Bingの「その他のアクティビティ」を完全解説!記録内容と管理方法を徹底ガイド

microsoft

Microsoftアカウントのプライバシー設定を見ていて、「その他のアクティビティ」という項目に気づいたことはありませんか?

「その他のアクティビティ」には、検索履歴以外にも様々な行動データが記録されています。何が保存されているのか、どう管理すれば良いのか、気になりますよね。

今回は、Bingを含むMicrosoftサービスの「その他のアクティビティ」について、記録される内容から削除・管理方法まで詳しく解説します。この記事を読めば、自分のデータをしっかりコントロールできるようになりますよ!

スポンサーリンク
  1. 「その他のアクティビティ」とは
    1. Microsoftが記録する行動データ
    2. なぜ記録されるのか
    3. プライバシーダッシュボードでの表示
  2. 記録される具体的な内容
    1. 閲覧とアクティビティの履歴
    2. 検索履歴
    3. 位置情報アクティビティ
    4. 音声アクティビティ
    5. アプリとサービスのアクティビティ
    6. メディアアクティビティ
    7. 製品とサービスのパフォーマンス
  3. アクティビティの確認方法
    1. プライバシーダッシュボードへのアクセス
    2. 検索履歴の確認
    3. 閲覧履歴の確認
    4. 位置情報の確認
  4. アクティビティの削除方法
    1. すべてのアクティビティを一括削除
    2. 期間を指定して削除
    3. 個別のアクティビティを削除
    4. 音声データの削除
  5. 自動削除の設定
    1. アクティビティの保持期間を設定
    2. 自動削除のメリット
    3. 自動削除の注意点
  6. アクティビティの記録を停止する
    1. 検索履歴の記録をオフ
    2. 閲覧履歴の記録をオフ
    3. 位置情報の記録をオフ
    4. 音声データの記録をオフ
  7. デバイス別の設定方法
    1. Windowsでのアクティビティ設定
    2. スマートフォンでの設定
    3. Xbox での設定
  8. その他のプライバシー設定
    1. 広告のパーソナライズ設定
    2. Cortanaの設定
    3. OneDriveの同期設定
  9. よくある質問
    1. Q1: アクティビティを削除すると、Microsoftアカウントに影響する?
    2. Q2: 記録をオフにすると、サービスが使えなくなる?
    3. Q3: 削除したデータは本当に消える?
    4. Q4: 家族のアカウントも管理できる?
  10. プライバシー保護のベストプラクティス
    1. 定期的な確認と削除
    2. 最小限の権限で使う
    3. 複数のアカウントを使い分け
  11. トラブルシューティング
    1. アクティビティが削除できない
    2. 設定が反映されない
    3. 記録を停止したのにデータが増える
  12. まとめ:自分のデータは自分で管理しよう

「その他のアクティビティ」とは

Microsoftが記録する行動データ

「その他のアクティビティ」とは、検索履歴以外にMicrosoftのサービスで行った様々な活動記録のことです。

Bingでの検索だけでなく、Windowsの使用状況、アプリの起動、位置情報など、幅広いデータが含まれています。これらは、サービスの改善やパーソナライズに使われるんです。

なぜ記録されるのか

Microsoftがこれらのデータを収集する理由があります。

記録される目的

  • サービスの品質向上と改善
  • ユーザーごとにカスタマイズされた体験の提供
  • 製品の不具合やエラーの検出
  • セキュリティ上の脅威の検知
  • 広告のパーソナライゼーション

便利な反面、プライバシーとのバランスが重要ですね。

プライバシーダッシュボードでの表示

これらのデータは、Microsoftプライバシーダッシュボードで確認できます。

アクセス方法

  1. ブラウザで「account.microsoft.com/privacy」にアクセス
  2. Microsoftアカウントでサインイン
  3. プライバシーダッシュボードが表示される
  4. 「アクティビティ データ」セクションを確認

ここから自分のデータを管理できます。

記録される具体的な内容

閲覧とアクティビティの履歴

Webブラウジングに関連する情報です。

含まれるデータ

  • Edgeブラウザでの閲覧履歴
  • 訪問したWebサイトのURL
  • 閲覧日時
  • 使用したデバイス情報

検索履歴とは別に、どのサイトを見たかが記録されています。

検索履歴

Bingでの検索に関するデータです。

記録される情報

  • 検索したキーワード
  • 検索日時
  • クリックした検索結果
  • 検索時の位置情報(有効な場合)
  • 使用したデバイス

過去の検索を振り返ったり、削除したりできます。

位置情報アクティビティ

デバイスの位置情報に関する記録です。

含まれる情報

  • GPS座標
  • Wi-Fiアクセスポイント情報
  • 携帯電話の基地局情報
  • タイムスタンプ
  • 使用したアプリやサービス

地図アプリや天気予報などで使われます。

音声アクティビティ

音声アシスタント「Cortana」や音声検索の記録です。

記録される内容

  • 音声コマンドの録音データ
  • 音声をテキストに変換した内容
  • 音声入力の日時
  • デバイス情報

音声データは特にプライバシーに関わるので、注意が必要です。

アプリとサービスのアクティビティ

Microsoftのアプリやサービスでの操作履歴です。

含まれる情報

  • Office 365での作業履歴
  • OneDriveのファイルアクセス履歴
  • Microsoft Storeでのアプリダウンロード履歴
  • Xbox Liveのゲーム履歴
  • Microsoft Teamsでの通話履歴

様々なサービスが統合されて記録されています。

メディアアクティビティ

音楽や動画の再生履歴です。

記録される情報

  • 再生した音楽や動画のタイトル
  • 視聴時間
  • 使用したアプリ
  • デバイス情報

Grooveミュージックや映画・テレビアプリでの活動が含まれます。

製品とサービスのパフォーマンス

デバイスの動作状況に関するデータです。

含まれるデータ

  • クラッシュレポート
  • エラーログ
  • パフォーマンス情報
  • 使用している機能
  • ハードウェア構成

製品の改善に使われる技術的なデータですね。

アクティビティの確認方法

プライバシーダッシュボードへのアクセス

まずはデータを確認してみましょう。

詳細確認の手順

  1. 「account.microsoft.com/privacy」にアクセス
  2. サインインする
  3. 「アクティビティの履歴」をクリック
  4. 「データを表示して管理する」を選択

自分のデータが一覧で表示されます。

検索履歴の確認

Bingでの検索を見てみます。

確認手順

  1. プライバシーダッシュボードで「検索履歴」をクリック
  2. 過去の検索が日付順に表示される
  3. 個別の検索をクリックすると詳細が見られる
  4. 検索時の位置情報なども確認可能

思っていたより多くの情報が記録されているかもしれません。

閲覧履歴の確認

Webサイトの訪問記録を見ます。

確認手順

  1. 「閲覧履歴」のセクションを開く
  2. 訪問したサイトのリストが表示される
  3. 日付やURLで検索可能
  4. デバイス別にフィルタリングもできる

どのデバイスで何を見たかが分かります。

位置情報の確認

移動履歴を地図上で見られます。

確認手順

  1. 「位置情報アクティビティ」をクリック
  2. 地図上に移動経路が表示される
  3. 日付を指定して過去の位置を確認
  4. タイムラインで時系列に表示

自分の行動パターンが可視化されます。

アクティビティの削除方法

すべてのアクティビティを一括削除

まとめて削除する方法です。

一括削除の手順

  1. プライバシーダッシュボードを開く
  2. 削除したいアクティビティのカテゴリを選択
  3. 「すべてクリア」ボタンをクリック
  4. 確認画面で「削除」を選択
  5. データが削除される

注意点

  • 削除したデータは復元できません
  • デバイス間で同期されている場合、すべてのデバイスから削除されます
  • 削除には数分かかることがあります

期間を指定して削除

特定の期間のデータだけを消したい場合です。

期間指定削除の手順

  1. 該当するアクティビティを開く
  2. 「フィルター」または「期間」を選択
  3. 削除したい期間を指定
  4. 「削除」をクリック

必要なデータは残して、古いものだけ消せます。

個別のアクティビティを削除

特定の検索や閲覧だけを削除します。

個別削除の手順

  1. アクティビティの一覧を表示
  2. 削除したい項目の横にある「︙」をクリック
  3. 「削除」を選択
  4. 確認して完了

見られたくない特定の履歴だけを消せますね。

音声データの削除

特に注意が必要な音声記録の削除です。

音声削除の手順

  1. 「音声アクティビティ」を開く
  2. 録音データのリストが表示される
  3. 削除したい音声の横にある削除ボタン
  4. または「すべて削除」を選択

プライバシー保護のため、定期的に削除するのがおすすめです。

自動削除の設定

アクティビティの保持期間を設定

自動的に古いデータを削除する設定です。

自動削除設定の手順

  1. プライバシーダッシュボードを開く
  2. 「アクティビティの設定」または「保持設定」をクリック
  3. 「アクティビティ履歴の自動削除」を選択
  4. 保持期間を選択:
  • 3ヶ月
  • 18ヶ月
  • 36ヶ月
  • 手動削除まで保持
  1. 設定を保存

おすすめの設定

  • プライバシー重視:3ヶ月
  • バランス型:18ヶ月
  • 履歴を活用したい:36ヶ月以上

ライフスタイルに合わせて選びましょう。

自動削除のメリット

定期的な手動削除の手間が省けます。

メリット

  • 削除し忘れの心配がない
  • 常に一定期間のデータだけが保持される
  • プライバシーを自動的に保護
  • ストレージ容量の節約にもなる

一度設定すれば、あとは放っておけます。

自動削除の注意点

便利ですが、デメリットもあります。

注意すべきこと

  • 古い検索履歴を後で見返せなくなる
  • パーソナライズの精度が下がる可能性
  • 期間を短くしすぎると不便なことも

自分にとって最適な期間を見つけましょう。

アクティビティの記録を停止する

検索履歴の記録をオフ

最初から記録しない設定です。

記録停止の手順

  1. プライバシーダッシュボードを開く
  2. 「検索履歴」のセクションへ移動
  3. 「オフにする」ボタンをクリック
  4. 確認して設定を保存

影響

  • 検索候補が表示されなくなる
  • パーソナライズされた検索結果が出ない
  • 過去の検索を再利用できない

便利さとプライバシーのどちらを優先するか考えましょう。

閲覧履歴の記録をオフ

Webサイト訪問の記録を停止します。

停止手順

  1. 「閲覧履歴」の設定を開く
  2. 「閲覧履歴を保存しない」を選択
  3. または「オフにする」をクリック
  4. 設定を保存

これで新しい閲覧データは記録されません。

位置情報の記録をオフ

位置情報の収集を停止します。

停止手順(Windows)

  1. Windowsの設定を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
  3. 「位置情報」を選択
  4. 「位置情報サービス」をオフにする

停止手順(プライバシーダッシュボード)

  1. 「位置情報アクティビティ」を開く
  2. 「オフにする」をクリック
  3. 設定を保存

影響

  • 地図アプリで現在地が表示されない
  • 天気予報が正確でなくなる
  • 近くの店舗検索などが使えない

必要なサービスに影響がないか確認しましょう。

音声データの記録をオフ

Cortanaや音声検索の記録を停止します。

停止手順

  1. 「音声アクティビティ」の設定を開く
  2. 「オフにする」を選択
  3. 既存の音声データも削除するか選択
  4. 設定を保存

影響

  • Cortanaが使えなくなる
  • 音声検索が利用できない
  • 音声認識の精度が下がる

音声機能を使わないなら、オフにするのがおすすめです。

デバイス別の設定方法

Windowsでのアクティビティ設定

Windows 11/10でのプライバシー設定です。

設定手順

  1. Windowsの設定を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
  3. 「アクティビティの履歴」を選択
  4. 「このデバイスにアクティビティの履歴を保存する」をオフ
  5. 「アクティビティの履歴をMicrosoftに送信する」をオフ

追加設定

  • 「診断データ」も「必要なデータのみ」に変更
  • 「広告ID」をオフにする
  • 「音声認識」をオフにする

Windows側でも制御できます。

スマートフォンでの設定

モバイルデバイスでも管理できます。

iPhoneでの設定

  1. Microsoft EdgeやBingアプリを開く
  2. 設定からアカウントにアクセス
  3. プライバシー設定を開く
  4. 各種アクティビティの記録をオフ

Androidでの設定

  1. Microsoftアプリを開く
  2. メニューから「設定」を選択
  3. 「プライバシー」をタップ
  4. 記録したくない項目をオフ

デバイスごとに設定が必要です。

Xbox での設定

ゲーム機でもアクティビティが記録されています。

Xbox設定手順

  1. Xboxの設定を開く
  2. 「アカウント」→「プライバシーとオンラインの安心設定」
  3. 「Xboxのプライバシー」を選択
  4. アクティビティ共有の設定を変更

ゲームのプレイ履歴なども管理できます。

その他のプライバシー設定

広告のパーソナライズ設定

ターゲット広告の設定も見直しましょう。

設定変更の手順

  1. プライバシーダッシュボードを開く
  2. 「広告」のセクションへ移動
  3. 「パーソナライズされた広告」をオフにする
  4. 設定を保存

効果

  • 関心に基づく広告が表示されなくなる
  • 広告の数は変わらない
  • プライバシーが保護される

広告は表示されますが、追跡されなくなります。

Cortanaの設定

音声アシスタントの動作を制御します。

Cortana設定の手順

  1. Windowsの設定を開く
  2. 「アプリ」→「アプリと機能」
  3. Cortanaを探して設定を開く
  4. 必要な権限だけを許可

または完全に無効化

  1. タスクマネージャーを開く
  2. 「スタートアップ」タブを選択
  3. Cortanaを無効化

使わないなら無効化するのも選択肢です。

OneDriveの同期設定

クラウドストレージの設定も確認しましょう。

同期制御の手順

  1. OneDriveアイコンを右クリック
  2. 「設定」を選択
  3. 「アカウント」タブを開く
  4. 「フォルダーの選択」で同期するフォルダを限定

すべてを同期する必要はありません。

よくある質問

Q1: アクティビティを削除すると、Microsoftアカウントに影響する?

A: アカウント自体には影響ありません。

影響しないもの

  • アカウントのログイン情報
  • パスワード
  • 個人情報(名前、メールアドレスなど)
  • OneDriveのファイル
  • Office 365のドキュメント

履歴データだけが削除されます。

Q2: 記録をオフにすると、サービスが使えなくなる?

A: 基本的な機能は使えます。

制限される機能

  • パーソナライズされた検索結果
  • 音声アシスタント(オフにした場合)
  • 位置情報を使うサービス(オフにした場合)

主要な機能は問題なく使えますよ。

Q3: 削除したデータは本当に消える?

A: Microsoftの説明によると削除されます。

ただし注意点

  • バックアップからの完全削除には時間がかかる
  • 法的要求があれば復元される可能性
  • 匿名化されたデータは統計に使われることも

完全な削除には若干のタイムラグがあります。

Q4: 家族のアカウントも管理できる?

A: 自分のアカウントのみ管理できます。

家族アカウントの場合

  • 保護者は子供のアカウントを一部管理可能
  • Microsoft Familyの機能を使う
  • それぞれが自分のアカウントで設定する必要

プライバシーは個人ごとに管理しましょう。

プライバシー保護のベストプラクティス

定期的な確認と削除

習慣化することが大切です。

推奨スケジュール

  • 月に1回:アクティビティを確認
  • 3ヶ月に1回:不要なデータを削除
  • 半年に1回:プライバシー設定全体を見直し

カレンダーにリマインダーを設定しましょう。

最小限の権限で使う

必要な機能だけを有効にします。

権限管理のコツ

  • 使わない機能は無効化
  • 位置情報は必要な時だけオン
  • 音声機能も必要に応じて
  • 定期的に権限を見直す

最小限の権限で十分な場合が多いです。

複数のアカウントを使い分け

用途別にアカウントを分けるのも効果的です。

使い分けの例

  • 仕事用:業務に必要な機能だけ有効
  • プライベート用:履歴を定期削除
  • テスト用:新機能を試す専用

プライバシーリスクを分散できます。

トラブルシューティング

アクティビティが削除できない

いくつかの原因が考えられます。

対処法

  1. ブラウザのキャッシュをクリア
  2. 別のブラウザで試す
  3. アカウントからサインアウト→サインイン
  4. 時間をおいて再度試す

それでもダメなら、Microsoftサポートに連絡しましょう。

設定が反映されない

同期に時間がかかることがあります。

確認ポイント

  • 設定を保存したか確認
  • デバイスを再起動
  • 最大24時間待つ
  • 複数のデバイスがある場合、すべてで設定

設定の反映には時間がかかることもあります。

記録を停止したのにデータが増える

完全に停止できていない可能性があります。

再確認すべき設定

  • プライバシーダッシュボードの設定
  • Windows側のプライバシー設定
  • 各アプリの個別設定
  • 複数のMicrosoftアカウントを使っていないか

すべての場所で設定を確認しましょう。

まとめ:自分のデータは自分で管理しよう

Microsoftの「その他のアクティビティ」は、様々な行動データを含んでいます。定期的に確認して、適切に管理することが大切です。

今回のポイントをおさらい

  • 検索以外にも多様なデータが記録されている
  • プライバシーダッシュボードで確認・削除できる
  • 自動削除設定で手間を省ける
  • 記録自体を停止することも可能
  • 定期的な見直しが重要

まずはプライバシーダッシュボードにアクセスして、自分のデータを確認してみましょう。

思っていたより多くの情報が記録されているかもしれませんが、適切に管理すれば心配ありません。自動削除を設定したり、不要な記録を停止したりして、プライバシーと利便性のバランスを取りましょう。

自分のデータは自分でコントロールする。これが、安心してデジタルサービスを使うための基本です。この記事を参考に、快適で安全なMicrosoft体験を実現してくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました