もし、いつも使っているエレベーターが異世界への入り口だったら…。 そんなことを想像したことはありませんか?
実は2009年頃から、インターネット上で「エレベーターを使って異世界に行く方法」という不思議な儀式が話題になっているんです。 特定の手順でボタンを押すと、誰もいない別の世界にたどり着くという…。
この記事では、ネット発の都市伝説「異世界に行く方法」について詳しくご紹介します。
異世界に行く方法ってどんな都市伝説?

異世界に行く方法は、10階以上の建物のエレベーターを使って別世界に行くという都市伝説です。 特定の順番で階を移動すると、自分以外に人間がいない世界にたどり着くといわれています。
この話が広まったのは2009年頃で、韓国発祥という説もあるんですね。 インターネットの掲示板やSNSで瞬く間に拡散され、今では世界中で知られる都市伝説になりました。
なぜエレベーター?それは密室空間で逃げ場がないから、異世界との境界が薄くなるのかもしれません。
異世界の光景
儀式に成功すると見える異世界は、こんな風景だといわれています。
異世界の特徴:
- 荒廃した世界が広がっている
- 建物はあるが人が一人もいない
- 空が赤く染まっている(という証言も)
- 時間が止まったような静寂
謎の女性の姿

儀式の途中で現れる女性にも、特徴があります。
女性の外見:
- 若い女性の姿
- 顔は見えない、または見てはいけない
- 黒い服を着ている(ことが多い)
- 人間ではない何か
この女性は異世界への案内人だといわれているんです。
でも、決して話しかけてはいけないそうですよ。
儀式の手順
異世界に行くための手順は、とても具体的に決まっています。
必要な条件:
- 10階以上の建物のエレベーター
- 必ず1人で実行する
- 途中で誰も乗ってこないこと
エレベーターの操作順序:
- まず4階へ行く
- 次に2階へ
- 6階へ
- また2階へ
- 10階へ
- 最後に5階へ
5階に着くと、謎の女性が乗ってくるんです。 そこで1階のボタンを押すと、なぜかエレベーターは10階へ向かいます。
危険なルール
この儀式には、絶対に守らなければいけないルールがあります。
禁止事項:
- 女性に話しかけない
- 女性の顔を見ない
- 途中でやめない
- スマホで撮影しない(という説も)
これらを破ると、二度と元の世界に戻れないといわれているんです。
伝承
インターネット発の都市伝説
この都市伝説の特徴は、完全にネット発ということ。 2009年頃から掲示板やブログで広まり始めました。
韓国のとある建物が舞台という話もありますが、実際には世界中で試されているようです。 日本でも多くの人が挑戦し、体験談を投稿しています。
似たような都市伝説
エレベーターにまつわる怪談は他にもあります。
関連する都市伝説:
- Rボタン:屋上を意味する「R」ボタンを押すと異世界へ
- 恐怖のエレベーター:天井の鏡から血が流れる
- エレベーターの女:隙間をすり抜ける笑う女
どれも密室であるエレベーターの恐怖を描いているんですね。
なぜ人気になったのか
この都市伝説が広まった理由はいくつか考えられます。
人気の理由:
- 手順が具体的で実際に試せる
- 身近な場所(エレベーター)が舞台
- 異世界という非日常への憧れ
- SNSで体験談をシェアしやすい
特に「実際に試せる」という点が、他の都市伝説との大きな違いでしょう。
まとめ
異世界に行く方法は、インターネット時代を象徴する新しいタイプの都市伝説です。
重要なポイント
- 10階以上の建物のエレベーターを使用
- 特定の順番で階を移動する儀式
- 5階で女性が乗ってくる
- 成功すると人のいない異世界へ
- 2009年頃からネットで拡散
エレベーターという日常的な空間が、異世界への扉になるという発想は興味深いですよね。 でも、実際に試すのは危険かもしれません。
もし本当に異世界に行けたとしても、戻ってこれる保証はないのですから。
都市伝説は、想像して楽しむくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
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