Chrome通知を削除する完全ガイド!邪魔な通知を消す方法を徹底解説

プログラミング・IT

パソコンやスマホでChromeを使っていると、画面の隅に次々と通知が表示されて困った経験はありませんか?

「このサイトからの通知、もういらない」「表示された通知が消えない」「通知が多すぎて邪魔」という悩みを持つ人は少なくありません。

この記事では、Chrome通知を削除する方法を分かりやすく解説します。今表示されている通知を消す方法から、サイトごとの通知許可を完全に削除する方法まで、あなたの悩みに合わせた解決策が見つかるはずです。

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Chrome通知削除の2つのパターン

Chrome通知の「削除」には、実は2つの意味があります。

パターン1:表示されている通知を消す

画面に表示されている通知そのものを消す操作です。通知のポップアップやバナーを閉じる作業になります。

この操作をしても、サイトからの通知が今後来なくなるわけではありません。あくまで「今出ている通知を画面から消す」だけです。

パターン2:通知の許可設定を削除する

特定のサイトに与えた「通知を送る許可」を取り消す操作です。

こちらを実行すると、そのサイトからの通知が今後一切来なくなります。根本的に通知を止めたい場合は、この方法を使いましょう。

表示されている通知を削除する方法

まずは、画面に出ている通知を消す方法から説明します。

パソコン(Windows・Mac)で通知を消す

方法1:通知をクリックする

通知をクリックすると、通知が消えて関連ページが開きます。ページを見る必要がない場合は、次の方法がおすすめです。

方法2:×ボタンで閉じる

  1. 通知の右上にある「×」ボタンを探します
  2. クリックすると通知が消えます

方法3:通知センターから削除(Windows)

Windowsの場合、通知は「アクションセンター」に一時的に保存されます。

  1. タスクバー右下の通知アイコンをクリックします
  2. 各通知の「×」をクリックして削除します
  3. 「すべてクリア」ボタンで一括削除もできます

方法4:通知センターから削除(Mac)

Macの場合、通知センターに保存されます。

  1. 画面右上の時計をクリックします
  2. 通知センターが表示されます
  3. 各通知の「×」で削除できます

スマホ(Android・iPhone)で通知を消す

Android版Chrome

  1. 通知を左右どちらかにスワイプします
  2. 通知が画面から消えます
  3. または、通知を長押しして「削除」を選択します

iPhone版Chrome

  1. 通知を左にスワイプします
  2. 「削除」ボタンが表示されるのでタップします
  3. または、通知を長押しして「クリア」を選択します

通知の許可設定を削除する方法

次に、サイトからの通知を根本的に止める方法を解説します。

パソコン版Chromeで許可を削除

方法1:アドレスバーから削除(最も簡単)

  1. 通知を止めたいサイトを開きます
  2. アドレスバー左側の鍵マーク(または「ⓘ」マーク)をクリックします
  3. 「通知」の項目を見つけます
  4. 「ブロック」を選択します

これで、そのサイトからの通知が来なくなります。

方法2:設定画面から削除

複数のサイトをまとめて管理したい場合は、この方法が便利です。

  1. Chromeの右上「︙」(三点メニュー)をクリックします
  2. 「設定」を選択します
  3. 左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします
  4. 「サイトの設定」を選択します
  5. 「通知」をクリックします
  6. 「許可」リストを確認します
  7. 削除したいサイトの右側「︙」をクリックします
  8. 「削除」または「ブロック」を選択します

「削除」は許可履歴を完全に消去し、「ブロック」は今後の通知を拒否します。

スマホ版Chromeで許可を削除

Android版

  1. Chromeアプリを開きます
  2. 右上の「︙」をタップします
  3. 「設定」をタップします
  4. 「サイトの設定」をタップします
  5. 「通知」を選択します
  6. 許可しているサイトのリストが表示されます
  7. 削除したいサイトをタップします
  8. 「通知」を「ブロック」に変更します

iPhone版

  1. Chromeアプリを開きます
  2. 右下の「…」をタップします
  3. 「設定」をタップします
  4. 「コンテンツの設定」をタップします
  5. 通知を許可しているサイトが表示されます
  6. 削除したいサイトを選択します
  7. 「通知」をオフにします

通知を一括削除する方法

たくさんのサイトの通知を一度に削除したい場合の方法です。

すべての通知許可を一括削除

パソコン版

  1. Chrome設定から「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「通知」と進みます
  2. 「許可」リストの各サイトを一つずつ削除します

残念ながら、Chromeには一括削除ボタンはありません。一つずつ削除する必要があります。

ただし、次の方法ですべてをリセットできます。

  1. 「サイトから通知の送信を求めることができる」のスイッチをオフにします
  2. これで新規の通知許可リクエストが来なくなります
  3. 既存の許可は手動で削除が必要です

通知履歴を一括削除

Windows

  1. 通知センター(アクションセンター)を開きます
  2. 「すべてクリア」ボタンをクリックします
  3. 表示されていた通知がすべて消えます

Mac

  1. 通知センターを開きます
  2. 各通知の「×」をクリックして削除します
  3. Macには一括削除ボタンがないため、個別に消す必要があります

ブラウザデータから通知を削除

より徹底的に通知関連のデータを削除したい場合は、閲覧データの削除を行います。

閲覧データの削除方法

  1. Chromeの右上「︙」から「設定」を開きます
  2. 「プライバシーとセキュリティ」をクリックします
  3. 「閲覧履歴データの削除」を選択します
  4. 期間を選択します(例:全期間)
  5. 「サイト設定」にチェックを入れます
  6. 「データを削除」をクリックします

注意点:
この操作を実行すると、通知の許可だけでなく、すべてのサイト設定(位置情報、カメラ、マイクなどの許可)もリセットされます。慎重に実行してください。

削除しても通知が来る場合の対処法

通知の許可を削除したはずなのに、まだ通知が来る場合の対処法です。

原因1:OS側の通知が残っている

Chrome側で削除しても、OS(WindowsやMac、スマホ)の通知設定が残っている可能性があります。

Windows

  1. 「設定」→「システム」→「通知」を開きます
  2. Chromeの通知設定を確認します
  3. 必要に応じてオフにします

Mac

  1. 「システム環境設定」→「通知と集中モード」を開きます
  2. Chromeを選択して設定を確認します

スマホ

  1. 端末の「設定」アプリを開きます
  2. 「アプリ」または「通知」からChromeを探します
  3. 通知設定をオフにします

原因2:拡張機能が通知を送っている

Chrome拡張機能が独自に通知を送っている場合があります。

  1. Chrome設定から「拡張機能」を開きます
  2. インストールされている拡張機能を確認します
  3. 怪しい拡張機能は削除します

原因3:別のブラウザやアプリが通知を送っている

Chromeではなく、別のブラウザや専用アプリが通知を送っている可能性もあります。

  1. どのアプリから通知が来ているか確認します
  2. そのアプリの通知設定を変更します

原因4:マルウェアの可能性

身に覚えのない通知が大量に来る場合、マルウェアに感染している可能性があります。

  1. セキュリティソフトでスキャンします
  2. 不審な拡張機能をすべて削除します
  3. 必要に応じてChromeをリセットまたは再インストールします

通知を削除する際の注意点

通知を削除する前に、知っておきたいポイントをまとめました。

重要な通知まで消さないように

メールサービスや仕事のツール、銀行のサイトなど、重要な通知まで削除しないよう注意しましょう。

削除する前に「この通知は本当に不要か?」を確認することが大切です。

削除してもサイトは使える

通知の許可を削除しても、そのサイト自体は普通に使えます。ログイン状態なども維持されるので安心してください。

再度許可することもできる

一度削除した通知は、後からまた許可することもできます。

  1. サイトを開いて通知ボタンをクリックする
  2. または設定から「ブロック」リストを確認して「許可」に変更する

よくある質問

通知削除に関するよくある疑問にお答えします。

削除した通知は復元できる?

一度削除した通知の内容は復元できません。通知が消える前に、必要な情報があれば控えておきましょう。

すべてのサイトの通知を一度に削除できる?

一括削除ボタンはありませんが、閲覧データの削除で「サイト設定」を削除すれば、すべての通知許可がリセットされます。

通知を削除するとサイトにバレる?

通知の許可を削除しても、サイト側には通知されません。サイトは気づかないので、安心して削除してください。

スマホとパソコンで設定は連動する?

Chromeにログインしていても、通知設定はデバイスごとに独立しています。パソコンで削除しても、スマホの通知は残ります。

まとめ

Chrome通知の削除方法は、目的に応じて使い分けることが大切です。

この記事のポイント:

  • 通知削除には「表示を消す」と「許可を削除」の2パターンある
  • 表示された通知は×ボタンやスワイプで消せる
  • 許可の削除はアドレスバーまたは設定画面から行う
  • 一括削除は閲覧データの削除で可能(ただし他の設定も消える)
  • 削除してもサイトは普通に使える
  • 重要な通知まで消さないよう注意が必要

通知に悩まされているなら、まずは不要なサイトの許可を削除することから始めましょう。

設定画面を開いて「許可」リストを確認し、使っていないサイトや覚えのないサイトの通知をどんどん削除してください。画面がスッキリして、本当に必要な通知だけが届くようになりますよ。

邪魔な通知から解放されて、快適なブラウジング環境を手に入れましょう!

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