Steamセーブデータの保存場所|バックアップから移行まで完全ガイド

ゲーム

Steam(スチーム)でゲームを遊んでいて、「セーブデータがどこにあるかわからない」「パソコンを買い替えるからデータを移したい」と思ったことはありませんか?

Steamのセーブデータは、実はいくつかの場所に保存されています:

  • Steamクラウドに自動保存される場合
  • パソコンのローカルフォルダに保存される場合
  • ゲームごとに異なる特別な場所に保存される場合

今回は、これらの保存場所を詳しく説明し、セーブデータのバックアップや移行方法も含めてお伝えしていきます。

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Steamクラウドセーブの確認方法

Steamクラウドとは?

Steamクラウドは、セーブデータを自動的にSteamのサーバーに保存してくれる機能です。この機能があれば、違うパソコンでも同じセーブデータでゲームを続けられます。

Steamクラウドの特徴:

  • 自動でセーブデータを同期
  • 複数のパソコンで同じデータを共有
  • パソコンが壊れてもデータが残る
  • インターネット接続が必要

クラウドセーブ対応ゲームの確認

手順1:ゲームライブラリを開く

  1. Steamクライアントを起動
  2. 上部メニューの「ライブラリ」をクリック
  3. 確認したいゲームを選択

手順2:プロパティを確認

  1. ゲーム名を右クリック
  2. 「プロパティ」を選択
  3. 「一般」タブを開く
  4. 「Steamクラウド」の項目があるかチェック

「Steamクラウドはこのゲームでサポートされています」と表示されれば、自動的にクラウドにセーブされています。

クラウドセーブの設定確認

Steamクライアントの全体設定:

  1. Steamメニューの「設定」をクリック
  2. 「クラウド」タブを選択
  3. 「対応アプリケーションでSteamクラウドを有効にする」にチェックが入っているか確認

ゲーム個別の設定:

  1. ゲームのプロパティを開く
  2. 「一般」タブの「Steamクラウド」セクション
  3. 「このゲームでSteamクラウドを有効にする」をオン/オフで切り替え可能

ローカルセーブデータの保存場所

Windows環境での一般的な保存先

Steamクラウドに対応していないゲームや、ローカルにもセーブデータが残るゲームの保存場所を確認しましょう。

最も一般的な場所:

C:\Users\[ユーザー名]\Documents\My Games\[ゲーム名]

Steamフォルダ内:

C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\[ユーザーID]\[ゲームID]

AppDataフォルダ内:

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\[ゲーム名]
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\[ゲーム名]

具体的な確認手順

手順1:隠しフォルダを表示

  1. エクスプローラーを開く
  2. 上部メニューの「表示」をクリック
  3. 「隠しアイテム」にチェックを入れる

手順2:AppDataフォルダにアクセス

  1. ファイル名を指定して実行(Windowsキー + R)
  2. 「%appdata%」と入力してEnterキー
  3. または「%localappdata%」でローカルAppDataを開く

手順3:ゲームフォルダを探す

  • フォルダ名でゲーム名を検索
  • 開発会社名のフォルダも確認
  • 日付でセーブファイルを特定

Steamユーザーデータフォルダの見方

userdata フォルダの構造:

Steam\userdata\[SteamユーザーID]\[ゲームのAppID]\remote

SteamユーザーIDの確認方法:

  1. Steamプロフィールページを開く
  2. URLの数字部分がユーザーID
  3. または「steamid.io」などの外部サイトで確認

ゲームのAppIDの調べ方:

  1. ゲームのSteamストアページを開く
  2. URLの「app/」の後の数字がAppID
  3. SteamDBで検索しても確認可能

ゲーム別の特殊な保存場所

人気ゲームの保存場所一覧

The Elder Scrolls V: Skyrim:

Documents\My Games\Skyrim\Saves

Grand Theft Auto V:

Documents\Rockstar Games\GTA V\Profiles

Minecraft(Java Edition):

%appdata%\.minecraft\saves

Dark Souls シリーズ:

Documents\NBGI\DarkSouls\(ゲームによって異なる)

Civilization VI:

Documents\My Games\Sid Meier's Civilization VI\Saves

レジストリに保存されるケース

一部のゲームは、Windowsレジストリにセーブデータを保存します。

レジストリエディターでの確認:

  1. 「regedit」を管理者権限で実行
  2. 以下の場所を確認:
    • HKEY_CURRENT_USER\Software[開発会社名]
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE[開発会社名]

注意点:

  • レジストリの編集は慎重に行う
  • バックアップを取ってから操作
  • 初心者の方は専用ツールの使用を推奨

セーブデータのバックアップ方法

手動バックアップの手順

手順1:セーブデータの場所を特定

  1. 上記の方法でセーブファイルの場所を確認
  2. ゲームを終了してからファイルをコピー
  3. 最新のセーブファイルの日時を確認

手順2:バックアップフォルダを作成

  1. 外付けHDDやクラウドストレージにフォルダを作成
  2. 「ゲーム名_年月日」などの分かりやすい名前を付ける
  3. 定期的にバックアップを取る習慣をつける

手順3:復元テストを実行

  1. バックアップしたファイルを別の場所にコピー
  2. 正常に読み込めるか確認
  3. 問題があれば再度バックアップを取り直し

自動バックアップツールの活用

GameSaveManager の使用:

  • 複数のゲームのセーブデータを一括管理
  • 自動バックアップスケジュール設定
  • クラウドストレージとの連携機能

使い方:

  1. GameSaveManager を公式サイトからダウンロード
  2. インストール後、ゲームを自動検出
  3. バックアップ先とスケジュールを設定
  4. 定期的に自動でバックアップが実行される

セーブデータの移行・復元方法

新しいパソコンへの移行手順

Steamクラウド対応ゲームの場合:

  1. 新しいパソコンにSteamをインストール
  2. 同じアカウントでログイン
  3. ゲームをインストールすると自動でセーブデータが同期される

ローカルセーブのみのゲームの場合:

  1. 旧パソコンからセーブデータをコピー
  2. USBメモリやクラウドストレージに保存
  3. 新パソコンの対応フォルダにファイルを配置
  4. ゲームを起動してセーブデータを確認

トラブル時の復元方法

クラウドセーブとローカルセーブの競合:

  1. Steamがどちらを使うか選択画面を表示
  2. より新しい日時のセーブデータを選択
  3. 不安な場合は両方バックアップしてから選択

セーブデータが認識されない場合:

  1. ファイルの場所が正しいか再確認
  2. ファイル名や拡張子が変更されていないかチェック
  3. ゲームを管理者権限で実行してみる
  4. Steamクライアントの整合性確認を実行

セーブデータ管理のベストプラクティス

定期的なバックアップのススメ

バックアップのタイミング:

  • 重要な進行ポイントをクリアした後
  • 長時間プレイした後
  • パソコンのメンテナンス前
  • ゲームのアップデート前

複数のバックアップ先を用意:

  1. ローカルの別ドライブ
  2. 外付けストレージ
  3. クラウドストレージ(Google Drive、OneDriveなど)
  4. 最低でも3つの場所に保存することを推奨

セーブデータの整理方法

フォルダ構成の例:

GameSaves/
├── Action/
│   ├── DarkSouls3/
│   └── Sekiro/
├── RPG/
│   ├── Skyrim/
│   └── Witcher3/
└── Strategy/
    ├── Civilization6/
    └── TotalWar/

ファイル名の付け方:

  • 「ゲーム名_プレイヤー名_年月日.save」
  • 「Skyrim_MainCharacter_20240315.ess」
  • 分かりやすく統一した命名規則を決める

まとめ:セーブデータを安全に管理しよう

Steamセーブデータの保存場所と管理方法についてお伝えしました。重要なポイントをまとめると:

保存場所の確認:

  • Steamクラウド対応ゲームは自動同期
  • ローカル保存はDocuments、AppData、Steamフォルダを確認
  • ゲームによって保存場所が異なる

バックアップの重要性:

  • 定期的な手動バックアップ
  • 自動バックアップツールの活用
  • 複数の場所への分散保存

移行・復元の方法:

  • クラウドセーブは自動で同期
  • ローカルセーブは手動でコピー
  • トラブル時の対処法を覚えておく

管理のコツ:

  • 整理されたフォルダ構成
  • 分かりやすいファイル名
  • 複数のバックアップ先を確保

大切なセーブデータを失わないよう、日頃からバックアップを取る習慣をつけましょう。特に何十時間もプレイしたRPGやシミュレーションゲームのデータは、失うと取り返しがつきません。

今回ご紹介した方法を参考に、安心してゲームを楽しめる環境を整えてくださいね!

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