真夜中の学校の廊下から「ゴロゴロ」という不気味な音が聞こえてきたら…それは何の音だと思いますか?
台車を押しながら、ボロボロの白衣を着た看護師が、死人のような青白い顔であなたを追いかけてくるかもしれません。
それは1970年代から全国の学校で語り継がれる恐怖の都市伝説「ゾンビ看護師」の仕業かもしれないんです。
この記事では、夜の学校を徘徊する不気味な白衣の怪異「ゾンビ看護師」について詳しくご紹介します。
ゾンビ看護師ってどんな怪異なの?
ゾンビ看護師は、夜の学校に現れる看護師の姿をした怪異として知られる都市伝説です。
1970年代頃から全国で噂されるようになり、学校の怪談の定番として語り継がれています。
最も恐ろしいのは、廃病院の跡地に建てられた学校に多く出現するという点なんです。
まるで病院で亡くなった看護師の霊が、そのまま学校をさまよっているかのようですね。
なぜ学校に看護師が?
ゾンビ看護師が学校に現れる理由には、こんな背景があります。
出現する学校の特徴
- 廃病院を壊して建てられた学校
- 戦時中に兵器工場があった場所の学校
- 過去に医療施設があった土地
つまり、もともと病院があった場所に学校が建てられたことで、そこで働いていた看護師の霊が今も彷徨っているというわけです。
姿・見た目
ゾンビ看護師の恐ろしい外見
目撃者の証言によると、ゾンビ看護師の姿はこんな感じです。
ゾンビ看護師の特徴
- ボロボロの白衣を着ている
- 顔色は死人のように青白い
- 白い目玉をしている(一部の証言)
- 手術用器具を載せた台車を押している
普通の看護師とは明らかに違う、不気味で恐ろしい姿をしているんですね。
不気味な行動パターン
ゾンビ看護師には特徴的な行動があります。
ゾンビ看護師の行動
- 台車を押しながらゴロゴロという音を立てる
- 廊下を徘徊しながら侵入者を探す
- 見つけると執拗に追いかけてくる
- トイレの個室に逃げても上から覗き込む
まるで生前の仕事を続けているかのような、機械的で不気味な動きが特徴的です。
伝承
恐怖の体験談
ある少年が忘れ物を取りに、夜の学校に忍び込んだときのことです。
暗い廊下を歩いていると、遠くから「ゴロゴロ」という音が聞こえてきました。振り返ると、ボロボロの白衣を着た看護師が、手術用器具を載せた台車を押しながら近づいてくるではありませんか。
少年は全速力で逃げましたが、看護師は台車を押しながら追いかけてきます。
トイレでの恐怖
逃げ場を失った少年は、トイレの一番奥の個室に逃げ込み、鍵をかけました。
やがて台車の音がトイレの前で止まり、手前の個室から順番にドアを開けて探す音が聞こえてきます。ついに少年のいる個室の前まで来てしまいました。
恐怖のあまり気絶した少年が目を覚ますと、外は明るくなっていました。安心してドアを開けようとしますが、なぜか開きません。
ふと顔を上げると…
ドアの上から、ゾンビ看護師がすさまじい形相で少年を見下ろしていたのです。
バリエーション豊富な怪談
実は地域によって、ゾンビ看護師の話には様々なバリエーションがあります。
様々なパターン
- 台車ではなく患者を乗せたベッドを押している
- 教室のドアを開けると手術室になっている
- 保健室に現れて注射器を持って追いかける
どのパターンも、医療に関連した恐怖が共通しているんですね。
まとめ
ゾンビ看護師は、学校と病院という異質な場所が重なることで生まれた恐怖の都市伝説です。
重要なポイント
- 1970年代から全国で語り継がれる学校の怪談
- 廃病院の跡地に建てられた学校に多く出現
- ボロボロの白衣と青白い顔が特徴
- 台車を押しながら執拗に追いかけてくる
- トイレに逃げても上から覗き込まれる恐怖
もし夜の学校で「ゴロゴロ」という音が聞こえたら…それはゾンビ看護師かもしれません。
でも一番良いのは、そもそも夜の学校には近づかないことですね。
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