もし下校途中に、大きな風呂敷を背負った老婆から「足はいらんかね?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?
この質問への答えを間違えると、取り返しのつかないことになるかもしれません。
それが、1990年代から語り継がれる恐怖の都市伝説「足売りババア」なんです。
この記事では、どう答えても逃げられない恐怖の老婆「足売りババア」について詳しく解説します。
足売りババアってどんな怪異なの?
足売りババアは、人間の足を集める不気味な老婆の姿をした怪異です。
学校の帰り道や一人で歩いている時に突然現れて、「足はいらんかね?」と声をかけてくるんです。この質問に対する答え次第で、恐ろしい目に遭ってしまいます。
1990年代から現代まで語り継がれている都市伝説で、学校の怪談としても有名になりました。福岡県や兵庫県など、全国各地で目撃談が報告されているんですね。
一見普通の老婆に見えるが…
足売りババアの外見には、はっきりとした特徴があります。
足売りババアの見た目:
- 老婆の姿をしている
- 背中に大きな風呂敷を背負っている(袋の場合もある)
- 薄気味悪い笑みを浮かべている
- 見た目は普通の老婆だが、ものすごい怪力を持つ
風呂敷の中身が気になりますよね。
実は、その中には大量の人間の足が入っているといわれています。
どう答えても地獄!恐怖の二択
足売りババアの最も恐ろしい特徴は、どう答えても被害に遭うということなんです。
「いらない」と答えた場合:
- 怪力で片足をもぎ取られる
- 奪われた足は風呂敷の中へ
- 一本足で生活することに
「いる」と答えた場合:
- 風呂敷から足を一本取り出される
- 腰に無理やりくっつけられる
- 3本足にされてしまう
つまり、どちらを選んでも悲惨な結果になってしまうんですね。
唯一の回避方法?でも…
一説によると、回避方法があるといわれています。
可能性のある回避方法:
- 「私じゃなくて××(友達の名前)のところへ行ってください」と答える
- しかし、これも確実ではない
- 友達を犠牲にする罪悪感も…
結局、出会わないことが一番の対策といえるでしょう。
伝承
全国に広がる目撃談
足売りババアの伝承は、日本各地で報告されています。
地域別の目撃例:
- 福岡県福岡市:乳母車に乗っていた赤ん坊の足を奪った
- 兵庫県姫路市:幼い男の子に「足がほしいか?」と質問
- 愛媛県松山市:三本足のクリちゃん人形という類似の怪異
1980年代には『学校の怪談』シリーズでも紹介され、全国的に有名になりました。映画『学校の怪談』にも「足売りおばあさん」として登場したんです。
類似の怪異たち
実は、足を求める怪異は足売りババアだけではありません。
足に関連する他の怪異:
- カシマレイ:足を求めてくる女性の霊
- ベタベタ:足にまとわりつく怪異
これらの怪異に共通するのは、人間の「足」に執着するという点です。
歩くために必要不可欠な足を奪われる恐怖が、都市伝説として語り継がれているんですね。
まとめ
足売りババアは、どう答えても逃げられない恐怖の都市伝説です。
重要なポイント
- 「足はいらんかね?」と聞いてくる老婆の怪異
- 大きな風呂敷の中には大量の人間の足
- 「いらない」→足を奪われる
- 「いる」→3本足にされる
- 1990年代から現代まで語り継がれる学校の怪談
もし学校の帰り道で、大きな風呂敷を背負った老婆を見かけたら…すぐにその場から立ち去ることをおすすめします。
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