「フレンドじゃない人をグループDMに誘いたい」 「共通サーバーのメンバーとグループDMを作りたい」 「一時的なグループチャットが必要だけど、サーバーを作るほどじゃない」 「フレンド申請せずにグループで話したい」
こんな状況、よくありますよね。
でも、DiscordのグループDMには意外と知られていない制限があるんです。 特に「フレンド以外を追加できるのか」という点は、多くの人が悩むポイント。
実は、条件次第では可能なんです。 ただし、いくつかの重要な制限があります。
この記事を読めば、グループDMの仕組みを完全に理解し、 目的に応じた最適な方法を選べるようになります。
【重要】グループDMの基本ルールと制限

グループDMとは?
グループDMは、最大10人までの小規模なプライベートチャットです。 サーバーを作るほどではない、少人数での会話に最適。
特徴:
- 最大10人まで(自分含む)
- テキスト・音声・ビデオ通話可能
- ファイル共有可能
- サーバー不要
フレンド以外を追加できる条件
実は、フレンド以外も追加できます!
ただし、以下の条件があります:
- 共通のサーバーに所属している
- 相手のプライバシー設定が許可している
- 相手にブロックされていない
- グループDMの人数上限(10人)に達していない
これらの条件を全て満たせば、フレンドでなくてもグループDMに追加可能です。
できること・できないこと
✅ できること:
- 共通サーバーのメンバーを追加
- フレンドとフレンド以外の混在
- 後から人を追加
- メンバーの削除(作成者のみ)
❌ できないこと:
- 共通サーバーがない人を追加
- 11人以上のグループ作成
- 相手が拒否設定している場合の追加
- 削除されたメンバーの再追加(相手が拒否した場合)
実践!グループDMの作成方法
方法1:DMリストから作成(基本的な方法)
手順:
- Discordを開く
- 左側のDMリストで、既存のDMを右クリック
- 「グループDMを作成」を選択
- 追加したい人を選択
- 「グループDMを作成」をクリック
ポイント: この画面では、フレンドと共通サーバーのメンバーが表示されます。
方法2:フレンドリストから作成
手順:
- ホーム画面のフレンドタブを開く
- 右上の「新しいグループDM」アイコンをクリック
- メンバーを選択
- グループ作成
方法3:既存グループに追加
手順:
- 既存のグループDMを開く
- 右上のメンバーアイコンをクリック
- 「友達を追加」をクリック
- 追加したい人を選択
注意: グループ作成者以外も新メンバーを追加できます。
フレンド以外を追加する具体的な手順
ステップ1:共通サーバーの確認
まず、追加したい相手と共通のサーバーにいるか確認します。
確認方法:
- 任意のサーバーを開く
- メンバーリストを表示
- 相手の名前を検索(Ctrl+K)
ステップ2:プライバシー設定の確認
相手がDMを受け付ける設定になっているか確認が必要です。
相手の設定次第では追加できません:
- サーバーメンバーからのDMを拒否
- グループDMへの追加を拒否
ステップ3:グループDMへの招待
実際の追加手順:
- グループDMを作成または開く
- 「友達を追加」をクリック
- 検索バーに相手の名前を入力
- 共通サーバーのタブから選択
- 「グループDMに追加」をクリック
よくあるトラブルと解決法
Q:共通サーバーのメンバーが表示されない
原因と対策:
1. 相手のプライバシー設定
相手側の設定:
ユーザー設定 → プライバシー・安全
→ サーバーのプライバシーのデフォルト
→ 「サーバーメンバーからのDMを許可する」がオフ
対策: 相手に設定変更を依頼
2. サーバー固有の設定
特定サーバーでのみDM拒否している可能性
サーバー別にプライバシー設定が可能
対策: 別の共通サーバー経由で試す
3. ブロックされている
対策: 別の人に仲介してもらう
Q:「このユーザーを追加できません」エラー
考えられる原因:
- グループDMの上限(10人)到達
- 相手がグループDMを拒否設定
- 相手が一度グループから退出した
- 相手のアカウントが制限中
解決策:
- 人数を確認(9人以下か)
- 新しいグループDMを作成
- サーバーの利用を検討
Q:追加したのに相手に通知が行かない
原因:
- 相手の通知設定
- オンライン状態の設定
- Discordアプリの不具合
対策:
- 相手に直接DMで連絡
- @メンションを使用
- 共通サーバーで声をかける
フレンド以外とグループチャットする代替方法
方法1:小規模サーバーを作成
メリット:
- 人数制限なし
- 高度な権限管理
- チャンネル分けが可能
- ボイスチャンネル複数作成可
デメリット:
- 設定が複雑
- 管理の手間
作成手順:
1. 左サイドバーの「+」をクリック
2. 「オリジナルを作成」を選択
3. 「自分と友達のため」を選択
4. サーバー名を入力
5. 招待リンクを共有
方法2:既存サーバーでプライベートチャンネル作成
設定方法:
1. サーバーでチャンネル作成
2. プライベートチャンネルに設定
3. 特定のロール/メンバーのみアクセス許可
メリット:
- 既存インフラの活用
- 権限管理が簡単
方法3:スレッド機能を活用
使い方:
1. サーバーの任意のメッセージから
2. 「スレッドを作成」
3. プライベートスレッドを選択
4. メンバーを招待
特徴:
- 一時的な会話に最適
- 自動アーカイブ機能
- 最大1,000人まで
方法4:ステージチャンネルの活用
音声メインの場合は、ステージチャンネルも選択肢です。
特徴:
- 発言者を限定可能
- 大人数対応
- 配信的な使い方
プライバシーとセキュリティの注意点
グループDMのプライバシー設定
自分を守る設定:
ユーザー設定 → プライバシー・安全
□ サーバーメンバーからのDMを許可する
□ 既定でサーバーメンバーからのメッセージリクエストを許可
これらをオフにすると、フレンド以外からの招待を防げます。
知らない人をグループDMに入れるリスク
注意すべき点:
- メッセージ履歴が全て見られる
- 他のメンバーの情報が見える
- ファイル共有のリスク
- 退出後も履歴は残る
対策:
- 重要な情報は共有しない
- 知らない人は慎重に追加
- 定期的にメンバー確認
- 必要なくなったら解散
グループDMの履歴管理
重要: グループDMの履歴は完全削除できません
できること:
- 自分の発言を個別削除
- グループから退出
- グループDMを非表示
できないこと:
- 他人の発言削除
- グループ全体の削除
- 履歴の一括削除
スマホとPCでの操作の違い
iOS/Androidでの操作
グループDM作成:
- ホームタブを開く
- 右上の吹き出しアイコン
- 「新しいグループDM」
- メンバー選択
- 作成
特徴:
- 操作はシンプル
- 共通サーバーメンバーも表示
- 検索機能あり
PC版での操作
より詳細な管理が可能:
- ドラッグ&ドロップでメンバー追加
- 複数選択が簡単
- キーボードショートカット対応
ショートカット:
- Ctrl+Shift+T:新規グループDM
- Ctrl+K:ユーザー検索
便利な活用シーン10選
1. ゲームの固定メンバー
フレンド申請するほどではないが、定期的にプレイする仲間とのグループ。
2. 勉強会・作業通話
共通サーバーの数人で勉強会。カメラオフで作業通話。
3. イベント打ち合わせ
サーバーイベントの運営メンバーだけの打ち合わせ。
4. 一時的なプロジェクト
短期プロジェクトのメンバーとの連絡用。
5. トレード・売買の交渉
ゲーム内アイテムの取引など、一時的なやり取り。
6. オフ会の連絡
サーバーメンバーの一部でオフ会企画。
7. 相談・サポート
プライベートな相談を複数人で。
8. コラボ企画
クリエイター同士のコラボ打ち合わせ。
9. 言語交換
言語学習サーバーから数人でグループ作成。
10. 緊急連絡網
サーバー管理者間の緊急連絡用。
よくある質問(FAQ)
Q:グループDMの所有者は変更できる?
A: できません。作成者が固定の所有者となります。 作成者が退出しても、グループは残りますが、一部機能が制限されます。
Q:グループDMに既読機能はある?
A: ありません。個人DMと同様、既読表示機能は存在しません。
Q:グループDMをサーバーに変換できる?
A: 直接変換はできません。新規にサーバーを作成し、メンバーを招待する必要があります。
Q:退出したグループDMに再参加できる?
A: 誰かに再度招待してもらえば可能です。ただし、一度拒否設定した場合は再参加できません。
Q:グループDMの通話は録音できる?
A: Discord公式機能では録音できません。Craig botなども使用不可。OBSなどの外部ツールが必要。
トラブル時の最終手段
どうしても追加できない場合
1. フレンド申請を送る 最も確実な方法。一時的でもフレンドになる。
2. 共通サーバーを作る 小規模サーバーを作成し、全員を招待。
3. 仲介者を通す 共通のフレンドに仲介してもらう。
4. 別のプラットフォーム 一時的にLINEやSkypeなど別サービスを使用。
プロのテクニック
グループDMの命名規則
デフォルトではメンバー名の羅列になりますが、ニックネームを付けられます。
設定方法:
- グループDM上部の名前をクリック
- 「グループDMの編集」
- 名前を変更
命名例:
- 「〇〇プロジェクト」
- 「△△ゲーム固定メンバー」
- 「勉強会グループ」
通知の最適化
グループDMを右クリック → 通知設定
- すべてのメッセージ
- @メンションのみ
- なし
用途に応じて使い分けましょう。
ピン留め活用
重要なメッセージはピン留めして、いつでも確認できるようにしましょう。 グループDMでも最大50件までピン留め可能。
まとめ:目的に応じた最適な選択を
グループDMは便利な機能ですが、フレンド以外を追加する際は制限があります。
覚えておくべきポイント:
- 共通サーバーが必要
- 相手の設定次第で追加不可
- 最大10人の制限
状況別おすすめ:
- 3-4人の少人数 → グループDM
- 5-10人 → グループDMまたは小規模サーバー
- 11人以上 → サーバー作成
- 一時的 → スレッド機能
この記事を参考に、あなたの目的に最適な方法を選んでください。
フレンド以外ともスムーズにコミュニケーションを取り、 Discordをもっと便利に活用しましょう!
コメント