「勝手に変換されてイライラする!」 「予測候補が邪魔で、入力ミスが増えた…」 「専門用語が全然正しく変換されない」
Macの予測変換機能、便利なはずなのに 逆に作業効率を下げていることがありませんか?
実は、予測変換には5種類もあって、 それぞれ別々にオフにする必要があるんです。
この記事を読めば、 5分後にはすべての予測変換が無効化できます。
快適な入力環境を取り戻しましょう!
【即解決】5つの予測変換を完全オフにする

1. ライブ変換をオフ(最重要)
これが一番うざい原因!
ライブ変換 = 入力中に勝手に漢字変換される機能
オフにする手順:
- メニューバーの「あ」または「A」をクリック
- 「ライブ変換」のチェックを外す
または
- システム設定 → キーボード
- 「入力ソース」の「編集」をクリック
- 日本語を選択
- 「ライブ変換」をオフ
これだけで入力が劇的に快適に!
2. 予測候補をオフ
入力中の候補ウィンドウを消す:
- システム設定 → キーボード
- 「入力ソース」タブ
- 日本語 – ローマ字入力を選択
- 「候補表示」で設定
詳細設定:
推奨設定:
- Windows風の入力:3文字から表示
- 候補を出したくない:表示しない
- タイミング調整:5文字から表示
3. 自動修正をオフ
英語の自動修正を無効化:
- システム設定 → キーボード
- 「テキスト入力」の「入力ソース」横の「編集」
- 「すべての入力ソース」を選択
- 以下をすべてオフに:
設定項目 | 説明 |
---|---|
スペルを自動的に修正 | 英単語の自動修正 |
文頭を自動的に大文字にする | 英文の大文字化 |
スペースバーを2回押してピリオドを入力 | 自動句読点 |
Touch Barで入力候補を表示 | タッチバー予測 |
4. スマート引用符/ダッシュをオフ
記号の自動変換を停止:
同じ画面で:
- 「スマート引用符とスマートダッシュを使用」をオフ
これで "
が勝手に "
に変わらなくなります!
5. テキスト置換をオフ
登録済みの自動置換を無効化:
- システム設定 → キーボード
- 「テキスト置換」
- 不要な置換をすべて削除
- 項目を選択
- 「-」ボタンで削除
アプリ別の予測変換オフ設定
Safari専用設定
検索バーの予測を消す:
- Safari → 環境設定
- 「検索」タブ
- 以下をオフ:
- 「検索エンジンの候補を表示」
- 「Safari候補を表示」
- 「クイックWebサイト検索」
メール.app専用設定
- メール → 環境設定
- 「作成」タブ
- 「スペルチェック」→「入力中」を「しない」に
Microsoft Office(Word/Excel)
Word:
- Word → 環境設定
- 「オートコレクト」
- すべての自動修正オプションをオフ
Excel:
- Excel → 環境設定
- 「オートコレクト」
- 「入力中に自動修正」をオフ
Google Chrome
検索予測をオフ:
- Chrome設定 → プライバシーとセキュリティ
- 「予測サービスを使用」をオフ
日本語入力の詳細カスタマイズ
入力ソースごとの設定
Google日本語入力を使用している場合:
- メニューバーの入力メニューから「環境設定」
- 「サジェスト」タブ
- 以下をオフ:
- リアルタイム変換
- 入力履歴からのサジェスト
- システム辞書からのサジェスト
変換精度を自分好みに調整
学習機能のリセット:
- システム設定 → キーボード
- 入力ソース → 日本語
- 「変換学習をリセット」
これで変な変換履歴がクリアされます!
メリット・デメリット比較
予測変換オフのメリット
✅ 入力の正確性向上
- 意図しない変換がなくなる
- タイプミスが減る
✅ プライバシー保護
- 変換履歴が表示されない
- 他人に見られても安心
✅ 専門用語に強い
- プログラミング
- 医療用語
- 独自の表記
✅ 動作が軽くなる
- CPUリソース節約
- バッテリー持続時間向上
予測変換オフのデメリット
❌ 入力速度が遅くなる可能性
- すべて手動変換
- 長文入力で疲れる
❌ スペルミスに気づきにくい
- 英単語の間違い
- タイポの見逃し
プロの設定:部分的に残す最適化

おすすめの「いいとこ取り」設定
残すべき機能:
- 英単語のスペルチェック(赤い下線のみ)
- 変換候補は5文字から表示
絶対オフにすべき:
- ライブ変換
- 自動修正
- 文頭の大文字化
ショートカットで切り替え
一時的にオン/オフ:
ライブ変換の切り替え:
メニューバーから1クリック
英語スペルチェック:
Command + ; で一時的に無効化
トラブルシューティング
Q:設定を変えても反映されない
A: アプリの再起動が必要
- 使用中のアプリを完全終了
- Command + Q で終了
- 再度起動
それでもダメなら:
# ターミナルで入力関連をリセット
defaults delete -g NSAutomaticSpellingCorrectionEnabled
defaults delete -g NSAutomaticCapitalizationEnabled
Q:特定のアプリだけ予測変換が残る
A: アプリ固有の設定を確認
- 各アプリの環境設定を開く
- 「Edit」や「Spelling」メニューを確認
- アプリ内の自動補完設定をオフ
Q:日本語だけ予測を残したい
A: 言語別に設定
- 入力ソースを追加
- 英語用と日本語用で別設定
- 切り替えはControl + Space
Q:変換が遅くなった
A: ユーザー辞書を活用
- システム設定 → キーボード
- 「テキスト置換」ではなく「ユーザ辞書」
- よく使う単語を登録
macOSバージョン別の注意点
macOS Sonoma (14.x)
新機能の無効化:
- 予測テキストの提案をオフ
- インライン予測テキストを無効化
macOS Ventura (13.x)
設定場所の変更:
- システム環境設定 → システム設定に名称変更
- UIが大幅に変わっているので注意
macOS Monterey以前 (12.x以前)
従来の設定方法:
- システム環境設定 → キーボード
- 「ユーザ辞書」タブで設定
職業別おすすめ設定
プログラマー/エンジニア
推奨設定:
- すべての自動修正OFF
- 英語スペルチェックOFF
- 変換候補OFF
- コード補完はIDEに任せる
ライター/編集者
推奨設定:
- ライブ変換OFF
- スペルチェックON(赤線のみ)
- 変換候補は5文字から
- ユーザ辞書活用
デザイナー
推奨設定:
- アプリごとに設定
- Illustrator/Photoshopは全OFF
- ブラウザは部分的にON
一般ビジネス
推奨設定:
- ライブ変換OFF
- 自動大文字化OFF
- その他はデフォルト
まとめ:快適な入力環境への3ステップ
ステップ1:最低限これだけ → ライブ変換をオフ(メニューバーから1クリック)
ステップ2:さらに快適に → 自動修正と自動大文字化をオフ
ステップ3:完璧を目指すなら → アプリごとの設定も調整
予測変換をオフにすることで、 自分のペースで正確に入力できるようになります。
最初は少し違和感があるかもしれませんが、 1週間もすれば、その快適さに驚くはずです。
今すぐライブ変換をオフにして、 ストレスフリーな入力を体験してください!
設定を変えて快適になったら、ぜひ感想を教えてください。みんなで最適な設定を見つけましょう!
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