いつもと同じ電車に乗っているはずなのに、気がつくと見たこともない真っ白な駅に到着している…そんな不思議な体験をしたという話を聞いたことはありますか?
2012年頃、インターネット掲示板で話題となった「ひつか駅」は、現代の都市伝説の中でも特に不気味な存在として知られています。
この記事では、異世界への入り口とも言われる恐怖の駅「ひつか駅」について、その特徴や伝承を詳しくご紹介します。
ひつか駅ってどんな場所なの?

ひつか駅は、普通の電車に乗っているだけで迷い込んでしまうという、不思議な異世界の駅なんです。
この都市伝説が広まったのは2012年1月、オカルト掲示板への書き込みがきっかけでした。
体験者によると、西武新宿線の本川越駅から上り方面の電車に乗っていたら、突然この駅に着いてしまったそうです。
ひつか駅の特徴
- 駅全体が真っ白な世界に包まれている
- 黒い文字で「ひつか駅」と書かれた看板だけがある
- 改札口や階段もない小さな無人駅
- 6歳くらいのおかっぱ頭の女の子がいる
- 本来は人間が入ってはいけない場所
「きさらぎ駅」や「白い駅」といった、存在しないはずの駅の噂は他にもありますが、ひつか駅は下手すると命の危険が伴うという点で恐ろしい存在なんです。
伝承

迷い込んだらどうなるの?
ひつか駅に迷い込んでしまった人は、そこで重要な選択を迫られることになります。
駅にいる女の子によると、この白い世界は「絶対に人間が入ることが許されない場所」だというんです。
でも、その女の子には特別な力があって、迷い込んだ人を元の世界に戻すことができるそうです。
元の世界に戻る条件
女の子が提示する条件はシンプルです:
- 身につけているものを何か一つ女の子に渡す
- それと引き換えに元の世界へ送り返してもらえる
アクセサリーや時計、財布など、その時身につけているものなら何でもいいみたいですが、これがあの世との契約のようなものかもしれません。
もし次の駅まで行ってしまったら…
ここが最も恐ろしいポイントなんですが、ひつか駅で降りずにそのまま電車に乗り続けて次の駅まで行ってしまうと、命の保証がないというんです。
つまり:
- ひつか駅で降りる → 代償を払えば帰れる
- 次の駅まで行く → 二度と戻れない可能性大
体験者の話では、女の子が必死に「降りないと大変なことになる」と警告してくれたそうです。
まとめ
ひつか駅は、現代の都市伝説の中でも特に不気味で恐ろしい存在です。
重要なポイント
- 普通の電車から突然迷い込む異世界の駅
- 駅全体が真っ白で不気味な雰囲気
- 6歳の女の子が唯一の案内人
- 身につけているものと引き換えに帰還可能
- 次の駅まで行くと戻れなくなる危険性
もし電車に乗っていて、窓の外が急に真っ白になったら…それは「ひつか駅」への入り口かもしれません。
そんな時は、絶対に次の駅まで行かず、すぐに降りることをおすすめします。
代償は必要かもしれませんが、命には代えられませんからね。
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