが不一致
  • API(プログラムの接続部分)が変更される
  • セーブデータが壊れる
  • MODが原因でゲームが起動しない

MOD愛好家にとって、自動更新は天敵ですね。

MOD使用時の推奨設定

安全にMODを楽しむための設定です。

推奨設定

  1. 自動更新を「無効」に設定
  2. MODコミュニティで互換性情報を確認
  3. 更新が安全と分かってから手動で更新
  4. 重要なセーブデータはバックアップ

手動更新の手順

  1. ゲームを右クリック
  2. 「プロパティ」→「ローカルファイル」
  3. 「ゲームファイルの整合性を確認」
  4. または「更新」タブで手動更新を実行

慎重に更新すれば、トラブルを避けられます。

バージョンのロールバック

古いバージョンに戻す方法(対応ゲームのみ)。

ロールバック手順

  1. ゲームのプロパティを開く
  2. 「ベータ」タブをクリック
  3. ドロップダウンメニューから古いバージョンを選択
  4. Steamが自動的にダウンロードし直す

注意点

  • 開発者が古いバージョンを提供している場合のみ
  • すべてのゲームで使えるわけではない
  • オンラインプレイはできないことが多い

MODが対応するまでの一時的な対処として有効です。

モバイルホットスポット使用時の設定

通信量を抑える設定

スマホのテザリング使用時に重要です。

データ節約設定

  1. Steam設定を開く
  2. 「ダウンロード」を選択
  3. 「ダウンロード速度を制限する」をオン
  4. 低い値(例:500KB/s)に設定
  5. 「Steamライブラリの更新を自動的に行う」をオフ

通信量の無駄使いを防げます。

モバイル回線時の完全停止

テザリング中は全く更新しない設定です。

完全停止の方法

  1. 「ダウンロード」設定を開く
  2. 「次の時間帯にのみアップデートをダウンロード」をオン
  3. 実際には使わない時間帯を設定(例:深夜3:00~3:01)
  4. 実質的にダウンロードが行われなくなる

ちょっとしたトリックですが、効果的ですよ。

バックグラウンドダウンロードの無効化

ゲーム中の更新を止めます。

設定手順

  1. Steam設定の「ダウンロード」を開く
  2. 「ゲームプレイ中にアップデートのダウンロードを許可する」のチェックを外す
  3. 設定を保存

ゲーム中のラグ防止にもなります。

よくある質問と回答

Q1: 自動更新を止めると、ゲームが遊べなくなる?

A: シングルプレイなら問題ありません。

遊べるゲーム

  • オフラインシングルプレイ
  • ローカルマルチプレイ
  • MODを使ったプレイ

遊べない可能性があるゲーム

  • オンラインマルチプレイ
  • 常時オンライン認証が必要なゲーム
  • 最新版を要求するゲーム

用途に応じて判断しましょう。

Q2: 完全に更新を止めることはできる?

A: ある程度は可能ですが、限界もあります。

できること

  • 自動ダウンロードを停止
  • ダウンロードスケジュールで制御
  • 個別ゲームごとに設定

できないこと

  • 起動時の更新要求は表示される
  • セキュリティ上の理由で強制更新されることも
  • オンラインゲームは最新版が必須

完全なコントロールは難しいですが、かなり制御できます。

Q3: 設定しても勝手に更新される

A: いくつかの原因が考えられます。

確認ポイント

  • 設定が正しく保存されているか
  • Steamクライアントを再起動したか
  • ゲームごとの設定と全体設定が矛盾していないか
  • Steamクラウド同期で設定が上書きされていないか

再度設定を確認してみましょう。

Q4: アップデートを後でまとめて行いたい

A: ダウンロードスケジュール機能が便利です。

おすすめ設定

  • 深夜や外出時など、使わない時間帯に設定
  • 週末だけ更新するように設定
  • 月初めだけ更新(通信量制限対策)

ライフスタイルに合わせて設定できます。

トラブルシューティング

設定が反映されない

Steamを完全に再起動してみましょう。

完全再起動の手順

  1. Steamを終了(右上の×ボタン)
  2. タスクトレイ(画面右下)のSteamアイコンを右クリック
  3. 「終了」を選択
  4. タスクマネージャーでSteamプロセスが完全に終了しているか確認
  5. Steamを再度起動

これで設定が反映されます。

一部のゲームだけ設定が効かない

ゲーム側の仕様かもしれません。

確認方法

  1. ゲームのコミュニティフォーラムを確認
  2. 開発者が強制更新を要求しているか調べる
  3. DRM(デジタル著作権管理)の種類を確認
  4. 他のプレイヤーも同じ問題を抱えているか検索

ゲームによっては、開発者の方針で変更できないこともあります。

アップデートが途中で止まる

ダウンロードに問題がある可能性があります。

対処法

  1. ダウンロードキャッシュをクリア:
  • Steam設定 → ダウンロード
  • 「ダウンロードキャッシュをクリアする」をクリック
  1. ダウンロード地域を変更:
  • 「ダウンロード地域」で別の地域を試す
  1. ゲームファイルの整合性を確認:
  • ゲームのプロパティ → ローカルファイル
  • 「ゲームファイルの整合性を確認」

段階的に試してみましょう。

オフラインモードの活用

オフラインモードとは

インターネット接続なしでSteamを使う機能です。

オフラインモードの特徴

  • アップデートチェックが行われない
  • ダウンロードも発生しない
  • シングルプレイゲームは遊べる
  • オンライン機能は使えない

完全にアップデートを避けたい時に有効です。

オフラインモードへの切り替え

簡単に切り替えられます。

切り替え手順

  1. Steamメニューをクリック
  2. 「オフラインにする」を選択
  3. 確認画面で「オフラインモードで再起動」をクリック

注意点

  • 事前に一度はオンラインでログインが必要
  • すべてのゲームが対応しているわけではない
  • 長期間オフラインだと再認証を求められることも

短期間の使用には便利です。

オンラインモードへの復帰

いつでも戻せます。

復帰手順

  1. Steamメニューから「オンラインにする」を選択
  2. インターネット接続を確認
  3. Steamが自動的に再起動

オンラインに戻ると、保留されていた更新が始まる可能性があります。

外出先や旅行時の設定

ノートPCでの推奨設定

モバイル環境では特に注意が必要です。

旅行時の設定

  1. すべてのゲームを「自動更新を無効」に設定
  2. ダウンロードスケジュールを使わない時間に設定
  3. 「ゲームプレイ中のダウンロード」をオフ
  4. 必要に応じてオフラインモードを使用

帰宅後に更新すれば問題ありません。

Steam Deckでの設定

携帯ゲーム機でも同じ設定が使えます。

Steam Deck特有の注意点

  • ストレージ容量が限られている
  • Wi-Fi環境が不安定な場所も多い
  • バッテリー消費を抑えたい

自動更新オフがおすすめです。

まとめ:アップデートを賢くコントロール

Steamの自動アップデートは、適切に設定すれば、自分のペースでゲームを楽しめます。

推奨設定のまとめ

MODユーザー
→ 自動更新を無効化、手動で更新

オンラインゲーマー
→ ゲーム起動時のみ更新

通信量制限がある人
→ ダウンロードスケジュール設定

カジュアルゲーマー
→ デフォルト設定でOK

まずは自分のプレイスタイルを確認しましょう。

自動更新を完全に止める必要はありません。ダウンロードスケジュールや、ゲームごとの個別設定を活用すれば、便利さを保ちつつ、困る状況を避けられます。

MODを使っている人は特に、自動更新オフが重要です。せっかく構築した環境が壊れるのは避けたいですよね。

この記事を参考に、快適なSteamライフを送ってください。ゲームは楽しむためのもの。アップデートに振り回されず、自分のペースで遊びましょう!

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