スマホに突然現れる「ストレージがいっぱいです」の通知。Googleフォトを開いてみると、何年分もの写真が山のように…。
「一枚ずつ削除なんて、いつまでかかるの?」
そんな悩みを抱えているあなたに朗報です!実はGoogleフォトには、複数の写真をまとめて削除できる便利な方法があるんです。しかも、間違って消してしまった写真も60日間は復元可能。安心して整理できますよ。
この記事では、パソコンとスマホそれぞれでの一括削除方法から、削除前に知っておくべき注意点まで、詳しく解説していきます。
まず知っておきたい!削除前の重要ポイント

削除したらどうなる?3つの影響
1. すべてのデバイスから消える Googleフォトで削除すると、同じアカウントでログインしているすべての端末から写真が消えます。
2. 共有アルバムからも消える 他の人と共有していたアルバムからも、その写真は消えてしまいます。
3. でも60日間は復元できる ゴミ箱に60日間保存されるので、間違えても大丈夫!
バックアップの確認方法
削除する前に、大切な写真は別の場所に保存しておきましょう。
確認手順:
- Googleフォトアプリを開く
- 右上のアカウントアイコンをタップ
- 「フォトの設定」を選択
- 「バックアップと同期」を確認
「バックアップ済み」と表示されていれば、クラウド上に保存されています。
パソコンで一括削除する方法(一番効率的!)
基本の一括選択テクニック
パソコンなら、マウスとキーボードを使って素早く選択できます。
方法1:連続した写真を選択
- 最初の写真をクリック
- Shiftキーを押しながら、最後の写真をクリック
- 間にある写真がすべて選択される
この方法なら、100枚でも1000枚でも一瞬で選択できちゃいます!
方法2:バラバラの写真を選択
- Ctrlキー(Macはcommandキー)を押しながら
- 削除したい写真を一つずつクリック
不要な写真だけをピンポイントで選べるので、大事な写真を残しながら整理できます。
方法3:日付でまとめて選択
- 左側のメニューから「フォト」を選択
- 日付の横にあるチェックマークをクリック
- その日の写真がすべて選択される
旅行や イベントの写真をまとめて削除したい時に便利ですね。
選択後の削除手順
- 右上のゴミ箱アイコンをクリック
- 「ゴミ箱に移動」を確認
- 完了!
スマートフォンで一括削除する方法
Android版の操作方法
基本の複数選択
- Googleフォトアプリを開く
- 写真を長押し(1秒ほど押し続ける)
- 選択モードに切り替わる
- 他の写真をタップして追加選択
- 上部のゴミ箱アイコンをタップ
月単位でまとめて選択する裏技
- 写真一覧を表示
- 月表示の日付を長押し
- その月の最初の写真が選択される
- 最後の写真まで指でスライド
iPhone版の操作方法
iPhoneでもAndroidとほぼ同じ操作です。
- 写真を長押しで選択モード
- 追加したい写真をタップ
- または、指でなぞって連続選択
- ゴミ箱アイコンで削除
スマホ版の便利な選択方法
日付ごとに選択: 画面を少しピンチアウト(二本指で広げる)すると、表示が変わって日付単位で選択しやすくなります。
容量を効率的に空ける!賢い削除戦略
何から消すべき?優先順位リスト
1. ブレた写真・失敗写真
- 同じ構図で何枚も撮った写真
- ピンボケ写真
- 指が写り込んだ写真
2. スクリーンショット
- 古いLINEの会話
- もう使わない情報画面
- 期限切れのクーポン画像
3. 重複している写真
- 連写した似たような写真
- 他のアプリで保存した同じ写真
容量を大きく削減するコツ
動画を優先的に削除
知ってましたか? 30秒の動画は、写真約50枚分の容量を使っています!
動画を整理するだけで、一気に容量を空けられます。
「高画質」設定を活用
Googleフォトの保存設定を「高画質」にすれば:
- 容量無制限で保存可能(2021年5月まで。現在は15GBまで無料)
- 写真は1600万画素まで圧縮
- でも、普通に見る分には十分きれい
ゴミ箱の管理と完全削除
ゴミ箱の仕組み
削除した写真は、すぐには消えません。60日間ゴミ箱に保管されます。
ゴミ箱の場所:
- パソコン:左側メニューの「ゴミ箱」
- スマホ:「ライブラリ」→「ゴミ箱」
今すぐ容量を空けたい時の完全削除
ゴミ箱からも削除すれば、即座に容量が解放されます。
手順:
- ゴミ箱を開く
- 「ゴミ箱を空にする」を選択
- 最終確認で「完全に削除」
注意: この操作は取り消せません!本当に不要な写真だけを完全削除しましょう。
削除できない!よくあるトラブルと解決法
Q1: 削除ボタンが表示されない
原因と対策:
- 共有アルバムの写真は、作成者以外削除不可
- 自分のライブラリから削除する必要があります
Q2: 削除したのに容量が減らない
確認ポイント:
- ゴミ箱を空にしたか?
- 他のGoogleサービス(Gmail、ドライブ)も確認
- 24時間待ってから再確認(反映に時間がかかることも)
Q3: 間違えて大切な写真を消してしまった!
復元方法:
- ゴミ箱を開く
- 復元したい写真を選択
- 「復元」ボタンをタップ
- 元の場所に戻ります
60日以内なら必ず復元できるので、慌てないでくださいね。
アーカイブ機能:削除せずに整理する賢い方法
アーカイブって何?
削除はしたくないけど、普段は見えなくしたい写真を隠す機能です。
- 容量は使うけど、写真は残る
- いつでも元に戻せる
- 検索では表示される
アーカイブの使い方
- 写真を選択
- 「…」メニューから「アーカイブ」を選択
- メインの写真一覧から消える
アーカイブした写真は、「ライブラリ」→「アーカイブ」から確認できます。
自動削除を防ぐ!大切な写真を守る方法
お気に入り機能を活用
大切な写真には「☆」マークを付けましょう。
メリット:
- 削除時に警告が出る
- 「お気に入り」フォルダーで管理しやすい
- 家族写真や思い出の写真を守れる
別アルバムで管理
「削除禁止」アルバムを作る:
- 新しいアルバムを作成
- 名前を「★大切な写真」などに
- 消したくない写真を移動
整理する時、このアルバムは触らないルールにすれば安心です。
定期的な整理を習慣化するコツ
月1回の整理デー
おすすめのタイミング:
- 月末の週末
- 給料日後の整理タイム
- 季節の変わり目
スマホのリマインダーに登録しておくと忘れません。
撮影時から意識する
撮った直後にチェック:
- ブレていたらすぐ削除
- 似た写真はベストショット以外削除
- スクリーンショットは用が済んだら削除
この習慣があれば、大量削除の必要がなくなります。
Googleフォトの代替保存先
容量不足の根本解決
他のクラウドサービスと併用:
- iCloud(iPhone利用者)
- Amazon Photos(プライム会員は写真無制限)
- OneDrive(Microsoft 365利用者)
- Dropbox
外付けハードディスクに保存: 本当に大切な写真は、物理的なバックアップも検討しましょう。
Google Oneで容量追加
月額250円から利用可能な有料プラン:
- 100GB:月額250円
- 200GB:月額380円
- 2TB:月額1,300円
家族で共有もできるので、意外とお得かもしれません。
まとめ:スッキリ整理で快適なフォトライフを!
Googleフォトの一括削除、思ったより簡単でしたよね?
今日から実践できる3つのポイント:
- パソコンならShiftキーで簡単一括選択 大量削除はパソコンが最速です
- 動画とスクリーンショットから削除 容量削減効果が大きい!
- 60日間は復元可能だから安心 間違えても大丈夫、思い切って整理しましょう
写真の整理は、部屋の掃除と同じ。定期的にやれば、そんなに大変じゃありません。
むしろ、過去の思い出を振り返る楽しい時間にもなりますよ。不要な写真を削除して、本当に大切な思い出だけを残す。そんなデジタル断捨離で、スマホも心もスッキリさせましょう!
さあ、今すぐGoogleフォトを開いて、最初の一歩を踏み出してみてください。きっと想像以上に簡単に、容量不足から解放されますよ。
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