「Instagramにログインしようとしたら、セキュリティコードの入力を求められた」
「でもSMSやメールを待っても、いつまでたってもコードが届かない…」
こんな状況に陥って、困っていませんか?
セキュリティコードが届かないと、アカウントにアクセスできず、焦ってしまいますよね。友達とのやり取りもできないし、大切な投稿も見られません。
でも安心してください。セキュリティコードが届かない原因は、ほとんどの場合解決できるんです。
この記事では、Instagramのセキュリティコードが届かない時の原因と対処法を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。アカウントへのアクセスを取り戻す知識をお届けしますよ。
セキュリティコードとは?ログインを守る仕組み

まず、セキュリティコードについて理解しましょう。
二段階認証の一部
セキュリティコードは、二段階認証(2ファクタ認証)という仕組みで使われます。
通常のログインでは、ユーザー名とパスワードだけでアクセスできますよね。
でも、それだけだと誰かにパスワードを盗まれたら、簡単にアカウントを乗っ取られてしまいます。
そこで、二段階認証では「パスワード」に加えて、「あなたの携帯電話やメールに送られるコード」という2つ目の確認を行うんです。
これにより、セキュリティが大幅に向上します。
どんな時に求められる?
セキュリティコードは、以下のような場合に求められます:
- 新しいデバイスからログインする時
- 普段と違う場所からアクセスした時
- Instagramが不審なログインを検知した時
- 二段階認証を有効にしている時
- パスワードをリセットする時
アカウントを守るための重要な仕組みなんですね。
セキュリティコードが届かない主な原因
コードが届かない理由は、いくつか考えられます。
1. 電話番号やメールアドレスの誤登録
登録している連絡先情報が間違っていると、コードは届きません。
よくあるミス:
- 電話番号の入力間違い(数字の打ち間違い)
- 国番号の設定ミス(日本なら+81)
- 古いメールアドレスのまま更新していない
- 使えなくなったメールアドレスを登録している
2. SMSの受信設定
携帯電話のSMS受信設定で、迷惑メッセージとしてブロックされている可能性があります。
キャリアの迷惑SMS対策
docomo、au、SoftBankなどの迷惑メール設定で、海外からのSMSを拒否していることがあるんです。
Instagramのコードは、海外のサーバーから送られることが多いため、フィルターにかかってしまうことがあります。
3. メールの迷惑メールフォルダ
メールでコードを受け取る設定の場合、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性があります。
Gmailなら「スパム」、Outlookなら「迷惑メール」フォルダを確認しましょう。
4. ネットワークの問題
通信環境が不安定だと、SMSやメールの受信が遅れることがあります。
機内モードになっていないか、電波状況は良好か確認してください。
5. Instagramのサーバー側の問題
稀に、Instagram側のシステムに障害が発生していることもあります。
大規模な障害が起きている場合は、しばらく待つしかありません。
6. アカウントの制限
不正利用の疑いでアカウントが一時的に制限されていると、コードが届かないことがあります。
対処法1:SMSが届かない場合
SMS(ショートメッセージ)でコードを受け取る設定の場合の対処法です。
手順1:電話番号を確認
まず、登録している電話番号が正しいか確認しましょう。
ログイン画面で電話番号が一部マスクされて表示されるので、それが自分の番号か確認してください。
手順2:しばらく待つ
SMSは、通常数秒から数分で届きます。
でも、ネットワークの混雑状況によっては、10〜15分かかることもあるんです。
まずは少し待ってみましょう。
手順3:再送信を試す
「コードを再送信」または「もう一度送信」のボタンがあれば、タップしてみてください。
ただし、何度も連続で送信すると、一時的にブロックされることがあるので注意が必要です。
手順4:キャリアの迷惑SMS設定を確認
docomo の場合:
- dメニュー→「お客様サポート」
- 「迷惑メール対策」
- 「受信リスト設定」で海外からのSMSを許可
au の場合:
- My auにログイン
- 「迷惑メールフィルター設定」
- 海外からのSMSを受信許可に設定
SoftBank の場合:
- My SoftBankにログイン
- 「メール設定」
- 「迷惑メールブロック設定」を調整
設定変更後、再度コードを送信してもらいましょう。
手順5:電波状況を確認
- 機内モードがオフになっているか
- Wi-Fiではなくモバイルデータ通信になっているか
- 圏外ではないか
これらを確認して、必要なら場所を移動してみてください。
対処法2:メールが届かない場合
メールでセキュリティコードを受け取る場合の対処法です。
手順1:迷惑メールフォルダを確認
最も多い原因が、これです。
Gmailなら左側メニューの「迷惑メール」または「スパム」、Outlookなら「迷惑メール」フォルダを必ず確認しましょう。
見つかったら、そのメールを「迷惑メールではない」とマークすると、次回から受信トレイに届きやすくなります。
手順2:メールアドレスを確認
ログイン画面で、登録されているメールアドレスの一部が表示されます。
それが現在使っているメールアドレスと一致しているか確認してください。
手順3:受信設定を確認
メールプロバイダーによっては、特定のドメインからのメールをブロックしていることがあります。
以下のドメインからのメールを受信できるように設定しましょう:
- @mail.instagram.com
- @facebookmail.com
手順4:別のメールアドレスを試す
もし可能なら、別のメールアドレスに変更してみるのも一つの方法です(ただし、ログインできない状態では難しいかもしれません)。
対処法3:認証アプリを使う

SMSやメールが使えない場合、認証アプリを使う方法があります。
認証アプリとは
認証アプリは、スマートフォンにインストールして使う、コード生成アプリです。
主な認証アプリ:
- Google Authenticator
- Microsoft Authenticator
- Authy
- Duo Mobile
これらのアプリは、30秒ごとに新しいコードを生成します。
インターネット接続不要で、オフラインでも使えるのが利点ですね。
設定方法(事前に設定が必要)
残念ながら、認証アプリは事前に設定しておく必要があります。
ログインできない状態では、新たに設定できません。
今後のために:
- ログインできたら、すぐに設定しましょう
- Instagram アプリ→プロフィール→三本線メニュー→「設定とプライバシー」
- 「セキュリティ」→「二段階認証」
- 「認証アプリ」を選択して設定
バックアップの認証手段として、非常に有効です。
対処法4:バックアップコードを使う
二段階認証を設定した際に、バックアップコードを保存していれば、それを使えます。
バックアップコードとは
セキュリティコードが受け取れない緊急時のために、事前に生成しておく複数の使い捨てコードです。
8桁程度の数字で、各コードは1回だけ使えます。
使い方
ログイン画面で「バックアップコードを使用」または「別の方法を試す」を選択すると、入力欄が表示されます。
保存しておいたコードの1つを入力すれば、ログインできるんです。
保存していない場合
残念ながら、事前に保存していない場合は使えません。
今後のために、ログインできたら必ずバックアップコードを生成して、安全な場所に保管しておきましょう。
対処法5:Instagramのヘルプセンターに問い合わせ
どうしてもログインできない場合は、Instagramに直接問い合わせる必要があります。
「ログインできない場合」のリンク
ログイン画面に「ログインできない場合」または「ヘルプが必要な場合」というリンクがあります。
そこから、アカウント復旧の手続きに進めます。
本人確認の手順
- ユーザーネームまたはメールアドレス、電話番号を入力
- 「ログインのサポートを受ける」を選択
- 指示に従って本人確認を行う
場合によっては、以下の情報が求められることがあります:
- 登録に使ったメールアドレスまたは電話番号
- アカウントに関連する情報
- 本人確認のための写真(自撮りなど)
時間がかかることを覚悟
Instagramのサポートは、返信に数日から1週間程度かかることがあります。
すぐには解決しないかもしれませんが、諦めずに待ちましょう。
対処法6:友人に協力してもらう
Instagramには、友達にヘルプしてもらう機能もあります。
仕組み
あなたが選んだ友人に、特別なセキュリティコードが送られます。
その友人からコードを教えてもらって、入力することでログインできるんです。
使い方
- ログイン画面で「ログインできない場合」を選択
- 「友達にサポートしてもらう」オプションを探す
- 信頼できる友人を選択(事前に設定が必要な場合もあります)
- その友人にコードが届く
- 友人からコードを聞いて入力
ただし、この機能は事前に「信頼できる連絡先」を設定していないと使えません。
予防策:今後同じ問題を起こさないために

ログインできたら、今後のために対策をしておきましょう。
1. 連絡先情報を最新に保つ
電話番号やメールアドレスが変わったら、すぐにInstagramの設定も更新してください。
確認方法:
- プロフィール→三本線メニュー→「設定とプライバシー」
- 「アカウントセンター」→「個人の情報」
- 「連絡先情報」で確認・更新
2. 認証アプリを設定する
SMSやメールに依存せず、認証アプリをメインの二段階認証方法にしましょう。
より確実で、セキュリティも高いです。
3. バックアップコードを保存
二段階認証の設定画面で、バックアップコードを生成して保存しておきましょう。
保存場所の例:
- パスワードマネージャー(1Passwordなど)
- 安全なクラウドストレージ
- 紙に書いて金庫に保管
複数の場所に保存しておくと安心です。
4. 複数の認証方法を設定
SMS、メール、認証アプリ、すべて設定しておけば、1つが使えなくても他の方法でログインできます。
5. 信頼できる連絡先を登録
「友達にサポートしてもらう」機能のために、信頼できる友人を3〜5人登録しておきましょう。
よくある質問
Q: 何度もコードを要求するとブロックされる?
あまりに短時間に何度もコードを送信すると、一時的に制限がかかることがあります。
その場合は、数時間待ってから再試行してください。
Q: 機種変更でログインできなくなった
新しいスマホからログインすると、セキュリティコードが求められます。
古いスマホに認証アプリがある場合は、そこからコードを取得しましょう。
もしない場合は、SMSやメールでの認証を選択してください。
Q: 二段階認証を無効にできる?
ログインできる状態なら、設定から無効にできます。
ただし、セキュリティが下がるのでおすすめしません。
Q: Instagram以外のアプリでも同じ?
基本的な考え方は同じですが、各サービスで細かい手順が異なります。
FacebookやTwitter、Googleなども、それぞれ二段階認証の仕組みがあります。
トラブルシューティングチェックリスト
解決できない時は、以下を順番に確認してみましょう。
☐ 電話番号・メールアドレスが正しいか確認
☐ 迷惑メール・SMSフォルダを確認
☐ 通信環境を確認(機内モード、圏外でないか)
☐ 10〜15分待ってみる
☐ コードを再送信
☐ キャリアの受信設定を確認
☐ 別の認証方法を試す(メール→SMS、または逆)
☐ バックアップコードを試す
☐ 認証アプリがあれば使う
☐ Instagramヘルプセンターに問い合わせ
まとめ:落ち着いて一つずつ試そう
セキュリティコードが届かない問題は、ほとんどの場合解決できます。
この記事のポイント:
- セキュリティコードは二段階認証の重要な仕組み
- 届かない原因は、連絡先の誤登録や受信設定が多い
- SMSの場合はキャリアの迷惑SMS設定を確認
- メールの場合は迷惑メールフォルダを必ずチェック
- 認証アプリを設定しておくと安心
- バックアップコードは緊急時の救世主
- どうしてもダメならInstagramに問い合わせ
- 予防策として複数の認証方法を設定しておく
パニックにならず、この記事の手順を一つずつ試してみてください。
そして、ログインできたら、すぐに予防策を実施しましょう。
認証アプリの設定とバックアップコードの保存、これだけは必ずやっておいてくださいね。
大切なアカウントを守るため、セキュリティ対策をしっかり行いましょう。

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