PDFを縦向きで保存する方法|初心者でも簡単にできる設定変更ガイド

プログラミング・IT

PDFファイルを印刷したり共有したりする際、「あれ?横向きになってしまった」という経験はありませんか?

特に資料作成や文書管理において、PDFの向きは意外と重要なポイントです。読みやすさや印刷時の見栄えに直接影響するからですね。

この記事では、PDFを縦向きで保存する具体的な方法を、使用するソフトウェア別に分かりやすく解説します。初心者の方でも迷わずに設定できるよう、画面の操作手順も含めてお伝えしていきます。

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Microsoft Wordから縦向きPDFを保存する方法

基本的な保存手順

まずは、多くの方が使用しているWordからPDFを縦向きで保存する方法をご紹介します。

Wordでは、文書の向きを設定してからPDF化することで、希望する向きで保存できるんです。

手順1:ページレイアウトの設定 「レイアウト」タブをクリックし、「印刷の向き」から「縦」を選択します。これで文書全体が縦向きになります。

手順2:PDF保存の実行 「ファイル」→「名前を付けて保存」→「ファイルの種類」で「PDF」を選択し、保存します。

部分的に向きを変更したい場合

文書の一部だけ横向きにしたい場合もありますよね。そんな時は「セクション区切り」という機能を使います。

横向きにしたいページの前後に区切りを入れることで、そのページだけ向きを変更できます。ただし、最終的なPDF保存時は全体の設定が適用されるため注意が必要です。

Google ドキュメントでの縦向きPDF保存

オンラインでの簡単操作

Google ドキュメントを使っている方も多いでしょう。こちらも縦向きPDFの保存は簡単です。

基本設定の確認 「ファイル」→「ページ設定」で向きが「縦」になっているか確認しましょう。デフォルトで縦向きに設定されているはずです。

PDF化の手順 「ファイル」→「ダウンロード」→「PDFドキュメント(.pdf)」を選択するだけで、縦向きのPDFが保存されます。

クラウド連携のメリット

Google ドキュメントの良いところは、どのデバイスからでも同じ設定でアクセスできることです。スマートフォンからでも同様の操作でPDF保存が可能なんです。

Excel・PowerPointでの縦向き設定

Excelシートの向き設定

Excelでは、印刷レイアウトの設定がPDFの向きに直結します。

「ページレイアウト」タブの「印刷の向き」で「縦」を選択してから、PDF保存を行います。特に表やグラフを含む資料では、事前にプレビューで確認することをおすすめします。

PowerPointスライドの考慮点

PowerPointは通常横向きで作成されることが多いですが、縦向きの資料が必要な場合もあります。

「デザイン」タブの「スライドのサイズ」から「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択し、向きを「縦」に変更できます。

PDFビューアーでの表示設定変更

Adobe Acrobat Readerでの回転

既存のPDFファイルの表示を一時的に変更したい場合は、PDFビューアーの機能を使います。

Adobe Acrobat Readerでは、「表示」メニューから「回転」を選択して向きを調整できます。ただし、これは表示のみの変更で、実際のファイルは変更されません。

恒久的な向き変更

PDFファイル自体の向きを恒久的に変更したい場合は、有料版のAdobe Acrobatや他の編集ソフトウェアが必要になります。

ブラウザからの印刷設定でPDF保存

Chrome・Edgeでの印刷設定

WebページをPDFとして保存する際も、向きの設定が重要です。

「印刷」画面で「その他の設定」を開き、「レイアウト」で「縦」を選択してから「PDFに保存」を実行します。

印刷プレビューの活用

印刷プレビューで仕上がりを確認してから保存することで、意図しない向きでの保存を防げます。特にWebページの場合、コンテンツの幅によって最適な向きが変わることがあります。

よくあるトラブルと解決方法

設定したのに横向きになってしまう場合

最も多いトラブルが、縦向きに設定したはずなのに横向きで保存されてしまうケースです。

この場合、元の文書で画像やオブジェクトが横向きの設定になっている可能性があります。個別の要素の向きも確認してみましょう。

ファイルサイズが大きくなる問題

向きを変更する際、画質設定も同時に調整されることがあります。

PDF保存時の「品質」設定を確認し、用途に応じて適切なレベルを選択することで、ファイルサイズを適正に保てます。

まとめ

PDFを縦向きで保存する方法は、使用するソフトウェアによって手順が異なりますが、基本的な考え方は同じです。

まず元の文書で向きを正しく設定し、PDF保存時にその設定が反映されるよう注意することが重要ですね。特に印刷や共有を前提とした資料では、事前のプレビュー確認を習慣にすることをおすすめします。

今回ご紹介した方法を参考に、目的に応じて最適な向きでPDFを保存してみてください。適切な向きで保存された資料は、受け手にとっても読みやすく、プロフェッショナルな印象を与えることができるでしょう。

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