【簡単】Chromeでスマホ表示にする方法|PC版で見た目を確認する完全ガイド

プログラミング・IT

「自分のサイトがスマホでどう見えるか確認したい」
「スマホ版のデザインをチェックしたい」
「スマホ限定のキャンペーンページを見たい」

こんな時、わざわざスマホを取り出さなくても、パソコンのChromeでスマホ表示に切り替えられるんです!

この機能は「デベロッパーツール」または「検証モード」と呼ばれ、Web制作者だけでなく、一般のユーザーにも便利に使えます。画面サイズの確認はもちろん、iPhone、Android、タブレットなど、様々なデバイスの表示をシミュレーションできるんですよ。

この記事では、Chromeでスマホ表示に切り替える方法を、初心者の方にも分かるように詳しく解説していきます。


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  1. Chromeのスマホ表示機能とは?
    1. どんな時に使うの?
    2. できることは?
  2. 基本的なスマホ表示の切り替え方法
    1. 【方法1】ショートカットキーで瞬時に切り替え(一番簡単!)
    2. 【方法2】メニューから開く
    3. 【方法3】Chromeメニューから開く
  3. デバイスの種類を選ぶ方法
    1. デバイスの選択手順
    2. 選べる主なデバイス
    3. デバイスを選ぶとどうなる?
  4. 画面サイズを自由に調整する方法
    1. カスタムサイズの設定
    2. よく使われる画面サイズ
  5. 縦向きと横向きを切り替える方法
    1. 回転の手順
    2. 縦向きと横向きの使い分け
  6. ズームレベルを調整する方法
    1. ズームの設定
    2. ズームを使う場面
  7. スマホのタッチ操作をシミュレートする方法
    1. タッチモードの有効化
    2. タッチジェスチャーの使い方
  8. ネットワーク速度をシミュレートする方法(上級者向け)
    1. ネットワーク制限の設定
    2. なぜ通信速度を制限するの?
  9. スマホ表示から通常表示に戻る方法
    1. 戻す方法
  10. PC版サイトとスマホ版サイトを切り替える(スマホ実機での方法)
    1. スマホでPC版サイトを見る方法
    2. スマホ版に戻す方法
  11. よくある使用シーン
    1. シーン1: 自分のブログやサイトの確認
    2. シーン2: ネットショッピングの商品表示確認
    3. シーン3: Webフォームの入力テスト
    4. シーン4: スマホ限定キャンペーンページの閲覧
    5. シーン5: レスポンシブデザインの動作確認
  12. トラブルシューティング
    1. 問題1: スマホ表示に切り替わらない
    2. 問題2: サイトがPC版のまま表示される
    3. 問題3: 表示が崩れる・おかしい
    4. 問題4: タッチ操作が効かない
    5. 問題5: 画面が小さすぎて見づらい
  13. デベロッパーツールの便利な使い方
    1. スクリーンショットを撮る
    2. 要素の検証
    3. コンソールでエラー確認
  14. スマホ表示を使いこなすコツ
    1. コツ1: よく使うデバイスをお気に入りに
    2. コツ2: 複数のデバイスを同時にチェック
    3. コツ3: ショートカットキーを覚える
    4. コツ4: デベロッパーツールの位置を変更
    5. コツ5: 定期的にキャッシュをクリア
  15. よくある質問と回答
    1. Q1: スマホ表示で見た状態は、実機と完全に同じ?
    2. Q2: スマホ表示にしたら動作が重くなった
    3. Q3: 特定のサイトだけスマホ表示にできない
    4. Q4: デベロッパーツールが英語で分かりにくい
    5. Q5: スマホ表示の設定は保存される?
  16. まとめ: スマホ表示を活用して快適なサイト閲覧を

Chromeのスマホ表示機能とは?

スマホ表示機能(正式名称:デバイスツールバー、またはレスポンシブデザインモード)は、パソコンのChromeで、スマートフォンやタブレットの画面表示をシミュレートできる機能です。

どんな時に使うの?

この機能は、以下のような場面で役立ちます:

Web制作者の場合:

  • 自分が作ったサイトがスマホでどう見えるか確認
  • レスポンシブデザインのテスト
  • 画面サイズごとの表示崩れをチェック
  • 異なるデバイスでの動作確認

一般ユーザーの場合:

  • スマホ限定のページを見たい
  • PC版とスマホ版の違いを比較したい
  • スマホ版の使いやすさを確認
  • タブレット版のレイアウトをチェック

開発の知識がなくても簡単に使えるので、誰でも気軽に試せますよ。

できることは?

Chromeのスマホ表示機能では、以下のことが可能です:

  • 画面サイズの変更 – 自由に幅と高さを調整
  • デバイスの選択 – iPhone、Android、iPadなど主要デバイスを選択
  • 縦向き・横向きの切り替え – 画面の回転をシミュレート
  • タッチ操作のシミュレーション – スワイプやタップを再現
  • ズームレベルの調整 – 拡大・縮小表示
  • ネットワーク速度の制限 – 3Gや4Gの環境をテスト

基本的なスマホ表示の切り替え方法

まずは、最もシンプルな方法から始めましょう。

【方法1】ショートカットキーで瞬時に切り替え(一番簡単!)

これが最速の方法です。

手順:

  1. スマホ表示で見たいサイトをChromeで開く
  2. キーボードで以下を押す:
  • Windowsの場合: F12 または Ctrl + Shift + I
  • Macの場合: Command + Option + I
  1. デベロッパーツールが開く
  2. ツールバー左上のスマホとタブレットのアイコンをクリック
  • または Ctrl + Shift + M(Mac: Command + Shift + M

これで画面がスマホ表示に切り替わります!

【方法2】メニューから開く

マウス操作だけで開きたい方はこちら。

手順:

  1. スマホ表示で見たいサイトを開く
  2. 画面のどこかを右クリック
  3. メニューから「検証」を選択
  4. デベロッパーツールが開く
  5. 左上のデバイスツールバーアイコン(スマホとタブレットの形)をクリック

【方法3】Chromeメニューから開く

手順:

  1. Chrome右上の「」(3つの点)をクリック
  2. その他のツール」にカーソルを合わせる
  3. デベロッパーツール」を選択
  4. デバイスツールバーアイコンをクリック

どの方法でも同じ結果になるので、お好みの方法を選んでくださいね。


デバイスの種類を選ぶ方法

スマホ表示に切り替えたら、具体的なデバイスを選べます。

デバイスの選択手順

手順:

  1. デバイスツールバー(画面上部)の「レスポンシブ」をクリック
  2. ドロップダウンメニューが開く
  3. 好きなデバイスを選択

選べる主なデバイス

iPhone系:

  • iPhone SE
  • iPhone XR
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 14 Pro Max
  • その他のiPhoneモデル

Android系:

  • Pixel 5
  • Pixel 7
  • Samsung Galaxy S20
  • Samsung Galaxy S8+
  • Nexus シリーズ

タブレット系:

  • iPad
  • iPad Air
  • iPad Mini
  • iPad Pro
  • Surface Pro 7

その他:

  • カスタムサイズ(自由に設定)
  • レスポンシブ(可変サイズ)

デバイスを選ぶとどうなる?

デバイスを選択すると、以下が自動的に設定されます:

  • 画面サイズ – そのデバイスの解像度に合わせて表示
  • ユーザーエージェント – サイトにそのデバイスで見ていると認識させる
  • タッチ設定 – タッチ操作対応のデバイスとして扱われる

つまり、本物のそのデバイスで見ているのとほぼ同じ状態になるわけです。


画面サイズを自由に調整する方法

プリセットのデバイスだけでなく、自由にサイズを変更できます。

カスタムサイズの設定

方法1: ドラッグで調整

  1. デバイスを「レスポンシブ」モードにする
  2. 画面の角または端にカーソルを合わせる
  3. サイズ変更カーソル(双方向の矢印)が表示される
  4. ドラッグして好きなサイズに調整

リアルタイムで画面サイズが変わるので、レスポンシブデザインの動作確認に最適です。

方法2: 数値で指定

  1. 画面上部に表示されている幅と高さの数値をクリック
  2. 直接数値を入力
  3. Enterキーで確定

例:

  • 幅: 375px、高さ: 667px(iPhone SE サイズ)
  • 幅: 360px、高さ: 640px(Android 一般的なサイズ)
  • 幅: 1024px、高さ: 768px(iPad サイズ)

よく使われる画面サイズ

Web制作の現場でよく確認されるサイズをご紹介します:

スマートフォン(縦向き):

  • 320px × 568px – 小型スマホ
  • 375px × 667px – iPhone 標準
  • 390px × 844px – iPhone 新型
  • 360px × 740px – Android 標準
  • 414px × 896px – 大画面スマホ

タブレット(縦向き):

  • 768px × 1024px – iPad 標準
  • 810px × 1080px – Android タブレット

タブレット(横向き):

  • 1024px × 768px – iPad 横
  • 1366px × 1024px – iPad Pro 横

これらのサイズで表示を確認すると、主要なデバイスをカバーできます。


縦向きと横向きを切り替える方法

デバイスの画面の向きも簡単に変更できます。

回転の手順

手順:

  1. デバイスツールバーの回転アイコン(円形の矢印)をクリック
  2. 画面が90度回転する
  3. もう一度クリックすると元に戻る

ショートカットキー:
Ctrl + Shift + Mを押すと、素早く回転できます(Mac: Command + Shift + M

縦向きと横向きの使い分け

縦向き(ポートレート)を確認すべき場面:

  • 通常のブラウジング
  • SNSやニュースサイト
  • 縦長のコンテンツ

横向き(ランドスケープ)を確認すべき場面:

  • 動画視聴
  • ゲームサイト
  • 横長の画像やグラフ

両方の向きで表示が崩れていないか、必ず確認しましょう。


ズームレベルを調整する方法

画面の拡大率も変更できます。

ズームの設定

手順:

  1. デバイスツールバーのズームドロップダウンをクリック
  2. 50%、75%、100%、125%、150%から選択
  3. またはカスタムで数値を入力

ズームを使う場面

50%や75%:

  • 全体のレイアウトを俯瞰したい時
  • 画面に収まらない大きなページを見る時

100%:

  • 実際のサイズで表示したい時(基本はこれ)

125%や150%:

  • 細かい部分をチェックしたい時
  • 文字の読みやすさを確認したい時

スマホのタッチ操作をシミュレートする方法

マウスでタッチ操作を再現できます。

タッチモードの有効化

デバイスを選択すると、自動的にタッチモードになりますが、手動でも切り替えられます。

確認方法:

  1. デベロッパーツールの右上の「」(3つの点)をクリック
  2. Settings」(設定)を選択
  3. 左側のメニューから「Devices」を選択
  4. Emulate touch events」にチェック

タッチジェスチャーの使い方

シングルタップ:
マウスで普通にクリック

スワイプ:
マウスをクリックしたまま移動

ピンチズーム:
Shiftキーを押しながらマウスホイールを回す

長押し:
マウスボタンを長めに押し続ける

これにより、スマホ特有の操作が正しく動作するか確認できます。


ネットワーク速度をシミュレートする方法(上級者向け)

通信速度が遅い環境での表示もテストできます。

ネットワーク制限の設定

手順:

  1. デベロッパーツールの「Network」タブをクリック
  2. No throttling」(制限なし)をクリック
  3. 通信速度を選択:
  • Fast 3G – 3G回線相当
  • Slow 3G – 遅い3G回線
  • Offline – オフライン状態
  • カスタム – 自分で速度を設定

なぜ通信速度を制限するの?

理由:

  • 地方や通信環境が悪い場所でのユーザー体験を確認
  • 画像や動画の読み込み速度をチェック
  • ページの表示が遅い時のエラーを発見

特に、海外からのアクセス移動中の閲覧を想定する場合、通信速度の制限テストは重要です。


スマホ表示から通常表示に戻る方法

テストが終わったら、通常のPC表示に戻しましょう。

戻す方法

方法1: デバイスツールバーアイコンをクリック

画面上部のスマホ・タブレットアイコンをもう一度クリックすれば、スマホ表示が解除されます。

方法2: ショートカットキー

  • Windows: Ctrl + Shift + M
  • Mac: Command + Shift + M

方法3: デベロッパーツールを閉じる

  • Windows: F12 または Ctrl + Shift + I
  • Mac: Command + Option + I

デベロッパーツールごと閉じれば、完全に通常表示に戻ります。


PC版サイトとスマホ版サイトを切り替える(スマホ実機での方法)

スマートフォンのChromeで、PC版サイトを表示する方法も解説します。

スマホでPC版サイトを見る方法

Android版Chromeの場合:

  1. サイトを開く
  2. 右上の「」(3つの点)をタップ
  3. PC版サイト」にチェックを入れる

iPhone版Chromeの場合:

  1. サイトを開く
  2. 下部の「」をタップ
  3. PC版サイトをリクエスト」をタップ

Safari(iPhone)の場合:

  1. サイトを開く
  2. アドレスバー左側の「ああ」をタップ
  3. デスクトップ用Webサイトを表示」をタップ

スマホ版に戻す方法

同じ手順を繰り返して、チェックを外すか、もう一度タップすれば元に戻ります。


よくある使用シーン

実際にどんな場面で使うのか、具体例をご紹介します。

シーン1: 自分のブログやサイトの確認

やること:
自分が作ったサイトがスマホでちゃんと表示されるか確認

手順:

  1. 自分のサイトをChromeで開く
  2. デベロッパーツールでスマホ表示に切り替え
  3. iPhone、Android、タブレットなど複数デバイスで確認
  4. 文字サイズ、画像の配置、ボタンの押しやすさをチェック

シーン2: ネットショッピングの商品表示確認

やること:
ECサイトの商品ページがスマホでどう見えるかチェック

手順:

  1. 商品ページを開く
  2. スマホ表示に切り替え
  3. 商品写真の見やすさ、購入ボタンの位置、レビューの読みやすさを確認

購入前に、スマホでの見え方を確認しておくと安心です。

シーン3: Webフォームの入力テスト

やること:
問い合わせフォームや会員登録フォームがスマホで使いやすいか確認

手順:

  1. フォームページを開く
  2. スマホ表示に切り替え
  3. 入力欄の大きさ、タップのしやすさ、送信ボタンの位置を確認
  4. タッチモードで実際に操作してみる

シーン4: スマホ限定キャンペーンページの閲覧

やること:
「スマホ限定」と書かれたキャンペーンページをPCで見る

手順:

  1. キャンペーンページのURLをPCのChromeで開く
  2. スマホ表示に切り替え
  3. 適切なデバイス(iPhoneやAndroid)を選択
  4. キャンペーン内容を確認

PC版では表示されない情報が、スマホ版で見られることがあります。

シーン5: レスポンシブデザインの動作確認

やること:
画面サイズを変えた時のデザインの変化を確認

手順:

  1. サイトを開く
  2. レスポンシブモードで表示
  3. 画面サイズをゆっくりドラッグして変更
  4. どのサイズでレイアウトが変わるか(ブレイクポイント)を確認

デザインの崩れや不自然な表示がないかチェックできます。


トラブルシューティング

スマホ表示がうまくいかない時の対処法です。

問題1: スマホ表示に切り替わらない

原因:
デバイスツールバーが有効になっていない

解決方法:
画面上部のスマホ・タブレットアイコンがハイライト(青く)なっているか確認してください。なっていなければクリック。

問題2: サイトがPC版のまま表示される

原因:
サイト側がデバイス判定をしていない、またはユーザーエージェントが正しく設定されていない

解決方法:

  1. デバイスを「レスポンシブ」から具体的なデバイス(iPhone など)に変更
  2. ページを再読み込み(Ctrl + R または Command + R
  3. それでもダメなら、スーパーリロード(Ctrl + Shift + R または Command + Shift + R

問題3: 表示が崩れる・おかしい

原因:
キャッシュが残っている、またはサイト側の問題

解決方法:

  1. デベロッパーツールを開いた状態で、再読み込みボタンを長押し
  2. キャッシュの消去とハード再読み込み」を選択
  3. それでもダメなら、サイト側のスマホ対応に問題がある可能性

問題4: タッチ操作が効かない

原因:
タッチモードが無効になっている

解決方法:

  1. デベロッパーツールの設定を開く
  2. 「Devices」→「Emulate touch events」がオンになっているか確認
  3. オフならオンにして、ページを再読み込み

問題5: 画面が小さすぎて見づらい

原因:
ズームレベルが100%のまま

解決方法:
デバイスツールバーのズームを50%または75%に変更すると、全体が見やすくなります。


デベロッパーツールの便利な使い方

スマホ表示以外にも、便利な機能がたくさんあります。

スクリーンショットを撮る

スマホ表示のまま、ページのスクリーンショットを簡単に撮れます。

手順:

  1. デバイスツールバーの右側の「」(3つの点)をクリック
  2. Capture screenshot」を選択
  3. 表示されている範囲のスクリーンショットがダウンロードされる

または「Capture full size screenshot」を選ぶと、ページ全体のスクリーンショットが撮れます。

要素の検証

特定の部分のコードを確認できます(Web制作者向け)。

手順:

  1. デベロッパーツールの左上の矢印アイコンをクリック
  2. 確認したい部分にカーソルを合わせる
  3. クリックすると、その部分のHTML/CSSが表示される

コンソールでエラー確認

サイトにエラーがないか確認できます。

手順:

  1. デベロッパーツールの「Console」タブをクリック
  2. 赤い文字でエラーメッセージが表示されていないか確認

エラーがあると、サイトが正常に動作しない可能性があります。


スマホ表示を使いこなすコツ

より効率的に使うためのヒントです。

コツ1: よく使うデバイスをお気に入りに

手順:

  1. デベロッパーツールの設定を開く
  2. 「Devices」セクション
  3. 「Add custom device」でカスタムデバイスを追加
  4. よく使うサイズを登録しておく

コツ2: 複数のデバイスを同時にチェック

方法:
Chromeの新しいウィンドウを複数開いて、それぞれ異なるデバイスで表示すれば、並べて比較できます。

コツ3: ショートカットキーを覚える

覚えておくと便利なキー:

  • F12 – デベロッパーツール開閉
  • Ctrl + Shift + M – スマホ表示切り替え
  • Ctrl + R – 再読み込み
  • Ctrl + Shift + R – スーパーリロード

コツ4: デベロッパーツールの位置を変更

デベロッパーツールは画面の下、右、左、または別ウィンドウに表示位置を変更できます。

手順:
デベロッパーツール右上の「」→「Dock side」から選択

コツ5: 定期的にキャッシュをクリア

正確な表示を確認するため、テストの前にキャッシュをクリアする習慣をつけましょう。


よくある質問と回答

Q1: スマホ表示で見た状態は、実機と完全に同じ?

A: ほぼ同じですが、完全に同じではありません。

同じ点:

  • 画面サイズ
  • レイアウト
  • 基本的な動作

異なる点:

  • 実機の処理速度
  • 実機特有の動作(例: GPSの実際の位置情報)
  • タッチ操作の感触

重要なサイトは、必ず実機でも確認することをおすすめします。

Q2: スマホ表示にしたら動作が重くなった

A: デベロッパーツールは多くのリソースを使うため、パソコンのスペックによっては重くなることがあります。

対処法:

  • 不要なタブを閉じる
  • 他のアプリケーションを終了する
  • ズームレベルを下げる

Q3: 特定のサイトだけスマホ表示にできない

A: サイト側の設定で、PC表示を強制している可能性があります。または、JavaScriptでデバイス判定をして、意図的にPC版を表示している場合もあります。

Q4: デベロッパーツールが英語で分かりにくい

A: Chromeの言語設定を日本語にしていても、デベロッパーツールは英語表記が基本です。使っているうちに慣れてきますが、主要な用語だけ覚えれば問題ありません。

Q5: スマホ表示の設定は保存される?

A: デバイスの選択やズームレベルなどは、次回もある程度保持されます。ただし、完全に保存されるわけではないので、毎回確認しましょう。


まとめ: スマホ表示を活用して快適なサイト閲覧を

Chromeでスマホ表示に切り替える方法を詳しく解説しました。

重要ポイントのおさらい:

ショートカットキーが最速F12でツール起動、Ctrl + Shift + Mでスマホ表示

様々なデバイスを選択可能 – iPhone、Android、iPad など主要デバイスに対応

画面サイズを自由に調整 – ドラッグまたは数値入力で柔軟に変更

縦向き・横向きを簡単切り替え – 回転アイコンでワンクリック

タッチ操作もシミュレート可能 – マウスでスワイプやタップを再現

こんな時に活用しよう:

  • 自分のサイトやブログのスマホ対応を確認したい
  • ECサイトの商品ページの見え方をチェックしたい
  • スマホ限定のキャンペーンページを見たい
  • レスポンシブデザインの動作を確認したい
  • 複数のデバイスで表示を比較したい

覚えておきたい操作:

  1. F12でデベロッパーツールを開く
  2. スマホアイコンをクリックしてスマホ表示に
  3. デバイスを選択して実機に近い環境で表示
  4. 完了したらもう一度アイコンをクリックして解除

Chromeのスマホ表示機能は、Web制作者だけでなく、一般ユーザーにとっても便利なツールです。

スマホでどう見えるか気になった時は、わざわざスマホを取り出さなくても、パソコンでサクッと確認できるんです。この機能を使いこなせば、より快適にインターネットを楽しめますよ!


この記事は2025年11月時点の情報に基づいています

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