Discord配信で音が出ない問題を完全解決!画面共有の音声トラブル対処法

Discord

「ゲーム配信してるのに、音が相手に届かない!」 「YouTube一緒に見たいのに、動画の音が共有されない…」 「自分には聞こえてるのに、なんで相手には聞こえないの?」

Discordの画面共有(Go Live)や配信機能で、映像は見えるのに音声が出ないトラブルは本当によくある問題です。

でも大丈夫!この記事では、音が出ない原因を特定して確実に解決する方法を、初心者でも分かるように徹底解説します。

5分後には、完璧な音声付き配信ができるようになりますよ!


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Discord配信の音声システムを理解しよう

3種類の音声を区別する

Discordの配信では3種類の音声が存在します。これを理解することが解決への第一歩です!

【音声の種類と特徴】

音声の種類説明デフォルト設定よくある問題
マイク音声あなたの声常に送信問題なく聞こえる
アプリケーション音声ゲームや動画の音要設定聞こえないことが多い
システム音声PC全体の音要設定設定が複雑

**重要:**画面共有を開始しただけでは、アプリケーション音声は共有されません!


【即解決】配信タイプ別の音声設定方法

方法1:アプリケーション配信(最も確実)

特定のアプリケーションだけを配信する方法です。

【設定手順】

  1. ボイスチャンネルに参加
  2. 「画面共有」ボタンをクリック
    • 画面下部のモニターアイコン
    • または「動画」ボタン
  3. 「アプリケーション」タブを選択
  4. 配信したいアプリを選択 例: - ゲーム(Minecraft、Apex Legends等) - ブラウザ(Chrome、Firefox等) - 動画プレイヤー(VLC等)
  5. ⚠️ 重要:「サウンド」をオンにする
    • トグルスイッチを必ずオンに!
    • これを忘れると音が出ません
  6. 「Go Live」をクリック

【チェックポイント】 ✅ 「サウンド」トグルがオンになっているか ✅ 音量バーが動いているか ✅ 配信品質が適切か(720p 30fps推奨)


方法2:画面全体の配信

デスクトップ全体を配信する場合の設定です。

【Windows での設定】

  1. 画面共有を開始
  2. 「画面」タブを選択
  3. 配信する画面を選択
  4. 「サウンド」をオン(重要!)
  5. Go Live をクリック

【Mac での設定】

⚠️ Mac の制限事項:

  • macOS はシステム音声の直接共有が制限されています
  • 追加ソフトが必要な場合があります(後述)

方法3:ブラウザ版Discord の設定

ブラウザ版には特有の設定が必要です。

【Chrome/Edge での設定】

  1. 画面共有開始時のポップアップ
  2. 「Chromeタブ」を選択
  3. 下部の「タブの音声を共有」にチェック ⚠️ これが最重要!見落としやすいので注意
  4. 共有をクリック

【Firefox での設定】

  • 残念ながら音声共有は制限的
  • アプリ版の使用を推奨

プラットフォーム別の詳細設定

Windows 10/11 の設定

【ステレオミキサーの有効化】

システム音声を共有するための設定:

  1. サウンド設定を開く タスクバーの音量アイコン右クリック → サウンドの設定 → サウンドコントロールパネル
  2. 録音タブで設定 右クリック → 「無効なデバイスの表示」にチェック ステレオミキサーが表示されたら: - 右クリック → 有効化 - 既定のデバイスに設定
  3. Discord で選択
    • 音声設定 → 入力デバイス
    • ステレオミキサーを選択

【音量ミキサーの確認】

タスクバー音量アイコン右クリック
→ 音量ミキサーを開く
→ Discord の音量が下がっていないか確認
→ 配信するアプリの音量も確認

macOS の設定と制限

【Mac の音声共有問題】

macOS はセキュリティ上の理由で、システム音声の共有に制限があります。

解決策1:BlackHole(無料)

  1. BlackHole をインストール
    • 公式サイトからダウンロード
    • 仮想オーディオデバイスとして機能
  2. Audio MIDI 設定 アプリケーション → ユーティリティ → Audio MIDI設定 → 複数出力装置を作成 → BlackHole と通常の出力を選択
  3. Discord で BlackHole を選択

解決策2:OBS Virtual Camera

  • OBS で音声込みでキャプチャ
  • 仮想カメラとして Discord に送信

ゲーム別の音声設定ガイド

人気ゲームの設定例

【ゲームごとの注意点】

ゲーム設定方法注意点
Minecraftアプリ選択→サウンドONJava版推奨
Apex Legendsアプリ選択→サウンドONフルスクリーンボーダレス推奨
Valorantアプリ選択→サウンドONVanguardが干渉する場合あり
原神アプリ選択→サウンドON管理者権限で起動
Steam ゲームSteam自体を選択ゲーム個別より安定

【フルスクリーンゲームの対処】

フルスクリーン専用の問題:

  1. ボーダレスウィンドウモードに変更
  2. ウィンドウモードで配信
  3. OBS経由で配信

トラブルシューティング完全版

症状別の解決法

【よくある症状と対策】

症状原因解決法
音が全く出ないサウンド未選択配信設定で「サウンド」をオン
音が小さい音量設定Windowsミキサーで音量確認
音が途切れる帯域不足配信品質を下げる(720p→480p)
特定アプリだけ無音音声出力先アプリの音声設定確認
エコーする音声ループヘッドホン使用、スピーカー音量下げる
遅延がひどいサーバー地域音声地域を変更

配信相手側の確認事項

【視聴者側でチェックすべきこと】

実は視聴者側の設定が原因の場合も!

視聴者に確認してもらう項目:

  1. 音量設定 配信プレイヤーの音量アイコン → ミュートになっていないか → 音量が0になっていないか
  2. Discord の出力設定 設定 → 音声・ビデオ → 出力音量 100%になっているか確認
  3. 個別音量調整 配信者を右クリック → ユーザーの音量 → 200%まで上げてみる

Go Live vs ストリーミングモード

それぞれの特徴と使い分け

【機能比較表】

項目Go Liveストリーミングモード
対象サーバー内全体配信
画質最大720p(無料)1080p/60fps(Nitro)
音声品質標準高品質可能
同時視聴50人まで制限なし
CPU負荷低い高い

【使い分けのポイント】

  • 友達と:Go Live
  • 大人数:ストリーミングモード
  • 高画質:Nitro必須

高度な音声設定テクニック

VoiceMeeter で完璧な音声制御

【VoiceMeeter Banana の活用】

無料の仮想ミキサーで音声を完全制御:

  1. VoiceMeeter をインストール
  2. 入力設定 Hardware Input 1:マイク Hardware Input 2:システム音声 Virtual Input:Discord
  3. 出力設定 A1:ヘッドホン B1:仮想ケーブル(Discord用)
  4. Discord で仮想ケーブルを選択

メリット:

  • 音声ごとに音量調整可能
  • エフェクト適用可能
  • 複数音源のミックス

OBS Studio 経由の配信

【最強の配信環境構築】

  1. OBS でシーン作成 ソース追加: - ゲームキャプチャ - 音声入力(マイク) - 音声出力(デスクトップ音声)
  2. 仮想カメラ起動 ツール → 仮想カメラ開始
  3. Discord で OBS Virtual Camera を選択

利点:

  • 完全な音声制御
  • 配信レイアウト自由
  • フィルター適用可能

よくある質問と回答

Q1:YouTube の音が共有できない

A:ブラウザとタブ音声共有を確認

Chrome の場合:

  1. Chrome タブを共有
  2. 「タブの音声を共有」にチェック
  3. YouTube タブを選択

Q2:特定の人だけ音が聞こえない

A:個別設定を確認

その人に確認してもらう:

  • Discord 再起動
  • 出力デバイス変更
  • キャッシュクリア

Q3:配信すると音がループする

A:音声経路を整理

  1. ヘッドホン使用必須
  2. マイク音声をミュート
  3. ステレオミキサー無効化

プラットフォーム別おすすめ設定

Windows ユーザー向け

最適設定:
1. アプリケーション配信
2. サウンド:オン
3. 品質:720p 30fps
4. 音声:ステレオ

Mac ユーザー向け

推奨設定:
1. BlackHole導入
2. 複数出力デバイス作成
3. アプリケーション個別配信

モバイル版の制限

【スマホ/タブレットでは】

  • 画面共有は可能
  • 音声共有は不可
  • 将来的に対応予定

回避策:

  • PC版を使用
  • 外部配信アプリ経由

設定チェックリスト

配信前の最終確認

【必須チェック項目】

  • [ ] ボイスチャンネルに参加している
  • [ ] 配信時「サウンド」がオンになっている
  • [ ] Windows音量ミキサーで音量確認
  • [ ] 配信するアプリが起動している
  • [ ] フルスクリーンではなくウィンドウモード
  • [ ] ヘッドホンを使用している
  • [ ] 相手の音量設定を確認済み
  • [ ] テスト配信で音声確認
  • [ ] CPU/メモリに余裕がある
  • [ ] インターネット速度が十分(上り5Mbps以上)

トラブル予防のベストプラクティス

安定配信のための設定

【推奨環境】

PC スペック:
- CPU:4コア以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:内蔵でも可

ネットワーク:
- 上り:5Mbps以上
- Ping:50ms以下

Discord設定:
- ハードウェアアクセラレーション:オン
- 音声地域:自動
- 配信品質:自動調整

まとめ:完璧な音声配信を実現しよう!

Discord 配信で音が出ない問題について、原因から解決方法まで詳しく解説してきました。

✨ 重要ポイント

🎯 まず確認すること

  1. 配信時「サウンド」をオンに
  2. アプリケーション配信を選択
  3. 音量設定を確認
  4. 相手側の設定も確認

🔊 配信タイプ別対策

  • アプリ配信:最も確実
  • 画面配信:サウンド設定必須
  • ブラウザ:タブ音声共有

🛠️ 高度な解決策

  • VoiceMeeter で音声制御
  • OBS 経由で配信
  • BlackHole(Mac)

💡 トラブル予防

  • ウィンドウモード推奨
  • ヘッドホン使用
  • 定期的な設定確認

これらの設定を確認すれば、必ず音声付き配信ができるようになります。

最初は「アプリケーション配信」で「サウンド」をオンにすることから始めましょう。

素敵な配信ライフを楽しんでください!

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