「Google Driveをインストールしたいけど、どこからダウンロードすればいいの?」
「設定が難しそうで、なかなか始められない…」
そんな不安を抱えている方、ご安心ください。Google Driveのインストールは、実はとても簡単です。
この記事では、Windows・Mac・スマホ(iPhone/Android)それぞれのインストール手順を、画像付きで分かりやすく解説します。初めての方でも、10分もあれば使い始められますよ。
Google Driveって何?インストールするとどんなメリットがあるの?

まず、Google Driveについて簡単におさらいしましょう。
Google Driveとは?
Googleが提供する無料のクラウドストレージサービス(オンライン上のファイル保管庫)です。写真や文書、動画などをインターネット上に保存できます。
インストールする3つのメリット:
1. パソコンのフォルダみたいに使える
デスクトップアプリをインストールすると、普通のフォルダと同じ感覚でファイルを管理できます。ドラッグ&ドロップするだけで、自動的にクラウドへアップロードされるんです。
2. 複数の端末で同じファイルにアクセス
パソコンで作った資料を、外出先でスマホから確認したり編集したり。デバイス間でファイルが自動同期されるので、いつでもどこでも作業を続けられます。
3. 容量の節約とバックアップが同時にできる
パソコンの容量が足りない時も、ファイルをクラウドに保存してローカル(パソコン内)からは削除できます。しかもオンライン上にバックアップされるので、パソコンが壊れても安心です。
インストール前の準備:この3つをチェック!
実際にインストールする前に、以下を確認しておきましょう。
✓ Googleアカウントを用意する
Google Driveを使うには、Googleアカウント(Gmailアドレスとパスワード)が必要です。まだ持っていない方は、Googleアカウント作成ページから無料で作れます。
✓ インターネット接続を確認
インストール時とファイル同期時には、インターネット接続が必要です。Wi-Fiまたは有線LANに接続されているか確認してください。
✓ パソコンの空き容量をチェック
アプリ自体は数百MB程度ですが、同期するファイルによっては追加の容量が必要になります。最低でも1GB以上の空き容量があると安心です。
【Windows版】Google Driveのインストール手順
Windows 10、Windows 11どちらでも同じ手順で進められます。
ステップ1:公式サイトからダウンロード
- ブラウザ(Chrome、Edgeなど)で「Google Drive ダウンロード」と検索
- 公式サイト(drive.google.com)にアクセス
- 「パソコン版Driveをダウンロード」をクリック
- 「個人向け」の「ダウンロード」ボタンをクリック
注意点:
非公式サイトからダウンロードすると、ウイルスが混入している危険性があります。必ず「google.com」のURLであることを確認しましょう。
ステップ2:インストーラーを実行
- ダウンロードした「GoogleDriveSetup.exe」をダブルクリック
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたら「はい」をクリック
- インストールが自動的に開始されます(1〜2分で完了)
ステップ3:Googleアカウントでログイン
- インストール完了後、自動的にログイン画面が表示されます
- Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力
- 「ログイン」をクリック
ステップ4:同期設定を選ぶ
2つの同期方法から選択できます:
A. ストリーミング方式(推奨)
- ファイルはクラウド上に保存
- 必要な時だけパソコンにダウンロード
- パソコンの容量を節約できる
B. ミラーリング方式
- すべてのファイルをパソコンにも保存
- オフライン(インターネット未接続)でも使える
- パソコンの容量を多く使う
初めての方は「ストリーミング」を選ぶのがおすすめです。後から変更もできますよ。
ステップ5:完了!
インストールが完了すると、以下の場所にGoogle Driveが追加されます:
- エクスプローラーの左側に「Google Drive」アイコン
- タスクバー右下(通知領域)にGoogle Driveアイコン
これでファイルを保存したり、開いたりできるようになりました!
【Mac版】Google Driveのインストール手順
macOSを使っている方は、こちらの手順をご覧ください。
ステップ1:ダウンロード
- ブラウザ(Safari、Chromeなど)で公式サイトにアクセス
- 「パソコン版Driveをダウンロード」→「個人向け」を選択
- 自動的に「GoogleDrive.dmg」がダウンロード開始
ステップ2:インストール
- ダウンロードフォルダから「GoogleDrive.dmg」をダブルクリック
- 開いたウィンドウで「Google Drive」アイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ
- インストール完了
ステップ3:初回起動とログイン
- アプリケーションフォルダから「Google Drive」を起動
- 「”Google Drive”がコンピュータにアクセスしようとしています」と表示されたら「OK」
- Googleアカウントでログイン
ステップ4:同期設定
Windows版と同様に、ストリーミングかミラーリングを選択します。
ステップ5:Finderに表示される
インストール完了後、Finderのサイドバーに「Google Drive」が表示されます。メニューバー(画面上部)にもアイコンが追加されますよ。
【スマホ版】Google Driveアプリのインストール
iPhoneとAndroidスマホでも使えます。
iPhone(iOS)の場合
- App Storeを開く
- 検索で「Google Drive」と入力
- 「入手」をタップ
- Face ID、Touch ID、またはパスワードで認証
- インストール完了後、アプリを開いてログイン
Android(アンドロイド)の場合
- Google Playストアを開く
- 「Google Drive」を検索
- 「インストール」をタップ
- 完了後、アプリを開いてログイン
スマホ版の便利な機能:
- カメラで撮影した写真を自動バックアップ
- PDFや文書をスマホカメラでスキャン保存
- オフラインでファイルを閲覧(事前にダウンロード必要)
初期設定で押さえておきたい3つのポイント
インストールしたら、以下の設定を確認しておきましょう。
1. 同期するフォルダを選ぶ
すべてのフォルダを同期すると、容量がすぐいっぱいになることも。必要なフォルダだけを選んで同期しましょう。
設定方法:
- Google Driveアイコンをクリック
- 歯車マーク(設定)→「環境設定」
- 「マイドライブ」タブで同期するフォルダを選択
2. 自動起動の設定
パソコン起動時に自動でGoogle Driveを立ち上げるか選べます。
おすすめ設定:
常に最新の状態に同期したい → 自動起動ON
必要な時だけ使いたい → 自動起動OFF
3. 容量の確認
無料プランは15GBまで。Gmail、Googleフォトと共有なので、定期的に残り容量をチェックしましょう。
確認方法:
- ブラウザでdrive.google.comにアクセス
- 左下に「〇〇GB / 15GB使用中」と表示
よくあるインストールエラーと解決方法
インストール時に問題が起きた場合の対処法です。
エラー1:「インストールに失敗しました」と表示される
原因: 管理者権限がない、または古いバージョンが残っている
解決策:
- パソコンを管理者アカウントでログイン
- 古いGoogle Driveアプリをアンインストール
- パソコンを再起動してから再インストール
エラー2:ログインできない
原因: アカウント情報の入力ミス、2段階認証の設定
解決策:
- メールアドレスとパスワードを再確認
- 2段階認証を設定している場合は、確認コードを入力
- パスワードを忘れた場合は、Googleアカウントの復旧手続きを実施
エラー3:同期が始まらない
原因: インターネット接続の問題、ファイアウォール設定
解決策:
- Wi-Fi/LANの接続を確認
- Google Driveアプリを再起動
- セキュリティソフトの設定でGoogle Driveを許可
まとめ:Google Driveで快適なファイル管理を始めよう
Google Driveのインストールは、公式サイトからダウンロードして、アカウントでログインするだけ。たった5分で完了します。
この記事で紹介した内容:
✅ Windows・Mac・スマホすべての端末にインストール可能
✅ ストリーミング方式なら、パソコンの容量を節約しながら使える
✅ 同期フォルダや自動起動を設定すれば、より便利に活用できる
✅ エラーが出ても、管理者権限の確認や再起動で解決することが多い
インストール後は、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで自動バックアップ。大切なデータを守りながら、どこからでもアクセスできる環境が整います。
無料で15GBも使えるので、まずは写真や重要な書類から保存してみてください。クラウドストレージの便利さを、きっと実感できるはずですよ!
コメント