「もうDiscord使わないから、アカウント消したい」 「個人情報が心配だから、きれいさっぱり削除したい」 「新しいアカウントを作り直したい」
いろんな理由でアカウント削除を考えていると思います。
でも、ちょっと待ってください。 Discordのアカウント削除には**「完全削除」と「無効化」の2種類**があるんです。
この違いを知らないで削除すると、後悔することもあります。 まずは自分にとってどちらが最適なのか、一緒に確認していきましょう。
削除と無効化の違い|どっちを選ぶべき?

アカウント無効化とは?
一時的にアカウントを休眠させる機能です。
無効化の特徴:
- いつでも復活できる
- データはすべて保存される
- 他の人からは「削除されたユーザー」として表示
- メールアドレスとユーザー名は使用中のまま
こんな人におすすめ:
- しばらくDiscordを休みたい
- また使うかもしれない
- 思い出のメッセージを残しておきたい
アカウント完全削除とは?
データを含めて完全に消去する機能です。
完全削除の特徴:
- 14日間の猶予期間がある(この間なら取り消し可能)
- 14日後にすべてのデータが永久削除
- メールアドレスとユーザー名が再利用可能になる
- 二度と復活できない
こんな人におすすめ:
- 完全にDiscordと決別したい
- 同じメールアドレスで新規登録したい
- 個人情報を完全に消したい
アカウント削除前の5つの重要チェックポイント
削除ボタンを押す前に、必ず確認してほしいことがあります。
1. 所有しているサーバーの管理権限を移行する
なぜ重要? あなたがオーナーのサーバーは、アカウント削除と同時にサーバーごと消えます。
確認方法:
- 左側のサーバー一覧を確認
- 王冠マークがついているサーバーがあなたのサーバー
- サーバー設定 → メンバー → 所有権を移行
2. 大切なメッセージや画像を保存する
保存すべきもの:
- 思い出のメッセージ
- 共有した画像や動画
- 重要な情報(パスワードなど)
保存方法:
- スクリーンショットを撮る
- テキストをコピーしてメモ帳に保存
- 画像は右クリックして保存
3. 有料サブスクリプション(Nitro)を解約する
確認場所:
- ユーザー設定 → サブスクリプション
- 「Nitroを解約」をクリック
Discord Nitroに加入している場合、アカウント削除前に必ず解約しましょう。 解約しないと、削除後も課金が続く可能性があります。
4. 連携しているアプリやボットを確認する
確認場所:
- ユーザー設定 → 認証済みアプリ
ゲームやその他のサービスとDiscordを連携している場合、削除前に連携を解除しておくと安心です。
5. フレンドリストをメモする
削除後はフレンドリストも消えるので、また繋がりたい人の情報は別途保存しておきましょう。
- ユーザー名をメモ
- 他のSNSアカウントを交換
- 別の連絡手段を確保
【本題】PCでDiscordアカウントを削除する手順
それでは、実際の削除手順を説明します。 PCとスマホで少し違うので、両方紹介しますね。
PC版(ブラウザ・デスクトップアプリ共通)
ステップ1:ユーザー設定を開く
- Discordを開く
- 画面左下の歯車アイコン(ユーザー設定)をクリック
ステップ2:マイアカウントページへ
- 左側のメニューから「マイアカウント」をクリック
- パスワードの入力を求められたら入力
ステップ3:削除または無効化を選択
画面を下にスクロールすると、2つのボタンが見えます:
- 「アカウントを無効化」(青いボタン)
- 「アカウントを削除」(赤いボタン)
どちらか選んでクリック。
ステップ4:削除理由を選択(任意)
削除理由を聞かれますが、答えなくても大丈夫です。 スキップしたい場合は「理由を選択しない」でOK。
ステップ5:パスワードを入力して確認
- 現在のパスワードを入力
- 「アカウントを削除」ボタンをクリック
ステップ6:最終確認
本当に削除するか最終確認が出ます。 問題なければ「削除する」をクリック。
これで削除手続きは完了です! 14日後に完全削除されます。
スマホアプリでアカウントを削除する手順
iPhone/Androidアプリ共通
ステップ1:プロフィール画面を開く
- 画面右下の自分のアイコンをタップ
- 「アカウント」をタップ
ステップ2:アカウント設定へ
- 「アカウント情報」をタップ
- パスワードを入力
ステップ3:削除オプションを選択
画面を下にスクロールして:
- 「アカウントを無効化」
- 「アカウントを削除」
どちらかをタップ。
ステップ4:削除を確定
- パスワードを再度入力
- 「削除する」をタップ
注意点: スマホアプリの場合、削除オプションが見つからないことがあります。 その場合は、ブラウザからdiscord.com
にアクセスして削除してください。
アカウント削除後はどうなる?知っておくべき影響
すぐに起こること(削除直後)
- ログアウトされる
- フレンドリストからあなたの名前が消える
- 送信したメッセージは「削除されたユーザー」の名前で残る
- プロフィール画像がデフォルトアイコンになる
14日間の猶予期間中
- 削除の取り消しが可能
- メールアドレスでログインすると復活
- データはまだ保持されている
14日後(完全削除後)
- すべてのデータが永久削除
- メールアドレスが再利用可能になる
- ユーザー名が他の人も使えるようになる
- 二度と復活できない
残るものと消えるもの
残るもの:
- 送信済みメッセージ(「削除されたユーザー」として)
- 他人のサーバーでの活動履歴
消えるもの:
- プロフィール情報
- フレンドリスト
- サーバー参加情報
- DM履歴(相手側には残る)
- 所有していたサーバー
よくある質問とトラブル解決

Q1:削除をキャンセルしたい
14日以内なら復活可能です:
- Discord ログイン画面へ
- 削除したアカウントのメールアドレスとパスワードでログイン
- 「アカウントを復元」をクリック
Q2:パスワードを忘れて削除できない
解決方法:
- ログイン画面で「パスワードを忘れた」をクリック
- メールアドレスを入力
- 送られてきたメールからパスワードリセット
- 新しいパスワードで削除手続き
Q3:削除ボタンが見つからない
確認ポイント:
- ブラウザ版を試す(アプリより確実)
- 「マイアカウント」ページの一番下までスクロール
- それでも見つからない場合は、アプリを最新版に更新
Q4:削除したのにメールが届く
削除後もしばらくはメールが届くことがあります。
- 14日間の猶予期間中は届く可能性あり
- 完全削除後も数日は届くことがある
- 1週間以上続く場合はサポートに連絡
Q5:新しいアカウントをすぐ作れる?
作れます!ただし:
- 同じメールアドレスは14日後から使用可能
- 別のメールアドレスならすぐに作成可能
- 同じユーザー名も14日後から使用可能
アカウント削除の代替案|本当に削除が必要?
方法1:通知をすべてオフにする
削除しなくても、通知を切れば煩わしさから解放されます。
- 設定 → 通知 → すべて無効化
方法2:ステータスを「オフライン」に固定
オンラインに見せたくない場合:
- 設定 → ステータス → オフライン表示
方法3:特定のサーバーだけ脱退
問題のあるサーバーだけ抜ける:
- サーバー名を右クリック → サーバーから脱退
方法4:DM(ダイレクトメッセージ)を制限
知らない人からの連絡を防ぐ:
- 設定 → プライバシー・安全 → 安全第一に設定
アカウント削除前の最終チェックリスト
削除ボタンを押す前に、もう一度確認してください:
必須確認項目:
- [ ] 所有サーバーの管理権限を移行した
- [ ] Discord Nitroを解約した
- [ ] 大切なメッセージを保存した
- [ ] フレンドの連絡先をメモした
- [ ] 連携アプリを確認した
削除方法の選択:
- [ ] 無効化で十分? → また使うかも
- [ ] 完全削除が必要? → 二度と使わない
タイミングの確認:
- [ ] 今すぐ削除が必要?
- [ ] 14日間の猶予期間を理解した?
まとめ:後悔しないアカウント削除のために
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
Discordアカウントの削除は、簡単な操作ですが取り返しのつかない行動でもあります。
最後にもう一度確認:
- 無効化なら、いつでも戻ってこれる
- 完全削除なら、14日後にすべて消える
- 削除前の準備が一番大切
もし「ちょっと休みたいだけ」なら、無効化をおすすめします。 「新しくやり直したい」なら、完全削除もアリです。
でも、どちらを選ぶにしても、この記事のチェックリストを確認してから実行してくださいね。
削除後の選択肢:
- 新規アカウントで再スタート
- 他のコミュニケーションツールを試す
- SNS離れでリアルを充実させる
あなたにとって最良の選択ができることを願っています!
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