「OneDriveのギャラリーから写真を削除したいけど、どうやればいいの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
スマホで撮った写真がどんどん溜まっていくと、OneDriveのギャラリーもごちゃごちゃになってしまいますよね。不要な写真を削除したいけれど、間違って大切な写真まで消してしまわないか心配になる方も多いでしょう。
この記事では、OneDriveギャラリーから安全に写真を削除する方法を、初心者の方でもわかりやすく解説します。パソコンとスマホ、両方での操作方法をご紹介するので、どなたでも簡単に写真整理ができるようになりますよ。
OneDriveギャラリーとは?基本的な仕組みを理解しよう

OneDriveギャラリーの役割
OneDriveギャラリーは、マイクロソフトが提供するクラウドストレージサービス「OneDrive」の写真管理機能です。スマホやデジカメで撮影した画像を自動的にクラウドに保存し、どの端末からでもアクセスできます。
自動同期の仕組み
OneDriveアプリを設定すると、撮影した写真が自動的にクラウドに同期されます。この機能により、スマホの容量不足を防ぎながら、大切な思い出を安全に保管できるのです。
ただし、この自動同期機能があるため、削除する際は注意が必要になります。間違って削除すると、すべての端末から写真が消えてしまう可能性があるからです。
削除前に知っておきたい重要なポイント
バックアップの確認
写真を削除する前に、必ずバックアップの状況を確認しましょう。OneDrive以外にも写真が保存されているか、以下の場所をチェックしてください:
- スマホ本体のフォトギャラリー
- Googleフォト
- 外付けハードディスク
- パソコンのローカルフォルダ
ゴミ箱機能について
OneDriveには「ゴミ箱」機能があります。削除した写真は一時的にゴミ箱に移動され、30日間は復元が可能です。この期間を過ぎると完全に削除されるため、覚えておきましょう。
共有中の写真の注意点
他の人と共有している写真を削除すると、共有相手もその写真にアクセスできなくなります。家族や友人と共有しているアルバムがある場合は、削除前に確認が必要です。
パソコンでOneDriveギャラリーから写真を削除する方法
ブラウザ版OneDriveでの削除手順
- OneDriveにアクセス
- ブラウザで「onedrive.live.com」にアクセス
- マイクロソフトアカウントでログイン
- 写真の選択
- 左メニューから「写真」をクリック
- 削除したい写真をクリックして選択
- 複数選択する場合は、Ctrlキーを押しながらクリック
- 削除の実行
- 上部メニューの「削除」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで「削除」を選択
デスクトップアプリでの削除方法
- OneDriveフォルダを開く
- エクスプローラーからOneDriveフォルダにアクセス
- 「写真」または「Pictures」フォルダを開く
- 写真の削除
- 削除したい写真を右クリック
- 「削除」を選択、またはDeleteキーを押す
この方法で削除した写真は、パソコンのゴミ箱とOneDriveのゴミ箱の両方に移動します。
スマホアプリでの削除手順
iPhone版OneDriveアプリ
- アプリを開く
- OneDriveアプリを起動
- 下部メニューから「写真」をタップ
- 写真を選択
- 削除したい写真をタップして開く
- 右上の「…」メニューをタップ
- 削除を実行
- 「削除」を選択
- 確認メッセージで「削除」をタップ
Android版OneDriveアプリ
- 写真の選択
- OneDriveアプリで「写真」タブを開く
- 削除したい写真を長押しして選択
- 削除メニューの表示
- 上部に表示される削除アイコン(ゴミ箱マーク)をタップ
- 確認ダイアログで「削除」を選択
一括削除の方法
複数の写真を一度に削除したい場合:
- 複数選択モード
- 写真一覧で「選択」をタップ
- 削除したい写真を順次タップして選択
- 一括削除の実行
- すべて選択したら削除ボタンをタップ
- 確認メッセージで削除を実行
ゴミ箱から写真を復元・完全削除する方法
削除した写真の復元手順
間違って削除してしまった場合の復元方法:
- ゴミ箱にアクセス
- OneDriveのWebサイトまたはアプリでゴミ箱を開く
- 左メニューの「ゴミ箱」をクリック
- 復元したい写真を選択
- 復元したい写真をクリックして選択
- 上部メニューの「復元」をクリック
復元された写真は、元の場所に戻ります。
完全削除の手順
ゴミ箱からも完全に削除したい場合:
- ゴミ箱で写真を選択
- 完全削除したい写真を選択
- 完全削除の実行
- 「完全に削除」または「永続的に削除」をクリック
- この操作は取り消しができないため、慎重に行いましょう
よくあるトラブルと解決方法

削除できない写真がある場合
原因と対処法:
- 同期中の写真:同期が完了するまで待つ
- 権限不足:アカウントの権限を確認
- アプリの不具合:アプリを再起動または再インストール
削除した写真が復活してしまう
考えられる原因:
- 他の端末での自動同期
- バックアップアプリからの復元
- 共有アルバムからの再同期
解決方法: すべての端末で同期設定を確認し、不要な自動バックアップを停止しましょう。
容量が減らない問題
削除しても容量が減らない場合は、以下を確認してください:
- ゴミ箱の内容を完全削除
- 他のOneDriveフォルダの確認
- 同期の完了を待つ
効率的な写真整理のコツ
定期的な整理の習慣
月に一度など、定期的に写真を整理する習慣をつけましょう。溜め込むほど整理が大変になります。
フォルダ分けの活用
OneDriveでは写真をフォルダ分けできます:
- 年月別
- イベント別
- 人物別
このように分類しておくと、後で削除したい写真を見つけやすくなります。
お気に入り機能の活用
特に大切な写真は「お気に入り」に登録しておきましょう。間違って削除するリスクを減らせます。
まとめ
OneDriveギャラリーからの写真削除は、正しい手順を理解していれば安全に行えます。重要なポイントをおさらいしましょう:
削除前のチェックポイント:
- バックアップの確認
- 共有状況の把握
- 重要な写真の確認
安全な削除のために:
- ゴミ箱機能を活用
- 段階的な削除(まずゴミ箱へ、その後完全削除)
- 定期的な整理の習慣
トラブル回避のコツ:
- 複数の端末での同期設定確認
- フォルダ分けによる整理
- お気に入り機能の活用
写真の整理は面倒に感じるかもしれませんが、定期的に行うことで快適なデジタルライフを送れます。この記事を参考に、安全にOneDriveギャラリーの写真を整理してくださいね。
何か不明な点があれば、OneDriveのヘルプセンターも活用しながら、自分に合った写真管理方法を見つけていきましょう。
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