「最近Macの動きが遅くなった…」
「ストレージがいっぱいで新しいアプリが入れられない!」
「虹色のくるくるがよく出るようになった…」
こんな悩み、ありませんか?
実は、新しいMacを買う前に試してほしいことがたくさんあるんです。今回は、お金をかけずにMacを新品同様にサクサク動かす方法を全部お教えします。
この記事を読み終わる頃には、あなたのMacは見違えるほど快適になっているはずです!
まず確認!容量不足の犯人を見つける方法

ストレージの使用状況をチェック
最初にやるべきは、何が容量を食っているか確認することです。
確認手順:
- 画面左上のAppleマークをクリック
- 「このMacについて」を選択
- 「詳細…」をクリック
- 「ストレージ設定」を選択
ここで、どのカテゴリーが容量を占めているか一目瞭然!
よくある容量食いの犯人は:
- 書類(古いファイルの山)
- アプリケーション(使わないアプリの墓場)
- システムデータ(キャッシュの蓄積)
- ゴミ箱(空にし忘れている)
今すぐできる!5つの基本クリーンアップ
1. ゴミ箱を空にする(意外と忘れがち!)
これ、本当に基本中の基本なんですが、意外と忘れている人が多いんです。
手順:
- Dockのゴミ箱アイコンを右クリック
- 「ゴミ箱を空にする」を選択
- 確認画面で「ゴミ箱を空にする」をクリック
プロのコツ:
Command + Shift + Delete で一発でゴミ箱を空にできます!
2. ダウンロードフォルダの大掃除
ダウンロードフォルダって、気づかないうちにゴミ溜めになりやすいんですよね。
整理のポイント:
- インストール済みのdmgファイルは即削除
- 古いPDFやzipファイルを整理
- スクリーンショットの山を片付ける
Finderで「ダウンロード」を開いて、表示 → リスト表示にすると、ファイルサイズ順に並べ替えできて便利です。
3. キャッシュファイルを削除
キャッシュは、アプリを速く動かすための一時ファイル。でも、溜まりすぎると逆に重くなる原因に。
安全な削除方法:
- Finderを開く
- Command + Shift + G を押す
~/Library/Caches
と入力してEnter- 各フォルダの中身だけ削除(フォルダ自体は残す)
注意: フォルダごと削除すると、アプリが正常に動かなくなることがあります!
4. 不要なアプリを完全削除
使わないアプリは思い切って削除しましょう。
正しい削除方法:
- Finderで「アプリケーション」フォルダを開く
- 削除したいアプリをゴミ箱にドラッグ
- できればAppCleaner(無料)などを使って関連ファイルも削除
ただゴミ箱に入れるだけだと、設定ファイルなどが残ってしまうことがあるんです。
5. デスクトップを整理する
デスクトップにファイルが散乱していると、実はMacの動作が遅くなります。
整理術:
- 必要なファイルは適切なフォルダへ移動
- スクリーンショットは専用フォルダを作成
- 「スタック」機能を使って自動整理(右クリック → 「スタックを使用」)
システムツールを使った本格クリーンアップ
ストレージの管理機能を活用
macOSには便利な自動クリーンアップ機能があります。
設定方法:
- システム設定 → 一般 → ストレージ
- 各項目の「推奨」ボタンをクリック
おすすめ設定:
- 「ゴミ箱を自動的に空にする」:30日後に自動削除
- 「ストレージを最適化」:古いメールの添付ファイルを削除
- 「不要なファイルを削除」:定期的にクリーンアップ
セーフモードで起動してメンテナンス
Macの調子が悪いときは、セーフモードが効果的です。
Intel Macの場合:
- Macを完全にシャットダウン
- 電源ボタンを押してすぐにShiftキーを押し続ける
- ログイン画面が表示されたら離す
Apple Silicon Mac(M1/M2/M3)の場合:
- Macをシャットダウン
- 電源ボタンを長押し
- 「オプション」が表示されたら選択
- Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」
セーフモードで起動すると、システムキャッシュがクリアされて、多くの問題が解決します。
大容量ファイルを賢く管理する方法
写真ライブラリの最適化
写真が容量を圧迫している場合の対処法です。
iCloud写真を使う:
- 写真アプリ → 設定 → iCloud
- 「Macストレージを最適化」を選択
これで、オリジナルはiCloudに、Macには縮小版だけ保存されます。
外付けドライブに移動:
- 写真ライブラリを外付けSSDにコピー
- Optionキーを押しながら写真アプリを起動
- 外付けドライブのライブラリを選択
動画・音楽ファイルの整理
大容量ファイルの代表格、動画と音楽の管理方法です。
確認すべきポイント:
- ムービーフォルダの古い動画
- GarageBandの不要なプロジェクト
- Final Cut Proのレンダリングファイル
- ポッドキャストのダウンロード済みエピソード
やってはいけない!危険なクリーンアップ
⚠️ 絶対に削除してはいけないもの
以下のフォルダ・ファイルは絶対に削除しないでください:
- /System フォルダ内のファイル
- /Library フォルダ(~/Libraryは別)
- .app ファイル内のコンテンツ
- 知らない拡張子のファイル
⚠️ 怪しいクリーンアップアプリに注意
「Mac Cleaner Pro」みたいな有料アプリの広告、よく見かけますよね。
でも実は、macOSの標準機能だけで十分クリーンアップできるんです。怪しいアプリをインストールする前に、この記事の方法を試してみてください。
信頼できる無料アプリ:
- AppCleaner:アプリの完全削除
- OmniDiskSweeper:容量分析
- Onyx:システムメンテナンス
定期メンテナンスのスケジュール
毎週やること
- デスクトップの整理
- ダウンロードフォルダの確認
- ゴミ箱を空にする
毎月やること
- キャッシュクリア
- 不要なアプリの削除
- ストレージ使用状況の確認
3ヶ月に1回やること
- セーフモードでの起動
- ディスクユーティリティでFirst Aid実行
- Time Machineバックアップの整理
トラブルシューティング
Q:クリーンアップしても容量が増えない
A: 「パージ可能」な領域が原因かもしれません。
ターミナルで以下のコマンドを実行:
sudo purge
(パスワード入力が必要)
Q:「その他」や「システムデータ」が異常に大きい
A: Time Machineのローカルスナップショットが原因の可能性大。
解決方法:
- Time Machineの設定を開く
- 一時的にバックアップをオフにする
- 24時間待つ
- 再度オンにする
Q:アプリを削除したのに容量が減らない
A: アプリの関連ファイルが残っています。
以下の場所も確認:
~/Library/Application Support/[アプリ名]
~/Library/Preferences/
~/Library/Caches/[アプリ名]
まとめ:快適なMacライフを取り戻そう!
今回紹介した方法を実践すれば、あなたのMacは必ず速くなります。
今すぐやるべき3つのこと
- ストレージ状況を確認して、何が容量を食っているか把握
- ゴミ箱とダウンロードフォルダを今すぐ整理
- 月1回のキャッシュクリアを習慣化
覚えておいてほしいこと
- 定期的なメンテナンスが大切
- 怪しいアプリに頼らなくても大丈夫
- バックアップを取ってから作業する
最後に、これだけは忘れないでください。
Macは適切にメンテナンスすれば、5年でも10年でも快適に使えます。
新しいMacを買う前に、まずはこの記事の方法を試してみてくださいね。きっと、あなたのMacが生まれ変わったように感じるはずです!
困ったときは、またこの記事に戻ってきてください。一緒に、快適なMacライフを楽しみましょう!
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