楽しいドライブの最中、運転手が突然青ざめて「俺たち、友達だよな?」と聞いてきたら…あなたはどう答えますか?
そして運転手の足元を見ると、車の床から真っ白な手が伸びて、足首をがっしりと掴んでいたとしたら…
これは全国で語り継がれる、車にまつわる恐怖の都市伝説「足を掴む手」の始まりなんです。
この記事では、ドライブ中に起こる恐ろしい怪異「足を掴む手」について詳しくご紹介します。
足を掴む手ってどんな怪異なの?
足を掴む手は、車の床から白い手が現れて運転手の足を掴むという恐怖の都市伝説です。
全国各地で語り継がれる有名な車の怪談で、「友達だよな?」というセリフとともに知られています。
運転中に突然現れる白い手は、運転手を死へと導く恐ろしい存在として語られ、多くの人々に恐怖を与えてきました。
なぜ車に手が現れるの?
この怪異が車に現れる理由には、いくつかの説があります。
交通事故で亡くなった人の霊が、生きている人を道連れにしようとしているのかもしれません。
また、軽率な運転への警告という意味も込められているという解釈もあるんです。
白い手の不気味な姿
目撃者の証言によると、この手の姿はこんな感じです。
白い手の特徴
- 真っ白な色をしている
- 体はなく手だけが存在
- 車の床の底から生えているように見える
- 人間の手と同じ形と大きさ
まるで車の下に誰かが潜んでいるかのような、でもそれ以上に不自然で恐ろしい光景なんですね。
手の動きと力
この白い手は、ただそこにあるだけではありません。
手の恐ろしい動き
- 運転手の足首をがっしりと掴む
- 一度掴まれると離してくれない
- かなりの力で締め付ける
- まるで引きずり込もうとするような動き
生きている人間の手のような力強さで、確実に運転手を捕らえようとします。
特徴
現れる状況
足を掴む手が現れやすい状況があります。
出現しやすい条件
- ドライブ中(特に山道や峠道)
- 夜間の運転時
- 複数人で車に乗っているとき
- 勾配のきつい道を走っているとき
なぜか一人では現れず、友人がいるときに起こることが多いという特徴があるんです。
運転手の異変
手に掴まれた運転手には、明確な変化が現れます。
運転手の症状
- 顔色が青白くなる
- 震えが止まらなくなる
- ハンドルを握る手に異常な力が入る
- 恐怖で言葉が出なくなることも
まるで死の恐怖を感じているかのような、尋常ではない様子になってしまいます。
決まったセリフ
この怪談には、有名なセリフがあります。
運転手が友人に向かって言う言葉: 「俺たち、友達だよな?何があっても友達だよな?」
このセリフの後に「じゃあ、俺の足元を見てくれ」と続くのが定番のパターンです。
伝承
三人でのドライブ
ある日、三人の男性が車でドライブに出かけました。
山道を走っていると、運転している男の様子がだんだんおかしくなってきます。
顔色がどんどん青白くなり、体が震え始めました。心配した二人が声をかけると、運転手は車を止めて振り返ります。
そして、あの有名なセリフを口にしたのです。
恐怖の瞬間
「俺たち、友達だよな?何があっても友達だよな?」
二人が「もちろんだ、俺たちは親友だよ」と答えると、運転手は震え声で言いました。
「じゃあ、俺の足元を見てくれ」
恐る恐る足元を見た二人は、信じられない光景を目にします。車の床から真っ白な手が伸びて、運転手の足首をがっしりと掴んでいたのです。
悲劇的な結末
その恐ろしい光景を見た瞬間、二人は悲鳴を上げて車から飛び出してしまいました。
一目散に逃げた二人でしたが、やがて友人を見捨てたことを後悔します。
勇気を出して車があった場所に戻ってみると…
そこには車も運転手の姿もなかったのです。
まるで最初から何もなかったかのように、道路には何の痕跡も残っていませんでした。
各地のバリエーション
この話には、地域によって様々なバリエーションがあります。
様々な結末
- 運転手が発狂して暴走する
- 後日、運転手の死体が発見される
- 車だけが崖下で見つかる
- 運転手も車も別の場所で無事発見される(稀)
どの話も、白い手に掴まれた運転手の運命は悲劇的なものばかりです。
まとめ
足を掴む手は、車という身近な空間で起こる恐怖を描いた都市伝説です。
重要なポイント
- 車の床から白い手が現れて運転手の足を掴む
- 「俺たち、友達だよな?」という有名なセリフ
- 友人たちは恐怖で逃げ出してしまう
- 車も運転手も消えてしまう悲劇的な結末
- 全国各地で語り継がれる有名な車の怪談
ドライブは楽しいものですが、もし運転手の様子がおかしくなったら…それは白い手のせいかもしれません。
でも、どんなに怖くても友達を見捨てないでくださいね。
コメント