VSCodeでGitHubリポジトリをクローンする完全ガイド【初心者向け】

github

「GitHubのコードをダウンロードして、VSCodeで編集したい!」

プログラミングを始めたばかりの方なら、誰もが通る道ですよね。でも、「クローン」「リポジトリ」「Git」といった専門用語に戸惑っていませんか?

実は、Visual Studio Code(VSCode)を使えば、GitHubのコードをとても簡単に自分のパソコンにダウンロードできるんです。難しいコマンドを覚える必要もありません。

この記事では、VSCodeでGitHubリポジトリをクローンする方法を、初心者にも分かりやすく丁寧に解説していきます。画面操作だけでできる方法から、少し上級者向けのコマンド操作まで、すべてカバーしますよ。

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クローンとは?基礎知識を理解しよう

Gitクローンの意味

「クローン」は英語で「複製」という意味です。

Gitにおけるクローン

GitHubなどのオンラインにあるリポジトリ(プロジェクトの保管場所)を、自分のパソコンにコピーすることを「クローン」と呼びます。

身近な例で説明

図書館で気に入った本を見つけて、その本のコピーを自分の本棚に置くようなイメージですね。元の本(GitHubのリポジトリ)はそのまま残り、あなたのコピー(ローカルリポジトリ)で自由に編集や実験ができます。

ダウンロードとの違い

単純なダウンロードとGitクローンの違いは重要です。

普通のダウンロード(ZIP)

  • その時点のファイルだけが手に入る
  • 変更履歴が残らない
  • 元のリポジトリとの連携ができない
  • Gitの機能が使えない

Gitクローン

  • 全ての変更履歴も一緒にコピーされる
  • 誰がいつ何を変更したか分かる
  • 元のリポジトリと同期できる
  • プルやプッシュなどGit機能が使える

本格的に開発するなら、Gitクローンが断然おすすめですよ。

VSCodeとGitHubの関係

VSCodeは、Gitと深く統合されたエディタです。

VSCodeの特徴

  • Gitが標準で組み込まれている
  • GitHub連携機能が充実
  • グラフィカルなGit操作が可能
  • ターミナルも内蔵している
  • 拡張機能でさらに便利に

なぜVSCodeでクローンするのか?

  • コマンド操作が苦手でもOK
  • クローン後すぐに編集開始できる
  • Git操作が視覚的に分かりやすい
  • 開発環境がすべて揃っている
  • プロも使う本格的なツール

初心者から上級者まで、VSCodeなら快適に作業できます。

準備:必要なものを揃えよう

VSCodeのインストール

まだVSCodeをインストールしていない方は、公式サイトからダウンロードしましょう。

ダウンロード手順

  1. https://code.visualstudio.com/ にアクセス
  2. お使いのOS(Windows/Mac/Linux)を選択
  3. ダウンロードしたファイルを実行
  4. インストーラーの指示に従う

日本語化(オプション)

  1. VSCodeを起動
  2. 左側の拡張機能アイコンをクリック
  3. 「Japanese Language Pack」を検索
  4. インストールして再起動

これで日本語で使えるようになりますよ。

Gitのインストール確認

VSCodeでGitを使うには、パソコンにGitがインストールされている必要があります。

Gitがインストールされているか確認

VSCodeのターミナルを開いて(表示 → ターミナル)、以下を入力:

git --version

バージョン番号が表示されればOKです。

git version 2.40.0

Gitがない場合のインストール

Windows

  1. https://git-scm.com/download/win にアクセス
  2. インストーラーをダウンロード
  3. 基本的にデフォルト設定でOK
  4. 「Git Bash」と「Use Git from the Windows Command Prompt」を選択

Mac
ターミナルで以下を実行:

brew install git

Homebrewがない場合は、Xcode Command Line Toolsをインストール:

xcode-select --install

Linux(Ubuntu/Debian)

sudo apt update
sudo apt install git

GitHubアカウントの準備

GitHubの無料アカウントを作成しましょう。

アカウント作成手順

  1. https://github.com/ にアクセス
  2. 「Sign up」をクリック
  3. メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力
  4. メール認証を完了
  5. プロフィール設定(後からでもOK)

プライベートリポジトリのクローン

自分の非公開リポジトリや、招待されたプライベートリポジトリをクローンする場合は、認証設定が必要です(後述)。

方法1:VSCodeのGUI機能でクローン(最も簡単)

ソース管理パネルからクローン

グラフィカルな操作だけで完結する、最も初心者向けの方法です。

ステップ1:ソース管理を開く

  1. VSCodeを起動
  2. 左側のアクティビティバーから「ソース管理」アイコンをクリック
  • ブランチのようなアイコンです
  1. 「リポジトリのクローン」ボタンをクリック

ステップ2:URLを入力

  1. 上部に入力欄が表示される
  2. GitHubのリポジトリURLを貼り付け
  • 例:https://github.com/username/repository.git
  1. Enterキーを押す

ステップ3:保存場所を選択

  1. ファイル選択ダイアログが開く
  2. クローンしたい場所を選択
  • 例:ドキュメント/GitHub/
  1. 「リポジトリの場所として選択」をクリック

ステップ4:クローン完了

  1. ダウンロードが始まる
  2. 完了すると「クローンしたリポジトリを開きますか?」と表示
  3. 「開く」をクリック

これで、すぐにコードの編集を始められますよ!

GitHubからURLをコピーする方法

リポジトリのURLは、GitHubのページから簡単にコピーできます。

URL取得手順

  1. GitHubでクローンしたいリポジトリを開く
  2. 緑色の「Code」ボタンをクリック
  3. 「HTTPS」タブを選択(デフォルト)
  4. URLの右側にあるコピーアイコンをクリック

これでクリップボードにURLがコピーされます。

HTTPSとSSHの違い

「Code」ボタンには2つのタブがあります。

HTTPS

  • ユーザー名とパスワード(またはトークン)で認証
  • 初心者におすすめ
  • ファイアウォールを通過しやすい
  • 設定が簡単

SSH

  • 公開鍵認証を使用
  • パスワード入力が不要になる
  • より安全
  • 初回設定がやや複雑

最初はHTTPSから始めるのがおすすめです。

方法2:コマンドパレットでクローン

もう一つのGUI操作方法です。

手順

  1. VSCodeでコマンドパレットを開く
  • Windows/Linux: Ctrl + Shift + P
  • Mac: Cmd + Shift + P
  1. 「Git: Clone」と入力
  • 途中まで入力すると候補が表示される
  1. 「Git: Clone」を選択
  2. リポジトリのURLを入力
  • GitHubからコピーしたURLを貼り付け
  1. 保存場所を選択
  2. クローン完了後、「開く」をクリック

コマンドパレットは、VSCodeのすべての機能に素早くアクセスできる便利なツールですよ。

方法3:統合ターミナルでクローン(上級者向け)

コマンドライン操作に慣れている方向けの方法です。

基本的なcloneコマンド

VSCodeの統合ターミナルでGitコマンドを直接実行します。

手順

  1. VSCodeでターミナルを開く
  • 表示 → ターミナル
  • または Ctrl + `(バッククォート)
  1. クローンしたいディレクトリに移動
cd ~/Documents/GitHub
  1. git cloneコマンドを実行
git clone https://github.com/username/repository.git
  1. クローン完了後、そのフォルダを開く
code repository

または、VSCodeのメニューから「フォルダーを開く」でクローンしたフォルダを選択します。

クローン時のオプション

git cloneには便利なオプションがあります。

フォルダ名を指定してクローン

git clone https://github.com/username/repository.git my-project

デフォルトのリポジトリ名ではなく、指定した名前(my-project)でフォルダが作成されます。

特定のブランチをクローン

git clone -b develop https://github.com/username/repository.git

mainブランチではなく、developブランチをクローンできます。

浅いクローン(履歴を省略)

git clone --depth 1 https://github.com/username/repository.git

最新のコミットだけをクローンするので、ダウンロードが高速です。ただし、完全な履歴は取得できません。

サブモジュールも一緒にクローン

git clone --recursive https://github.com/username/repository.git

リポジトリ内に他のリポジトリが含まれている場合、それらも同時にクローンされますよ。

認証設定:プライベートリポジトリへのアクセス

Personal Access Token(PAT)の設定

GitHubではパスワード認証が廃止され、Personal Access Tokenを使うようになりました。

トークンの作成手順

  1. GitHubにログイン
  2. 右上のアイコン → Settings
  3. 左下の「Developer settings」
  4. 「Personal access tokens」→「Tokens (classic)」
  5. 「Generate new token」→「Generate new token (classic)」
  6. Note(メモ)に用途を記入(例:VSCode Access)
  7. Expirationで有効期限を選択
  8. Scopeで権限を選択:
  • 最低限:repo(リポジトリアクセス)
  • 推奨:repoworkflow
  1. 「Generate token」をクリック
  2. 表示されたトークンをコピー(この画面は二度と表示されません!)

トークンの使用方法

クローン時にユーザー名とパスワードを求められたら:

  • Username: あなたのGitHubユーザー名
  • Password: 作成したPersonal Access Token

VSCodeは認証情報を記憶するので、2回目以降は入力不要になります。

SSH鍵の設定

パスワードやトークン入力を完全に不要にする方法です。

SSH鍵の生成

ターミナルで以下を実行:

ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"

または(古い環境の場合):

ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "your_email@example.com"

Enterを3回押すと、デフォルト設定で鍵が生成されます。

公開鍵をGitHubに登録

  1. 公開鍵の内容をコピー:
# Windows
clip < ~/.ssh/id_ed25519.pub

# Mac
pbcopy < ~/.ssh/id_ed25519.pub

# Linux
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
  1. GitHubのSettings → SSH and GPG keys
  2. 「New SSH key」をクリック
  3. Titleに識別用の名前(例:My Laptop)
  4. Keyに公開鍵の内容を貼り付け
  5. 「Add SSH key」をクリック

SSH接続のテスト

ssh -T git@github.com

成功すると以下のようなメッセージが表示されます:

Hi username! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

SSH URLでクローン

HTTPSの代わりにSSH URLを使用:

git clone git@github.com:username/repository.git

これでパスワード入力が一切不要になりますよ。

クローン後の基本操作

リポジトリの確認

クローンしたリポジトリの状態を確認しましょう。

フォルダ構造の確認

  1. エクスプローラーパネル(左側)でファイル一覧が見られる
  2. README.mdがあれば、プロジェクトの説明が読める
  3. package.jsonやrequirements.txtで依存関係を確認

ブランチの確認

VSCodeの左下にブランチ名が表示されています。クリックすると、ブランチ一覧や切り替えができます。

ターミナルでも確認可能:

git branch -a
  • ローカルブランチ
  • リモート追跡ブランチ

すべてが表示されます。

コミット履歴の確認

  1. ソース管理パネルを開く
  2. 右上の「…」メニュー → 「コミット」→「すべてのコミットを表示」

または拡張機能「Git Graph」をインストールすると、視覚的に履歴を見られますよ。

依存関係のインストール

クローン後、プロジェクトを動かすために必要なパッケージをインストールします。

Node.js(JavaScript/TypeScript)の場合

npm install

または

yarn install

Python(requirements.txt)の場合

pip install -r requirements.txt

または仮想環境を使う:

python -m venv venv
source venv/bin/activate  # Windows: venv\Scripts\activate
pip install -r requirements.txt

Ruby(Gemfile)の場合

bundle install

その他

README.mdに記載されているセットアップ手順に従ってください。

プロジェクトの実行

依存関係をインストールしたら、プロジェクトを実行してみましょう。

package.jsonのscriptsを実行

  1. package.jsonを開く
  2. “scripts”セクションを確認
  3. VSCodeならスクリプト名の上に「▶ run」が表示される
  4. クリックして実行

またはターミナルで:

npm start
npm run dev
npm test

Pythonファイルの実行

python main.py

VSCodeのRun(実行)ボタン(右上の▶)でも実行できます。

デバッグ実行

  1. F5キーを押す
  2. 環境を選択(Node.js、Python等)
  3. デバッグが開始される

ブレークポイントを設定して、ステップ実行もできますよ。

よくあるエラーと解決方法

「fatal: unable to access」エラー

ネットワーク接続やURL、認証の問題です。

原因と対処法

1. URLが間違っている

fatal: unable to access 'https://github.com/user/repo.git/': The requested URL returned error: 404

対処法:

  • URLをもう一度確認
  • リポジトリが本当に存在するか確認
  • タイポがないかチェック

2. 認証エラー

fatal: Authentication failed

対処法:

  • Personal Access Tokenを使用しているか確認
  • トークンの権限が正しいか確認
  • トークンの有効期限が切れていないか確認

3. ネットワークエラー

fatal: unable to access: Could not resolve host

対処法:

  • インターネット接続を確認
  • プロキシ設定が必要な環境か確認
  • ファイアウォールの設定を確認

「permission denied」エラー

アクセス権限の問題です。

SSH接続の場合

Permission denied (publickey)

対処法:

  • SSH鍵がGitHubに登録されているか確認
  • SSH鍵のパーミッションを確認:
chmod 600 ~/.ssh/id_ed25519
chmod 644 ~/.ssh/id_ed25519.pub
  • SSH接続テストを実行:
ssh -T git@github.com

HTTPSの場合

対処法:

  • 正しいPersonal Access Tokenを使用
  • リポジトリへのアクセス権限があるか確認(招待されているか)

クローンが途中で止まる・遅い

大きなリポジトリのクローンには時間がかかります。

対処法

浅いクローンを試す

git clone --depth 1 https://github.com/username/repository.git

LFS(Large File Storage)の問題

大きなファイルがある場合、Git LFSが必要:

git lfs install
git clone https://github.com/username/repository.git

プロキシ設定

企業ネットワーク等でプロキシが必要な場合:

git config --global http.proxy http://proxy.company.com:8080
git config --global https.proxy https://proxy.company.com:8080

「Repository not found」エラー

リポジトリが見つからない、またはアクセス権限がありません。

対処法

  1. リポジトリURLが正しいか再確認
  2. リポジトリが存在するか、GitHubで直接確認
  3. プライベートリポジトリの場合、アクセス権限があるか確認
  4. 組織のリポジトリの場合、組織のメンバーになっているか確認
  5. 正しいアカウントでログインしているか確認

認証情報をリセット:

# Windows
git credential-manager clear

# Mac
git credential-osxkeychain erase

便利な拡張機能

Git関連の推奨拡張機能

VSCodeをさらに便利にする拡張機能を紹介します。

GitLens

  • コード行ごとの変更者と変更日時を表示
  • コミット履歴の視覚化
  • ファイル履歴の追跡
  • 最も人気のあるGit拡張機能

インストール:

  1. 拡張機能パネルを開く
  2. 「GitLens」を検索
  3. インストール

Git Graph

  • ブランチやコミットをグラフで視覚化
  • 美しいGUI
  • コミットの詳細を簡単に確認

非常に見やすくておすすめですよ。

GitHub Pull Requests and Issues

  • VSCode内でPull Requestを作成・レビュー
  • Issueの確認と管理
  • GitHubとの完全統合

公式のGitHub拡張機能です。

Git History

  • ファイルやブランチの履歴を表示
  • コミット間の差分を確認
  • 特定のコミットへの移動

シンプルで使いやすいです。

GitHub Codespaces

ブラウザ上でVSCodeを使う方法もあります。

GitHub Codespacesとは

  • GitHubが提供するクラウド開発環境
  • ブラウザでVSCodeが動作
  • クローン不要で即開発開始
  • 強力なマシンスペック
  • 月60時間まで無料

使用方法

  1. GitHubのリポジトリページで「Code」をクリック
  2. 「Codespaces」タブを選択
  3. 「Create codespace on main」をクリック
  4. ブラウザでVSCodeが起動

ローカルにクローンせず、すぐにコーディングできますよ。

よくある質問(FAQ)

Q1:クローンとフォークの違いは?

A:
両方ともコピーですが、目的と場所が異なります。

クローン

  • GitHubから自分のPCにコピー
  • ローカルで編集・実験するため
  • 元のリポジトリとの連携を維持

フォーク

  • GitHub上で別のリポジトリとしてコピー
  • 他人のプロジェクトに貢献するため
  • オリジナルとは独立した自分のリポジトリになる

一般的な流れ

  1. フォーク(GitHub上で)
  2. クローン(自分のPCに)
  3. 編集・コミット
  4. プッシュ(自分のGitHubリポジトリへ)
  5. プルリクエスト(元のリポジトリへ提案)

Q2:複数のGitHubアカウントを使い分けられる?

A:
はい、可能です。

方法1:HTTPS認証の場合

アカウントごとに異なるPersonal Access Tokenを使用します。認証情報をクリアして、別のトークンでログインし直してください。

方法2:SSH鍵の使い分け

SSH configファイルで設定:

# ~/.ssh/config
Host github-personal
    HostName github.com
    User git
    IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519_personal

Host github-work
    HostName github.com
    User git
    IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519_work

クローン時にホスト名を指定:

git clone git@github-personal:username/repo.git
git clone git@github-work:company/repo.git

Q3:クローンしたリポジトリを最新に保つには?

A:
定期的にプル(pull)してください。

VSCodeのGUIで

  1. ソース管理パネルを開く
  2. 右上の「…」メニュー → 「プル」

ターミナルで

git pull

または、特定のブランチを指定:

git pull origin main

変更がある場合は自動的にマージされます。競合(コンフリクト)がある場合は、手動で解決が必要ですよ。

Q4:クローンに失敗したら、どこから確認すべき?

A:
以下の順番でチェックしてください。

  1. URLの確認
  • GitHubのページでURLをコピーし直す
  • タイポがないか確認
  1. Git がインストールされているか
   git --version
  1. ネットワーク接続
  • インターネットに接続しているか
  • ファイアウォールやプロキシの設定
  1. 認証情報
  • Personal Access Tokenが有効か
  • SSH鍵が正しく設定されているか
  1. 権限
  • プライベートリポジトリへのアクセス権があるか
  • 組織のメンバーになっているか
  1. ディスク容量
  • クローン先に十分な空き容量があるか

Q5:既存のフォルダをGitリポジトリに変換できる?

A:
はい、できます。

手順

  1. VSCodeでフォルダを開く
  2. ターミナルで以下を実行:
git init
git remote add origin https://github.com/username/repository.git
git add .
git commit -m "Initial commit"
git branch -M main
git push -u origin main

ただし、これは「クローン」ではなく、既存コードをGitHubにアップロードする方法です。

Q6:クローンしたリポジトリを削除するには?

A:
通常のフォルダ削除と同じです。

方法1:エクスプローラーから

フォルダを右クリック → 削除

方法2:ターミナルから

# Windows
rmdir /s repository-name

# Mac/Linux
rm -rf repository-name

ローカルのコピーを削除しても、GitHub上の元のリポジトリには影響ありません。安心して削除してくださいね。

まとめ:VSCodeでGitHubクローンをマスターしよう

VSCodeとGitHubの連携は、現代のプログラミングに欠かせないスキルです。

この記事のポイント

  • クローンはGitHubのリポジトリをローカルにコピーすること
  • VSCodeなら3つの方法でクローン可能(GUI・コマンドパレット・ターミナル)
  • 初心者はGUIのソース管理パネルから始めるのがおすすめ
  • プライベートリポジトリにはPersonal Access TokenかSSH鍵が必要
  • クローン後は依存関係をインストールしてから実行
  • 拡張機能でGit操作がさらに便利に

レベル別の推奨方法

初心者

  • ソース管理パネルのGUIでクローン
  • HTTPS認証を使用
  • GitLensなどの拡張機能を活用

中級者

  • コマンドパレットやターミナルも活用
  • SSH鍵を設定して効率化
  • ブランチ操作やコミット履歴を理解

上級者

  • git cloneのオプションを使いこなす
  • 複数アカウントの使い分け
  • Codespacesやコンテナ開発環境

次のステップ

クローンができたら、次は以下にチャレンジしてみましょう:

  1. ブランチの作成と切り替え
  2. コミットとプッシュ
  3. プルリクエストの作成
  4. コンフリクト(競合)の解決
  5. チーム開発の流れを理解

今すぐ試してみよう

  1. VSCodeをインストール(まだなら)
  2. 興味のあるオープンソースプロジェクトを探す
  3. この記事の方法でクローン
  4. コードを読んで学習
  5. 自分でも何か作ってみる

GitHubのクローンは、プログラミング学習の第一歩です

最初は戸惑うかもしれませんが、何度か繰り返すうちに自然とできるようになります。失敗を恐れず、どんどん実践してくださいね。

あなたも今日から、VSCodeとGitHubを使いこなして、世界中の素晴らしいコードにアクセスしましょう!

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