「iCloudの容量、あとどれくらい残ってるんだろう?」 「バックアップ、ちゃんとできてるかな?」 「そもそも今、何ギガプラン使ってるんだっけ?」
こんな疑問、ありませんか?
iCloudは普段意識しないで使っているけど、いざという時に確認方法が分からない… そんな方も多いはずです。
この記事では、iCloudのあらゆる情報の確認方法を、デバイス別に分かりやすく説明します。
読み終わる頃には、iCloudの状態をサッと確認できるようになりますよ!
そもそもiCloudで確認できることって何?

確認できる7つの重要項目
iCloudでは、思っている以上にたくさんの情報を確認できます。
主な確認項目:
- ストレージ容量(使用量と残り容量)
- バックアップ状態(最終バックアップ日時)
- 同期されているデータ(写真、連絡先、メモなど)
- 料金プラン(無料5GB or 有料プラン)
- ファミリー共有の状態
- デバイスの接続状況
- Apple IDの情報
これらすべて、簡単な操作で確認できるんです。 では、具体的な方法を見ていきましょう!
【最重要】iCloudストレージ容量の確認方法
iPhone・iPadで容量を確認する
一番よく確認するのが、ストレージの使用状況ですよね。
確認手順:
- 「設定」アプリを開く
- 一番上の自分の名前をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 画面上部のグラフで容量を確認
表示される情報:
- カラフルな棒グラフで使用状況が一目瞭然
- 「〇〇GB/〇〇GB」という形で数値も表示
- 何にどれだけ使っているかの内訳も確認可能
詳細を見たい場合: 「ストレージを管理」をタップすると、アプリごとの使用量が分かります。
Macで容量を確認する
Macユーザーの方は、こちらの方法で確認してください。
確認手順:
- Appleメニュー → 「システム設定」
- サイドバーの自分の名前をクリック
- 「iCloud」をクリック
- 容量グラフが表示される
詳しい内訳を見るには、「管理…」ボタンをクリックします。
Windowsで容量を確認する
Windows PCでも確認できます!
方法1:iCloud for Windowsの場合
- iCloud for Windowsを起動
- 「ストレージ」をクリック
- 使用状況が表示される
方法2:ウェブブラウザの場合
- icloud.comにアクセス
- Apple IDでサインイン
- 「アカウント設定」をクリック
- ストレージ情報を確認
バックアップ状態を確認する方法
iPhoneのバックアップを確認
大切なデータ、きちんとバックアップされているか心配ですよね。
確認手順:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- 「iCloudバックアップ」をタップ
- 最後のバックアップ日時を確認
チェックポイント:
- 「今すぐバックアップを作成」も可能
- バックアップのサイズも表示されます
- 「前回のバックアップ:昨日 23:45」のように具体的な時刻が出ます
バックアップされているものを確認:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「バックアップ」を選択
- 自分のデバイスをタップ
- バックアップされるデータの一覧が表示
同期設定と同期状態の確認方法
どのデータが同期されているか確認
写真やメモ、連絡先など、何が同期されているか把握することは重要です。
iPhone・iPadでの確認:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- 「iCloudを使用しているApp」セクションを確認
同期可能な主なデータ:
- 写真(iCloud写真)
- メール
- 連絡先
- カレンダー
- リマインダー
- メモ
- メッセージ
- Safari(ブックマーク、履歴)
- キーチェーン(パスワード)
各項目の右側のスイッチで、オン/オフが一目で分かります。
同期の状態を確認する
データが最新の状態で同期されているか確認する方法です。
写真の同期状態:
- 「写真」アプリを開く
- 「ライブラリ」タブの一番下までスクロール
- 「アップデート中」や「〇枚の写真をアップロード中」と表示
- 完了すると日時が表示される
メモの同期状態:
- 「メモ」アプリを開く
- 下に引っ張って更新
- 画面上部に最終更新時刻が表示
料金プラン・支払い状況の確認方法

現在のプランを確認
自分が今どのプランを使っているか、確認してみましょう。
iPhone・iPadでの確認:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- 「ストレージを管理」をタップ
- 「ストレージプランを変更」をタップ
- 現在のプランにチェックマークが付いている
プランの種類:
- 無料:5GB
- iCloud+ 50GB:月額130円
- iCloud+ 200GB:月額400円
- iCloud+ 2TB:月額1,300円
支払い履歴を確認
過去の支払い状況も確認できます。
確認手順:
- 設定 → 自分の名前
- 「メディアと購入」をタップ
- 「アカウントを表示」を選択
- 「購入履歴」をタップ
ここで、iCloudストレージの支払い履歴が月ごとに表示されます。
ファミリー共有の確認方法
共有メンバーと容量を確認
家族でiCloudストレージを共有している場合の確認方法です。
確認手順:
- 設定 → 自分の名前
- 「ファミリー共有」をタップ
- 「iCloud+」を選択
確認できる情報:
- 共有しているメンバー一覧
- 各メンバーの使用容量
- 全体の使用状況
- 共有の管理者
デバイスの接続状況を確認
Apple IDでサインインしているデバイス
自分のApple IDが、どのデバイスで使われているか確認できます。
確認手順:
- 設定 → 自分の名前
- 下にスクロール
- デバイス一覧が表示される
表示される情報:
- デバイス名(〇〇のiPhone、〇〇のMacBook等)
- デバイスの機種
- iOSやmacOSのバージョン
不審なデバイスがあったら、タップして「アカウントから削除」できます。
iCloudメールの設定確認
メールアドレスと設定を確認
iCloudメールを使っている方は、設定も確認しておきましょう。
iPhone・iPadでの確認:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- 「iCloudメール」の状態を確認
Macでの確認:
- メールアプリを開く
- メニューバー → メール → 設定
- 「アカウント」タブ
- iCloudアカウントを選択
トラブル時の確認ポイント
iCloudが正常に動作しているか確認
問題が起きた時にチェックすべきポイントをまとめました。
確認項目チェックリスト:
✅ インターネット接続
- Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が有効か
✅ Apple IDのサインイン状態
- 設定アプリの一番上に名前が表示されているか
✅ システム状況
- Appleのシステム状況ページで障害情報を確認
- support.apple.com/ja-jp/system-status
✅ デバイスの空き容量
- 設定 → 一般 → iPhoneストレージ
✅ iOSのバージョン
- 設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート
よくある質問と回答

Q1: iCloudの容量と、iPhoneの容量は違うの?
A: はい、別物です。iCloudはインターネット上の保存場所(クラウド)の容量、iPhoneストレージは端末本体の容量です。
Q2: 「その他」って何が含まれているの?
A: メールの添付ファイル、Siriの音声データ、システムファイルなどが含まれています。詳細は「ストレージを管理」から確認できます。
Q3: バックアップの容量を減らすには?
A: 不要なアプリのバックアップをオフにすることで減らせます。設定からバックアップ対象を選択できます。
Q4: 家族の使用量も確認できる?
A: ファミリー共有の管理者なら、メンバー全員の使用量を確認できます。個人のデータ内容は見られません。
Q5: iCloudの使用量が表示と合わない?
A: 削除したデータが30日間は復元可能な状態で保持されるため、すぐには容量が空かないことがあります。
定期的な確認で快適なiCloud生活を!
おすすめの確認スケジュール
iCloudを快適に使い続けるために、定期的な確認をおすすめします。
確認スケジュールの提案:
毎月1回
- ストレージ容量の確認
- 不要なデータの削除
3ヶ月に1回
- バックアップ設定の見直し
- 同期設定の確認
半年に1回
- 接続デバイスの確認
- プランの見直し
年1回
- Apple IDのセキュリティ設定確認
- 支払い方法の更新確認
まとめ:iCloudの確認は意外と簡単!
iCloudの各種確認方法について、詳しく説明してきました。
この記事のポイント:
✅ ストレージ容量は設定アプリからすぐ確認できる
✅ バックアップの状態も簡単にチェック可能
✅ 同期設定は個別にオン/オフできる
✅ 料金プランや支払い状況も確認できる
✅ 定期的な確認で、トラブルを未然に防げる
最後にひとこと: iCloudは「見えない場所」で動いているサービスだからこそ、定期的な確認が大切です。
特にストレージ容量は、いっぱいになる前に確認する習慣をつけましょう。 急に「容量不足」と言われて慌てることがなくなります。
この記事を参考に、あなたのiCloudを上手に管理してくださいね!
確認方法が分かれば、iCloudはもっと便利に使えるようになりますよ。
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