朝パソコンを開いたら、WordもExcelも見当たらない…。 そんな経験、本当に焦りますよね。
実は、Officeが突然消える問題は意外と多くの人が経験しています。 でも安心してください。ほとんどの場合、簡単に解決できるんです。
この記事では、Officeを確実に復活させる方法を、 初心者の方でも迷わないよう、順番にご説明します。
大切な仕事のファイルも、ちゃんと残っているので心配いりません。 一緒に解決していきましょう!
なぜOfficeは突然消えるの?よくある3つの原因

1. Windows更新プログラムの影響
Windowsの大型アップデート後に、Officeが見えなくなることがあります。 実際には消えていないのに、スタートメニューから消えてしまうケースです。
2. ライセンス認証の期限切れ
Microsoft 365(旧Office 365)を使っている場合、 サブスクリプションの期限が切れると、アプリが使えなくなります。 月額料金の支払いが止まっていないか、確認が必要かもしれません。
3. セキュリティソフトの誤動作
まれに、ウイルス対策ソフトがOfficeのファイルを 誤って削除してしまうことがあります。 特に無料のセキュリティソフトで起こりやすい現象です。
まず試してほしい!10秒でできる簡単チェック
再インストールの前に、これを試してみてください。 意外とこれだけで解決することも多いんです。
ステップ1:スタートメニューで検索
- キーボードの「Windowsキー」を押す
- そのまま「Word」や「Excel」と入力
- 検索結果に表示されたら、そこから起動できます
ここで見つかった場合 → スタートメニューにピン留めし直せばOK!
ステップ2:すべてのアプリを確認
- スタートボタンをクリック
- 「すべてのアプリ」を選択
- 「M」の項目まで下にスクロール
- 「Microsoft Office」のフォルダを探す
見つからない場合は、次の再インストール手順に進みましょう。
【本題】Officeを再インストールする3つの方法
あなたの状況に合わせて、最適な方法を選んでください。
方法1:Microsoft 365の場合(サブスクリプション版)
この方法が向いている人
- 月額または年額でOfficeを契約している
- Microsoft 365 PersonalやFamilyを使っている
手順:
- Microsoftアカウントにサインイン
- account.microsoft.com にアクセス
- Officeを購入したときのメールアドレスでログイン
- サービスとサブスクリプションを開く
- 画面上部の「サービスとサブスクリプション」をクリック
- Microsoft 365の項目を探す
- インストールボタンをクリック
- 「インストール」または「再インストール」ボタンを押す
- ダウンロードが始まります(約3GB)
- セットアップファイルを実行
- ダウンロードしたファイルをダブルクリック
- 画面の指示に従って進める
- 完了まで約10~15分待つ
方法2:買い切り版Office(2019、2021、2024など)の場合
この方法が向いている人
- 一度購入したら永続的に使えるOfficeを持っている
- プロダクトキーがある(25文字の英数字)
手順:
- Microsoftアカウントページへ
- account.microsoft.com/services を開く
- 購入時のアカウントでサインイン
- 購入済み製品を確認
- 「購入済みの製品」セクションを見る
- お使いのOfficeバージョンを見つける
- インストール開始
- 「インストール」ボタンをクリック
- もしプロダクトキーを求められたら、購入時のメールや箱を確認
- インストール完了を待つ
- 自動的にWord、Excel、PowerPointなどがインストールされます
- インターネット速度により15~30分程度
方法3:プロダクトキーしかない場合
手順:
- セットアップページへアクセス
- office.com/setup を開く
- プロダクトキーを入力
- 25文字のキーを入力(ハイフンは自動で入ります)
- 例:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
- 国と言語を選択
- 日本、日本語を選択
- ダウンロードとインストール
- 指示に従って進めるだけ
大切なデータはどうなる?ファイルの復旧について
安心してください! Officeが消えても、作成したファイルは消えません。
ファイルの保存場所
- ドキュメントフォルダ:通常はここに保存されています
- OneDrive:自動保存設定の場合はクラウドに残っています
- デスクトップ:ここに保存したファイルもそのまま
OneDriveから復元する方法
- onedrive.com にアクセス
- Microsoftアカウントでサインイン
- 必要なファイルをダウンロード
Word、Excel、PowerPointのファイルは、 Officeを再インストールすれば、またすぐに開けるようになります。
それでも解決しない時のトラブルシューティング
Q:「インストール」ボタンが見つからない
A: サブスクリプションの有効期限を確認してください。 期限切れの場合は、更新が必要です。 支払い方法に問題がないか、クレジットカード情報も確認しましょう。
Q:インストール中にエラーが出る
A: 以下を順番に試してください:
- パソコンを再起動
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効化
- Windows Updateを最新にする
- Microsoftサポートツールを使用する
Q:プロダクトキーがわからない
A: 確認できる場所:
- 購入確認メール(メールボックスで「Office」「Microsoft」で検索)
- Amazonなどの購入履歴
- パソコンに貼られているシール(プリインストール版の場合)
- Microsoftアカウントの購入履歴
Q:どのOfficeを使っていたかわからない
A: コントロールパネルで確認:
- 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」
- 検索ボックスに「Office」と入力
- インストールされているOfficeのバージョンが表示されます
再インストール後の初期設定
無事にインストールできたら、以下の設定をしておくと便利です。
1. 自動保存をオンにする
Word、Excelを開いて、左上の「自動保存」をオンに。 これで作業中のファイルが自動的にOneDriveに保存されます。
2. 既定のアプリに設定
- 設定 → アプリ → 既定のアプリ
- .docx → Word、.xlsx → Excel に設定
3. Outlookのメール設定
メールアドレスとパスワードを入力するだけで、 自動的に設定が完了します。
まとめ:もう慌てなくて大丈夫
Officeが消えてしまっても、落ち着いて対処すれば必ず解決できます。
今回のポイント:
- まずはスタートメニューで検索してみる
- Microsoftアカウントから再インストールが基本
- ファイルは消えていないので安心
- プロダクトキーは大切に保管
もし今回の方法で解決しない場合は、 Microsoftの公式サポート(電話:0120-54-2244)も利用できます。 平日の9:00~18:00、土日の10:00~18:00に対応しています。
この記事が、あなたの問題解決の助けになれば嬉しいです。 Officeを無事に復活させて、快適な作業環境を取り戻しましょう!
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