「違う相手に送ってしまった…」 「誤字だらけのメッセージを送信…」 「送る前の下書きを間違えて送信…」 「感情的なメッセージを送って後悔…」
LINEで誤送信してしまった経験、誰にでもありますよね?
実は、LINEには「送信取り消し」と「削除」という2つの機能があるんです。でも、この2つの違いを正しく理解していないと、取り返しのつかないことになるかもしれません。
この記事では、送信取り消しと削除の決定的な違いから、使い方、時間制限、相手からの見え方まで、すべてを詳しく解説します。
もう誤送信で慌てることはなくなりますよ!
送信取り消しと削除の決定的な違い

一番重要な違いはこれ!
送信取り消し:
- 自分のトークからも消える
- 相手のトークからも消える
- 「メッセージの送信を取り消しました」と表示される
- 24時間以内なら実行可能
削除:
- 自分のトークからだけ消える
- 相手のトークには残ったまま
- 相手には何も通知されない
- いつでも実行可能
つまり、**相手にも消したいなら「送信取り消し」、自分の画面だけスッキリさせたいなら「削除」**です!
どんな時にどっちを使う?
送信取り消しを使う場面:
- 誤送信してしまった
- 間違った内容を送った
- 相手に見られたくない
- 送る相手を間違えた
削除を使う場面:
- 自分のトーク履歴を整理したい
- もう必要ない情報を消したい
- スマホの容量を空けたい
- 見返したくないメッセージがある
送信取り消しの使い方完全ガイド
基本的な操作方法
iPhone/Androidでの操作:
- 取り消したいメッセージを長押し
- メニューから「送信取り消し」を選択
- 「送信を取り消しますか?」で「送信取り消し」をタップ
- 完了!
PC版LINEでの操作:
- 取り消したいメッセージを右クリック
- 「送信取り消し」を選択
- 確認画面で「送信取り消し」をクリック
24時間の時間制限について
重要な制限:
- 送信から24時間以内のみ取り消し可能
- 24時間を1秒でも過ぎると取り消し不可
- 時間は送信時刻から正確に計算される
時間を確認する方法: メッセージの横に表示される時刻を確認。そこから24時間以内なら取り消し可能です。
送信取り消しできるもの・できないもの
取り消し可能:
- テキストメッセージ
- スタンプ
- 画像・動画
- ボイスメッセージ
- ファイル
- 位置情報
- 連絡先
取り消し不可:
- 24時間を過ぎたメッセージ
- グループの投票
- タイムラインの投稿
- アルバムやノートへの投稿
- LINE Payの送金メッセージ
削除機能の詳細解説
削除の種類は3つある!
1. メッセージを削除
- 選択した特定のメッセージだけ削除
- 相手側には影響なし
- 1つずつ選んで削除可能
2. トーク履歴を削除
- そのトークルームの全履歴を削除
- 相手側には影響なし
- トークルーム自体は残る
3. トークルームを削除
- トークルーム自体を一覧から削除
- 相手側には影響なし
- 相手から新しいメッセージが来ると復活
削除の操作方法
特定メッセージの削除:
- 削除したいメッセージを長押し
- 「削除」を選択
- 削除したいメッセージにチェック
- 「削除」をタップ
- 「選択したメッセージを削除」を選択
トーク履歴の削除:
- トークルーム右上の三本線メニュー
- 「その他」または「設定」
- 「トーク履歴をすべて削除」
- 確認画面で「削除」
トークルームの削除:
- トーク一覧でトークルームを左にスワイプ(iPhone)
- または長押し(Android)
- 「削除」を選択
相手からはどう見える? – これが一番気になる!
送信取り消しした場合の相手の画面
相手のトーク画面に表示される内容:
「○○がメッセージの送信を取り消しました」
この表示は消すことができません。つまり、取り消したことは相手にバレます。
ただし:
- 元のメッセージ内容は見えない
- 何を取り消したかは分からない
- テキストもスタンプも同じ表示
削除した場合の相手の画面
相手には一切影響なし:
- メッセージはそのまま残る
- 削除したことすら分からない
- 既読もそのまま表示
- 通知も変わらない
つまり、削除は完全に自分だけの操作です。
既読前に取り消せば相手にバレない?
既読前の送信取り消し
理論上は:
- 相手が見る前に取り消せばメッセージは読まれない
- でも「取り消しました」の表示は残る
現実的には:
- 通知で内容を見られている可能性
- ポップアップ表示で読まれているかも
- 通知センターに残っている場合も
通知との関係
プッシュ通知の挙動:
- メッセージ送信 → 相手に通知が届く
- 送信取り消し → 通知は消えない
- 相手が通知をタップ → 「取り消しました」表示
つまり: 通知で内容を見られた後では、取り消しても手遅れです。
トラブルシューティング

送信取り消しができない場合
原因1:24時間を過ぎている
- 対処:諦めて削除のみ実行
- 今後の対策:早めの判断を心がける
原因2:LINEのバージョンが古い
- 対処:アプリをアップデート
- 最低バージョン:7.5.0以上
原因3:相手が古いバージョン
- 対処:相手側でも消えない可能性
- 確認:他のメッセージで試してみる
原因4:ネットワークエラー
- 対処:通信環境を確認
- Wi-Fi/モバイルデータを切り替えて再試行
削除したのに復活する?
よくある現象:
- トークルームを削除しても相手からメッセージが来ると復活
- バックアップから復元すると削除前の状態に戻る
- 機種変更時に古いデータが表示される
実践!状況別ベストな対処法
ケース1:誤字脱字を送ってしまった
おすすめ対処:
- すぐに送信取り消し
- 正しい内容を再送信
- 必要なら「間違えました」と一言添える
ケース2:違う相手に送ってしまった
緊急対処:
- 即座に送信取り消し(秒単位の勝負!)
- 通知を見られた可能性も考慮
- 必要なら直接謝罪
ケース3:感情的なメッセージを送って後悔
冷静な対処:
- 深呼吸して落ち着く
- 既読前なら送信取り消し
- 既読後なら素直に謝罪メッセージ
- 削除しても相手には残ることを忘れずに
ケース4:重要な情報を誤送信
ビジネスでの対処:
- 即座に送信取り消し
- 上司や関係者に報告
- 情報漏洩のリスク評価
- 必要なら公式に謝罪
グループトークでの注意点
グループでの送信取り消し
特別な注意点:
- 全メンバーのトークから消える
- 全員に「取り消しました」が表示
- 一人でも既読なら全員既読扱い
大人数グループでのリスク
考慮すべき点:
- 誰かが必ず通知を見ている可能性大
- スクショを撮られているリスク
- 取り消しが逆に注目を集めることも
予防策 – もう誤送信しないために
送信前の確認習慣
3秒ルール:
- メッセージを入力
- 3秒待つ
- 内容と宛先を確認
- 送信
便利な設定
Enter送信をオフにする(PC版):
- 設定 → トーク → 送信方法
- 「Enter」ではなく「Alt+Enter」に変更
送信前プレビューの活用: 長文の場合は、一度メモアプリで下書きしてからコピペがおすすめ。
プライバシーとセキュリティ
送信取り消しの記録
LINE社側の記録:
- 取り消し操作自体は記録される
- 法的要請があれば開示の可能性
- 完全な削除ではないことを理解
ビジネス利用での注意
企業での利用:
- 社内ルールの確認
- コンプライアンスの遵守
- 記録が必要な連絡は別ツール推奨
まとめ – もう送信ミスも怖くない!
LINE送信取り消しと削除の違い、しっかり理解できましたね!
今日学んだ重要ポイント:
✅ 送信取り消し = 相手からも消える(24時間以内)
✅ 削除 = 自分の画面からだけ消える
✅ 取り消しは相手にバレる(でも内容は見えない)
✅ 通知で既に見られている可能性あり
✅ グループは全員から消える
覚えておくべき鉄則:
- 誤送信したら1秒でも早く取り消し
- 24時間を過ぎたら諦めて謝罪
- 重要な内容は送信前に必ず確認
これで、LINEでの誤送信も怖くありません。
でも一番大切なのは、送信前の確認です。「送信取り消し」は最後の手段と考えて、まずは誤送信しないよう心がけましょう。
3秒待つだけで、多くのトラブルを防げますよ!
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